「漢中」(2015/05/04 (月) 23:12:53) の最新版変更点
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>現在の秦嶺山脈・漢中盆地一帯。漢中郡治の置かれた場所から南鄭とも呼ばれる。
>秦代から天然要害・肥沃の地として知られ、この地に封じられた漢王[[劉邦]]は楚漢戦争に勝利し漢王朝を開いた。
>後漢末期には五斗米道の根拠地として[[張魯]]が独立を保ち、張魯の支配時は漢寧郡と称した。
>張魯が[[曹操]]に降伏すると、益州を制覇した[[劉備]]が侵攻し定軍山で[[夏侯淵]]を敗死させこの地を獲得した。
>蜀漢建国後は、北伐の軍事拠点として[[諸葛亮]]らが駐屯した。
#contents
*基本情報
-収入は上級時のもの。初級だと25%増、超級だと25%減。
|金収入|兵糧収入|開発地|港関|耐久|特色|備考|h
|500|8000|15(10+5)|1|4600|戟|落石あり|
-開発地の数・配置ともに良好。
-領内に遺跡・廟候補地は無いが、天水の桟道や長安の南西の候補地は行きやすい。
-漢中盆地の特色はゲーム上でもはっきり出ており、多方面から同時に攻められても相当耐えられる。北の陽平関は[[棺桶作戦>http://www4.atwiki.jp/sangokushi11/pages/15.html#id_7d04a05f]]の名所。
-おおまかに再現されている北伐ルートは、長安最短の子午道、都市北部から五丈原に出る褒斜道、祁山廻りの関山道といった所。
--とても地理が複雑な為に演義の作者も所々ミスをしている(「斜谷を出て祁山に出る」など)。
--実際の地形を本マップに落とし込むと盆地の西端に陽平関が、中央東寄りに城があり(其処は前作『Ⅹ』の方が忠実)、&br()東端からは子午道・駱谷道及び[[上庸]]へのルートが、都市真北からは褒斜道が、陽平関からは陳倉道・祈山道の両ルート及び[[梓潼]]・[[巴郡>江州]]へのルートが派生する。&br()また踏破する秦嶺山脈も5道全てが隘路か桟道で平時でも無傷での通行は無い。
---これが為に開発地も粗悪僅少(本作に於ける最低レベル?)。
-敵味方共に「踏破」持ちの武将もしくは&bold(){難所行軍}の有無は重要。
*漢中を攻める
**[[長安]]、[[天水]]から
-陽平関は攻城兵器が数部隊あれば普通に落とせる。
--ただし、城兵が多いと関を越えた後が大変なので、あえて関を越えずに敵に奪還させ、再び落とす棺桶作戦も有効。
--陽平関を越えたら勝ったも同然。一気に城を落とそう。
-&bold(){難所行軍}が有るなら、囮の別働隊を桟道から向かわせ、敵がそちらに迎撃に出た隙をつくのも面白い。
**[[上庸]]から
-一直線の本道で繋がっているだけで、距離的にも最も漢中攻撃に向く。
--交戦地域は中間の山岳地帯になると思われる。
--突破したら、開発地→城の順に、攻め落としてやるといい。
**[[梓潼]]から
-桟道による交通の難に苦しむことになる。難所行軍は必須。
--特に、出口で雪隠詰にされることもありうるので、間接攻撃を中心とすべきだろう。先頭には丈夫な槍部隊を是非。
-桟道の端の梓潼領に施設を建てると、漢中から施設を壊しにやってくるはず。これを逆手に取り、桟道上の敵を弩や投石で集中攻撃して城兵を削っておくと後々楽。
--釣り出した敵部隊に大きな被害を与えるためにも、前もって&bold(){港関拡張}の技巧を得て兵を剣閣に蓄えたい。
*漢中を守る
**[[長安]]からの敵
-陽平関は最も棺桶作戦がしやすい関の一つ。わざわざ陽平関の北まで迎撃に出る必要はない。
--蓋役は1部隊でいいが、壊滅と偽報による戦線離脱には注意。
--明け渡した後、関めがけて井蘭や投石で攻撃していれば、本城は容易に守れる。
--高台上の落石も有効活用しよう。その後は投石台か連弩櫓を置けば万全。
**[[天水]]からの敵
-陽平関側から攻められたら、長安から攻められた場合と同様の防衛でよい。
-中盤以降は西の隘路を通って攻めてきたり、梓潼領を通って剣閣側から攻めてくることがある。
--北西の桟道出口から少しだけ引き込んだほうが戦いやすい。3マスか4マス離れた所に陣か軍楽台・太鼓台を置くとよい。
--剣閣側から来た場合は梓潼から攻められた場合と同様の防衛でよい。
**[[上庸]]からの敵
-城から3マス目か4マス目を防衛施設と土壁などで封鎖すれば容易。
--4マス目には敵と直に接触しないで本道上へ射撃できるポイントがあるので弩部隊はここに配置しよう。
**[[梓潼]]からの敵
-基本は漢中から見て南西の桟道から攻めてくる。
--桟道を陣で塞げば容易に防衛できる。敵に強弩があると開発地に多少の被害が出る可能性はあるが。
--こちらの戦力に余裕があるなら、桟道を塞ぐよりも少しだけ引き込んで直接攻撃したほうが手っ取り早い。火で予めダメージを与えておけばなおよし。
-桟道を固めていると、漢中の真南の桟道から攻めてくる場合も多い。
--森のせいで防衛施設が建てられないため、部隊で直接桟道を塞ぐしかない。突破されないよう気をつけつつ、南の開発地付近から弩で援護しよう。
---多少強い武将が攻めてきたとしても、適当に粘っていれば兵糧が尽きて撤退してくれることが多い。
---敵が投石&射程持ちだと、桟道から山越しに開発地を荒らされる。霹靂まで開発されていると果てしなくウザイ。
*周辺地図
#image(kantyu2.png)
*未発見武将
-シナリオ番号の対応関係は[[こちら>都市別未発見武将]]を参照。
|年| |名前|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|[[シナリオ>メインシナリオ]]|h
|186|BGCOLOR(#60f):|[[楊松]]|1|||||||||||||
|187|BGCOLOR(#30f):|[[閻圃]]|1|||||||||||||
|189|BGCOLOR(#60f):|[[楊任]]|1|||||||||||||
|~|BGCOLOR(#60f):|[[楊柏]]|1|||||||||||||
|191|BGCOLOR(#60f):|[[張衛]]|1|2||||||||||||
|~|BGCOLOR(#60f):|[[楊昂]]|1|2||||||||||||
-S14の未発見武将は [[王平]]、[[夏侯淵]]、[[夏侯徳]]、[[夏侯覇]]、[[韓浩]]、[[関興]]、[[魏延]]、[[許儀]]、[[呉懿]]、[[呉蘭]]、[[蒋舒]]、[[張衛]]、[[張嶷]]、[[趙広]]、[[趙統]]、[[傅僉]]、[[法正]]、[[楊昂]]、[[楊修]]、[[楊松]]、[[楊任]]、[[雷銅]]
-S16の未発見武将は [[胡済]]、[[呉蘭]]、[[蒋舒]]、[[蒋斌]]、[[傅僉]]、[[楊儀]]、[[楊修]]
----
>現在の秦嶺山脈・漢中盆地一帯。漢中郡治の置かれた場所から南鄭とも呼ばれる。
>秦代から天然要害・肥沃の地として知られ、この地に封じられた漢王[[劉邦]]は楚漢戦争に勝利し漢王朝を開いた。
>後漢末期には五斗米道の根拠地として[[張魯]]が独立を保ち、張魯の支配時は漢寧郡と称した。
>張魯が[[曹操]]に降伏すると、益州を制覇した[[劉備]]が侵攻し定軍山で[[夏侯淵]]を敗死させこの地を獲得した。
>蜀漢建国後は、北伐の軍事拠点として[[諸葛亮]]らが駐屯した。
#contents
*基本情報
-収入は上級時のもの。初級だと25%増、超級だと25%減。
|金収入|兵糧収入|開発地|港関|耐久|特色|備考|h
|500|8000|15(10+5)|1|4600|戟|落石あり|
-開発地の数・配置ともに良好。
-領内に遺跡・廟候補地は無いが、天水の桟道や長安の南西の候補地は行きやすい。
-漢中盆地の特色はゲーム上でもはっきり出ており、多方面から同時に攻められても相当耐えられる。北の陽平関は[[棺桶作戦>http://www4.atwiki.jp/sangokushi11/pages/15.html#id_7d04a05f]]の名所。
-おおまかに再現されている北伐ルートは、長安最短の子午道、都市北部から五丈原に出る褒斜道、祁山廻りの関山道といった所。
--とても地理が複雑な為に演義の作者も所々ミスをしている(「斜谷を出て祁山に出る」など)。
--実際の地形を本マップに落とし込むと盆地の西端に陽平関が、中央東寄りに城があり(其処は前作『Ⅹ』の方が忠実)、&br()東端からは子午道・駱谷道及び[[上庸]]へのルートが、都市真北からは褒斜道が、陽平関からは陳倉道・祈山道の両ルート及び[[梓潼]]・[[巴郡>江州]]へのルートが派生する。&br()また踏破する秦嶺山脈も5道全てが隘路か桟道で平時でも無傷での通行は無い。
---これが為に開発地も僅少(本作に於ける最低レベル?)。
-敵味方共に「踏破」持ちの武将もしくは&bold(){難所行軍}の有無は重要。
*漢中を攻める
**[[長安]]、[[天水]]から
-陽平関は攻城兵器が数部隊あれば普通に落とせる。
--ただし、城兵が多いと関を越えた後が大変なので、あえて関を越えずに敵に奪還させ、再び落とす棺桶作戦も有効。
--陽平関を越えたら勝ったも同然。一気に城を落とそう。
-&bold(){難所行軍}が有るなら、囮の別働隊を桟道から向かわせ、敵がそちらに迎撃に出た隙をつくのも面白い。
**[[上庸]]から
-一直線の本道で繋がっているだけで、距離的にも最も漢中攻撃に向く。
--交戦地域は中間の山岳地帯になると思われる。
--突破したら、開発地→城の順に、攻め落としてやるといい。
**[[梓潼]]から
-桟道による交通の難に苦しむことになる。難所行軍は必須。
--特に、出口で雪隠詰にされることもありうるので、間接攻撃を中心とすべきだろう。先頭には丈夫な槍部隊を是非。
-桟道の端の梓潼領に施設を建てると、漢中から施設を壊しにやってくるはず。これを逆手に取り、桟道上の敵を弩や投石で集中攻撃して城兵を削っておくと後々楽。
--釣り出した敵部隊に大きな被害を与えるためにも、前もって&bold(){港関拡張}の技巧を得て兵を剣閣に蓄えたい。
*漢中を守る
**[[長安]]からの敵
-陽平関は最も棺桶作戦がしやすい関の一つ。わざわざ陽平関の北まで迎撃に出る必要はない。
--蓋役は1部隊でいいが、壊滅と偽報による戦線離脱には注意。
--明け渡した後、関めがけて井蘭や投石で攻撃していれば、本城は容易に守れる。
--高台上の落石も有効活用しよう。その後は投石台か連弩櫓を置けば万全。
**[[天水]]からの敵
-陽平関側から攻められたら、長安から攻められた場合と同様の防衛でよい。
-中盤以降は西の隘路を通って攻めてきたり、梓潼領を通って剣閣側から攻めてくることがある。
--北西の桟道出口から少しだけ引き込んだほうが戦いやすい。3マスか4マス離れた所に陣か軍楽台・太鼓台を置くとよい。
--剣閣側から来た場合は梓潼から攻められた場合と同様の防衛でよい。
**[[上庸]]からの敵
-城から3マス目か4マス目を防衛施設と土壁などで封鎖すれば容易。
--4マス目には敵と直に接触しないで本道上へ射撃できるポイントがあるので弩部隊はここに配置しよう。
**[[梓潼]]からの敵
-基本は漢中から見て南西の桟道から攻めてくる。
--桟道を陣で塞げば容易に防衛できる。敵に強弩があると開発地に多少の被害が出る可能性はあるが。
--こちらの戦力に余裕があるなら、桟道を塞ぐよりも少しだけ引き込んで直接攻撃したほうが手っ取り早い。火で予めダメージを与えておけばなおよし。
-桟道を固めていると、漢中の真南の桟道から攻めてくる場合も多い。
--森のせいで防衛施設が建てられないため、部隊で直接桟道を塞ぐしかない。突破されないよう気をつけつつ、南の開発地付近から弩で援護しよう。
---多少強い武将が攻めてきたとしても、適当に粘っていれば兵糧が尽きて撤退してくれることが多い。
---敵が投石&射程持ちだと、桟道から山越しに開発地を荒らされる。霹靂まで開発されていると果てしなくウザイ。
*周辺地図
#image(kantyu2.png)
*未発見武将
-シナリオ番号の対応関係は[[こちら>都市別未発見武将]]を参照。
|年| |名前|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|[[シナリオ>メインシナリオ]]|h
|186|BGCOLOR(#60f):|[[楊松]]|1|||||||||||||
|187|BGCOLOR(#30f):|[[閻圃]]|1|||||||||||||
|189|BGCOLOR(#60f):|[[楊任]]|1|||||||||||||
|~|BGCOLOR(#60f):|[[楊柏]]|1|||||||||||||
|191|BGCOLOR(#60f):|[[張衛]]|1|2||||||||||||
|~|BGCOLOR(#60f):|[[楊昂]]|1|2||||||||||||
-S14の未発見武将は [[王平]]、[[夏侯淵]]、[[夏侯徳]]、[[夏侯覇]]、[[韓浩]]、[[関興]]、[[魏延]]、[[許儀]]、[[呉懿]]、[[呉蘭]]、[[蒋舒]]、[[張衛]]、[[張嶷]]、[[趙広]]、[[趙統]]、[[傅僉]]、[[法正]]、[[楊昂]]、[[楊修]]、[[楊松]]、[[楊任]]、[[雷銅]]
-S16の未発見武将は [[胡済]]、[[呉蘭]]、[[蒋舒]]、[[蒋斌]]、[[傅僉]]、[[楊儀]]、[[楊修]]
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