新日鉄、インドのタタ・スチールと正式契約する

 インド国内で自動車用鋼板を製造・販売することを新日鉄
 とインドのタタ・スチールの間で、正式に契約したそうじゃ

 高級自動車用鋼板のインドに於ける需要拡大に対応する目
 的で、2013年度を目指して総額投資額400億円で生
 産を開始するそうじゃ。

 インドでの生産に乗り出すのは、国内メーカーでは新日鉄
 が始めてとなるんじゃ。

 出資比率は、タタが51%、新日鉄が49%を出資して、
 日系をはじめとするインドの自動車メーカーの現地調達ニ
 ーズに対応するそうじゃ。

 新日鉄がインドでの生産拠点を持つ狙いは、インドの自動
 車市場が年率20%の成長が見込める他、石炭、鉄鉱石な
 どの原料が豊富で、資源価格が高止まりの状況で、自給率
 の高いパートナーと協力していくことは、競争力の面でも
 安心感があるとのことじゃ。

 また、インドでの製造業には、中東、アフリカ、欧州への
 輸出基地になることで、インドのメーカーが世界的な活躍
 ができる可能性が期待できると考えちょるようじゃ。


最終更新:2011年01月08日 22:10