声劇つくっちゃおうぜ内検索 / 「子連れ狼×2」で検索した結果

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  • 子連れ狼×2
    子連れ狼×2 狼A:薬売り。武家出身。父の仇討ちの免状を持つがやる気は無しに行脚中 狼B:浪人侍。不況により失職した元藩士、主君を求め行脚中。乳母車担当 坊 :神社の拾われ子。母をたずねて行脚中。坊じゃない、もう大人だ!!的少年 役人:お主も悪よのう系悪代官 父 :宿屋の主人 娘 :宿屋の看板娘 話し手:時代劇調天の声(ナレーター) 【一、登場】 話し手01「御代(みだい)様のご威光華やかなりし、花のお江戸のその都。      詳しき時は存ぜずとも、ここに一匹の獣がいた。      腕には手押しの乳母車、乳飲み子の母よいずこと花のお江戸をぐるり旅。      回ってみれば、あれ、花も散り実も腐り、悪逆非道のまかり通りの有様よ。      腰に二本の刀をさして、許せるべきかこの悪行。      並居る悪代(あくだい)、悪地主。斬っては斬って、また旅へ...
  • 【突発】ボイスドラマ作品集(中・長編)
    ...ゃん (2 07) 子連れ狼×2 (32 35) ザ・オーディション (6 00) オーディション、その後… 生命の在処について (16 44) 生命蒔く歌 (10 10) ゆけヨシダ!最強回避ディフェンスブロック! (1 40) ゆけヨシダ!最強回避ディフェンスブロック!2 (2 23) 購買戦争 (13 00) 製作者:RH ◆jH3Q3bIrRM ヤキソバパンを目指して走れ。 雰囲気コメディとでも言うべき、おバカな一品。 ↑ 購買戦争2 (29 02) 製作者:RH ◆jH3Q3bIrRM やっぱり目指すのはヤキソバパン、でも不穏な感じがするよ? 何故かシリアス方面へシフトした、頭脳戦的な第二話。 ↑ 購買戦争3 (33 20) 製作者:RH ◆jH3Q3bIrRM それでも目指すはヤキソバパン、だけどなんだか疑心暗鬼。 ...
  • ペヤング ◆g7JT5Zffzcの全台本
    ...イドさん【朗読用】 子連れ狼×2 (7人/男5 女1 他1)(完成有) 俺とお前と大五郎 御紋が目に入らぬか (3人/男2 他1) ヒェェ! これ読んでみて(完成有)  臍【朗読用】 コンタクトレンズの妖精と私 (2人/女2) ハーフ・アンド・ハーフ ↑ さ行 さよならペヤング  今はもう遅い【朗読用】 サンドウィッチメンズ (2人/男1 他1) 今日の晩飯の時間がやってまいりました 三羽烏天狗 (4人/男3 他1) 一味にしましょう 三枚目に憂鬱 (3人/男2 女1) 村の吾作が姫様に求婚されたよ!というお話 時間・飛行船・もみじ  もみじはあまり好きじゃありません【朗読用】 シシシシ (2人/男1 女1) 掛け合いでも朗読でも 実況中継 (2人/男2)(完成有) ラジオ番組のたのしい一コーナー 実録![裏]声劇スレ  もっかい録ろう【朗読用】 失恋喫茶  ねえマ...
  • Name
    作者:Elika 名前って大事だよね。 一人の人間に、一生付きまとう。切っても切り離せない、自分自身そのものって言ってもいいくらいだ。 名は体をあらわす、って言葉だってあるくらいだしね。 最近はさ、子供に変わった名前をつけるのが流行ってるみたいで。 ちょっと前までは信じられなかったよね。 「心」に「菜っ葉の菜」って書いて「ここな」とかさ。 犬と一緒に散歩してる親子連れに「お名前は?」って聴いて、「ここなです」って言われたら、俺なら迷わずこういっちゃうね。 「いや、犬じゃなくてお子さんの名前です」って。 ちょっと話は反れたけど、とにかく名前は重要だと思うんだ。うん。 だからさ、頼むからよく考えて名前付けてほしいんだよね! ほら、これ小さなお子様もやるわけだし!! 今ならまだストーリーはじまったばっかりだから、リセットすりゃ間に合うって! な、頼む...
  • あいうえお順(か~さ行)
    ...リーズ 【朗読用】 子連れ狼×2(ペヤング ◆g7JT5Zffzc) (7人/男5 女1 他1)(完成有) 俺とお前と大五郎 孤独な眠り(Elika ◆ZV4ztNUKTw)  「おまえは孤独だ」と【朗読用】 言葉こめて(るー ◆2wy/sH/KCo) 絵本シリーズ 【朗読用】 ごとばすっ!(ぴぴぴ◆9sbT5rhuJU) (2人/男2)(企画済)(完成有) 少年と青年の語らい。 こどもたちのようせい(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) ようせいシリーズ1作目。子どものための応援ぽえむです。【朗読用】 子供の頃のまま(Elika ◆ZV4ztNUKTw)  子供の頃、思ったことはない?【朗読用】 コネクト(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) (3人/男1 女1 他1) 存在性と非存在性の情緒的境界線上にあるお話です。 好み(Elika ◆ZV4ztNUKTw) (2人/男1 女1) 幼馴染...
  • 挟まれた老人
    挟まれた老人 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI A:乗客。 B:乗客。 老人:数奇なる運命を人生の最終局面にて歩む者。 車掌:そのまんま。 SE:電車 車01「えー、次は赤羽ー、赤羽でございまーす」 A01「夜も遅くなると、電車には色んな奴が乗るもんだ。    いかにも疲れたって感じのリーマンや、音楽を聴きながらケータイをいじる大学生。    化粧の手直しをするOLは、これからまだ予定があるのだろうか。    とりあえずこんな時間に子連れの家族が電車に乗るな、せめてクソガキを黙らせろ。    ああイライラする。普段は気にもしないってのに、今日はやけにイライラしてしまう。    それというのも、隣に座ってるジジイだよ!    このジジイ、ちゃんと風呂に入ってんのか? 全身臭くってたまんねーぜ!    ったく、これだから電車は...
  • ある魔法使いの話
    『ある魔法使いの話』 地の文:男性。物語の語り手。 A:男性。ただのアニメショップ店員だが、どこか奇妙な言い回しをする。 B:男性。いわゆる魔法使い。もしかしたら本当に魔法使いかもしれない。 その男は、町外れの小さなアニメショップでフィギュアを買い漁っていた。 ずんぐりとした腹、脂ぎった指先、疲れきったような細い瞳。 その容貌から、僕はその男の年齢を30代半ばと予想した。 計ったかのようなタイミングで、レジの店員が男に声をかける。 A01「お兄さんはおいくつですか?」 B01「何歳になったか忘れたよ。でも18歳は超えてるね」 A02「お兄さんはどこから来たんですか?」 B02「へその奥からさ」 A03「お兄さんはどこへ行くんですか?」 B03「あっちへ行くよ」 A04「連れて行くのはこの子たちだけにしてくださいね」 店員が手渡したアニメ柄の紙袋を両手に、男は店を出た。 僕が男に追...
  • かみひこうき
    かみひこうき すいーと、通り空を抜けて行く わたしは、かみひこうきが好きだ。 簡単に出来て、軽い力ででも すいーと、面白いくらいに飛んで行く。 紙なら、・・・いくらでもある きっと、この紙は誰にも咎められない。 咎められるのは・・・希望だけ。 上辺は大きい、小さな紙。 隠したのは、本音の混じった紙片。 セミのリドルは終わりを告げる。 余韻 添えつつ、カーテンレイン コオロギの晩夏が聞こえる頃、 見つけてくれる人は来るのかな すいーと、連れ出してくれる、 誰がしか。
  • ヤンデレオブサイコホラー
    ヤンデレオブサイコホラー 今日はいい天気だね なに?その顔。いい天気だろ?いい天気だって言えよ。 痛いの嫌いでしょ?それとも好きなの?変態。変態ッ(蹴り) なに?泣くほど気持ちいいの?変態、変態、変態! …いい天気だね。うん、とってもいい天気。 こんな日はお散歩したいよね。ふふ、大丈夫だよ、どこにでも連れてってあげるから。 足がなくても、大丈夫だよ。 ね、大丈夫だよね?大丈夫だろ?…ね?
  • 硝子の籠で、蝶は嘆く
    硝子の籠で、蝶は嘆く 作者:Rimm 【硝子の籠で、蝶は嘆く】  そこのおまえ、聞こえるか。こんな夜更けにこの植物園へ来るとは酔狂(すいきょう)なやつだ。 ……まあよい。こちらへ来てくれないか。 頼みがある。私を外へ連れていってほしい。硝子(ガラス)の天井と壁に囲まれて、息苦しくてかなわん。 ……なに? 私の姿が見えない? 何を言う、私はここにいるではないか。おまえの目の前に咲いている、 紅(くれない)の花の上に。さあ、この美しい翅(はね)を散らさないように——って、待て! どこへ 行くんだ!? 頼む、待ってくれ——  ああ、ここから出たい。硝子の向こうの、三日月の懸(かか)る、あの夜空へ。
  • 探偵学園L
    探偵学園L 製作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 登場人物   先生……売れないメイ探偵。趣味は一人カラオケ。   藤枝……男子生徒。   香山……女子生徒。   草壁……用務員のおじさん。   山田……犯人だよ。   その他……まあ適当に。一人複数役でどうぞ。 先生のモノローグ 「この探偵学園Lは、その名の通り探偵を養成するための学校だ。  Lというのはラージサイズの事で、学園の規模を表している。  他にもSとMの姉妹校があったりするのだが、まあどうでもいい話だ。  問題はこの日、この学園で起こった事件だ。  それはあまりにも単純明快であり、同時に複雑怪奇でもあったのだ」 先生「……被害者は用務員の草壁さんか。    背後から後頭部を強打され、昏倒している間に首を噛まれて出血。    まるで吸血鬼のようだな……」 香...
  • ハッピーバレンタイン
    ハッピーバレンタイン 穏やかな晴天 格好の飛び下り日和だ。 よし、飛ぼう! 男「きみきみ、飛び下りかね。くだらない」 助走をつけようとした俺に小汚いおやっさんが話しかけてきた。 やれやれ。説教でもする気か。 おやっさんは、俺が飛ぼうとしていたビルの1階にあった喫茶店に、俺を連れて行った。 男「生きていれば、辛い事も悔しい事も沢山ある。それはもうな、しかたねえんだ。   死んだほうがましなような事もたくさんあらぁなあ。   仕事も辛い、家族も冷たい、金もない、なんにもいい事なんかねえわなぁ。   俺もおまえくらいの内、死ぬまで思いつめたこともある。   そんなとき……ふと、この店で飲んだコーシーの味を思い出したのよ。   ああ、死ぬ前に飲みてえなぁって。   だから俺は、今度この店のコーシーをまた飲みにいくまで生きていよう、生きていようと、   そう思って、こ...
  • 時間・飛行船・もみじ
    真っ青な空に、紅葉が映える公園。 子供たちはブランコやシーソーに群がり、犬を連れた人はのんびりと散歩していました。 ふと、手元が暗くなったなと思って、空を見上げてみますと、大きな雲が公園を横切っているところでした。 その雲はとても大きくて、そう、大きな風船のようでした。 その雲が、流れていきます。ゆっくり、ゆっくり。傍目には、止まっているかのようにみえます。 チカチカッ、と雲が光ったように見えました。太陽がのぞいたのでしょうか。 それにしては、車のライトのような眩しさですが…… ゴロゴロ、と雲から音がして、ああ、雨が降るんだなと私は思いました。 私は手元の本を閉じて小脇に抱え、雨を避けるために軒下に向かってかけだしました。 ドン、ズシン、と重い音が後ろから聞こえます。雷が、近くに落ちたのでしょう。 公園からも、子供たちの甲高い悲鳴や泣き声が聞こえてきます。 私も雷の音...
  • 嫌なら来るな!
    『嫌なら来るな!』  ――有機生命体の存在を確認。  その日、彼女の長い長い旅路はようやく終わりを迎えることとなった。  元々少女は迷子であった。  母親がピクニックに連れて来てくれた、色とりどりの花が咲き乱れる高原を夢中になって駆け 回り、駆け回り、やがて気がついた時には大宇宙の彼方へたどり着いていた。  後ろを振り返っても母親の姿はなく、お昼のタマゴサンドも、花の絨毯もそこにはなく、ただ ただ漆黒の闇だけがそこにあった。もはや走っても走っても元居た星へは決して帰れない。こう して少女の数百年に及ぶ長い旅が始まった。  そうして今、少女の目の前に浮かぶのは青く美しい、水の惑星。宇宙のチリや石くれを集めて 作った箱舟の中で、彼女はまだ見ぬ友人たちの姿に思いを馳せる。  みんな仲良しにしてくれるかな?……ううん、きっと仲良しになるんだ!  彼女の思...
  • 宇宙戦艦ムサシコガネイ2
    おいでませBeerDragQueen(宇宙戦艦ムサシコガネイ2) ビートフン・バルト:通称ベン 船員見習い(Beethoven Wald) マリオ・タナカ:整備士親方 漢弁 シンイチ・ホシ:ニュー・スター・ワン!!! コスプレ艦長 艦長01「フフフフ~ンフン♪フフフフ~フン♪フフフフ~ン♪」 親方01「なんじゃあ、艦長、妙に機嫌がいいワイな、気味悪い……」 ベン01「はは、ですね……     あ、お客さん、お久しぶりです。お察しの通り、あれから何事もなく宇宙の大海原への航海は進んでおります。     ただ、きょうび、うちの艦長が妙に浮き足立ってるっていいますか……どうも様子がおかしいんです。     どうしたんでしょうかね?」 親方02「フン、あのバ艦長の考えてるこたぁ、いまだにワシもこれっぽーっちも理解できやせん、考えるだけムダや、ムダ」 ベン02「あ...
  • 同居お断り
    同居お断り 男・女・父・母 女01「あ、ここ? かわいいおうちなんだね」 男01「……ねえ、律子ちゃん」 女02「なに?」 男02「うちの家族、ちょっと取っ付き難いかもしれないけど、気にしなくていいから」 女03「え?……咲田君の家、厳しいんだ?」 男03「そうじゃないんだけど、なんていうか……びっくりしないでね」 女04「うん……分かった」 男04「ただい――」 父01「ルルル~ル~ルル~♪」(ハッピーバースデーのメロディ) 母01「ルルル~ルル~ル~♪」 父02「ハッピーーデーー息子が彼女を家に連れて来た日~♪」 母02「ハッピデーートゥデーーーイ♪」 父03「おめでとう!」 母03「おめでとう!」 女05「…………えっ?」 男05「あああ……もう余計なことすんなって言ったろ!! ケホッ、クラッカー煙いよ!」 母04「まあまあ、玄...
  • おはよう、そしてさようなら
    おはよう、そしてさようなら 作者:ぴぴぴ◆9sbT5rhuJU おはよう、そしてさようなら。 BGM テンション高めの曲。それかフランスっぽいの。 朝、俺(私)は覚醒した。 するとぼやけた頭が次第に鮮明になっていく。 そうして車のエンジンをかけたように、俺(私)の頭がスピードを上げて回転する。 意識もはっきりしてきて、視界も徐々に開けていった。 そしてこれから約三時間。180分という長い時間をかけて、俺(私)の脳は起動する。 はずだった。 だがノー。俺(私)はそれを拒絶する。 別に起きることなど望んではいない。 安らかな眠り。 俺(私)が望んでいるのはただ、ただそれだけだ。 ならば気に留めることもない。存分に惰眠を貪ろうじゃないか。 A01「おはよう。そして――」 A02「さようなら」 そう言ってから瞼を閉じた。 だがしかし、...
  • 何というか、……何だかな!
    『何というか、……何だかな!』  学生の頃、彼女に「パンツ頂戴」って言ったらさ、彼女、あんかけにしてきたんだよ。  大皿に色とりどりのパンツを山盛りにして、その上からアツアツのあんをトローリ。仕上げに 粉チーズをパラリと。それにラップを掛けて、新聞紙に包(くる)んで、スーパーのビニール袋に 入れて持たせてくれたんだ。  「温かいうちに食べてね」「冷ましたら怒るよ?」「どうしてもって時は、せめて電子レンジ で温めてね」なんて言ってさ。  そうじゃないんだ!  もうね、何が何だか、全くもって何なのか、正直、心を読まれたのかと思わなくもなかったけ どさ、だけどコレじゃないんだよ!俺が期待していたのは!もっと、こう、何だかな!  たまらず聞いたね。「何であんかけ?」って。そうしたらさ、彼女、言ったんだ。  「季節の変わり目は身体を壊しやすいからね」っ...
  • 寂しいウサギ
    『寂しいウサギ』 ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ 彼女はぽつりとそう言った。 サークルの連中5人で俺のアパートに突然押しかけて、 材料買ってきたからチゲ鍋つくれ。そう怒んな、君の分の酒は奢りだからさ。 平らな胸を突き出して彼女がそんなことをのたまったのは、もうかれこれ4時間も前になるのか。 散々などんちゃん騒ぎに疲れ果て、酔いつぶれて死屍累々、 4匹の巨大なイモムシどもの間を掻き分け掻き分け、後片付けをする俺に向かって、 彼女がそう、言ったのだ。 ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ その言葉は、いつも仲間を引き連れて騒いでいる彼女にはあまりにも似合わない言葉で、 どうせ彼女なりの冗談だろうと思った俺。 それ、迷信らしいぞ そんな無神経な言葉を平気で吐いた。 それでも、ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ しつこく繰り返す彼女の言葉に、 思えば、酒に弱くいつも真っ先に寝ていた彼...
  • 声高食堂の闇
    A ――昼。悠久のひと時。  学徒たちは蟻の如く食堂に群がり、餓鬼にとりつかれたかのように貪り 食い荒らすのだ。 B 俺たちもその一匹ですけど何か? A それを言われると辛い。…よし、貪るか。 B おう! 今日のメニューはな~にかな~♪ ぐあっ! A どうした? B お、おい…これ見ろよ… A 【本日のメニュー:カレーライス、揚げパン、いわしの蒲焼き定食】 A 少なっ。休み中はこんなもんか…部活の奴らしか残ってねーし B ばか、問題はそこじゃねえだろ! A ああ…おかわりもダメなんだ。揚げパンじゃ腹膨れねーし、カレーか定食か… B そうじゃないだろ!  お前、まさか知らねーの? 声高(せいこう)食堂の闇と呼ばれるメニューを… A 何それ? B 声高七不思議だよ! A ああ…七つ知ると異次元に連れて行かれるっていうアレ? B おう、それそれ...
  • 怯える子供
    怯える子供 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI  ガタガタ、ガタガタ。戸が軋んでいる。  早く出ろ、表に出ろと呼ぶように、風が歌っている。  どうやら嵐が近いようだと、家に残されたその子は不安に怯える。  親がその親から聞いた、つまりは古くからある言い伝えを思い出す。  嵐の晩には狼がやって来て、小さな子供を連れ去ってしまうという。  迷信なのかもしれない。けれど本当なのかもしれない。  果たしてどちらなのか。判断ができるほど、その子は大きくなかった。  ガタガタ、ガタガタ。戸が叫んでいる。  あの音は本当に風によるものなのだろうか?  もしかしたら外には狼がいて、爪を立てているんじゃないだろうか?  分からない。分からないからこそ、その子はどうしても怖くなってしまう。  ああ、どうして狼は人を襲うのだろう?  ずっと森にいてくれさえすれば、何も...
  • 生老病死/愛ハ死ナズ
    生老病死/愛ハ死ナズ 作者:悠幻 生老病死/愛ハ死ナズ 年月を重ねるごとに、わずかだが、確実に 衰えていく体は皺を刻み、鈍い感覚が私の脆さを訴える 劣化していく自分では、育ち盛りのあいつを相手にするのはしんどい されどなおあいつを押し上げる私も大概どうかしている ある朝目覚めたら、体が言うことを聞かない 底冷えする寒さが絶え間なく私を襲う あいつは私の横で一声、か細く鳴いて丸くなった 安心しろ。この程度で負けるほど弱くはない 薬は苦手だが、少し眠れば大丈夫だ 全身に鈍い痛みが走る 逃げたい。でも逃げられない かつて飛ぶ鳥を一撃で捕らえた足は、今はただ沼の中のように重い そんな目で見つめるな。これが私の最後の姿だ。これからは寝床の確保はお前だけだ 来るべきときが来たようだ これから私は土へ帰る 生きるというのは中々大変だっ...
  • 貴様の愛の程
    『好き、嫌い、好き、嫌い・・・なるほど お前は俺のことが嫌いなんだな  ならば 死刑!!  俺を恨むなら お前にあたった花を恨むがいい  警吏、連れて行け!  次ッ! 』 「ぼ、僕はあなたが好きです!だから助けてください!! 」 『ならば示して見せよ!貴様の愛の程を!』 A「さて唐突に始まりました、君と愛し合うアドベンチャー選手権。まさしくデッドオアラブ!」 B「始まりましたねー。この闘い、どういった手が出されると見ますか?スズキさん」 A「そうですねー。やはり愛というからには、スタンダードに甘い告白や、それに花束などが有効かもしれませんね」 B「なるほど。しかし、今回は男率88%女率10%うち4割が男の娘と名高い声劇スレが決戦の舞台です。油断はできませんね。」 B「なお、解説は私、イトウカツオと」 A「あなたの心の回遊魚、スズキがお送りいたし...
  • たのしい花火大会
    たのしい花火大会 ドンと一発、続けて三発。音とともにキャーキャーとうるさくなる河川敷を走り抜ける 三河屋も使ってる由緒正しき荷台つきママチャリはとてもクール。2人乗り? スイーツ(笑) 今もリア充のビール缶を風圧だけで倒してやった ざまあ見やがれ 「下駄の鼻緒がいた~い!」だと? 痛いのはお前とお前の彼氏だ 未来の大輔花子師匠! 俺が求めるのは花火でも チャラチャラした浴衣の名だけがついたプリント下着でも 妙に貫禄のあるお兄貴さまが売ってらっしゃるわたあめやクジ引きでもない。 男なら黙ってカキ氷。これだね。 あ、今カキ氷なんてどこでも売ってるだろって思った? ふざけんな! そりゃどこでもあるだろう、イチゴ・メロン・ブルーハワイの3種の神器は! 俺が求めてるのはレモン、供給はミカンより上、コーラより下という なんとも微妙なレモン、お前なんだ! なに? あれは色が...
  • おすすめ録音機材
    録音してみたいけど機材はどんなものをそろえればいいの? おすすめはある? という声が多かったので作ってみました。 基本的に「マイクならどんなものでもいい」のですが、どうせならノイズのないクリアな録音環境がほしい時には「オーディオインタフェース」と「ダイナミックマイク」をそろえてみてください。 オーディオインタフェース ■サンワサプライ MM-ADUSB (2000円~3000円くらい) 接続タイプ:USB(1.1/2.0) マイク端子:3.5mmステレオミニジャック×1 対応OS:Windows(98SE、Me、2000、XP、Vista) Macintosh(9.2~、X) 電源:USBバスパワー おすすめ度:☆☆★★★ お値打ち度:★★★★★ 使える!度:☆☆☆☆★ 付随機能の一切ない、シンプルで小型のオーディオインタフェース。...
  • 亀の甲羅の人参スープ兎肉添え
    亀の甲羅の人参スープ兎肉添え 私はウサギです。あ、もちろん人間です。赤い眼でも、ちょっと出っ歯ということもないんですけど 名前が宇佐美(うさみ)といいますので、いつの間にかそういうことになっていました。 これが、可愛がられていると判断していいのかといえば、迷いどころではありますけど。 あ……私、喋り方、おかしくないですか? ……あ、そうですか、ならよかった。私、お話したことない人なので。 私の飼い主は、そちらに座ってらっしゃるカメさんです。あ、こちらも人間です。 お名前は亀山さんとおっしゃいます。 え? ……あ、はい、そうです。亀山さんが飼い主で、私は飼われています。 あ、亀山さんが捨てられている私を先ほど拾ってくださいまして、今、適当にご飯をいただき、お風呂をいただいたところです。 え? ……あ、はい、私、人間ですよ。でも、ほ...
  • 死神とニート
    死神とニート 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA 死神「1ヶ月で恋人をつくらねば死ぬ」 ニート「は?」 死神「そういうことだから。ま、がんばれ」 ニート「いや、ムリだし。いやいやいや、絶対ムリだろ」 死神「じゃあ死ぬな」 ニート「……んじゃ、死んでもいいや(ボソ)」 死神「そうか」 ー1日目。 ニート「なあ。死んだらオレ天国にいけるか?」 死神「私は死神だぞ。察しろ」 ニート「おいおいおいおい! 何だよ! 何も悪いことしてねーぞ! オレ何かしたか?」 死神「何も答えられない。私が何かを発する事で、人間の運命を変える事は禁じられているからな」 ニート「……分かったよ。じゃあ地獄ってどんなトコか位は教えてくれよ」 死神「ふむ。それならば構わないだろう」 ニート「じゃ、頼む」 死神「録画、録音はやめろ」 ニート「チッ。テレビ局に売りつ...
  • 記念日のスープ
    『記念日のスープ』  あの人が悪いんです。  そう、ことの始まりは去年の結婚記念日。  珍しく早く帰ってきたあの人は、また珍しく私にプレゼントを買ってくれていました。  真っ白な可愛いらしい仔猫。  うれしくてうれしくて、まるで蜜月の頃のように、わたしはあの人にぴっとり甘えて、2人と1 匹の甘い未来を夢見ました。  異変に気がついたのは、ほんの半月後。  仔猫は私にちっとも懐きませんでした。  猫というのはそういう生き物なのだと、私は自分を納得させようとしました。  だけど、あの猫という生き物はどういうわけか、あの人にだけはよく懐いたのです。  私はあの人に嫉妬しました。  あの白い仔猫は、私にくれたプレゼントなのに――。  1月経ち、2月経ち、半年が過ぎても、依然猫は私に懐きませんでした。  かわりに、あの人への甘え方は日に日に酷くな...
  • 神の代行者
    神の代行者 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA (SE 足音) (SE 椅子に座る音) 悪魔の存在を信じるか? そうか、悪魔は恐怖か。いいだろう。 では神はどうだ。ん? 信じてるのか? なるほど、救いを差し伸べてくれる……。救世主。分かった。 じゃあお前は祈りを捧げるか? 何にだって? 神にだよ。 (溜息) それで救いはあったか? 救いはあったのか? 答えろ。 いいかよく聞け。 俺はいつも仕事をする前に同じ事を聞く。 理由はない。ただ、そうしなければならないと思っているだけだ。 神がどうだ悪魔がどうだ、そんなのどうでもいい。 考えても見ろ。お前らが救世主だと言って崇めている神は、どれだけの人を殺してきた。ん? 今気に障ったか? いい眼をしたな。神が貶められると腹が立つか? 聖書は知ってるな。 神は。200万人を殺してる。そう...
  • クランベリージュース
    クランベリージュース 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA A 男 B 男 C 女 A01「俺スコッチ、ダブルで」 B02「クランベリージュース」 A02「……」 B02「なんだよ、悪いか?」 A03「なあ、おい。玉ついてんのか? そんなもん頼んでよ」 B03「……」 A04「おい、こっちみろ。それ前の女が飲んでたヤツだろ」 B04「だったらなんだよ」 A05「いいか、いつまでも引きずるのはよくない」 B05「ああ、ああ(A05に被りながら相槌)」 A06「お前の彼女は逃げた。でもな、お前が悪かったワケじゃない。俺なんて可愛がってる犬が突然いなくなった事がある」 A07「散歩も1日朝と夕方、ちゃんと連れてった。餌もキチンとやったてた。あれだ、フリスピーだって投げてやった事もある」 A08「まあ取りに行こうとはしなかったけどな、一度も」 B...
  • 神の代行者 女性版
    神の代行者 女性版 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA (SE 足音) (SE 椅子に座る音) 悪魔の存在を信じる? そう、悪魔は恐怖。いいわ。 じゃあ神はどう。ん? 信じてるの? なるほど、救いを差し伸べてくれる……。救世主。分かった。 じゃあアンタは祈りを捧げる? 何に? 神によ。 (溜息) それで救いはあった? 救いはあったの? 答えろ。 いい、よく聞いて。 私はいつも仕事をする前に同じ事を聞く。 理由はないわ。ただ、そうしなければならないと思っているだけ。 神がどうだ悪魔がどうだ、そんなのどうでもいいの。 考えてもみて。アンタが救世主だと言って崇めている神は、どれだけの人を殺してきた。ん? 今気に障った? いい眼をしてる。神が貶められると腹が立つ? 聖書は知ってるわね。 神は。200万人を殺してる。そうでしょ? ...
  • アエイウエオア王物語
    「アエイウエオア王物語」 ※注意 この台本の著作者は声劇スレと無関係です。 侍女01「アエイウエオア王様に申し上げます。隣国のワエイウエヲワ王が、ついに国境まで攻めてまいりましたとの知らせでございます」 女王01「何ですと。隣国のワエイウエヲワ王が攻めてきたと申すのですか。このアエイウエオア王である私が女だと思って見くびってきたのですね」 侍女02「はい。細かいことはしかとは判りませぬが、ナネニヌネノナ野の野原の辺りに数限りない軍勢を引き連れて、今にもわが国の中に押し入ろうとする様子なのだそうでございます」 女王02「何、もうナネニヌネノナ野までも来たと申すのですか。それでは致し方がありません。カケキクケコカ公爵に、早速このタテチツテトタ塔の上にまで来るように伝えてください」 侍女03「はい、かしこまりました。カケキクケコカ公爵に、早速このタテチツテトタ塔の上...
  • 声は裏切らない
    作者:Elika  「はじめまして!」 その声を聞いたその瞬間から、俺はずっと彼女ばかり見ていた。 声でのやり取りがメインのこのスレにおいても、彼女の声は群を抜いて優れていた。 演技力、声質、何もかもがすばらしかった。 他の住人も、彼女の儚げで芯のあるその声に心酔していた。 俺は負けじと、彼女の声に声で応えた。 ある時、俺に史上最大の幸運が訪れた。 彼女のskypeID……音声通話のIDを知るチャンスがめぐってきた。 スレでは控えめな彼女だったが、初めての通話はチャットを飛ばしてくることなく、いきなりコール音を鳴らしてきた。  「あ……こっちじゃ、はじめましてかな?」 小さな鈴がコロコロ鳴るような、耳に心地良い透き通った声で、彼女はおずおずと俺に呼びかけてきた。  「あ、はい、は、はじめまして!!」  「あはは、なんかスレと雰...
  • 保健室の仲間たち
    保健室の仲間たち A(厚木♂)…ケガ B(渡辺♂)…付き添い C(三上♂)…ケガ D(肥後♂)…付き添い E(エミ♀)…委員長 F(名無し)…風邪 G(ルリ♀)…カップル女 H(浩二♂)…カップル男 B1「うぎゃああああ…あっちゃんだ、だいじょうぶ、じゃないよね!じゃないよね?!うぎぁあああうわあああ痛いよね?痛いよねえ?うわあああああごめんねええうわああ」 A1「おい……どうなってる」 C1「自分で見たら?」 A2「……」 B2「うがああああ、みえてる、うわあああ」 C2「これは騒ぎすぎなだけだよ。そうでもないよ」 A3「……いい」 D1「てか三上のほうがやばくね、それ。ザックリ」 C3「心臓の上にあげると止まるんだっけ…」 D2「足だからな……」 B3「も、持ってやろうか!持ってやるよ!ほら、足あげろよ、足!ほれ!」 C4「えっ……」 D3「お前は落ち...
  • RPG
    作者:Elika ナレーション01 「世界に混沌が訪れていた  世界はカオスに満たされていた  その大地に大いなる傷跡を残して  ある者は昏き波動に身を侵され  またある者は命と引き換えに国を護り  己の『道』を模索する者は好機を逃してなるものかと立ち上がり  かつての英雄は静かに、その*-*-*-時が訪れるのを待っていた  ――その瞳に、それぞれの炎を宿して」 アイリーン01「おにいちゃん、どうしてもいっちゃうの?」 ルード01「ああ。世界が俺を呼んでいるんだ」 アイリーン02「おにいちゃんなら、きっと大丈夫だよね。悪い王様なんて、やっつけちゃうよね?」 ルード02「ああ、必ず――必ず、この世界を救ってみせる!」 アイリーン03「うん、信じてる!ケホッ、ゲホゲホッ!!」 ルード03「アイリーン!!」 アイリーン04「わた、私は大丈...
  • メイド・オブ・チェネレントーラ
    メイド・オブ・チェネレントーラ 母:『いいかげんにしなさい! …………(チラリ)』   チェレネントーラのいじわるな継母。韓流ドラマと火サスが大好物。 妹:『待ってても倒れないからね?期待を込めた目で見つめないで!』   継母の連れ子でチェレネントーラの妹にあたるいじわるな娘。名前はチャコ。 王子:『最新鋭の足指紋認証式ガラスの靴です!死んでも逃れられません!』    イタリア王国の王子、齢12。 チェネレントーラ(シンデレラ)(※セリフなし):『小腹空いた……』    父を亡くし、継母や姉妹にいじめられている可哀想な娘。邸のメイドがわりにされている 母01「ここはイタリアの小さな城下町。    父をなくし、父の再婚相手の母やきょうだいらにいじめられ、しいたげられているチェネレントーラは……遅い朝食支度を終え、それからは何の家事...
  • 早期解決に努めたい
    【早期解決に努めたい】 アナ:アナウンサー。ニュース文が拙いのは許してください。 A:大事な人を失う人。 B:できた人。底抜けの優しさと、気丈さを持つ。 アナ01「昨日、悪性思想所持者取締法が制定されてから初の悪性思想検査が行われました。    本国は長年の不況から治安が悪化しており、犯罪件数は毎年増加し続ける傾向にあります。    そこで悪性な思想を測定する検査機が開発され、昨年12月 悪性思想所持者取締法が制定されました。    国民には検査の義務があり政府の定めた基準値を超えた場合、刑罰が科される事となっています。次のニュースです。」 (テレビのニュース見ながら) A01「あぁ、昨日のあれか。なんだか変な検査だったな」 B01「え? う、うん……」 A02「あんな機械に入って写真とるだけで人の考えというか……なんていうんだ? 心なんて分かる...
  • 毒の華
    珠子 01「ネエ、妙。髪を結って頂戴」 妙  01「かしこまりました、お嬢さま」 珠子 02「……わたくし、貴女に髪を結ってもらうの、本当に好きよ」 妙  02「もったいないお言葉でございます、お嬢さま」 珠子 03「……妙には、好いた方はいるのかしら」 妙  03「……イエ、そのような方はわたくしには……」 珠子 04「……そう」 妙  04「もしや、清瀬様と何か御座いましたか?先日まではご婚約をあんなに喜んでいらっしゃいましたのに」 珠子 05「……華族の家に生まれて、好いた方と夫婦になれるだなんて、なんて素敵なことかしらと思っていたわ」 珠子 06「けれど……それは夫となる方も同じ気持ちでいたなら、だったのね」 妙  05「まさか……」 珠子 07「エエ、そのまさか。清瀬様には心に想うお方がいらっしゃるのですって」 妙  06「そんな、なんてひどい。あちらから強くお願いあってのご縁談...
  • ガチホモ・伝説の・スリル
    (主人の寝室) 主人「ゴホッゴホッ!」 執事「旦那様」 主人「……案ずるな、迎えが来ただけだ。私もよる年波よ、覚悟はできている」 執事「はい……」 主人「しかし、お前にはずっとついてもらってしまったな。ついにこの命の終幕まで。    クククッ、腐れ縁も続いたものよ」 執事「旦那様、どうかお気を強く持たれて。    この年まで不甲斐ないわたくしを使っていただいたこと、わたくしは心より感謝を致しております」 主人「ああ、ああ……お前は寄り添う影のように私を助けてくれた。    仕事に精を出させすぎて、婚期まで逃させてしまったな……」 執事「勤労はわたくしの喜びです。旦那様にご奉公させていただきましたことは、わたくしの誇りです」 主人「クククッ、お前はいつもそうだ……    見よ、この豪奢な城を! この光り輝く我が城……」 執事「旦那様が一代で築かれた、財でござ...
  • アリスとテレス
    アリスとテレス クリス:華族の娘 恋に恋するお年頃 アリス:女剣士 嗚呼、お姉様 テレス:盗賊のような風体の男 アリスの従者 クリス01「お放しなさい! 無礼な!」 テレス01「無礼な! ……だってさ、ヘヘッ。    だからねエ、お嬢ちゃん。この辺は怖い人がたくさんいるからねー、さ、お兄ちゃんと一緒に」 クリス02「きゃ……いやッ!!」(手をパシッと振り払う) テレス02「ッ……なにしやがんだ、このガキ……!      だッッ!?」(腕をひねられて) クリス03「えっ……?」 アリス01「……何をしている」 クリス04『うす暗くて汚い、腐った匂いすら漂う小道に不釣合いな、光に照らされたブロンズの鎧。      わたくしは その時確信したのです。      そのお方こそ、わたくしが心から会いたいと、いとおしく求...
  • 医師とカナリアとナイチンゲール
    「医師とカナリアとナイチンゲール」 先生・・・医者先生 少女・・・看護婦見習い 女性・・・  山道--- 先生01(M)山にかけて 雨が降る      霧の雨は木々を濡らし 土を潤し      そして我々の皮マントをめちゃめちゃにしていく 先生02「わっと・・・」 少女01「先生!もう、足元気をつけてくださいよう!」 先生03「悪い悪い。ケガはしてねえよ」 少女02「先生の心配じゃありませんよ。     先生の持ってるカバンのほうです。     あー本当心配だなあ。私、持ってあげましょうか?」 先生04「いらねえよ。     にしてもこりゃ、あとあと強くなりそうな雨脚だな」 少女03「げー。参ったなあ。     どこか山小屋でもありゃいいんですけれど」 先生05「山小屋、かあ・・・」 少女04「なんです。先生、どこかご存知なん...
  • 薄暮の幻霊
    『薄暮の幻霊』 A:女性。噂に囁かれる天使様。 B:男性。通りすがりの旅人。 C:男性。天使様を探す一人。 D:男性。天使様を連れてきた人。 E:女性。天使様として連れてこられたただの人。 F:男性。天使様の研究をしている学者。 *:天使様を探す群衆。 A01『さようなら。さようなら。さようなら。お願い。私を探さないでください。私を思い出さないでください。私を、そっとしておいてください。……見えないけれど、わたしはここにいるから。聞こえないけれど、わたしは笑っているから。触れられないけど、わたしは幸せだから。だから。だから。さようなら。さようなら。さようなら』 (*はモブ。モブなので賑やか且つ主張しすぎないこと。モブなので一人何役でも可) *01「ああ、天使様、どうか我々の前に姿をお見せください」 *02「いったいどこにいらっしゃるんだ」 *03「南の方はもう探しつくしたんだって?...
  • 深夜の酒場
    深夜の酒場 夫:中堅のサラリーマン 妻:その妻 女:バーで隣りに座った若い女。自称弁護士25歳。 男:その隣りに座っていたカップルの片割れ。 妻「別れてください」 夫「急にどうしたんだよ?どうして‥‥」 妻「お願いします、私と別れてください。私を、自由にしてください」 女「って、奥さんに言われちゃったんだ~?」 夫「ああ‥‥ヒック、俺がぁ、何したってんだ‥‥」 女「うんうん、大変だねー。それでオジサン、ウチ飛び出してきちゃったんだ?」 夫「だって‥‥話し合いしようったって、なんにも聞いてくれようとしないんだよ‥‥」 女「うんうん、わかるよー。奥さんの考え。   調停員のいないところで話し合っても意味ないもん。下手に相手に言質とられて示談に持ち込まれたら大変だし」 夫「ちょうてーいん‥‥?」 女「ハンコじゃないよ、離婚調停員。でもさ、おじさん...
  • 腐女子遊戯
    作者:Elika 三井01「おい、もうすぐクリスマスだぞ」 栗原01「しらねぇー、どーせ俺彼女とかいねーし」 三井02「少しは焦ったらどうなんだよ!おい!」 栗原02「んだよぉ、なんで今更クリスマスだか(ピー音、1秒くらいあけてください)だかで」 三井03「おまっ……かわいい顔してえげつねぇこと言うなよ!!    お前か俺か、どっちかに彼女がいないとマズい事になるんだぞ?!」 栗原03「あ?なんで?」 巻野01「栗原君は、まだわかってないようね」 三井04「うぉあ!!びっくりした……なんだよ、巻野」 巻野02「ふふふ……クリスマス、それはカップルが愛を確かめ合うステキな一日……」 栗原04「なぁ……こいつなんなの?」 三井05「いや、クラスメート。当たり障りない表現すると、頭のおかしなクラスメート」 栗原05「当たり障りある表現すると?」 三井06「いや...
  • 毎日が日曜日
    毎日が日曜日 父さん(直人) 爺ちゃん 孫(たけし) 担任の先生 (家の玄関先) 父01「じゃあ行ってくる」 孫01「父さん、今日も遅いの?」 父02「ああ……爺ちゃんといい子で待ってるんだぞ、夜更かしするなよ」 孫02「うん……」 父03「お前も遅刻しないように行けよ、じゃあな」 孫03「行ってらっしゃい」 (爺ちゃんの部屋) 孫04「爺ちゃん、起きた?」 爺01「ああ…直人は行ったのかい」 孫05「行ったよ。爺ちゃん、ご飯食べれる? 持ってこようか」 爺02「いい、いいよ。自分でやる。たけしは早く学校に行きなさい」 孫06「今日は日曜日だよ」 爺03「あら、日曜日だったか。なんだそうだったか…」 孫07「持ってくるね」 孫08「おいしい?」 爺04「ああ、ああ。おいしいよ。たけしは料理上手だねえ」 孫09「冷凍食品...
  • ももじろう
    ももじろう 百次郎:主人公?の少年 桃太郎:百次郎の兄 翁:おじいさん 嫗:おばあさん 犬:ワンダフル! 子:近所のよい子たち ナレーター:自己主張が激しめ ナ01「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおり……まあ、ホニャララがありまして    桃から生まれた桃太郎は、鬼が島へと向かうことになったのですが」 翁01「それじゃ、鬼退治に行っておいで、百次郎や」 百01「聞けよジジイ! さっきからムリだっつってんだろ!!」 ナ02「おやおや。叫んでいるのは桃太郎ではなく、ももじろうと名乗る少年です    一体なにがあったのでしょう、まさか妙齢のおじいさんとおばあさんにちょっとした手違いがあり、新しい愛の結晶が生まれたとでも言うのでしょうか」 翁02「キャッ、は~ずかしい~」 百02「きめえんだよジジイ! 俺はただの里子だろ...
  • アメリカンウォー
    アメリカン・ウォー 企画者:ガンファイター ジョン(19)  男 ジャック(26) 男 マックス(10) 男 ナレーター(2) どちらでも可 その他雑音数名 男女適当に ※雑音・食堂(兵士なので低い男の声) 「あー、はらへったー」 「ったく、だらしねぇ」 「あっちの国では暴動がおきてるってよ」 「おい、あいつはどこいった」 ※雑音・結婚式 「ヒュー!」 「おめでとう」数人。アドリブOK 「お幸せにな」 拍手の音 ―本編― ナレーター1「200X年。世界では、限られた石油を巡り、第三次世界大戦が行われていた。       これは、戦場に生きた男達の物語である」 食堂(雑音) ジャック1「ふう」 ジョン1「おいおい、ジャック。ため息をつきながら飯を食うなよ」 ジャック2「すまない、ジョン。しかし、この...
  • 砂礫の瞳
    『砂礫の瞳』 A:ラジオのアナウンサー。 B:女性。フリーター。佐藤瑞希(サトウ・ミズキ)。幼い頃Cに両親を殺された。 C:男性。死刑囚。石岡徹男(イシオカ・テツオ)。Bの母親と何かあったらしい。 D:警察官。40~50代といったところか。善人。 (※ラジオ。誰がどこで聞いているものかは不明) A01「臨時ニュースです。たった今、護送中の死刑囚が警察の制止を振り切り逃走しました。逃   走した死刑囚は……」 (※街角) B01「石岡さん」 C01「ひっ!……ああ、瑞希ちゃ……ああいや、佐藤さん。ちょうどよかった。仕事の帰りか   い?」 B02「ええ。少し寄り道をしていて。立ち話もなんですから、こちらへ」 (※BがCを案内したのは無人の廃屋。人が寄りつくような場所ではなさそうだ) C02「佐藤さん。その……」 B03「『瑞希ちゃん』で...
  • ももたろう
    ももたろう 作者:どらいも ◆pTHzZZJPRqii ■登場人物 おじいさん おばあさん ナレーション 兵士 ジョン・ミゲル中佐 ナレ01昔昔、ネバダ州のとある砂漠におじいさんとおばあさんが住んでいました。  二人に子供はいませんでしたが、貧しいながらもそれはそれは仲むつまじく暮らしておったそうな。  さて、そんなある日の事… じ01「ばあさんや、わしは今から山へ芝刈りにいってくるぞ」 ば01「そうですか。では私は川へ洗濯にいってきますかね」 じ02「そういえば村のもんが、夕べ川の方に流れ星が落ちたと言って騒いでおったが……、気をつけていってくるんじゃぞ」 ば02「大丈夫ですよおじいさん」 SE(エンジンスタート音) ナレ02おばあさんは、土埃に覆われ白く年期の入ったピックアップトラックのイグニッションを回しながら、そうおじいさんに答えました。 ...
  • はじめての縁日
    はじめての縁日 作者:どらいも ◆5osweXTmkM 【キャスト】 俺(♂)高校1年生 四王寺ハルカ(♀)しおうじはるか。クラスメイト。お嬢。 SE(お祭りの環境音、お囃子など) SE(下駄の音) ハルカ01「ごめん。お待たせっ」 俺01「おせーよ。おまえから誘っといて、いつまで…ひとを…待た……せ……」 ハルカ02「仕方ないでしょっ! 浴衣なんか着たの生まれて初めてなんだからっ。        ……ん? なに? なによ、じろじろ見て。…なんか、変……かな?」 俺02「いや…変じゃ、ないんだけどさ…。なんかその、雰囲気がいつもと全然違うってか……」 ハルカ03「あー、髪アップにしたからね。おばあさまにやってていただいたの。どう? 大人の色香漂うハルカ様は」 俺03「サプライズ(?)的な、何かを感じるな、うん」 ハルカ04「むきー!! どうして...
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