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という、自らを【選ばれし閃光の女騎士】と呼称する中二病真っ盛りの【通り名持ち】調律者である。
髪は栗色で、長い。戦闘時は後ろにまとめている。
少し痛い所もあるが、基本的にはいい人。
面倒な依頼もしっかりこなす、調律者ギルドの働き者。その実力だけは皆見習う。
一部の人達には、ファッションリーダーとしても注目されている。
本人は褒められるのに慣れていないようで、正面切って褒められるとニヤニヤが止まらなくなる。
重装備の槍と盾を構え、敵と真っ向から対峙することができる【高火力・高防御】タイプ。
盾を捨て、鎧を外せば、機動力と殲滅力を兼ね備えた【高火力・高機動】タイプ。
状況により、戦闘スタイルを合わせることが出来る。
ただ、どちらのスタイルでも装備は、SOMの感応の為に身軽にしている。
(その鎧には、意味もなく魔法陣が入っていたり、右腕だけをカバーするような作りのものもある)
通り名にもある【閃光】は、二通りの意味を持つ。
一つは、その動きの素早さと、卓越した槍術で敵をなぎ倒していく様。
もうひとつは、重装備時の彼女が、槍から放つ【性質発動】による大規模な雷撃だ。
(本人は、【断罪の光-checkmate-】と呼んでいる。どこからツッコめばいいんだろう。)
ともかく、相当な安定性がある戦闘スタイルだ。
中二病は、構わない。
だが彼女の恐ろしい点は、自身の能力も戦闘力も名声も何もかも、中二病に追いついてしまっているという点だ。
名乗っている名前すら【通り名】になってしまった。
能力自体も、【活力発動+性質発動(電気)】という独自のスタイルを実現できてしまっている。
(生半可な生体SOM、技術ではこうはいかない)
だから周りの人は、反応に一番困るパターンである。
残念だが抜け目のない、容姿も優れている、実力もある、完璧超人的な彼女であるが、それは仕事の時だけ。
オフの日は、たぶん、現場で会った人が見たら誰かわからないくらいのだらけっぷりを展開する。
髪は纏めず、そのまま。
服装も基本無地の上下であり、素材も大したものではない。
食べ物も大抵好きなものだけ食べて、ほぼ一日を寝て過ごす。
よく言えば、オンオフがちゃんとできているとでも言おうか・・・女子力皆無である。