・ファンタジー、魔王城での決戦 ・登場人物:勇者(A)、魔王(B)、ナレーション(N) B「フハハハハ! 来たか勇者!!」 N「そう、今日も勇者が来たときのために セリフを練習している魔王がいた。」 B「ふぅ。今日はこの辺でやめとこっかな。 でもなんでボクが魔王なんかやらされてるんだろう・・・?」 N「その頃」 A「ここが魔王城なのぉ? なんだか辛気臭~いところねぇ」 N「魔王城の門前に、一人のおか…男の姿があった。」 A「まあいいわぁ。サッサと倒して城のお宝ゲットだze☆ 待ってなさ~い魔王さまぁ~ん」 N「信じがたい事であるが、この男、勇者である。 あれ? 配役逆じゃね? などと言ってはいけない。」 バーン B「(うわっ来た!) フッ、フハハハハ! 来たか勇者!」 A「やだ何この魔王、超可愛い!(じゅるり)…食べちゃってい~い!?」 B「え? え? ちょ、なななにするの!? ボク男の子だよぅ…アッー!」 N「魔王は勇者にペロリと食べられてしまいましたとさ」 N「…と、これが君の両親の馴れ初めです。 勇者と魔王のハイブリッド君。きみの道行きに幸あれ」