短編ドラマ―強制改宗教育 投稿日時 2012.08.06.(低)/2017.01.23.(高) 強制改宗教育、神様のみ旨か 人の欲望か その真実。 ご自身で判断してみてください。
強制改宗教育院 事務室1
キム・ファピョン「は…よーし!(笑)このままならとても完璧なシナリオじゃ。これがうまくできれば、この方々が私たちの教会に来てくれるし、そうなれば私たちの聖徒たちも増えるでしょう。一石二鳥、一挙両得じゃ。でもね、この前の教育のときもそうだったし、一つ問題があるんだ。そうなったら、このすべての批判は全部私に戻ってくるはずだ。法的措置、改宗教育...そうだ!家族たちを盾にするのさ(笑)なぜ私がその考えを思いつかなかったんだろう(笑)やっぱりこの神様も私を助けてくれるんだな。ありがとうございます(笑)」
伝道師1「牧師先生、私たちが来ました」
ファピョン「あら、もうこんな時間になったんですね。さあ!お掛けになってください(笑)さあ!それでは、会議を始めたいと思います。今月の受付名簿です」
牧師1「え、これがみんなカルト宗教に惹かれた人たちだということですか?」
ハ・スジェ伝道師「毎日のように増えるばかりですから··· そうでなくても最近、教会が非常事態なんですよ」
ファピョン「今日初めていらっしゃった方もいるので、この私たちが行っているこの改宗教育使役について、いくつかしっかり確かめたいと思います。 このカルト教団に惹かれた魂を、私たちはこの教育を通じて再び神様のもとに帰れるように助けるのが目的です。しかし、この使役にも困難が多いです。 邪教に惹かれた魂たちがただ単に従って来ようとはしません!彼らは目が眩んでいます! サタンに憑かれて事理をわきまえずに獣のように振る舞います」
牧師1「いや、聞いてみるとここまで連れてくるのも簡単ではなさそうですけど」
ファピョン「だから、非常に徹底的に準備されたシナリオが必要なのです」
牧師1「シナリオですか?」
伝道師1「対象者を教育施設までしっかりと連れてくるためです」
ファピョン「(笑)さあ、それでは改宗教育について説明させていただきます。改宗教育というのは、邪教に迷い込んだ魂たちがまことの神のもとに帰るように助ける教育使役です。ここでの進行過程は、このAという人の親、兄弟及び親戚などが…」
スジェ「牧師先生」
ファピョン「はい」
スジェ「この前、ワゴン車を乗せる時ですね。 反抗があまりにもひどくて」
ファピョン「あ、うちの教会のファン執事が賛助した物があります。手に入れるのが本当に大変だったんですよ(笑)さあ(笑)」
牧師2「あ、牧師先生。お頼みいただいた写真です。」
ファピョン「ああ、お疲れ様でした。あ、これで証拠として十分です」
牧師1「何の写真ですか?」
ファピョン「異端の教会の入口で撮影された写真です。これさえあれば抜き差しならないはずです。まだ大学生のようで…あ、この姉妹にしましょう」
伝道師1「はい」
ファピョン「伝道師先生、この家族に優しくしてください。 教育よろしくお願いします」
スジェ「はい、わかりました、牧師先生。」
伝道師1「伝道師先生、前回のようにしてはいけません。親たちを教育する際には、そのカルト教団に対する恐怖心をできるだけリアルに植え付けてください。そうしてこそ、後で牧師先生のシナリオのように全てを親の責任になすり付けることができます」
ファピョン「伝道師先生、教育費は入金を随時確認しなければなりません。追加費用が発生した場合は、私に事前に教えてください。」
牧師1「教育費はどのくらいもらいますか?」
伝道師1「あ! 50万ウォンをいただいております。」
牧師1「Ah~Yeah~」
伝道師1「牧師先生、私たちが来ました」
ファピョン「あら、もうこんな時間になったんですね。さあ!お掛けになってください(笑)さあ!それでは、会議を始めたいと思います。今月の受付名簿です」
牧師1「え、これがみんなカルト宗教に惹かれた人たちだということですか?」
ハ・スジェ伝道師「毎日のように増えるばかりですから··· そうでなくても最近、教会が非常事態なんですよ」
ファピョン「今日初めていらっしゃった方もいるので、この私たちが行っているこの改宗教育使役について、いくつかしっかり確かめたいと思います。 このカルト教団に惹かれた魂を、私たちはこの教育を通じて再び神様のもとに帰れるように助けるのが目的です。しかし、この使役にも困難が多いです。 邪教に惹かれた魂たちがただ単に従って来ようとはしません!彼らは目が眩んでいます! サタンに憑かれて事理をわきまえずに獣のように振る舞います」
牧師1「いや、聞いてみるとここまで連れてくるのも簡単ではなさそうですけど」
ファピョン「だから、非常に徹底的に準備されたシナリオが必要なのです」
牧師1「シナリオですか?」
伝道師1「対象者を教育施設までしっかりと連れてくるためです」
ファピョン「(笑)さあ、それでは改宗教育について説明させていただきます。改宗教育というのは、邪教に迷い込んだ魂たちがまことの神のもとに帰るように助ける教育使役です。ここでの進行過程は、このAという人の親、兄弟及び親戚などが…」
スジェ「牧師先生」
ファピョン「はい」
スジェ「この前、ワゴン車を乗せる時ですね。 反抗があまりにもひどくて」
ファピョン「あ、うちの教会のファン執事が賛助した物があります。手に入れるのが本当に大変だったんですよ(笑)さあ(笑)」
牧師2「あ、牧師先生。お頼みいただいた写真です。」
ファピョン「ああ、お疲れ様でした。あ、これで証拠として十分です」
牧師1「何の写真ですか?」
ファピョン「異端の教会の入口で撮影された写真です。これさえあれば抜き差しならないはずです。まだ大学生のようで…あ、この姉妹にしましょう」
伝道師1「はい」
ファピョン「伝道師先生、この家族に優しくしてください。 教育よろしくお願いします」
スジェ「はい、わかりました、牧師先生。」
伝道師1「伝道師先生、前回のようにしてはいけません。親たちを教育する際には、そのカルト教団に対する恐怖心をできるだけリアルに植え付けてください。そうしてこそ、後で牧師先生のシナリオのように全てを親の責任になすり付けることができます」
ファピョン「伝道師先生、教育費は入金を随時確認しなければなりません。追加費用が発生した場合は、私に事前に教えてください。」
牧師1「教育費はどのくらいもらいますか?」
伝道師1「あ! 50万ウォンをいただいております。」
牧師1「Ah~Yeah~」
強制改宗教育院 事務室2
(ノック音)
ファピョン「はーい。いらっしゃいませ、執事さん。 はぁ、心の傷が大きいとお察しいたします」
イ・ヨンミの母親「牧師先生、うちのヨンミがどうなったんですか」
ファピョン「さあ、まずお掛けになってください。さあ、お掛けになってください。え、伝道師さんから聞いたので、よくご存知だと思いますが…」
母親「そんなはずがありません。うちのヨンミは信仰生活を一生懸命にしているですよ。分別力もありますし」
ファピョン「伝道師さん」
スジェ「はい、牧師先生」
ファピョン「執事さん、ちょっとご覧ください。あの…執事さんもよくご存知だと思いますが…」
母親「ああ、ヨンミ…」
ファピョン「娘さんをそのまま放置しておけば地獄に行きます」
母親「ああ、はぁ、ヨンミ、これをどうしよう…ああ、ヨンミよ(嗚咽)」
ヨンミの父親「落ち着いて、うん? 落ち着いて」
母親「ああ、ヨンミが新天地みたいだって、おとうさん…(嗚咽)」
ファピョン「はーい。いらっしゃいませ、執事さん。 はぁ、心の傷が大きいとお察しいたします」
イ・ヨンミの母親「牧師先生、うちのヨンミがどうなったんですか」
ファピョン「さあ、まずお掛けになってください。さあ、お掛けになってください。え、伝道師さんから聞いたので、よくご存知だと思いますが…」
母親「そんなはずがありません。うちのヨンミは信仰生活を一生懸命にしているですよ。分別力もありますし」
ファピョン「伝道師さん」
スジェ「はい、牧師先生」
ファピョン「執事さん、ちょっとご覧ください。あの…執事さんもよくご存知だと思いますが…」
母親「ああ、ヨンミ…」
ファピョン「娘さんをそのまま放置しておけば地獄に行きます」
母親「ああ、はぁ、ヨンミ、これをどうしよう…ああ、ヨンミよ(嗚咽)」
ヨンミの父親「落ち着いて、うん? 落ち着いて」
母親「ああ、ヨンミが新天地みたいだって、おとうさん…(嗚咽)」