声劇つくっちゃおうぜ内検索 / 「ある魔法使いの話」で検索した結果

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  • ある魔法使いの話
    ある魔法使いの話』 地の文:男性。物語の語り手。 A:男性。ただのアニメショップ店員だが、どこか奇妙な言い回しをする。 B:男性。いわゆる魔法使い。もしかしたら本当に魔法使いかもしれない。 その男は、町外れの小さなアニメショップでフィギュアを買い漁っていた。 ずんぐりとした腹、脂ぎった指先、疲れきったような細い瞳。 その容貌から、僕はその男の年齢を30代半ばと予想した。 計ったかのようなタイミングで、レジの店員が男に声をかける。 A01「お兄さんはおいくつですか?」 B01「何歳になったか忘れたよ。でも18歳は超えてるね」 A02「お兄さんはどこから来たんですか?」 B02「へその奥からさ」 A03「お兄さんはどこへ行くんですか?」 B03「あっちへ行くよ」 A04「連れて行くのはこの子たちだけにしてくださいね」 店員が手渡したアニメ柄の紙袋を両手に、男は店を出た。 僕が男に追...
  • あなたも魔法使いになれる??
    あなたも魔法使いになれる?? A01「俺さ……子供の頃、魔法使いになりたい! とか言ってたじゃん」 B01「ああ、言ってたな。    画用紙に書いた星のマークを割り箸に貼り付けて『しゅーくりーむぱわー☆めーいくあっ」 A02「そこまで覚えてなくていいんだ。その先を聞いてくれ。実はな……魔法使いになる方法があったんだ」 B02「あ、もしもし、A(エイ)くんのお宅ですか?    ちょっとA君、今ウチで具合が悪くなっちゃったみたいで……迎えに来てもらえます?」 A03「熱もない、頭がおかしくなったわけでもない! とりあえず聞いてくれないか?」 B03「魔法使いになれる方法をか?」 A04「ああ……俺もはじめは伊達酔狂だと疑わなかった……なにせ、情報元が2ちゃんだからな……」 B04「お前……兄ちゃんて、年いくつ?」 A05「兄ちゃんじゃねえよ! 2ちゃんだよ! 2ち...
  • ウホッ!男だらけのシンデレラ
    ウホッ!男だらけのシンデレラ 作者:Elika ◆ZV4ztNUKTw シンデレラ(Ci)無愛想、無口、無表情。重低音。 ママハハ(Mo)とことんカマボイス。 お姉さん1(Bi)イケメンボイス。でもカマ。 お姉さん2(Sm)へたれボイス。やっぱりカマ。 魔法使い(Wi)ママハハくらいカマボイス。低姿勢。 カボチャ(Pu)丁寧語。 ネズミ(Ch)なぜかカタコト。中華系なのか? カエル(Fr)やたら紳士。でもハラグロ ガラスの靴(Gl)おっとこ前!でもホモ。 王子様(Pr)ロリボイス。どうみても幼女です本当にry 王子様の使い(Sr)このシナリオの中で唯一の常識人。 ママハハ_01「し~んでれらぁ?わたくしたち、今夜はお城の舞踏会にいってくるのぉ。       でも、あんたは家でお留守番よ、わかったかしらぁ?」 シンデレラ_01「だからどうした...
  • Aボタン連打
    勇者  「どうぐ、全部僕が持っちゃって悪いね」 魔法使い「べつに。私がどうぐを使わせるまで待っていると思ってます?」 勇者  「それもそうか」 魔法使い「それじゃ…」 勇者  「うん…」 勇者  『さよなら』 魔法使い『さよなら』  魔法、爆発音 勇者  「フランベルグ!」 魔法使い「レーヴァンティン!」 (武器呼び出し) 魔法使い「雷よ 我が名に答えよ トートブリンガー!」 勇者  「聖衣よ輝け ウリアスターレイ!」 (魔法詠唱) 王様「ど、どういうことなんじゃ、丘の向こうで、勇者様と魔法使い殿が戦っておられる……」 僧侶「近づいてはなりません! これは二人の戦いなのです」 魔法使い「切り裂け、ハークオブライディーン!」 勇者  「うおおおお!!」 魔法使い「はああああっ!!」  剣が交わされる音、...
  • 120クール突破
    120クール突破 作者:RH 【120クール突破】  ――昔、あるところに魔法少女がいた。  とんでもなくファンタジーな存在だが、いたんだから仕方ない。  彼女は悪い魔法使い達と戦い、いつも平和を守ってくれていた。  ただし彼女にも生活があるので、平和を守る地域は東馬込だけだった。  ま、ここまではいい。よくあるファンタジーな話さ。  問題は明確な敵が存在せず、彼女がいつまでも戦い続けているという事だ。  いつしか少女から女性へ……そして、おばさんになっちまった。  おぞましい事に、当時のセンスが炸裂した悪趣味な衣装のままで、だ。  想像してみるといい。  中年太りしたおばさんが、ピンクでひらひらな服を着て戦ってる姿を。  そんな奴の相手をしなければならない、悪い魔法使いには心底同情する。  ……だが、一番同情してもらいたいのは俺だ。  どう...
  • full color
    【full color】 A:おかしい!!!!ゲームやマンガの世界ってやっぱおかしい!!!   ピンクとか緑とか紫とか!あんな髪の人間がいるなんておかしい!!   そうは思わないか?友人B!友人C! B:知らん。 C:友人Bと友人C…友人Aはどこにいったの? A:フフフ…君たちの背~後に~… C:えーこわーい。 B:…ファンタジーの世界ってことは、現実じゃないってことだろ。   魔法もモンスターもなんでもありなら、   髪がピンクでも銀でも青でもおかしくないだろ。はい終了。 A:先生、質問です!髪の色が金髪なら、体毛はどうなるでしょうかッ! B:…お前何言わせようとしてるんだ。 C:つまり…髪の色がピンクや紫や緑の人がいるなら…   みんなフルカラーじゃないか!ってことかな! A:そうそう!フルカラーフルカラー! C:いえーいフルカラー。 A:いえ...
  • イワシの頭も信心から
    『イワシの頭も信心から』 A:男性。自殺したい人。頭に血が上ると訳わからないことを言い出すタイプ。 B:男性。魔法使い。自殺を止めたい人。結構テキトーなことを言うタイプ。 A01「死んでやるー!」 (※注 高層ビルの屋上で叫ぶAの声が空にこだましたり地上の騒音にかき消されたり) A02「会社を首になった。貯金も尽きた。腹減った。30過ぎても独り身で、ていうか女の子とま   ともに話したことなくて、友達いない、ケータイ鳴らない、2chで釣られる、腹は出てきた、   足は短い、頭も薄くなってきた。……はあ。死のう」 (SE 唐突にBが登場する、愉快な効果音) B01「やあ、僕は魔法使い。君が死んだら世界中のイワシが1匹残らずバラの花束に変わってしま   う呪いをかけたよ。今この瞬間、君の双肩にはだいたい300万トンくらいはいるであろうイ   ワシたちの命運が...
  • おめでとう敬老の日
    おめでとう敬老の日 A:黒魔術師のおジジ B:白魔封士のおじい A_01「くっくっく……トカゲの尾、イモリの唾液、毒ガマの油、大豆から抽出したイソフラボン……完璧だ。    これで、私は永遠の命を手に入れる。そして、世界征服の野望をこの手で果たすのだ!」 B_01「待てーーい!!」 A_02「な……何奴!」 B_02「見つけたぞい……クロ。そんな腐った野望は今すぐ捨て、わしらの軍門に下るんじゃ!」 A_03「シロか……ふん、その名の通り、老け込んだな、髪も……そして、死に装束までまとったか」 B_03「死に装束か。ならばお前さんのそれは死神かぇ?    ハン、その心までドス黒い欲望に満ち……暗黒の魔力がその身にあふれておる。    なげかわしいのぉ……その一と名高かった、魔法使いが」 A_04「ええい、黙れ!    いつの昔話をされようと、私はもう五...
  • あいうえお順(あ行)
    ...急処置がわかる?! ある魔法使いの話(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) (3人/男3) 夏目漱石『夢十夜』の原作レイプ。30歳童貞が二次元へ旅立つ悲しいお話です。 アルミ缶の上に(ペヤング ◆g7JT5Zffzc)  あるみ・・・【朗読用】 あるライターのスランプ(Elika ◆ZV4ztNUKTw) スランプに陥ったときには叫ぼう。絶叫系。【朗読用】 あれでもない(雨天決行 ◆bQJrO3CpYk)(第3回朗読祭) 【朗読用】 アンティークショップ「   」(Elika ◆ZV4ztNUKTw)  見てのとおりアンティークショップなんです。【朗読用】 ↑ い いい日、旅立て卵(ペヤング ◆g7JT5Zffzc) (2人/他2)(完成有) ああ畜産 いい人(Elika ◆ZV4ztNUKTw) (2人/男2)(企画済)(完成有) いい人って、呼ばれたくない。 いい薬(...
  • 3~6thハートの英雄譚
    『3~6thハートの英雄譚』 A:男性。ジャスティン。不死身で自由な歴戦の戦士。オッサン。 B:女性。アリス。仲間が強くなりすぎて出番のない癒し手。ぶりっこ。 C:女性。ルイ。パーティアタックに勤しむ人類最強の魔法使い。ツンデレ……? D:男性。アドニス。美形剣士枠は攻撃範囲が狭いものなので高レベルパーティにおいては空気。 A01「うはーっはっはっはっはっはー!来い来い来い来い、来いや!ジャスティーン・サウザン   ドブレイカー!うひゃははははは!聞こえているか、坊主!お前が心の闇から生み出したモ   ンスター、見た感じだいたい百万匹!俺様一人で全部受け止めてくれるわ!」 B01「おじさん、前、前!」 A02「のわっ。あだ。だっ。踏むな。んがっ」 (※A、モンスターの群れに飲み込まれる) C01「ええい、世話の焼ける。……我、理(ことわり)と由(よし)の...
  • メイド・オブ・チェネレントーラ
    メイド・オブ・チェネレントーラ 母:『いいかげんにしなさい! …………(チラリ)』   チェレネントーラのいじわるな継母。韓流ドラマと火サスが大好物。 妹:『待ってても倒れないからね?期待を込めた目で見つめないで!』   継母の連れ子でチェレネントーラの妹にあたるいじわるな娘。名前はチャコ。 王子:『最新鋭の足指紋認証式ガラスの靴です!死んでも逃れられません!』    イタリア王国の王子、齢12。 チェネレントーラ(シンデレラ)(※セリフなし):『小腹空いた……』    父を亡くし、継母や姉妹にいじめられている可哀想な娘。邸のメイドがわりにされている 母01「ここはイタリアの小さな城下町。    父をなくし、父の再婚相手の母やきょうだいらにいじめられ、しいたげられているチェネレントーラは……遅い朝食支度を終え、それからは何の家事...
  • 疲ぃ ◆OY1X65pwNsの全台本
    ...モネタなお話です。 ある魔法使いの話 (3人/男3) 夏目漱石『夢十夜』の原作レイプ。30歳童貞が二次元へ旅立つ悲しいお話です。 いじわる。お姉ちゃん。黄昏。 (3人/男2 女1) 避難所に貼られたスパム広告「嫌がらせ代理人」便乗脚本。幼い罪とその罰のお話。 いちごメロンパン (2人/他2)(完成有) 電波系なアイツと脈絡なくキレるコイツの菓子パン談義です。 いとでんわ 当たり障りのない語りかけ形式で一部アドリブ有りのお話です。【朗読用】 生命の在処について (2人/男1 女1)(完成有) 『サヨナラ世界と~』のリメイク作。終わった世界でボーイミーツガールなお話です。 生命蒔く歌 (4人/男1 女1 他2)(完成有) 『生命の在処について』の後日談。陽気な農作業用ロボットのお話です。 嫌なら来るな! ツンデレカタストロフィなお話です。【朗読用】 色眼鏡 (6人/男3 女1 他2) 雰...
  • 魔法のぱんつ
    『魔法のぱんつ』 私だけの魔法のぱんつ。そろそろ届いているのかな? インターネットのアレなサイトで見つけた、 私だけのとっておき乙女力(おとめぢから)ブースター!オーダーメイドなの。 キンコンカンコン、チャイムが鳴った! 教室を飛び出しクラウチングスタート!ダッシュ!ダッシュ!走れ!! 階段跳び降り玄関蹴破り校門を突き抜けて アスファルト踏み割り4トントラックを弾き飛ばしホームルームをすっぽかし ズサァァァッと土埃巻き上げ、ゴーホーム!アイムカミング! 全てはぱんつを履くために!!!!! 郵便受けが輝いている。 夕日を映して輝いている。 私の宝物がここに在る。一日千秋、待ち焦がれた物がここに在る。 その名はぱんつ、魔法のぱんつ! ついに出会えた、やっと出会えた、 純白、シルクにレースをあしらい、格調高くも芳しく、これぞ青春、魔法のぱん...
  • あるニンゲンの話
    あるニンゲンの話 作者:RH ◆jH3Q3bIrRM  罪を懺悔しました。  罪を懺悔しました。  罪を懺悔しました。  悔い改めましょう。  悔い改めましょう。  悔い改めましょう。  もう間違わぬよう。  もう間違わぬよう。  もう間違わぬよう。  でも間違えました。  でも間違えました。  でも間違えました!  罪を懺悔しました!  罪を懺悔しました!  罪を懺悔しました!  悔い改めましょう!  悔い改めましょう!  悔い改めましょう!  さあ許してください。  さあ許してください。  さあ許してください!  まあ、そんな旨い話があるわけないわけでして。  行き過ぎた悪事は、神様じゃなくて人間様が裁く模様。  神の愛と懐が無限だとしても、人の愛と懐はどこまでも有限。  せせこまし...
  • ペヤング ◆g7JT5Zffzcの全台本
    ペヤング ◆g7JT5Zffzcの全台本 練習に使うもよし、新たな企画にするもよし、ご利用は計画的に。 ただし、著作権は元の作者様にありますので、その点にご注意を。 (台本を個人で利用する際はwikiのトップページへリンクを貼ること)  ※2chVIP内の「声劇つくっちゃおうぜ!」スレ用です。   別の用途に使いたい場合は、スレまでご一報を。  (x人/男x 女x 他x)‥x人向けの台本/台本内の男女内訳  【朗読用】‥朗読用、一人芝居向け 完成作品まとめ  (企画済)‥企画化されており、完成している (【企画】ボイスドラマ作品)  (完成有)‥企画以外で完成(編集)した作品がある (【突発】掛け合い作品・【突発】朗読作品)  (xx祭)‥朗読祭・編集祭に参加している(【朗読祭】・【編集祭】) あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英...
  • ある英雄の話
    ある英雄の話 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI  一人殺せば犯罪者で。  百人殺せば殺人鬼で。  千人殺せば英雄様だ。  よく言われるこの言葉。  私自身、実際はそんなものだろうと思っていた。  別に英雄になりたいと思ったわけではない。  ただ、家族ぐらいはせめてこの手で、守ろうとしただけだった。  だから殺した。殺し続けた。  寝食を忘れて、息をするように殺した。  大切なものを守るためだけに、その何倍もの人々を殺してみせた。  最初は英雄と言われた。  次は殺人鬼と言われた。  最後には、怪物としか言われなくなった。  実際は、そんなものでしかなかったのだ。  英雄という幻想はどこにもなくて。  殺し過ぎた私は、誰もが恐れ、誰もが蔑む怪物に成り果てた。  けれど、それでも構わなかった。  守りたいものを守り続けら...
  • 【突発】ボイスドラマ作品集
    掛け合い作品集(短編)1  ここではスレで完成されたボイスドラマ作品をまとめています  (対象:10分未満の掛け合い作品)  (期間:2007.08.14~2010.07.24) …以降の作品はこちらにまとめます 多分両思い (2 25,2 40) パンは剣よりも強し (2 04,2 00) 帝国 (1 53,1 53,1 57,2 15,1 53) 宇宙人 (3 48) ネイティブハート (2 40) おにぎり (6 22) 彼らの妄想(8 59) 実況中継 (3 01) 白百合女学園の秘め事 (3 17,3 19) キメラ (6 36) 腐女子遊戯 (4 54) 無題 (0 51) 駆け込み電車 (1 11) 労働戦隊ワークマン (4 26) リア充撲滅運動 (1 29) 言いづらい言葉 (1 30) 嫌医者 (2 22) 雨の中のハッピーバースデー (3 07) 7月...
  • お月様も寝れないから
    【お月様も寝れないから】 ゆう(11):ゆうちゃん。ロリでもショタでも可。 親御(12):親御さん。パパでもママでも可。ゆうちゃん大事。 親御01「『そうして お月様もゆっくりと目を閉じましたとさ』おしまい」 ゆう01「おしまい!」 親御02「さぁ、ゆうちゃんもねんねしようか」 ゆう02「もっと! もっと絵本読む!」 親御03「ゆうちゃんがおやすみなさいしないと、お月様も寝れないからまた明日ね」 ゆう03「お月様なんで寝れないの?」 親御04「それはね、ゆうちゃんがいい子でおやすみするか見るためだよ」 ゆう04「なんでいい子におやすみするの見るの?」 親御05「ゆうちゃんがいい子でおやすみできたら、明日も元気に過ごせる魔法をかけてくれるんだよ」 ゆう05「いい子でねんねしないと魔法かけてくれないの?」 親御06「そうだよ」 ゆう06「パパとママにも...

  • 声 作者:名無し(id wM7ukox1V0) 【声】  言葉というものは弱い。  人を傷つける事なんかは容易くても、そのくせ言葉なんかで人を救い出す事なんかは難しいからだ。  何千何万とある言葉の中で、皆を救える魔法の言葉なんてものは存在しない。  傷つけたく無くったって、人を傷つけてしまうかもしれない。  世界なんて変えることは出来ないだろうし、それどころか誰か一人の心を変える事さえ難しいに違いない。  やはり、僕らの言葉は無力なものかもしれない。  それでも僕らは今日も言葉を紡ぐしかない。  自分の思いを、誰かの思いをこの声に乗せて。  だから、この声よ、どうかあなたに届け 【あとがき】 書いた自分でもなんだこれはと
  • 一つの話 二人の話
    一つの話 二人の話 作者:蟻 ◆vA0bquCiP2 一つの部屋に二人はいた 一つの部屋で二人は泣いた 一つの部屋で二人は笑った 一つの部屋で二人は二人だったけれど一人だった 一つの部屋で一人は二人だった 二人の桜は散って咲いた 二人の海は引いて満ちた 二人の森は赤くて緑だった 二人の雪は溶けては積もった 一つの部屋は二人の部屋で 二人の部屋は一つの部屋だった 二人は部屋で一つになった 一人から二人になり一つの部屋で時間は過ぎた 二人は一人にもなれた 二人は三人にもなれた それなのに 二人は一つの部屋で二人だった いつまでも二人だった もう二人しかなかった 一人になっても二人は二人だった 二人は確かに一つだった いつまでも一つだった
  • 男と魔神
    男と魔神 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI bgm01  その男はとても貧乏で、今日の食事にも困るほどだった。  若い頃から博打にのめり込み、四十近くなった今では借金ばかりが増えている。  男の家は息苦しいほどに狭いアパートの一室で、家具は一つもない。昔はタンスやソファーもあったが、どれも借金を返すために、あるいは博打のために売ってしまったのだ。  もう生きていくのも難しいほどだったが、しかし男にはこの日、転機が訪れた。珍しく賭場で大勝した彼は、とある不思議な道具を、金の代わりに受け取ったのだ。  それは古びた本で、開くと魔神が現れて、なんでも欲しい物を持って来てくれるという。  酒に酔っていた彼は、すっかりその話を信じ込んでしまい、さあ魔神よ出て来いと、胸を躍らせながらアパートの一室で本を開いた。 bgm01 停止 bgm02 再生 魔...
  • 吟遊詩人の話
    吟遊詩人の話  今より語りし舞台はある小国。歴史に埋もれた名も伝わらぬ小国の話。  遠く忘れられた歌を、お聞かせしましょう。  恐ろしきかの悪魔が、かの兵器が、再びこの世に現れしその時の為。遥か未来に捧げる古き歌を。  暦(れき)にして百〇六、暦(こよみ)にして初春。小国は二つの都を有し、二人の王を有した。  細めき国土をさらに南北に分け、戦乱の世へと迷い込んでいた。  かの冬の帝王バジリウスは言った。 ”目玉焼きには醤油、醤油こそ至高。  油で焼かれた白身と合わさる至高のとろけるハーモニー。  雪原をとかす黒、力の象徴、それこそが醤油  それこそがかの国を、世界を幸いへと導く”  花の女王リリシャは言った。 ”人はパンのみに生きるにあらず、肉は塩なしにして食べるにあらず  そして卵はその肉によって生まれしものと。目玉焼きには...
  • 恋が眠りについた朝
    『恋が眠りについた朝』 A:女性。記憶喪失。ハードタイプのグミみたいな人。 B:女性。記憶喪失。ザラメをまぶしたシューみたいな人。 A01「ここはどこ?わたしはだれ?」 B01「ここはここ。君は君だよ。どうやら世界は7時間前に滅んだらしい」 A02「答えになってません。言ってる意味もわかりません。ここはいったいどこですか?」 B02「ホテルさ。地上40メートルのスイートルーム。窓の外をごらん、君の新しい世界は美しい    ね」 A03「らちが明きませんのね。いったい私はどうしてここに?」 B03「覚えていらっしゃらない?」 A04「そしてあなたは誰?」 B04「初めまして。いやさ、改めまして、初めまして。僕は僕。君が君であるように、僕は僕。    ただの僕さ。もはや他の何者でもない」 A05「違うわ。あなたは間違っているわ。わたしはわたし?あなたはあ...
  • 占いの館
    次のお客様はアータね?そこにお座りなさい。 それでどんな相談がアルね? ほうほう、ご亭主が。はあはあ、浮気!ふむふむ、事業にも失敗?失敗続きの上に先物取引……あーあー。 ああ別れたの、ああ、ずいぶん前の事なのネ?五年前、そう。 それで? 再婚を考えてるの…なるほど。 お子さんが今度小学校…片親じゃ不便になるんじゃないかって。そう。 アータ、そういう理由で再婚なんかしちゃいけないわネ。 なんで?なんでって聞く? アータねえ、今子供のため、って言ったでしょう、ネ? アンタ自身はどうなの?結婚したいの? それから考えなきゃだめヨ。考える基点が間違えてるのヨ。 今のあなたの相談に子供の事は要る情報なノ? 違うでしょう。 あなた伏せておいていい情報よそこは。 理由を聞かれてホイホイ「子供」を使うっていうのがアタシゃ今一信用できないのネ。わかる? もしアータが結...
  • 戦いの連鎖
    戦いの連鎖 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI アルシェス:勇者。どんまい。 ゲイル:たぶん勇者。ふぁいと。 ローラン:きっと勇者。がんばれ。 SE:ずずーん、と倒れる音 ア01「(荒い息)……やった、やったぞ……。    ついに魔王を倒したんだ! これで世界に平和が訪れる!」 SE:カツーン、カツーン、と足音 ゲ01「おっと……そいつは困った話だな、勇者様よぅ」 ア02「だ、誰だ!?」 ゲ02「俺様はゲイル――コンコルディア王国の勇者さ。    そしてあんたはプロトゲネイアの勇者、アルシェスだろう?」 ア03「どうしてそれを――――」 ゲ03「ンなのはどうだっていいんだよォ!    問題なのは、だ……オメーが魔王を倒したっつー事実よ。    ンな事されちまうと、俺様の立場ってもンがねーだろうがボケナスがァッ!」 ア0...
  • 【突発】ボイスドラマ作品集2
    掛け合い作品集2(短編)  ここではスレで完成されたボイスドラマ作品をまとめています  (対象:10分未満の掛け合い作品)  (期間:2010.07.28~) …これ以前の作品はこちら どらいも先輩のある日の出来事 (1 26) 邪気眼的ななにか (6 21) スレッドストッパー・臍 (0 42) 津軽弁の調書 (0 30) ボトルメール (3 34) 今こそ我らは立ち上がるのだ (2 42) rusuden (1 25) お姉様へ… (2 28) ニート予備校~羅刹編~ (2 35) 好き好き大好き (0 17) 参度ノ怪CM (0 56) VIP迷作劇場~マッチ売りのマチコ~(1 10,1 01) IKA(0 37,0 30) さようならそれとありがとう (3 21) ときめけ!メモリアル (4 31) SINJIN-SAN (0 32) 荒ぶる誓い (1 49) 洋風...
  • 姫を取り戻せ!
    姫を取り戻せ! A 民衆曰く聖女 ♀ 強さはチート 金に目がない。孤児院経営。根は優しい。 B 民衆曰く勇者 ♂ 強さはチート 一生NEET出来る環境を作るため、日々奔走。目指せ五億(前回の報酬だと若干足りなかったらしい) C 民衆曰く被害者 ♂ 強さはry 唯一真人間と言える。故に被害者。今回も限りなく空気 D 民衆曰く眼鏡 ♂ 強さはry 変態。とにかく変態。でも頭良いし強いから仕方ない。 E 王様 親ばか。無能。しかも弱い。Lv30くらい? 権力を振り翳す。 F 姫 箱入り娘。世間知らず。親と違って馬鹿ではない。別の方向に馬鹿 ∞:兵士 所謂ガヤ G 魔物 姫様を攫ってしまったばかりにチーターの餌食に……前回のキモイ魔物よりは強く人っぽい。格好いい? BGM:∞(ガヤ) E01「おお、良く来てくれた!」 B01「強制的に連行した癖に白々しい」 ...
  • 免許のある未来
    免許のある未来 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 私:14歳の大人。 ヒデキ:27歳の子供。 ヒ01「――よう、おめでとう。試験に受かったんだろ? 親から聞いたよ」 私01「イトコのヒデキは、いつものように。    シニカルな笑顔を浮かべて、そう言った」 ヒ02「あとは病院で検査するだけだな。    ま、お前はもう14歳だし、たぶんと大丈夫だと思うぜ」 私02「何が大丈夫なのだろう。大丈夫と言い切れるわけがないのに。    他の人はともかく、ヒデキだけは言い切れる筈がないのに」 ヒ03「つーか、ふらふら出歩いていいのか?    俺なんかと違って、お前は期待されてるんだ――しっかりしろよ」 私03「期待して欲しいと思った事は、一度もない。    そんなものは、いつだって重くてうっとうしいのに」 ヒ04「...
  • ある学園の日常
    ある学園の日常 製作者:wikiの人 ◆SlKc0xXkyI 登場人物:西田……変人(男)      長井……常識人(女)      佐藤……エロ(男)      村山……姉御肌(女) 【舞台:プールサイド】 佐藤「来た……来た、来た、来た……!    ついにこの季節が!! ビバ、プール開き!!」 西田「ははは相変わらず堂々と劣情を公開しているな君は?」 佐藤「男として当たり前じゃないか! 僕は今、猛烈に感動している!」 西田「それはいいんだが、君は観察するだけで満足できるタイプだったか?」 佐藤「何をバカな! 観察するだけでも無論いい、確かに素晴らしい!    だけど真に求めるものは、肉体的接触!    年頃の少女達との肉体言語による語らいこそが至上だと、僕は激しく主張する!」 西田「うむ、君の気持ちはよく分かった。    しかしその欲望シャ...
  • 昔々、ある宇宙で
    『昔々、ある宇宙で』 【登場人物】 女船長 部下ABC 老航海士 化物 医師 男 ナレ 時は大航海時代うんたらかんたら。 若者は冒険と夢を求め船出し、競って新天地を求めなんとかかんとか。 果ては一攫千金か、辛くも散り去り野たれ死ぬか。 それは、とある宇宙の大海原の話。 (BGM/SE サイバー系のなにか) 部下A「船長!!・・・敵襲であります・・・」 船長「なにぃっ!」 部下A「翼を持った化け物が・・・ぐうっ」 船長「おい、しっかりしろ、おい!! ・・・くそっ!」 化物「ホーッホッホッホッホォッホッホーーーー」 部下B「ううっ・・・」 部下C「ぐっ・・・ぐぅうっ・・・」 船長「おのれ化物!私の部下たちに何をした!!!」 化物「ホホホ、化物とはひどい言い様だな。    なぁに、私の吐息を吸わせてやったのさ。しばらく体がしび...
  • 暇人と魔法のお鍋
    作者:Elika (SE:食器を洗う音) 男01「一人暮らしもめんどくせぇよなー実際。気楽でいいっちゃいいけど……」 見習い精霊01「そうだよねぇ、何言っても独り言になっちゃうしねぇ」 男02「そーそ、っておい!!」 見習い精霊02「はーい」 男03「おま……おまっ!どこからわいてでた!!」 見習い精霊03「えっとねぇ、お兄さんが洗ってるそのお鍋からー、にょきにょき♪って出てきたのー」 男04「そ、そっかーぁ、そうだよねぇーってんなわけねぇだろ!」 見習い精霊04「ほんとなのーっ!!」 男05「お鍋の精霊なのー、とでも言うつもりか?!あぁっ?!」 見習い精霊05「そうなのー」 男06「お帰りください」 見習い精霊06「だーめーなーのー!!お願いをかなえるまでは帰れないのー!!」 男07「アラジンと魔法のランプかよ……」 見習い精霊07「暇人と魔法のお鍋...
  • ヤドリギの書
    作者:Elika 人里を離れ、朽ちた森の、その奥深く。 ひっそりと建つ古い館の一室。 埃をかぶった本棚に、その一冊はおさまっている。 持ち主は当の昔にこの世を去り、今ではその名を知るものはいない。 「ヤドリギの書」──世界の、ありとあらゆる魔術とその英知を記した魔術書である。 著者のインストウッド・ベルラーには、予測できなかった。 書物が、意思を持つなどとは。 魔術には、とりわけ強大な魔物の力を借りる呪文には、その言葉自体に力があるのだ。 いくつもの魔法陣や召喚呪文を書き連ねられ、ベルラー本人の、執念にも似た意志の力を縦糸に織り上げられた魔術書の芸術、「ヤドリギの書」は──ある日、ベルラーを食い殺した。 その一冊は、今もなお身を潜め、獲物を待っている。 強い意志の力を持ち、魔術と共鳴することのできる魂を持った獲物を。
  • あいうえお順(ま~わ行・英数字・記号)
    あいうえお順台本(ま~わ行・英数字・記号) このページでは、台本があいうえお順に公開されています。 練習に使うもよし、新たな企画にするもよし、ご利用は計画的に。 ただし、著作権は元の作者様にありますので、その点にご注意を。 (台本を個人で利用する際はwikiのトップページへリンクを貼ること)  ※2chVIP内の「声劇つくっちゃおうぜ!」スレ用です。   別の用途に使いたい場合は、スレまでご一報を。  (x人/男x 女x 他x)‥x人向けの台本/台本内の男女内訳  【朗読用】‥朗読用、一人芝居向け 完成作品まとめ  (企画済)‥企画化されており、完成している (【企画】ボイスドラマ作品)  (完成有)‥企画以外で完成(編集)した作品がある (【突発】掛け合い作品・【突発】朗読作品)  (xx祭)‥朗読祭・編集祭に参加している(【朗読祭】・【編集祭】) ま み...
  • 呪いの書
    呪いの書 このスレは呪われました もしも 今まで書き込んだ中に くしゃみ・腹痛・のどの痛みなどを訴える方がいれば 今日中に何事もなく治ってしまうのです なんてことでしょう ポカリも アイスも 家族のつかの間の優しさすら帳消しになるのです―― 『風邪なんでしょ? ほら、お姉ちゃんがおじや作ってあげたよ、食べて力つけなさいね はい、あーん♪』 『おにーちゃん風邪引いたの? だいじょうぶー? 早く元気になってね! ……ちゅっ』 『べっ、別にお見舞いに来たわけじゃないんだからっ! ……うつすと、よくなるんだってね、風邪……』 そんなフラグもバッキバキに折れてしまうのです……ああ、恐ろしい! 呪いの解除方法はありませんので せいぜいご養生ください………これからも声劇スレをご贔屓に
  • ある日森の中殺人鬼に出会った
    【CAST】男・女・村人 ・・・男女性別逆にしても良し  ある日  森の中  殺人鬼に  出会った [足音] 男「お前も私を狩りに来たのか?」 女「……いや、お前など知らないが、お前は人間ではないのか?」 男「なぜそんなことを聞くのだ?」 女「獣なら食うために狩るだろう、だから、お前が狩られる対象なら、ひょっとすると獣なのではないかと思ったのだ」 男「なるほど……そうか、そうだな。私を狩ろうとした奴らも、獣め、と言って襲いかかってきた。きっと私を獣だと勘違いしていたのだな。私は人間だ」 女「奇偶だな。私も人間なんだ。こんな山奥で他の人間に会えるとは思わなかった」 男「そうだな、こんな山奥に人はいないからな……ああ、あいつらそれで間違えたのだな、愚かなことだ」 女「たき火を貸してもらってもいいかな? 干し肉があるんだ、少し分けてやるよ、あぶって...
  • 迷いの森の中では
    迷いの森の中では  製作者:118 ◆fkrTovHYGs <ここにBGMのURLを入れる> しんしんと雪が落ちてくる やがて、雪は雨にかわり・・・ ポツリポツリとその音を変える やがて、向こう側から朝日が出てきた。 朝日はのっそりのっそりとこちらへ向かってきている。 それに合わせて、街灯があわてて電気を消すのだ。 やがて、朝日は僕の後ろに去っていく。 いや、去っていくのではないのだ。 僕は、今朝日の中にいるのだから。 人は、どうして自分から離れていくものを去っていくと感じてしまうのだろう。 いとしい人よ。  BGMに関するあとがき タイトルのとおり、誰もいない森をイメージして作ってみました。早朝でまだ薄暗く霧がうっすらと立ち込めていて、でも、怖い感じというよりは不思議なことが起きそうな感じです。 そんな中、あなたはあるものを見つ...
  • 我輩は殿である
    我輩は殿である 我輩は殿である。 殿であるのだから、朕というべきであろうか。 しかし誇りある猫族であるこの血が、自らを朕と呼ぶことを許さぬ。 我輩は殿である。この一城の主である。名前? 下賎のものになど教えられぬ。 さて、我輩のこの城であるが、さる10年程前、領地の民に建設させたものである。 2LDK、長屋とも平屋とも言われる狭い城ではあるが、我が領民の生活を思えば、そう贅沢をするわけにもいかぬ。 我輩は殿なのである、民思いなのである。 さて、我が堅牢なる城を紹介しよう。 ここが台所。床が腐りかけているので、歩く時には ようよう注意をせねばならぬ。 ここが大広間。続く暑さで畳がケバだっておる、爪を引っかけぬようにせねばならぬ。 そしてここが手洗い場。水は通っておらぬが、落ちぬよう 気をつけねばならぬ。 さて、我輩の城の豪奢さはわかってもらえたであろう。我輩は...
  • かかとを揃えてクラップクラップウインク
    『かかとを揃えてクラップクラップウインク』 A:謎の双子。Cに魔法の使い方を教える。 B:謎の双子。Aとアイデンティティを共有している節がある。 C:男性。主人公。思春期らしい拒絶癖がある。 D:男性。親切なお爺さん。話が長い。 E:男性。いじめっ子。Cをキディと呼んでからかう。 F:女性。Cの母親。口うるさい教育ママ。 A01「両足のかかとをくっつけて」 B01「拍手を2回」 A02「ウインク1回」 B02「それはあなただけが使える不思議な魔法」 A03「嫌いなものが消えてなくなるおまじない」 B03「素敵だね」 A04「よかったね」 A B1『かみさまがくれたプレゼント』 C01「そんな不思議はありえない。この世は冷たく悲しいんだ。嫌なものからは逃げられない。   嫌なものは追いかけてくる。神様なんているものか」 B04「ぜんぶ本当」 ...
  • ある女の電話
    ある女の電話 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA (SE 雨の音) A01「ねえちょっと! ちょっと誰か! 誰かいないの!? 誰かきてよ! んもう、なんでこんな時に……」 B01「どうかしました?」 A02「ああ、よかった。どうしても電話しなきゃいけないの、よければ電話を使わせてくれないかしら!?」 B02「……いいわ。5分よ」 A03「ありがとう! 感謝するわ」 (電話をする) A04「はいもしもし……ええそうです。はい……ええ。ええ。それじゃ今から行きます。」 A05「あっちょっと待って。いえあの、その、今車が故障しちゃって……その……」 (SE 雨の音、やや強めに) A06「今バイパスで車が故障して立ち往生してるんです! すいません、雨が酷くて聞き取りにくくて……」 A07「え? そんな嘘なんて……ええ。そうです。……待って! あの人、夫に...
  • 5メートルの使い方
    5メートルの使い方 作者:雨天決行 ◆bQJrO3CpYk 場所 悪の組織の本拠地の近く 時 ある日のお昼前 登場人物 レッド(本名=本名) ブルー(本名=本名) アクノボスダ(他にいい名前を考えよう) 上手と下手にそれぞれ平台が組んであり、敵ボスが上手平台に乗っている。レッドが下手から走って登場してくる。 レッド また会ったなアクノボスダ!今度こそ決着をつけてやる。 ボスダ ふっ・・・またやられに来たのかい?懲りない男だな君は。 レッド そんなことを言ってられるのも今のうちだ!今度こそお前を倒してやる! ボスダ やってみるがいいさ! レッド ブルー! 下手からブルーが歩いて登場 レッド ちょ、走れ!早くほら! ブルー あーはい・・・ レッド グリーン! 間 レッド (焦る)グリーン? ブル...
  • ある真夏日
    ある真夏日 作者:暇な学生 ◆SNCT/eSH72 「ある真夏日」 マネージャー(女) 部員(男) 部員00「太陽は俺の体力をこんなにも奪っていくのか・・・・・・」 マネ01「大丈夫?」 部員01「ちょっとふらふらする、かな?」 マネ02「なんで疑問形なのよ、自分の体でしょ。熱中症かもしれないから日陰で横になりなさい」 部員02「まさか、膝まくらしてくれるのか?!」 マネ03「・・・セクハラで訴えられたい?」 部員03「いえ」 マネ04「ちょっと待ってて、氷と水持ってくるから」 マネ05「おまたせ、はい氷のう」 部員04「さんきゅ、さっそく使わしてもらうわ」 マネ06「待って、直に冷やしちゃだめ、こうタオルでくるんで冷やすの。    体温を下げるのが目的だから脇の下か首筋を冷やしなさいね。    それと、はいポカリ」 部員05...
  • ファイナル和風ファンタジー
    ファイナル和風ファンタジー 登場人物 男 村人 妖怪 男1「日差しが心地よい。小春日和の良い天気だ。    そういえば、この近くの花咲村は桜の名所と聞く。    屋台や芝居小屋も多く、明るい村だそうな。    折角だ、足を伸ばしてみるとしよう。」 (男は村に着いた) 男2「な!?」 (どよーーーーん…と暗い村) 男3「暗ーーーーい!!    全体的に暗ーーーーい!!」 男4「な、なんだこれは……    評判とまったく違うではないか……」 男5「おい、そこの村人よ。    これは一体どうしたのだ。」 村人1「へえ、実は……」 (村人は説明した) 男6「なんだと、妖怪が!」 村人2「へえ。この近くの沼に恐ろしい妖怪が棲みつき、     村の草木をからしているのです。     おかげで美しかった村もこのあり...
  • 茶屋サイレントヒルズ
    A カラタール婦人 B エルダー氏 C マリエッタ A「長らく生きておりますと、本当に様々なちょっとしたことに驚かされることもあるものですが   本日、私を驚かしましたのは、あぜ道をとんでもないスピードで走ってきた馬車と、   転がるようにせかせかと降りてきた、二人の親類の姿でございました」 B「やあカラタール婦人、お久しぶりです」 A「こんにちはエルダーさん。こちらこそ、久しく何の音沙汰もしませんで…」 B「いやいや…さ、挨拶をするんだマリエッタ」 C「(無言)」 B「この強情者。あ、いや失礼、このトンチキは私の子でマリエッタと申します。   本日御伺しましたのは、この娘の……」 A「どうぞ、お座りになって。   娘さんの就職先のお話も、それから話されましても遅くありませんよ」 B「これは申し訳ございません、来て早々に……」 B「カラタール...
  • 今、そこにある奇跡
    作者:Elika 今、そこにある奇跡 いつだってそうだ。 何が一番大切なのかは、いつだって、失いそうなときに気付く。 いつだって、運命は自分を見放している。 いつだって、奇跡は自分を避けて通り過ぎていく。 自分の何が悪いのか、どうしていつもそうなのか、そんなくだらない自問自答にあけくれる。 遠い未来にあるかもしれない光をつかむ幻想に胸を躍らせながら、今、そこにある奇跡すらつかめずにいる。 神に見放されたのならば、自分の手で運をつかむより他にない そうだ。 かみ に 見放されたのならば 自分の手で うん を つかむより他にないのだから。 どうして……タイミングよくトイレットペーパーが切れちゃうのかなああもう!!?
  • ある昼下がり
    ある昼下がり 作者:Jess ◆gaCiUyPS3E A(男)・・・普通のサラリーマン。普通のおっさんて感じです。 B(老婆)・・・夢の中に出てくる。 N(ナレーション)・・・特に何の設定も無いですね。 昼を過ぎてもなおベンチでうなだれている男 A「はぁ・・・。あの糞課長のせいでクビになっちまった・・・。」 (↑哀れっぽい声で) A「ちくっしょう!!」 (↑いきなり叫ぶA) A「これから俺はどうすりゃ・・・」 そこに謎の老婆が来る。 B「おや、ここで何をしておるんじゃ。まだ若いのに寝転がってどうするんだい!」 A「うっせぇ! 黙りやがれ!」 B「黙るのはあんたじゃよ。」 A「なんだとっ!」 B「そこでずっと寝ておけ!わしゃみたいに老いてから後悔しても知らんよ?」 (↑威勢よく言う) A「・・・まあ、そうだが・・・」 N「そう言って...
  • 土井さんはそんなこと言わない
    土井さんはそんなこと言わない 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 登場人物    川上……たぶん普通の男。    矢野……古代の魔法王国の騎士の生まれ変わり、という設定の持ち主。女。    土井……委員長。男女どちらでも可。    東尾……川上の友人。 【シーン1】 川上01「――人生というものは、唐突に流れを変える。     そんな事もあるのだと、俺は深く実感していた」 矢野01「先輩、好きです! 付き合ってください!」 川上02「えーと……先輩さーん?」 矢野02「川上先輩の他に、誰がいるんですか!」 川上03「あー、いや、その……矢野さん? なんで俺なの?」 矢野03「そ、それは先輩が、その……うっ!」 川上04「矢野さんっ? どうしたの?」 矢野04「な、なんでも……くっ、静ま...
  • 悪魔兵器ベヤングソース焼きそば~miniもあるよ~
    登場人物 隊長[S20]…部隊長。歴戦の英雄 兵士[S24]…若い兵士。(40歳以下は皆若造だってばっちゃが言ってた) 医師[S22]…野戦医。 詩人[S03]…ナレーション。ストーリーテラー。 詩人01「今より語りし舞台はある小国。歴史に埋もれた名も伝わらぬ小国の話。     遠く忘れられた歌を、お聞かせしましょう。     かの恐ろしきあの悪魔が、あの兵器が、彼の世に現れしその時の為。遥か未来に捧げる古き歌を」 詩人02「――暦(れき)にして百〇六、暦(こよみ)にして初春。小国は二つの都を有し、二人の王を有した。     細めき国土をさらに北南に分け、戦乱の世へと迷い込んでいた。」 兵士01「失礼!申し上げます!」(兵士入場) 医師01「治療中」 兵士02「はっ!失礼致しました!」(兵士退場) 隊長01「……良い、入れ」 兵士03「は...
  • ある兄弟の日常
    ある兄弟の日常 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 登場人物:兄……変人      弟……やや常識人(妹に置き換え可) 弟「夏。アパートに戻ると、そいつは立っていた」 兄「帰ったか。学校はどうだった?」 弟「うん兄さん、学校は何事もなかったけどここに異常があるよ?   ――なんで全裸なんだよ!?」 兄「暑いからに決まっているだろう? そんなことも分からんのか。   ああ、我が肉親ながら情けない。まさかバカなのか!」 弟「常識全力無視でほざくのやめようね?   兄さんが日頃から無駄にエキセントリックなせいで、ご近所の評判も悪いのに」 兄「バカ者! 男が他者の目を気にしてどうする!?」 弟「兄さんは気にするべきだと思うけどね! 主に股間部!」 兄「うむ、見せびらかすのはよくないということだな?」 弟「違う! ってか、見せびらかすなこの...
  • あるひのこと
    あるひのこと 作者:弟切クマー ◆8K6u3dLgIs 【あるひのこと】 きょうは ともだちのいえに いきました ぼくのともだちは ものすごくちからがつよいこです でも とてもかわいいです ぼくが もっていったげーむきは そのこに こわされてしまいました とてもかなしかったけれど そのこがわらっていたので よかったです げーむをやったあとは そのことほかのともだちとで ぷろれすごっこをしました そのこは とてもちからがつよくて まけそうに なってしまいました でもなんとかかてたので うれしかったです そのとき なんかぶちとかいうおとがきこえたけれど きにはなりませんでした ぷろれすごっこがおわったとき ともだちがひとりいなくなっていました どこへいったのかわからないけど といれかな? とおもいました そのこのくちのまわりが あかくなっていました...
  • たのしい声劇の作り方・声優編
    『たのしい声劇の作り方・声優編』 A:男性。兄。冒頭の会話のネタがリスナーに通じるか心配だそうな。 B:女性。妹。シスコンを隠さなくなってきた兄に不安を感じるそうな。 A01「お綾(あや)、お綾、お綾ったら」 B01「誰だよ」 A02「お綾、お前どうしてこんなことしたんだい」 B02「聞けよ」 A03「この竹のことさ。この高塀に竹立てかけたのは、お綾、お前がやったことだろう?」 B03「……」 A04「ふーん。それじゃ」 B04「あーもう、竹立てかけられた高塀も、濡れ縁の上の濡れ手ぬぐいも、引き抜きにくい古栗   の木の古切口の古釘もないよ!いいからさっさと本題に入ろう。もう今回のテーマ、だいた   いわかったから」 A05「そうか。ならば声劇をつくろう!妹よ、声劇をつくろうではないか!タイトルコール、ド   ン!」 B05『たのしい声劇の...
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