声劇つくっちゃおうぜ内検索 / 「しゃぼんだまとんだ」で検索した結果

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  • しゃぼんだまとんだ
    作者:Elika A01「しゃーぼんだーまーとーんーだー」 B01「どっちなの?」 A02「え……?」 B02「シャボンなの?マトンなの?それとも両方なの?」 A03「りょ……両方じゃないかな?」 B03「ほうほう!シャボンだ、マトンだ!それからそれから?」 A04「や、やーねーまーでーとーんーだー」 B04「待て、それはおかしい。シャボンとマトンはわかる、しかし屋根まで吹き飛ばされてしまうのか?」 A05「えええええ?!」 B05「シャボンとマトン、この二つと吹き飛ばされてしまった屋根、この関連性がわからない」 A06「や、なんていうかシャボンとマトンの関連性からよくわからない……」 B06「ではなぜそのような関連性のない歌を歌う!!」 A07「シャボン玉!飛んだ!屋根まで!飛んだ!!」 B07「ほうほう!シャボン玉が飛んで、屋根も飛ばされる!危険だな...
  • Elika ◆ZV4ztNUKTwの全台本
    ...ょーか?【朗読用】 しゃぼんだまとんだ (2人/男2) しゃーぼんだーまーとーんーだー 準備万端 (2人/男2)(企画済) 予行練習は大事です。 職務質問 (2人/男2) 交番にいけ! ショコラ (2人/男1 女1) でもこれどうみても 知らなければよかった  これからもそうだと思っていた。【朗読用】 スイーツ(笑)涙目  どうしちゃったんだろうな……【朗読用】 数分前まで左手は座布団の下  おかえりー【朗読用】 素直(第2回朗読祭) それは「素直」という名のお料理 【朗読用】 スリルドライブ (2人/男1 女1) 大丈夫です! 声劇スレ七不思議その2(完成有) 「ココニイルヨ」【朗読用】 声劇二人羽織 (3人/男2 女1) 一人二役 世界で一番幸せな買い物  今日、街に出ました。【朗読用】 責任転嫁の発明王(完成有)  後の発明王の誕生である。【朗読用】 せつないこい(第4回朗読祭...
  • 赤い風船
    『赤い風船』 あかい ふうせん とんだ とんだ ぼうやの手から とんだ とんだ おった おった あたし おいかけた あかい ふうせん とんだ とんだ みどりのおかに とんだ とんだ ぽつりと たった ぽぷらの木 ほそい えだに からまった おいかけた 捕まえた あたし 捕まえた きょうから あなた 見あげるわ あたしと あなた こいびとね おしゃべりしましょ お祈りしましょ あおい おそらを 見あげましょ あかい ふうせん ゆれた ゆれた あかい あなたと みどりのおかと あおい おそらと ぽぷらの木 あたし あかい あなた ゆれた ゆれた きょうも あしたも あさっても おしゃべりしましょ お祈りしましょ あたしと あなた こいびとよ あたし あかい あなた しお...
  • あいうえお順(か~さ行)
    ...1、女2の掛け合い しゃぼんだまとんだ(Elika ◆ZV4ztNUKTw) (2人/男2) しゃーぼんだーまーとーんーだー 獣化の騎士(るー◆2wy/sH/KCo)(第2回朗読祭) 獣人のサーガ。つまり邪気眼【朗読用】 習字(るー ◆2wy/sH/KCo) (2人/男2)(完成有) 掛け合い 老人と子供 住所不定童子(暇な学生 ◆SNCT/eSH72) (3人/男2 他1)(完成有) 家に帰ると謎のおっさんがいた! 受験・クラッシュ・目薬(ペヤング ◆g7JT5Zffzc) (2人/他2)(完成有) 計画通り 主食の考察(ペヤング ◆g7JT5Zffzc) (2人/男1 他1)(完成有) 吸血鬼とは関係のないように思えます しゅちにくりん(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) 猛暑は人を堕落させるというお話です。【朗読用】 首都大美術館(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) メトロポリタンでミ...
  • とんぼ屋さん
    『とんぼ屋さん』 ―――― 店主「とんぼぉ、ええ、とんぼぉ」 ゴトゴト、ゴトゴト。 だいはちぐるまを引いたおじさんが 野原にあらわれました。 店主「とんぼぉ、ええ、とんぼぉ」 おじさんは、たけざお売りのような調子で呼びかけます。 野原で、かけっこや鬼ごっこをしていた子供たちは びっくりして おじさんのだいはちぐるまに集まってきました。 子供達「おじさん、おじさん、何やってるの?」 店主「とんぼを売っているんだよ」おじさんは答えました。 子供達「とんぼって、何のとんぼ? おにやんま? 赤とんぼ?」 店主「いやいや、虫のとんぼじゃないよ。オモチャのとんぼだよ。」 おじさんは『オモチャ屋』とかかれた旗を立てながらいいました。 だいはちぐるまのおじさんはオモチャ屋のおじさんだったのです。 子供達「なんだ、竹と...
  • 銀車輪の上
    銀車輪の上 「へいお待ち!」その一言にも様々な個性がある。 「ヘーイ、お待ちー」と居酒屋店員のような、アルバイト店員だけが口づてで受け継がれるというフレッシュな口調か。 はたまた「へい、お待ち……」と、おっと、余計なことは語らねえぜ? 食ってから判断してくれな、と、背中で語るような貫禄を見せるのか。 いや、「はい、お待ちどうさま」と一瞬 店に来たのも忘れてしまうような母なる優しさが現れるか。 寿司といえば、食材が大事というものもいるだろう。光モノのプリプリとした食感。赤味のじゅわりと染みる味わい。白身のさらりと澄んだまろやかさ。巻き物の濃厚でいて後をひくパンチ。そして、何者をも受け止めるつやつやとしたシャリ。 食材がほとんどの要素を決める、それが寿司だと。そう思うことは間違っていないだろう。 しかし、それが誰の手によって食材から寿司という芸術から芸術への昇華にな...
  • 世界が滅んだ朝
    『世界が滅んだ朝』 A:女性。記憶喪失。跳ねっ返りのリアリスト。 B:男性。記憶喪失。詩作趣味のロマンチスト。 A01「ここはどこ?わたしはだれ?」 B01「ここはここ。君は君だ。世界は7時間前に滅んだらしいよ」 A02「答えになってない。言ってる意味がわからない。いったいここはどこなの?」 B02「ホテルだよ。地上40メートルのスイートルーム。素敵な眺めだね」 A03「やっぱり答えになっていない。ここはどこなの?」 B03「ようこそ新しい世界へ。最も新しい人」 A04「あなたは誰?」 B04「僕は僕。それしか知らない。それしか要らない。ここはここ。それで充分」 A05「違うわ。そんなの間違っているわ。ここはどこ?わたしは誰?あなたは誰?知らない。知    りたい。どうしてあなたは悲しそうなの?」 B05「ああ、それが君なんだね。君は優しい人だそうだ...
  • やらないか?
    オレ、田中太郎。26歳独身。8度目の大学受験を迎える未来のKOボーイさ。 親の薦めでこうしてまた試験会場に向かっているわけだが……俺は、受験よりも大事なものを見つけちまったんでね、どうにも身が入らない。 それは何かって? ……わかるだろ、コレさ。ああ違う違う、女じゃないって…まあ、なんだ、そういうことさ。 自分自身の性癖に気付いたのは高校生の時さ。 鏡を見てふと気付いたのさ、女なんかより、オレのこの肉体美のほうがすばらしいんじゃないか、ってね。 そんな風に同じ男の体に興味を持ったオレは、ある日公園の……いや、これはまた別の機会に話す事にしよう。 今はちょっと取り込み中なんでね。 しかし、オレもとんだヘマをやっちまったもんだ。 いくら受かる気がないからって、寝坊して遅刻なんて俺のなかの漢が許すわけねえだろ、クソッ こうして走ってると頭の中が妙な咆哮に冴えちまってる。 あ...
  • 陽だまりの子どもたち
    『陽だまりの子どもたち』 誰の手も届かない場所で、 優しく笑う子がいたんだ。 たったひとりで皆のために、 静かに笑う子がいたんだ。 僕はそれが許せなかった。 だって、ひとりぼっちは寂しいじゃないか。 どうして誰もあの子に近づかないんだ。 どうして誰もあの子の手を取らないんだ。 どうして誰もあの子を救わないんだ。 それはきっと、ひとりぼっちの寂しさを知らないからだ。 だけど僕は違う。 僕ならきっと、あの子の隣に立てる。 走った。 走った。 あの子は誰よりも遠くにいたから。 走った。 走った。 僕は誰よりも遠いところを目指したから。 そうして僕はあの子にたどり着いた。 あの子は僕を見て笑った。 僕だけのために笑ってくれた。 僕はあの子の手を取った。 そのまま抱きし...
  • 嘘の対価
    嘘の対価 イチゴショートがなくなっているんだが? シラを切るな、冷蔵庫にしまって置いたイチゴショートのことだ。 いや、今は『置いていた』イチゴショートか。 昼寝をする前にはたしかにあったはずのそれが今は陰も形もない。 これは一体どういう事だ? 「小腹が減いたので食った」? そんな事は判っている。 今問題にしているのは、なぜ二個とも消えているのかということだ。 革命堂のボリュームイチゴショートはその名の通り、甘党でも一個食べきれるか怪しいボリュームだ。 それをそう甘党でもないお前が平らげられるか?馬鹿げている。 そして次だが。お前は新聞は読んだまま、テレビはつけたまま、布団は万年床という救えない怠け癖がある。にも関わらずだ、なぜイチゴショートを食った皿やフォークが見当たらないんだ? 「使ったら洗ってしまうのは当然」? 当然?お前からそんなセリフが聞...
  • その男はツラの皮が厚い
    『その男はツラの皮が厚い』  はじめ、僕はただ友達が欲しかっただけだった。  だけど引っ込み思案の僕は他の子に上手く話しかけることができず、ようやく勇気を振り絞っ て声をかけた僕の顔は、まるで泣いているようだったらしい。  みんな心配してくれた。優しく励ましてくれた。だけど一緒に遊んではくれなかった。  ああ、僕はとことんだめな子なんだ。僕ひとりの力では笑うこともできやしない。  僕は泣きながら、笑顔の仮面を被った。  しばらくはそれでうまく行った。  少ないけれど友達もできた。  だけどいつしかまた僕はひとりぼっちになっていた。  仮面が泣き顔になっていたからだ。  僕が仮面の下で泣いていたせいで、涙で仮面がふやけてしまったんだ。  僕はまた、仮面の上から仮面を被った。  それから僕はいくつもの仮面を被った。  笑っていないと友達ができない...
  • そして、気がついたんだ。
    作者:Elika 知らなかったよ、今まで。 バカみたいだろ?こんなことも知らなかった。 誰も教えてくれなかったんだ。 人を好きになる事が、こんなに辛いなんて……誰も、教えてくれなかった。 君を想うだけで胸が震えた。 会えない日は、切なさに身を焦がした。 くだらないことで一喜一憂する、そんな自分の単純さに嫌気がさした。 それでも、君を好きだと思う度にこみ上げてくる、この温かさはなんなんだ? 目に映るすべてが君につながって、今まで周りにあったすべてが価値を変えて。 知っている世界が全部色を変えてしまった。 そして、気がついたんだ。 これが、人を好きになるって事なんだ。
  • こんなところにいたんだね
    こんなところにいたんだね 気付いたのは ほんとうに何気ない時だった 授業のノート 見なれた文字 それすら差異を 抱かせる 流れる声は彼方へと ボクの心 ここに無く あぁどうして 忘れたのか あぁどうして 気付いてしまったの あぁ どうして この手にいないのか 鳴り響く鐘の音 顧みることなく駆け出した カバンも机も必要ない 探すボクに必要ない 何か求め走ってる 声にならない 傷む胸 ゆくあても 名前も知らない わからない 何もかもが分からない それでも走る ひた向きに 橋のアーチ 根元に至り 膝をつく 吐き出す息 震える四肢 河の水面に 見ゆる落陽 そらす視線 その先で 辿り着く あぁそうか こんなところにいたんだね
  • 英雄王物語2
    【賢君マティアス】  丘を砂塵が吹き上げる  目をそむけ、まぶたを瞑る  氷の宮(きゅう)は広がりすぎた  我らが軍神、我らの英雄の手には余ってしまった ”彼は戦でこそ神だったが、政の場には凡庸な男だった……”  宮ではそんな噂も聞き漏れるという  そのような臣下が野放しにされているという  市井にまでその噂が伝わる日も遠くはない  ”刃を向けよ”  私は逆賊ではないのだ  英雄の汚名を雪ぐ為  この名と体に泥を塗るのだ  後の人間は私を非難するだろう  とんだ逆臣が、逆賊がと  けれど私は逆賊ではないのだ  幾らでも風を受けよう  私が愛し、皆が愛した英雄は  永遠に残される  丘を砂塵が吹き上げる  私は咆哮する、遥か宮殿を目指し  砂を噛み潰し、雄たけびをあげる  ”我らが英雄を、...
  • 先輩と後輩
    作者:Elika 【後輩パート】 背筋を伸ばして、しっかりしなきゃ。 今日こそは、今日こそは先輩に言うんだ! ──あなたの声が、大好きです、って。 【先輩パート】 ふぅ……落ち着かないっ! あーーーーーーーもぉなんなんだまったく! 落ち着く、っつーかなんつーか……好きなんだよな、あの声。 【掛け合いパート】 後輩「あ、先輩おはようございます!」 先輩「っぷ、あはははははははははははは!」 後輩「え?!え?!」 先輩「お、おはようってあんた、何時だと思ってんのさ!!」 後輩「え、えっとはい、15時23分です!遅刻、ですか?」 先輩「そ、そうじゃないよ、あはははははは!!」 後輩「先輩、わ、笑いすぎですよ!」 先輩「ぷくくくくく……あー、笑った笑った!」 後輩「ま、まぁいいですけど……(呟く様に)笑い声も、好きですか...
  • 神様の息子
    今日は父の日。お父さんに日ごろの感謝を伝える日です。 下の人間の世界では子供たちがお父さんに、 子供「おとうさん、いつもありがとう」 子供「おしごとおつかれさまです」 子供「おとうさん、ずっとげんきでいてね」 そんな言葉といっしょに、お父さんへプレゼントを渡しています。 お父さんはにっこりにっこり笑って、「ありがとう」と子供たちをぎゅっと抱きしめていました。 息子「僕もおとうさんに感謝をつたえたいな」 神様の息子はそう思いました。 息子「人間の子供は、何をプレゼントしているのかな? ネクタイに、くつした・・・似顔絵。そうだ、僕も似顔絵を書いてあげよう」 神様の息子はしろいふかふかした雲をひとつちぎって、うすくたいらにのばして、 まっさらな画用紙にしました。 そして、天の白い小鳩から、抜けた羽を一本もらい、ペンにしまし...
  • 人はそれを試練と呼んだ
    『人はそれを試練と呼んだ』 A:30代半ば~後半。会社をクビになった。 B:10代の若者。お金が欲しい。 C:神様LOVE。狂信者というよりはマニアっぽい。 D:神様。ちゃんと全人類を分け隔てなく愛しているし救済もしてる……のだが。 A01「ああ神様、どうか私をお救いください」 B01「ああ神様、どうか僕に幸せをください」 C01「ああ神様、どうか神様。ああ神様」 A02「ああ神様、私は14年間勤めた株式会社大盛産業からリストラを言い渡されました。どうか   この身の不幸をお救いください」 B02「ああ神様、僕は雲雀野区(ひばりのく)権現坂(ごんげんざか)4丁目のメゾン・ド・ゴン   ゲン102号室に住む、貧しい若者です。ちなみに郵便番号は<ピーッ>、預金口座番号はふ   れあい銀行苺谷(いちごだに)支店<ピーッ>です。どうかこの僕に人並みの幸せをお与...
  • インド人の幽霊
    インド人の幽霊 作者:どらいも ◆5osweXTmkM 俺の部屋にはインド人の幽霊が居憑いている。 いつからいるのかは分からない。 本当にインド人なのかも分からない。 けれど、ふとした時に感じる強い人の気配に振り向くと、六畳一間の部屋の隅にぼぉっ…とターバンを巻いた年老いた男が立っていることがある。 とりわけて危害を加えるわけでも、何かを俺に伝えようとするわけでもなく、そのインド人の幽霊は多いときで週に4日くらい俺の部屋に現れた。 俺の仕事は残業ばかりで、家に帰り着くのはいつも夜の10時を回ってしまう。 その日も俺は疲れた足取りでぼろアパートの錆びた階段をのぼり、北寄りの一番角にある自分の部屋の鍵を回した。 「パチリ」とつり下げられた照明のスイッチを入れると、不快な電子音と共に薄暗い明かりが散らかった部屋を浮かび上がらせる。 そのとき、例のごとく...
  • 旧校舎の大鏡
    旧校舎の大鏡 「旧校舎の大鏡には、死ぬ前の自分の姿が映る」 よくある学校の噂話だ。 オチを言ってしまうと、 「鏡には、今と全く変わらない自分の姿が映っていた。  つまり、鏡をのぞいたときが自分の死ぬときだったのだ……」というもの。 僕が今覗いているこの鏡が、その噂の鏡なのかどうかは確かめようがないが、 旧校舎にほかに該当するような鏡は見当たらない。 屋上にあがる手前の、ダンボールや紙束を積み上げられた中に埃を被っていた大鏡。 積年の汚れが積り、ほとんど曇ってしまっていた。 ハンカチで拭ってはみたが、薄ぼんやりと映ったものの色がわかるだけで、 映す姿もはっきりとしない。 それでも、僕はこの鏡に何かを感じたのだろう。 こうして足繁く、旧校舎へと通う程度には。 「やあ、また来たよ」 『やあ、また来たね」 喋りかけるのも僕...
  • ウンコ
    『ウンコ』 A:男性。タカシ。浦島太郎状態。 B:ウンコ。鳴く。しゃべる。 C:お天気キャスター。この日の降糞確率は40%だったそうな。 D:女性。Aの母親。日常的にウンコが降っている世界に生きている。 A01「朝、起きぬけの眠い目をこすりながらカーテンを開けると、外ではウンコが降っていた」 (※SE:ウンコが雨となって降り注ぐ音) B01『ウンコ!ウンコ!ウンコ!ウンコ!……』 A02「いやいやいや。待て待て待て、待てって。ウンコは鳴かない。『ウンコ!ウンコ!』とか   鳴かない。というか、ウンコが雨だの雪だのと同じノリで空からぼっとんぼっとん降ってく   る光景なんぞ俺は知らん!なんだよこれ、どんな異常事態だよ」 (※SE:Aが自室から居間に移動する音。リモコンでテレビの電源を入れる音) C01『今日のお天気をお知らせします。今日は朝からウンコが降...
  • お一人様、ご同席御願い
    お一人様、ご同席御願い H マダム・ファン。元側女(皇帝第2妃) L マダム・リィ。元芸者(皇帝第3妃) G フー=ガン。使用人男  ユウ=ミン。使用人女(※セリフなし) ◆朝食会場 G_01「マダム・ファン、奥様、おはようございます」 H_01「おはよう、フー=ガン。本日のお茶もすばらしいこと……何かわたくしに用があって?」 G_02「それが……申し訳ございません、マダム・ファン。    本日は、来客の方が多くいらしておりまして……    失礼ながら、奥様のご朝食の席に、お一方の同席をお許し願えませんでしょうか」 H_02「あら、そうですの……    そうね、今朝の香りは、この時節の気候にとても合っていてよ、フー=ガン    それに免じてというわけではございませんけれど。同席を許しましょう。    その席にあぶれたかわいそうな方を連れていらっしゃ...
  • 頁上殺人
    【登場人物】 男 エディ  女 アビー 男 車掌   女 給仕 男 刑事 エディ_1「ここは走る密室だ。犯人は僕達の中にいる」 アビー_1「そんな事を話してもいいの? 私が犯人かも…」 エディ_2「信用させてくれ、アビー。      素人が探偵を気どるなら、絶対の信頼がおける助手が必要なんだ。      僕は君を信用したい」 アビー_2「いいわ、エディ。私もあなたを信用する!」 エディ_3「彼を殺した犯人は、絶対に僕らが見つけ出すんだ!」 後輩「……と、こんな話を思いついたんすよ」 先輩「列車ツアーの中での殺人か…つーかオリエント急行か」 後輩「一応。で、この先がまだ思いつかなくって」 先輩「動機とかトリックとかは決まってんだろ?    そこまで、探偵をどう動かしてくかか……」 後輩「いいえー。まったく全然先が見えなくってー。    とりあえ...
  • もしもデュアルショックコントローラがしゃべったら
    作者:Elika ■もしもデュアルショックコントローラがしゃべったら■ ん、おはよう。今日はなにするの?また昨日の続き? ……え、っちょ、それ、それちょっと激しすぎるんじゃない?!ねえ、激しいよね?! 激しいとちょっと疲れちゃうんだけど……あ、ダメ。やめない。どうしてもする。 はい、逆らえません。 あの……激しいのはわかってるんですが、できればそのー……ね?優しく、優しぃ~くして──わあああ! いきなり!いきなりまわすなって!ぐりんぐりん、ぐりんぐりんだから!! ちぎれる!ちぎれる折れるもげるぅぅ!! 押しすぎ!ぐいぐい押しすぎぐいぐい押しすぎ! 押しすぎまわしすぎ押しすぎ! あ、この、ヘタクソ!そ、そうじゃないって、あーー!あーーー……さっそく負けちゃった。 ……ねえ、まだやるの? まだやる!?まだやるの?!ヘタクソですぐK.Oされる...
  • うたかた
    うたかた あっ……! 君は、もしかして、うん、そうだ。やった。やっと来てくれた! 約束、覚えていてくれた! よかった! ……え、覚えてないの? 約束も、この場所も、ここに来るまでの道筋も、今までの記憶も、自分の名前も、私のことも? ……そっか。しょうがないよね。約束を守ってくれただけでも僥倖だよね。 へへっ。ムズカシイ言葉知ってるっしょ。ムカシとは違うのだよ、ムカシとは。 え、約束?さてー?なんだったかなー。へへへっ。 いいの。約束なんかなくたって、君が今ここにいる。 それだけで充分です。私、満足です。ご満悦です。へへっ。 ね、ね、私ね、ずっとこの原っぱで君と追いかけっこするのが夢だったの。 私ね、ずっとこの木の陰で君と一緒に絵本を読むのが夢だったの。 私ね、ずっと日だまりで君と並んでお昼寝するのが夢だったの。 私ね、ずっとこうして君といつまでもおしゃべりするのが夢だったの。 ……嘘...
  • 喫茶bivio
    喫茶 bivio 男:20代くらい。事故に遭った。 店:喫茶店の店員、と見せかけて死神さんっぽいなにか。男女どちらでもおk (カラカラン 扉開) 男01「(呆然・困惑)……ここは……?」 店01「いらっしゃいませ、お一人様でしょうか」 男02「え?……あ、はい」 店02「こちらの席へどうぞ」 (扉閉) 店03「お水と……こちら、メニューです」 男03「……どうも。……ブレンド、で」 店04「畏まりました」 男04「……僕は、誰なんでしょう」 店05「……思い出せませんか」 男05「ええ。何もかも、ぼんやりとしていて」 (カップを置く音) 店06「お待たせいたしました、ブレンドコーヒーです」 男06「どうも……」 (一口飲む。ここから一口飲むごとに少しずつ意識がはっきりしていくイメージ) 店07「お仕事は何を?」 ...
  • 薄暮の幻霊
    『薄暮の幻霊』 A:女性。噂に囁かれる天使様。 B:男性。通りすがりの旅人。 C:男性。天使様を探す一人。 D:男性。天使様を連れてきた人。 E:女性。天使様として連れてこられたただの人。 F:男性。天使様の研究をしている学者。 *:天使様を探す群衆。 A01『さようなら。さようなら。さようなら。お願い。私を探さないでください。私を思い出さないでください。私を、そっとしておいてください。……見えないけれど、わたしはここにいるから。聞こえないけれど、わたしは笑っているから。触れられないけど、わたしは幸せだから。だから。だから。さようなら。さようなら。さようなら』 (*はモブ。モブなので賑やか且つ主張しすぎないこと。モブなので一人何役でも可) *01「ああ、天使様、どうか我々の前に姿をお見せください」 *02「いったいどこにいらっしゃるんだ」 *03「南の方はもう探しつくしたんだって?...
  • ただしい励まし方
    作者:Elika A01「愛が足りないよなー、俺の生活」 B01「私のでよければあげるよー、いくらでも」 A02「わーい、嬉しいなー、とでも言えばいいのか?」 B02「足りないんだったら、じゃんじゃんあげるよ」 A03「なんでそんな安売りしてんだよ……」 B03「売るほどあまってる」 A04「じゃーありがたくいただいて、600Wで3分間加熱してやるよ」 B04「してもいいけど、どうなっても知らないよ?」 A05「……どうなんだよ、具体的に」 B05「増殖する。超増殖しちゃう」 A06「お前の愛はポップコーンかなんかか?!」 B06「や、ポップコーンは増えないでしょ、数的には」 A07「あー、そういやそっか、体積増えるだけか……って、問題はそこじゃねぇよな?」 B07「そうなの? A08「そうなの?じゃねぇ!だいたい愛が増殖とか重苦しいだけじゃねぇか!」...
  • 茶屋サイレントヒルズ
    A カラタール婦人 B エルダー氏 C マリエッタ A「長らく生きておりますと、本当に様々なちょっとしたことに驚かされることもあるものですが   本日、私を驚かしましたのは、あぜ道をとんでもないスピードで走ってきた馬車と、   転がるようにせかせかと降りてきた、二人の親類の姿でございました」 B「やあカラタール婦人、お久しぶりです」 A「こんにちはエルダーさん。こちらこそ、久しく何の音沙汰もしませんで…」 B「いやいや…さ、挨拶をするんだマリエッタ」 C「(無言)」 B「この強情者。あ、いや失礼、このトンチキは私の子でマリエッタと申します。   本日御伺しましたのは、この娘の……」 A「どうぞ、お座りになって。   娘さんの就職先のお話も、それから話されましても遅くありませんよ」 B「これは申し訳ございません、来て早々に……」 B「カラタール...
  • 医者と患者
    告知 患者 「先生、どういうことなんですか!」 いしゃ「落ち着きなさい、安静にしていてください、大丈夫です」 患者 「でもおかしいでしょ? 診断した当日に即 入院。そして人間ドックされりゃ不安になりますよ」 いしゃ「君のいいたいことは分かる、だが落ち着くんだ。冷静に大丈夫、まかせなさい」 患者 「いやいやいや、何でそんな慈愛に満ちた声出してるんすか! その割に目に涙とか空気重っ!!」 いしゃ「最初見たとき、わたしの見間違いだったらと思ったんだけれどね、残念だよ」 患者 「まてぇい! 何だその回想は、死ぬのか? 俺死ぬのか? 嘘だって言えよ、言ってくれよ!」 いしゃ「しかたないんだ、これは人の手によって引き起こされる訳じゃないんだ! すまない」 患者 「そんな」 いしゃ「最後まで、私は君を助ける努力をする、だから受け入れてくれ」 患者 「・・・わかったよ、だけど...
  • 告知
    告知 患者 「先生、どういうことなんですか!」 いしゃ「落ち着きなさい、安静にしていてください、大丈夫です」 患者 「でもおかしいでしょ? 診断した当日に即 入院。そして人間ドックされりゃ不安になりますよ」 いしゃ「君のいいたいことは分かる、だが落ち着くんだ。冷静に大丈夫、まかせなさい」 患者 「いやいやいや、何でそんな慈愛に満ちた声出してるんすか! その割に目に涙とか空気重っ!!」 いしゃ「最初見たとき、わたしの見間違いだったらと思ったんだけれどね、残念だよ」 患者 「まてぇい! 何だその回想は、死ぬのか? 俺死ぬのか? 嘘だって言えよ、言ってくれよ!」 いしゃ「しかたないんだ、これは人の手によって引き起こされる訳じゃないんだ! すまない」 患者 「そんな」 いしゃ「最後まで、私は君を助ける努力をする、だから受け入れてくれ」 患者 「・・・わかったよ、だけど...
  • 午前11時の喫茶店
    男:喫茶店の雇われ店長。ぶっきらぼうだがコーヒーを淹れる腕には定評があり、常連もいる。 女:喫茶店のオーナーの娘。社会勉強にと頼み込んで喫茶店で働いている。 男01「お嬢さん、すまないけど店を開けてくれますかね」 女01「だからその"お嬢さん"というのはやめてくださいと何度も言っているではないですか」 男02「……そう言われましてもね。こちとら、オーナーに頼みこまれてあなたの遊びに付き合ってるようなもんですから」 女02「遊びって何ですか!私は真剣に、ちゃんと働きたくてここにいるんですよ?ですから、呼び名は改めていただきたいのです」 男03「あー……じゃあ、見習い?」 女03「な……っ!どうして名前を呼ぶとかそういう風にできないんですか」 男04「……あんたの仕事内容じゃ、見習いが関の山だろ」 女04「それはあなたが仕事を任せてくれないから……」 男05「任せられる...
  • 美少女戦士プリティ☆キャット
    美少女戦士プリティ☆キャット~セクシー怪人マイアの逆襲!~ セクシー怪人マイア♀:おばさん?お姉さんとおよび!的年齢の怪人 オペラ系怪人ファントマ♂:スケベ的オヤジ発言怪人 マイアとは同期 ロリータ怪人ツェペリ♂:中堅の怪人 マイアの先輩 首領♂:ボス!ゴッドファーザー! ダジャレ好き 研究員♂:がんばれ若造! ナレーター:熱く静かに清らかに (戦闘員:※キャスト全員で高らかに) (SE 鏡をたたきつける) マ01「ああもう、腹立たしいッ!」 フ01「どうした、セクシー怪人マイアよ。ずいぶんと荒れているようだな」 マ02「どうしたもこうしたもないよ、オペラ系怪人ファントマ。    あの腹立たしい正義の味方、プリティ☆キャットのことさ。    いつもいつも私の顔ばかり狙ってパンチだのキックだの……小娘め、人の顔だと思って……」 フ02「プリティ☆キャ...

  • 作者:Elika 虹 雨の空、冷えた空気。 嫌いじゃないけど、すっきりしないね。 だいたい日光を浴びなきゃ人間は判断力が鈍るんだ。 ビタミンDがなんとかかんとか、ってさ。カルシウムの吸収とかにも影響するんだっけ? 毎日晴れてたら、それはそれでうんざりすんだけどさ。 雨降っててもうんざりだよな。 空、うぜぇ。 ほら、あいつらだってそうだ。 湿気が多いと髪がうねるよぉー、とかいってわいのわいの騒いでやがる。 お前の髪の毛がうねろうが抜けようが、俺は知ったこっちゃないっての。 うんざりだ。 女子ってのはおめでたい連中だよな。 お天気の話題から髪の毛の話題、そして最後は────。 ホレタハレタ、のお決まりコース。 お前らはそれしか知らないのか、マンネリどもが。 彼氏がどうとか、恋人がどうとか、片思いだとか両思いだとか。 あ...
  • ラヂオ
    ラヂオ 作者:名無し(id wM7ukox1V0) 【ラヂオ】  午後●時を迎えました。リスナーの皆さんこんにちは(こんばんわ)。  VIPPER’S FM「声劇RADIO」のお時間です。なんと今日は記念すべき第1回放送です!  ……え? このネタどっかで見た事があるって?  気のせいです気のせい。  そんなことよりですね、今日は昨日開幕した「第2回朗読祭〜秋の陣〜」で、声劇スレも大賑わい!  いやぁ、いつもこれくらい人がいれb いえ、何でもありませんよ。  ライターさんも、声優さんも、編集さんもまだまだ随時募集しているとのことですので、 是非参加いただければなと思います。  では、CMの後も「声劇RADIO」まだまだ続きます! 〜〜〜CM〜〜〜〜  君の台本が必要なんだ!  おまえの声が必要なんだ!  あなたの編集が必要なんだ! ...
  • カンペ
    彼らの妄想 鈴井役14アドリブ一例(提供 スレ有志)  <HENTAI版> ゆっるさーーーーぁん!モッテモテの男なんざ死にさらせぇーーーーー!! キスから始まる恋もある?セックス?中田氏?出産?2人の門出に祝福を!?なにそれおいしいの? こちとら生まれてこの方おにゃのこの手だって触ったことないのに、 走ってる車の窓から手を出して「なるほど、これがDカップの触り心地か」とかやってたら 妹にかわいそうなものを見る目で見られるし、 同情するなら胸もませろってんだ、 へっ。今に見てろ、俺の手にかかれば お前なんぞ乳首おったててびしょびしょのぐしょぐしょに・・・・・・ ってお前らなんだその目はーー! お前らだって同類だろ仲間だろ、セックスしたいだろ・・・ ってごめんなさい 俺だって実はこんな長台詞いうの恥ずかしいんです ごめんなさいご...
  • ケルピー
    遠くで赤く、城が燃えている。 鼻血を拭き顔をぬぐうと、少しはまともな顔に戻った。 荷物はほとんど残っていなかったが、体は無事のようだ。 手を引かれ共に逃げのびたはずのアーナの姿はなかった。 すすまみれの人々は、呆然とたたずんだり咳をしたりするだけで、 暴徒に変わるような気力もないようだった。 脚絆をまさぐると、そのブローチはまだそこにあった。 空は暗い。黄昏時の紫苑の空に灰色の雲がたなびいている。 空を見ながら、咆哮した。 おおお、おおお、と狂人のような叫びに人々は驚いた眼を向けるだけだったが、 馬が一頭、向かって来た。 男の子は迷わずそれに飛び乗り、森の中へ。 そして二度と帰って来なかった。
  • ただしイケメンに限る
    『ただしイケメンに限る』 A:男性。加藤君。文武両道、成績優秀、おまけにイケメン。 B:女性。新田智早。成績は真ん中くらい。Aに片思い中。貧乳。 C:女性。美恵子。色恋沙汰が大好きなおせっかい女。 A01「あの、新田さん。二次試験の過去問持ってるよね?」 B01「え?ああ、うん。持ってるけど、これ北大(きただい)のだよ?」 A02「ちょっと貸してくれないかな?実は僕も受けることにしたんだ、北大」 B02「え……?」 A03「それじゃ、ちょっとコピーしてくるから」 (※A、教室を出て行く) C01「ちょっとちょっと、どういうこと!?」 B03「さあ」 C02「何で今になって進路変えるわけ?」 B04「なんか事情があるんだよ、きっと」 C03「事情って何さ?だってあの人一大(いちだい)狙ってたじゃん。普通にA判定とってたし。   それを北大って...
  • おめでとう敬老の日
    おめでとう敬老の日 A:黒魔術師のおジジ B:白魔封士のおじい A_01「くっくっく……トカゲの尾、イモリの唾液、毒ガマの油、大豆から抽出したイソフラボン……完璧だ。    これで、私は永遠の命を手に入れる。そして、世界征服の野望をこの手で果たすのだ!」 B_01「待てーーい!!」 A_02「な……何奴!」 B_02「見つけたぞい……クロ。そんな腐った野望は今すぐ捨て、わしらの軍門に下るんじゃ!」 A_03「シロか……ふん、その名の通り、老け込んだな、髪も……そして、死に装束までまとったか」 B_03「死に装束か。ならばお前さんのそれは死神かぇ?    ハン、その心までドス黒い欲望に満ち……暗黒の魔力がその身にあふれておる。    なげかわしいのぉ……その一と名高かった、魔法使いが」 A_04「ええい、黙れ!    いつの昔話をされようと、私はもう五...
  • RPG
    作者:Elika ナレーション01 「世界に混沌が訪れていた  世界はカオスに満たされていた  その大地に大いなる傷跡を残して  ある者は昏き波動に身を侵され  またある者は命と引き換えに国を護り  己の『道』を模索する者は好機を逃してなるものかと立ち上がり  かつての英雄は静かに、その*-*-*-時が訪れるのを待っていた  ――その瞳に、それぞれの炎を宿して」 アイリーン01「おにいちゃん、どうしてもいっちゃうの?」 ルード01「ああ。世界が俺を呼んでいるんだ」 アイリーン02「おにいちゃんなら、きっと大丈夫だよね。悪い王様なんて、やっつけちゃうよね?」 ルード02「ああ、必ず――必ず、この世界を救ってみせる!」 アイリーン03「うん、信じてる!ケホッ、ゲホゲホッ!!」 ルード03「アイリーン!!」 アイリーン04「わた、私は大丈...
  • 松永君と社長
    『松永君と社長』 A:男性。松永。整備課の平社員。辞表を提出したい。何かと残念な人。 B:男性。社長。建設業か何かだと思う。Aを引き止めたい。何かと熱い人。 (※注 『』はモノローグ) A01『辞表を出そうと思う。まあ色々あって今の仕事をやめようと思う。辞表の書き方はネット   で調べた。辞表なんて初めて書いたが、我ながらよく書けていると思う』 (※SE トントン、とAが社長室の分厚い木製のドアをノックする音) A02「社長。整備課の松永です」 A03『うあー、緊張するー。一週間くらい自分の家でイメージトレーニングはばっちりだけど、   やっぱりこういうのは練習と実践とじゃ全然違うのが当たり前だし、もう心臓がバクバク   いってきた―!でもこういうのって印象が何より大切だし、揉めてすんなりやめられなく   なったらアレだし、あくまで平常心で明るくはきはき...
  • お客様は
    作者:Elika あー……?んだよ、客かよ……はいはい、今開けますよー、っと……。 はーいはい、いらっしゃいいらっしゃい。ここらで一番やる気のない店ですよー。 あ?どんくらいやる気ないか? そりゃ、客が来なけりゃ店開けないくらいやる気ねぇよ。 はぁ?!やる気出せ?!お客様は神様だろう、って?! 冗談じゃねーーーーーよ、誰が好き好んでこんな店やるってんだよ、てめぇコラ! うわっ……そ、それだけは、それだけは勘弁してくんねぇかな、な! そんなブッソーなモンはおさめておさめて……はぁぁぁ……めんどくせぇ……。 とっとと選んじゃってくださいよー、ったくもー……。 はいはい、まいどありーまいどあり。 めんどくせぇ~……なーにが、お客様は神様だってぇの!天界で店開いてんだから当然だって! しっかし……なんで天界で一番需要ある店が『女装ショップ』なんだよ……う...
  • 本日はセンター試験1日目です
    本日はセンター試験1日目です A01「終わったー! 試験終わったー! 人生終わったー!」 B01「なんだよ急に」 A02「こんな調子じゃあどこも受からねえよお……」 B02「まあ、そう気にするなって」 A03「そうだ、樹海へ行こう!」 B03「まだ明日があるじゃないか」 A04「和歌ばっか詠みすぎだし、テディベアでキレるとか大人げねえし!」 B04「まあそう気を落とすなって」 A05「おまえはさ、頭いいからさ、そういうふうに余裕しゃくしゃくとしてられるんだろうけどさ」 B05「そんなことないよ、僕だってそんなに出来は良くなかったよ」 A05「うそつけ」 B06「ほんとだよ」 A07「じゃあなんでそんなににこにこしてられるんだよ」 B07「悲しいからだよ」 A08「悲しいから?」 B08「悲しいから、こうやってうわべだけでもつくろって、崩れそうな心を支え...
  • 早期解決に努めたい
    【早期解決に努めたい】 アナ:アナウンサー。ニュース文が拙いのは許してください。 A:大事な人を失う人。 B:できた人。底抜けの優しさと、気丈さを持つ。 アナ01「昨日、悪性思想所持者取締法が制定されてから初の悪性思想検査が行われました。    本国は長年の不況から治安が悪化しており、犯罪件数は毎年増加し続ける傾向にあります。    そこで悪性な思想を測定する検査機が開発され、昨年12月 悪性思想所持者取締法が制定されました。    国民には検査の義務があり政府の定めた基準値を超えた場合、刑罰が科される事となっています。次のニュースです。」 (テレビのニュース見ながら) A01「あぁ、昨日のあれか。なんだか変な検査だったな」 B01「え? う、うん……」 A02「あんな機械に入って写真とるだけで人の考えというか……なんていうんだ? 心なんて分かる...
  • もしも奴がしゃべったら
    作者:Elika おーい。 もっしもーし。 聞ーこーえーてーるーーーーー? おーーーーい。 うわっ、ちょ、急にそんな開かないで!! 壊れちゃうってば! もっと丁寧に扱ってよ!! わ、近、近い近い近い近いってば息がかかって、うあああ!! は、早く終わってくれぇ……!! はぁ……え、まだやんの? え、え、ちょ、今度はそんなっ、指で!? っぶ!ぶはははははははははは、そんな、やめ、あは、あはははははははは! くすぐっ、くすぐったいって!やめてってば!強くしないでって! わ、早いって!!早すぎ!!もっと落ち着いてくれないとこっち、追いつかないって! こら、下ばっかり使うな!もっといっぱいあるんだからさ、反応するところ! え?なかなか出てこないから? や、やり方悪いんじゃない?もっと頭使うとかし、て、ちょっと!! あははははははははははは...
  • 無駄話
    無意味な雑談 A 「こんにちわー」 B 「あ”ぁ~? い”らっしゃ~い」 A 「だ、大丈夫なんですか?」 B 「あー大丈夫、単なる飲み過ぎだから」 A 「いったいどんだけ飲んだんだよ」 B 「えっと、こんだけ、、、(ピース)」 A 「は? ニ杯?それでこん、、、」 B 「二日ほどオールナイトで」 A 「だぁ! 飲み過ぎだろ!!!」 B 「ふたを開けたら飲まないかんだろう?」 A 「何、開けたんだよ」 B 「んーと樽1つ」 A 「あ、ほ、かー!!」 B 「北海道のアイスみたく固い頭じゃ生きてけへんぞー」 A 「いや、無理矢理すぎだろ」 B 「木べらも折れるわなぁ」 A 「帰れ、いや帰るわ!」
  • 三羽烏天狗
    A「親分、開けましょうぜ」 B「早く、早くしましょう」 C「急くな急くな。どれどれ……」  (開ける) A「なっ…?!」 B「こりゃあ…」 C「なんと……」 D「すー…すぴー…」 C「おい仁吉」 A「へい」 C「こりゃあなんだ」 A「…宝物箱でげした」 C「そうだな。箱はそうだ。この中身はなんだ?」 B「親分、俺にゃ、これは人間の子供のように見えますよ」 C「ハチ、お前ェは黙っとれ!!」 B「だ、だって親分が聞きなさるから!」 A「かしら、こりゃなんの手違いなんでげしょう…」 C「こっちのセリフじゃ。いいかお前ら。我が兎丸一家の鉄の掟を言ってみろ」 A「お天道様に顔向けできない働きはしない…」 C「そう、あっしら世間様をお騒がせするが、それでも義賊よ。で、この子供だ」 B「それがどうかかわりあるんでさ?」 A「バカタレハチ、...
  • メイド・オブ・チェネレントーラ
    メイド・オブ・チェネレントーラ 母:『いいかげんにしなさい! …………(チラリ)』   チェレネントーラのいじわるな継母。韓流ドラマと火サスが大好物。 妹:『待ってても倒れないからね?期待を込めた目で見つめないで!』   継母の連れ子でチェレネントーラの妹にあたるいじわるな娘。名前はチャコ。 王子:『最新鋭の足指紋認証式ガラスの靴です!死んでも逃れられません!』    イタリア王国の王子、齢12。 チェネレントーラ(シンデレラ)(※セリフなし):『小腹空いた……』    父を亡くし、継母や姉妹にいじめられている可哀想な娘。邸のメイドがわりにされている 母01「ここはイタリアの小さな城下町。    父をなくし、父の再婚相手の母やきょうだいらにいじめられ、しいたげられているチェネレントーラは……遅い朝食支度を終え、それからは何の家事...
  • ユートリ国 最後の聖戦
    ユートリ国 最後の聖戦 A:勇者(ゆとり第一次世代) B:勇者と共に戦ってきた親友 C:お姫様 齢10歳 A01「ここは悪夢の墓場……人々の夢を操り 世界に混乱をもたらさんとする魔王・ナイトメアの居城……    僕らはやっとここまでたどり着いた。人々の夢を吸い取り 僕らの故郷を絶望の地に変えた    あの憎き魔王との戦いも ここで終わりなのだ……」 B01「おいA(エイ)……なにをぼさっとしてるんだ」 A02「あ……ああ すまない。これが最後の戦いだと思うと、こみあげるものがあってね……」 B02「ははっ、ここにきて震えがきたか。武者震いだと祈りたいね。    ……大丈夫だな? 障気にあてられたんじゃないだろう?」 A03「心配するな、身体は万全だ。恐れはある……が、ここまで来たんだ。    散っていった多くの命のため、ここまでの道のりを無駄にし...
  • ツンデレ鬼嫁
    ツンデレ鬼嫁 先生 佐々本、作家。 有明 佐々本の編集担当。 千春 佐々本の奥さん。 有明01「先生、先生!」 先生01「……」 有明02「ほら、いつまでそこでぶさっとしている気ですか。     お暇なんでしたら、作品の構想でも練られたらどうですか」 先生02「うるさいな。君の所の本は、この前に渡しただろう」 有明03「新作のことですよ。ただでさえ佐々本先生は寡作でいらっしゃるんですから」 先生03「うるさいよ君。今私はナイーブな気持ちなんだ、邪魔をしないでくれたまえ」 有明04「人ん家に押しかけてきて何を生意気な」 先生04「君だって人ん家に押しかけてくるじゃないか、締め切り前に」 有明05「それは趣旨が違うでしょう。……全く、どうしたんですか、今日は?」 先生05「ふ……作家には、ふと悲嘆にくれる日があるのさ」 有明06「またそんな……どうせ...
  • 一緒につくったら
    一緒に作ったら  製作者:Elika ◆ZV4ztNUKTw A:男。彼氏。多分優しい。 B:女。彼女。淡々と。 A「なーなー」 B「ん?」 A「これ、お前が作ったんだよな?」 B「そうだよ。早く食べてよ。」 A「いや、いくらなんでもこれは料理じゃないだろう。」 B「ひどいね。恋人の作ったものが食べられないっていうの?」 A「確かに俺は、おまえのその淡々としたキャラクターが好きだが…」 B「いいじゃないか。料理も淡々としていて。」 A「これは淡々としているとかいうレベルじゃないと思う。」 B「ひどいわっ!私の手料理、食べられないのっ?!」 A「急にキャラ作るなよ!!」 B「わがままだな、お前は。」 A「キャラじゃなくて料理をもうちっとこう、なんとかしてくれよ!!」 B「お前は時折難しいことをいうな。それのどこが不満なんだ。」 A「不満点を全...
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