声劇つくっちゃおうぜ内検索 / 「苛う時は傍に」で検索した結果

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  • 苛う時は傍に
    タイトル:苛(いら)う時は傍に 書いた人:るー 一言:邪気眼 人には色々な欲がございます. 私にも物欲・食欲・睡眠欲に色欲と多々にございます されども 私めは生粋の臆病者にございます 授かりしときは常々 亡う恐怖を考えまする 人には飽きがございます 人は絶えず貪欲にございます その欲が何を基とするか それが分からねば恐ろしいのでございます 食欲は満たされれば失せます けれど周期をかけて毎日感じるものでございます 旨いもの やはり喰いとうございますが されども日々 海千山千に至(いた)るまで 食べ尽くすなど とてもとても 全てを投げ打って 食だけで満たされることなどございませぬ 物欲は手に入れさえすれば 往々にして満たされるものでございます けれど 物欲は短絡的なもの 祭りに似とうございます 辿り着くまでが いと楽し 辿り着けば 全てが無...
  • 朗読作品集
    ...の騎士 あいうえお 苛う時は傍に 偉そうなネコ 亀の甲羅の人参スープ兎肉添え たまごの気持ち 王子ニ点ヲ 呪いの書 18禁・バトル・ニュース ある少年の受難 彼女は一言「ムリ」って言った 魂の切断 明日もし晴れたら 被災者は語る ヤンデレオブサイコホラー 恋する太陽 あるスパイの肉声 破壊守護神シモツキン 屋根裏の絵描き 瞳の中の星 墓標 SMを楽しもう カオスミスティック 真理は何処に 人魚姫 口上 ラジオ風味 なんかようかい おっぱいいっぱい夢いっぱい 夕焼け子焼け ツンデレを転じれば アルミ缶の上に tick tack circuit 夜行抄 神の代行者 神の代行者 女性版 ハイジャック犯の独り言 ハイジャック2スチュワーデス編 妹の見る夢 臍 今、そこにある奇跡 玉座にて 夜食 ウンコファイヤー SYSTEM DOWN 「G」 の再来 演劇の練習 クラムボンは笑ったよ 便所男...
  • るー◆2wy/sH/KCoの全台本
    ...1人語り【朗読用】 苛う時は傍に(完成有) 【朗読用】 ウサギ嫌いのウサギ (2人/男2) 語尾にどう感情込められるかが鍵 うにー (2人/男1 女1) 掛け合い 英字ビスケット 絵本シリーズ【朗読用】 偉そうなネコ(完成有) 1人語り【朗読用】 おっさんは勇者 (3人/男3) カオスな掛け合い。ギャグ 踊る小人 絵本シリーズ【朗読用】 お見舞い (2人/男2) 掛け合い オムレツ課長の受難 (2人/男1 他1) ギャグ オレンジの騎士(完成有) 絵本シリーズ【朗読用】 ↑ か行 買い食い (2人/男2) 掛け合い 邂逅上等(第3回朗読祭) 抱きしめたら離さない方がいいよ【朗読用】 かきくけこ 滑舌練習【朗読用】 鍛冶屋のロンド (2人/男2)(企画済) ギャグ くり返し 片耳ノンカバー 1人語り【朗読用】 かみひこうき 【朗読用】 仮面は出落ち (3人/男2 女1 ...
  • あいうえお順(あ行)
    ...愉快な掛け合い。 苛う時は傍に(るー ◆2wy/sH/KCo)(完成有) 【朗読用】 色眼鏡(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) (6人/男3 女1 他2) 雰囲気だけでも小劇場っぽくしたかったお話です。 イワシの頭も信心から(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) (2人/男2) 自殺志願者が相手でも人質戦術は有効だよね、というお話です。 インド人の幽霊(どらいも ◆5osweXTmkM)(第6回朗読祭) 俺の部屋にはインド人の幽霊がいる【朗読用】 ↑ う ウィリアム・チャールストンは陽気な服屋(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) マザーグース風の不思議な冬のお話です。【朗読用】 動くな!(Elika ◆ZV4ztNUKTw) (2人/男2) いつまで続けんのこれ? うさぎ(疲ぃ ◆OY1X65pwNs) (5人/他5) どこまでものんびりとした可愛いうさぎたちのお話です。 ウ...
  • 雪の恋人 年上の女性視点
    作者:Elika 雪……。 もう、雪なんて降るんだ。 そう、だよね。寒いもんね。 冬なんて大嫌い。 いつも、冬だから。こういう時は、いつも冬だから。  「はぁ……来たのはいいけど……あのバカ、まだ帰ってないじゃん……」 誰に言うわけでもなく、ため息混じりに冷たい鉄のドアを睨む。 若い──っていっても、5つしか違わないけどさ。 とにかく、若いから元気がいいっていうか……いるわけがないとは、思ってたけど。  「寒……」 私、なにしてんだろ。 付き合ってるわけでもないのにさ。 だいたい年下なんて、頼りにならないもんだし。 ……ううん、あの子は違う。  「早く……帰っといでよぉ……」 雨に濡れた窓ガラス越しにみる風景みたいに────。 世界が、滲んでるや。 それは、ふいに降ってきた。 色と輪郭を失いかけた...
  • 涙の数だけ傍にいてやるよ
    『涙の数だけ傍にいてやるよ』 A:男性。恋人には尽くすタイプ。 B:男性。友人にはしたくないタイプ。 A01「フラれたー!」 B01「イェイ!」 A02「彼女にフラれたー!」 B02「ドンマイ!」 A03「今日俺の誕生日なんだよ」 B03「おめでとう!」 A04「だからちょっと奮発して、良いレストラン予約したんだ。プレゼントもしっかり用意して   さ」 B04「普通逆じゃね?」 A05「あいつ、ちょっとわがままなところがあるから……」 B05「未練タラタラすなー」 A06「で、飯食い終わったあとに彼女が言ったんだよ」 B06「何て?」 A07「『ごめーん、他に好きな人が出来たからお別れしましょ。ばいばーい』」 B07「別れて正解じゃね?」 A08「彼女の悪口言うな!!」 B08「サーセン」 A09「というわけでやけ食いだー!」 B09...
  • 生命の在処について
    『生命の在処について』 A:女性型。破損し遺棄されたアンドロイド。お喋り。 B:男性。旅のロボットエンジニア。話題をつなげるのが苦手。 A01『ある日、世界が毒にまみれた。水が、大地が、空気が、ありとあらゆる全てが毒に変わっ   た。理由はわからない。虫が、植物が、動物が次々と死んでいった。世界は唐突に終わりを   迎えた』 B01『人間たちはシェルターに潜った。もともと同族同士の争いに備えて造られたものだった。   これにより人間たちは一時の安寧を手にしたが、依然、絶滅の危機からは逃れられずにい   た。シェルターに備蓄された食料が尽きたとき、人間という種は終わりを迎えるだろう』 A02『そんな、何もかもが死に絶えた赤茶けた大地を、男がひとり歩いている。粗末な防毒マス   クと水、7日分の食料だけを背負って。補給する当てはなく、そもそも補給するつもりもな...
  • たのしい声劇の作り方・編集編
    『たのしい声劇の作り方・編集編』 A:男性。兄。解説役のくせにいいかげんな性格。 B:女性。妹。生徒役としては少々態度が辛辣。 A01「妹よ」 B02「何ー?バカ兄貴」 A02「声劇、つくっちゃおうぜ!(※リバーブ&派手なSE)」 B02「は!?な、何事?びっくりした、っていうかウッザ!ううウッザ!いつもとは違うベクト   ルで激しくウッザ!!」 A03「はっはっは。内輪ネタは声劇スレ初心者に優しくないぞ、我が妹よ」 B03「で、何?声劇?」 A04「そう、声劇、声だけの劇、ヴォイス・ドゥッルァマー!声劇をつくろう!妹よ、声劇をつ   くろうではないか!」 B04「ウザいなあ、マジウザいなあ、ウッザいなあ。妹、心の俳句」 A05「傷つくなあ、超傷つくなあ、でもカワイイ!by兄貴。というわけで今回は編集作業につい   て勉強していくぞ。レッツスタディ...
  • 毒の華
    珠子 01「ネエ、妙。髪を結って頂戴」 妙  01「かしこまりました、お嬢さま」 珠子 02「……わたくし、貴女に髪を結ってもらうの、本当に好きよ」 妙  02「もったいないお言葉でございます、お嬢さま」 珠子 03「……妙には、好いた方はいるのかしら」 妙  03「……イエ、そのような方はわたくしには……」 珠子 04「……そう」 妙  04「もしや、清瀬様と何か御座いましたか?先日まではご婚約をあんなに喜んでいらっしゃいましたのに」 珠子 05「……華族の家に生まれて、好いた方と夫婦になれるだなんて、なんて素敵なことかしらと思っていたわ」 珠子 06「けれど……それは夫となる方も同じ気持ちでいたなら、だったのね」 妙  05「まさか……」 珠子 07「エエ、そのまさか。清瀬様には心に想うお方がいらっしゃるのですって」 妙  06「そんな、なんてひどい。あちらから強くお願いあってのご縁談...
  • ガーネット、ゼロセンチメートル
    『ガーネット、ゼロセンチメートル』 A:男性。少なくとも前半だけは機械的というか、個性が希薄な感じでお願いします。 B:女性。実際の距離より大げさに距離感を取ると、男ゴコロにきゅんと来るかもしれません。 A01「質問。あなたは夢を見ますか?」 B01「はい」 A02「それは、鳥のような夢ですか?」 B02「いいえ」 A03「それは、雲のような夢ですか?」 B03「いいえ」 A04「それは、波のような夢ですか?」 B04「いいえ」 A05「それは、魚のような夢ですか?」 B05「いいえ」 A06「陽が沈みはじめました」 B06「はい。オレンジ色の夕日がとっても綺麗です。白い雲が滲む。白い波が煌めく。鳥たちは   オレンジ色の空のなかでまるで影絵のよう。魚は……さすがに見えないかも。オレンジの光   がじんじんする。海風がしょっぱい。オレンジ、それ...
  • 投石心理
    タイトル:投石心理 書いた人:るー 遠くへ飛んで 遠くへ行って 漂う時間が長過ぎて 何も言えなくなっている 迷うことに悩み 焦りに消える荒波か 惑い糸 結ひて過ぎ去りて 頬 染めし朝日の雫 定常の絹 示し漂ふ 我が腕の間か 浅瀬の砂 浮かび惑う様に 星を見ゆ 閉ざし目を 開けどこの手は 童の手 悲の咎を 無くさが為に 浮かべし 投石心理
  • しんぶんし
    しんぶんし 作者:ぴぴぴ◆9sbT5rhuJU BGMはなんかジャズとかそんな物でお願いします。 効果音 紙のこすれる音 新聞紙は上から読んでも下から読んでも『しんぶんし』 そんな当たり前の、されど興味深い事実に気づいたのは今から約二年前だった。 別に二年と言う時間がどうのこうのという訳ではない。 気づいてまだ二年ということも取り立てて注目すべき点ではないだろう。 兎にも角にも二年と言う時間は重要ではない。 まずそれを述べておこう。 しかし、何故に今までこの素晴らしい発見に気づかなかったのだろうか。 世間一般では回文と呼ばれるその文は知的で美的。 美しいなんて言葉が最も似合う文だろう。 回文は怪文。 綺麗な文は往々にして奇怪。 綺麗な言葉は往々にして機械。 人間的か機械的か、それを経験する機会を私は今与えられた。 ならば今私が書...
  • 空の恋人
    作者:Elika どうしました?なんだか、すごく嬉しそうですけれど。 ……え、お天気、ですか? 曇り──ですね。 あの、おかしなことを言うかもしれませんけど……曇り空、好きなんです。 笑うでもなく、泣くでもなく、ふんわりと雲に覆われた空、好きなんです。 どっちにも転べる、というかなんというか……やっぱり、おかしいですよね。 ……そ、そうです、か……はははっ、そうですか、そうですよね! いえ、素直に嬉しいんです、あなたと、同じ空が好きで。 よかった────。 感覚が同じ人とは、話題も合いますしなにより、一緒にいて楽しいです。 だから、こんな自分でもあなたを楽しませられると思うと、本当に──嬉しくて。 慣れて、ないんです。 こういう時にどうしたらいいのか、とか全く……わからなくて。 ……思うまま、ですか。 思うまま────……。 ...
  • Let's go 倦怠期
    Let s go 倦怠期 ただいま~……ああ、疲れた、おーいビールー!! ……つったって、持ってくるわけねえんだよな、はいはい、わかってますよ。 チッ、なんだよ、その目は。お帰りくらい言ったらどうなんだ、お前 ったく、どいつもこいつも……帰ってきたらにこやかに出迎えるくらいできないのか? ハァ……飯は? なんだ、ねーのかよ…… いいよ、出店で買ってきたから、これ食うわ……なんだよ、お前のまでねえぞ。 お前飯食ったんだろ、俺の分まで要求するんじゃねーよ ……だからその目をやめろっつってんだろ!! 食っちゃいけねえってのかよ、焼き鳥!! なんとか言えよ!! ……ったく、食う気も失せた おい、もう寝ろよ、7時だぞ。夜更かしすると風邪引くぞ。 なに? 寒くない? バカだから夏風邪引くんだろ。 ……なんだよ、視線が痛えんだよ。ああ、わかった、わかった。 ゴホン...
  • 口上
    『口上』 ある時は気のいいたこ焼き屋 またある時は敏腕弁護士 またまたある時はくまさんぱんつの女の子! しかしてその正体は! 秘密結社這い寄るペペロンチーノモンスター最高指導者にして実行部隊長 コードネーム“プロフェッサー・ノゾム=サメジマ”とは、ア、俺様のことよ!! 良い子の小遣い吸い尽くす子悪党ども、全員まとめてかかって来やがれ!! うわっはっはっはっはっは!んがーっはっはっはっはっは!
  • ハートブレイク
    作者:Elika ハートブレイク A「おい……おまえ、まさか……」 B「ああ、これか?──そういえば、おまえはこういうの苦手だったよな」 A「苦手とかそういう問題じゃない、おまえは男として、人として、俺の親友として恥ずかしくないのか!!」 B「もう、昨日までの俺とは決別したんだ。これは、その証────」 A「なぜだ!!なぜそんなバカなことを!!」 B「バカだと?!バカはおまえじゃないのか!!」 A「っ?!」 B「周りをよく見ろ、時代を捉えろ、見渡す限りのこの」 A「ふざけるのもいい加減にしろ!!なにが時代を捉えろだ、周りが見えてないのはおまえじゃないのか!?」 B「おまえはなにもわかっちゃいないよ……」 A「なん……だと……?」 B「この現代という時代に必要なものは、地位や名誉じゃない、すべてに平等に向けられる愛だ!!」 A「それで……その選択でお...
  • ペルソナのつもり。
    『ペルソナのつもり。』  誰か俺を見ませんでしたか?  身長はフツウの人より少し低め、痩せ型のどこにでもいる高校生です。  髪は黒く、ピアスも開けず、オシャレもせず、人並みに清潔で、性格は内向き、少しオタクっ ぽくて、決して目立つタイプではないけれど、顔は整っている方で、瞳を隠すように長く伸ばし た前髪が唯一、特徴らしい特徴です。  そこのあなた、そう、あなたです。俺はちょうどあなたにそっくりよく似た姿をしています。 あなたも。あなたも。そこのあなたとも。彼、俺はよく似ていました。  俺にはたくさんの友達がいました。  お調子者の男友達、押しの強い幼馴染の女の子、気難しいツインテールの女の子、物静かで口 の悪い後輩の女の子、背が低くて小学生みたいな見た目の年上の女の子。みんな僕なんかには もったいない気持ちのいい仲間たちで、特にその内のひとり...
  • タクハイビン
    作者:Elika 宅急便のおにいさんが、荷物を届けにきました。 ああ、ちなみに宅急便といった場合には某ネコの会社をさすんだそうです。 他の会社は宅配便と言わなければならない決まりがあるそうです。 で、おにいさんは「ハンコかサインください」って言うんです。 サインするしかないじゃないですか。 いえ、うちにはハンコがないんです、っていうわけじゃなくて。 この日のために、サインの練習してきたんですから。 いかにしてかっこよくサインするか、そこが瀬戸際です。 一生懸命練習して、一番最初にわかったことは 「自分の名前そのままじゃぜんぜんかっこよくならない」ってことです。 だから芸名を考えました。一生懸命考えました。 カタカナとか入るとかっこいいことに気がつくまで、そう時間はかかりませんでしたね。 かっこいいカタカナってなんだろう、って考えました。 ...
  • 不快じゃないけど怖い
    作者:Elika 持って生まれた才能、ってやつなのかな。 それとも、やっぱどっかおかしいのかな。 私は、死者を知覚できる。 見えることもあるし、気配を感じるだけのこともある。 順番としては、まず音だけが響いてきて、次に匂いが鼻をつく。 音も匂いも、訪問者によってまちまちだから一概に「こういうものです」って説明は難しいけど、一応それなりに共通する点がある。 音も匂いも、「不快じゃない」。 ある時はまろやかに鳴り響く鈴のようだったし、またある時は彩りを持った芳醇な香りだった。 ただし、それに陶酔していると目の前にいきなり、まさに「この世のものとは思えない」訪問者が現れて、度肝を抜かれる。 で、なんで急にこんなこと言い出したかっていうとね。 ついさっき、そんな体験をしたからなんだよ。 おまえ──「この世のものとは思えない」んだよ。 怖いか...
  • 空想世界
    空想世界 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI ヒロシ:青年 コウジ:青年 SE:呼び鈴 ヒ01「コーウージーくーん、あっそびっましょー!」 SE 呼び鈴連打 ヒ02「ほら出て来い、いるのは分かってるんだ、大人しく投降しろ!    君は完全に包囲されていると言おうと思ったが、俺一人で完全包囲は無理だよな!?    むしろ実現しちまったら、たくさんの俺がひしめき合うから気持ち悪いと思うがどうよ!?」 SE:ドア開ける コ01「うるっせぇよ!? 人ン家の前でぎゃあぎゃあ騒ぐな!」 ヒ03「ようコウジ、ご機嫌いかが?」 コ02「やあヒロシ、お前のおかげですこぶるご機嫌斜めさ」 ヒ04「どういたしましてムッシュー・コウジ。    ――つーかご近所の人が何やら白い目で見ているわけだが、どうするよ?」 コ03「騒いでごめん...
  • tick tack circuit
    『tick tack circuit』 tick tack 僕と君とは歩む速さが違うから、つないだ手をここで離した。 鳥たちが舞うこの公園で、僕たちは「さよなら」と言った。 「もしもまたこの公園で出会えたなら」その時はまた手をつなごうと、 最後に君がそう言った。 再会したのはひと月後。 どこまでも続くまっすぐな道で、僕を追い抜いていく君が言った。 「格好つかないね。でもここはあの場所じゃないから、またさよなら」 2回目は雨上がり。 虹を見上げる君を見つけ、照れて笑って僕が言う。 「また会ったね、でもさよなら」 3度目はコーヒーショップ。4度目は四角いプール。5度目はいつだっただろう? 僕と君とが6度目に出会った場所は、世界の果て。 赤茶けた大地のその上で、僕たちが交わす「さよなら」。 「もしもまたこの公園で出会えたなら」その時は...
  • さようならそれとありがとう
    A 女 Bの幼馴染、Bの田舎に住んでいる B 男 田舎から上京して一人暮らしをしてる ピ-ンポーン A1「やっほー、こんにちわ」 B1「おお、おまえ、どうした急に」 突然の呼び鈴にドアを開ける その先には、俺が上京してから離れ離れになっていた幼馴染の姿があった A2「うーん…色々あって…。来ちゃった」 B2「来ちゃった って、わざわざ田舎から?」 A3「まぁね、」 B3「そりゃ大変だったろ…。まあいいや、上がれよ」 A4「そのつもり、おっじゃましまーす」 A5「へー、相変わらず小ギレイにしてるねー」 B4「そうか?あいよ、お茶」 A6「あ…ありがとう」 A7「昔さ、」 何を思ったか、幼馴染は急に昔のことを話し始めた A8「あなた、あたしに告白してきたよね」 B6「…そ、そうだけど、それ何年前の話だよ」 A9「そうねー、かなり前の話よねー」 B7「それに、お前断ったろ。…理由も言わ...
  • MUSAI be ambitious.2
    『MUSAI be ambitious.2』 天帝…女帝(※ナシでも可) 女神…天帝の娘 天使 天帝「よろしい、貴様が望むならば…    この天帝(てんてい)の名において、    彼(か)の者をお前に与えよう」 女神「それで、あなたを使うことになりました。」 天使「はっ。宜しく御願い(おんねがい)申し上げ奉ります」 女神「そう恐縮なさらなくてもよいのですよ。    母上と違い、私はただの女神。    天界にいる他の神々と何も変わりません。」 天使「はっ。以降肝に銘じます」 女神「……(ため息)。改善を祈っています。    貴方を他の天使と区別するには何とお呼びすれば良いですか?」 天使「恐れ多う御座います。好きな様にお申し付け下さい」 女神「それでは私に、オイだとか貴様だとか呼びつけろというのですか? ...
  • お酒ってさ……怖いよね
    お酒ってさ……怖いよね 作者:変態 ◆9lpMgcDCvw 水瀬(みなせ) 前回、前々回と同じく普通じゃない人。被害者1 元男(?)。祝、名前決定。 姫宮(ひめみや) 前回、前々回と同じく普通じゃない人。酒乱。元女(?)。祝、名前決定。 結城 「属性とか化粧って重要だよね意外と」に出演したおっとりさん。天然。空気読めないと思いきやかなり空気読める子。被害者2 出演二回目にして名前をゲット 主宰さん 舞台の企画者で主催者。金持ち。でも……。被害者3 姫宮「おはようございいます! ……ってアレ? み、みんなどうしたんですか!?」 一同ため息 水瀬「姫宮……お前。アレだけ飲んで、アレだけの事して何も覚えてないのか?」 結城「というか~、二日酔いにすら、ならないんだね~」 主宰さん「まさか、姫宮ちゃんが酒乱だったとはねぇ……ほんと、人は外見に...
  • 虫祭り
    虫祭り 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI  冴え冴えと、蒼い月明かりの降り注ぐ下。  異相の森は、今宵もざわざわと風に揺れていた。  獣達は寝静まり、虫の歌声が高らかに鳴り響く。  闇に沈み、一寸先も見えぬ有様となれば、世界を牛耳るのは虫達だ。  ある者は歌うように声を上げ、ある者は羽をかき鳴らして伴奏をする。  人も踏み入らぬ深い森の中では、虫達の音楽祭が毎晩のように開かれていた。  しかし一匹だけ、大きな杉の木の根元に座り込む者がいた。  樹齢千を超える、この森で最も荘厳な大樹。  積み重ね続けた命の迫力が、誰をも圧倒するその根元で、彼はぼんやりと空を見ていた。  彼は鳴かない。  毎晩の音楽祭に、虫達の世界に、飛び込まない。  だが、彼は鳴かないのではない。  彼はもう、鳴けなくなってしまったのだ。  長い間、彼はずっと羽を震わせて音...
  • 絆創膏
    絆創膏 作者:酎ハイ ◆cKsrSOpyZk キャスト()内は台詞数:  男(32)  女(33) ナレーションというか回想は、──で始まってます。男のキャストさんで。            ──それは、秋のことだった。 男01「もし、キミがよければ………俺と、付き合って頂けませんかっ!?」 女01「……えっ!?わ、私!?あ、あなたとっ!?」 男02「…そう!」 ──初めは、罰ゲームだった。 ゲームに負けた奴は、クラスの意中の女の子に告白する─── よくある、その手の罰ゲーム。 当然俺は負け、罰ゲームに至った。 早く終わらせたい俺は、適当にクラスの中の一番可愛い女の子を指名し、適当に告白した。 対象は、セミロングの少し栗毛の女の子。 左手には、いつもクマの絵柄の絆創膏を貼っている。 華やかではなく、いたって普...
  • 時計
    時計 作者:蟻 ◆vA0bquCiP2 【時計】 針はいつも未来へ進む カチコチカチコチ 針はいつも今を写す コチカチコチカチ 針はいつも過去を見た カチコチコチカチ いくつの時を数えただろう いくつの歴史を刻むだろう 回ってはまた戻るのか 時は確実に流れ行く カチコチカチコチ 流れて戻ってまた流れて コチカチコチカチ 針はまた刻む いつまでも カチコチ いつまでも コチカチ どこまでも カチコチカチコチ コチカチコチカチ 【あとがき】 短かめですがまあ箸休め的に。
  • 4月4日は国際にんじんデー
    『4月4日は国際にんじんデー』 <レストラン編> A:女性。愛する夫に尽くす良妻。 B:男性。仕事熱心で真面目な夫。 N:ナレーション。 A01「素敵なところね。けど、急にどうしたの?」 B01「ああ、たまにはこういうレストランもいいかと思ってね」 A02「おかしな人。いつもは誕生日も結婚記念日も忘れちゃうくせに」 B02「すまん」 A03「仕方のない人」 B03「すまん」 A04「ふふっ。でもいいわ。私はそういうあなたが好きで、こうして一緒になったんだから」 B04「悪かった。けれど、そう、僕たちは夫婦だ。たまにはこういう時間があるべきだと思う」 A05「……」 B05「その、受け取ってほしい」 (※SE ばさっ、と葉つきにんじんをテーブルに置く音) A06「そういえば今日って……。いいわ。明日は私が腕によりをかけてあげる。だから、早...
  • 悪・組・織
     悪の組織、朝礼の時間 ボス「敬礼――!!」 戦闘員「イィーーーッ!!」 ボス「んむ。では、今日の朝礼をはじめる。まず、【組織訓示】!」 ボス「あくどいこと――?」 戦闘員「大好きデース!!」 ボス「あくどいこと――?」 戦闘員「大好きデース!!」 ボス「あくどいこと――!」 戦闘員「大ー好き――!!」 ボス「んむ、ヨロシイ」 せがれ「チッ…るせーな、朝っぱらから…」 ボス「我が息子よ…朝帰りか、いい立場だな。    今は我が組織の訓示の最中、そんな格好で部下らに示しがつかぬ。    直ぐ顔を洗って列に並ぶのだ」 せがれ「っせーよ、俺は絶対悪の怪人になんかならねーって言ってんだろ」 ボス「息子よ、待つのだ! 息子よ! ……あのバカが……」 戦闘員A「先輩、あの人ボスの息子さんなんですか?」 戦闘員B「ああ…お前、坊ちゃんにお会いす...
  • 存在する、存在しない神
    存在する、存在しない神 作者:浅葱 【存在する、存在しない神】 注:一人称・二人称は自由に変えてください。  ようこそ。どこからこんなところに迷い込んできたのかしらないけれど、心から歓迎します。 ここは僕以外は誰一人いない聖域。そして僕は、神です。そう、この世界……いえ、この世全てを司ると いう、神なのです。  おや? ごく普通の人間にしか見えない、と? ……そうですよ。僕は、ただの人間です。あなたと 同じ、ね。ただし、ただの人間には御(ぎょ)しきれない、大いなる力を持たされてはいるのですが。  ただの人間が神で、驚いたって? ふふ、僕も最初は驚きましたよ。これまでずっと祈りを捧げてきた、 偉大なる神が一人の人間に過ぎなかったなんて。あなたもきっと、あのときの僕と同じ気持ちでしょう。  えっ、何もかも自分の思うがままの世界...
  • 「G」 の再来
    「G」 の再来 作者:雨天決行 ◆bQJrO3CpYk ・・・何? 「ヤツ」なのか? まさかまた、ヤツがこの世界に舞い降りたと言うのか・・・? 俺を混乱と恐怖の谷に突き落としたアイツが・・・ ・・・俺はあの時の戦いをまだ、この身でしっかりと覚えている・・・ 俺は若かった・・・あの時は無茶も平気でやった・・・ ぐッッッ!! この気配・・・ 出たな!!Gィィィィ!!! いくぞ!! 食らえぇぇぇぇぇぇ!!「ママレモン!!」 ・・・バカな!!無傷だと!? ならば次の手段だ!! 「G専用捕獲型兵器-通称【ほいほい】!!」 くそッ!!今からでは遅いのか!! もうだめだ・・・またしても俺はGに負けるのか・・・ ・・・いいだろう Gよ・・・は・・・やく・・・止めをさs SE(新聞紙で床をたたく音) ...
  • 月の想い人
    作者:Elika あ……もうすぐ、終わっちゃいますね、皆既月食。 だってほら、だんだん月が満ちていきます。 ははっ……幸せタイムは、終了です。 それは、寂しいですよ……最初から、わかっていましたけど。 それでも、やっぱり──幸せ、でしたよ。 こうして一緒に、月が見られて。皆既月食ですからね、珍しい月です。 次の皆既月食は、4年後……いえ、きれいに見られる皆既月食は、ですけど。 その時はまた、一緒に見られたらいいですね。 きれいですね……本当に。きれいです。 このまま、満ちることなく沈んでしまえばいいんですけど。 あ、また少し満ちて──……あの! 満ちるまでではなくて、沈むまでに──なりませんか? ……そう、ですよね。確かに。 きりがないです、このままだと。 どんどん先に延ばしてしまいそうですから。 延ばしても、いい...

  • 作者:Elika どこから来たの? ずいぶん疲れてるみたいだね。 疲れているところ申し訳ないけど、まずはこれを読んでよ。 ごめんね、ここじゃあこれがルールなんだ。 そう、ルール──ここじゃあこれを読むのが決まり。 ──うん、そうだよね、普通はそう読むよね。 でも、違うんだ。そうじゃない。 これは「へそ」じゃなくて「ほぞ」って読むんだ。 それも、ここのルール。 どうして? どうしてかは知らないよ。 ただ、ここではそうやって読むことになっているだけで──え? 違う違う、いつもじゃない。 人がたくさんいる時は、例外だよ。 思いっきり過疎の時だけ。 過疎が早く通り過ぎますように、人がたくさん来ますように……。 そういう願いや思いを込めて、それを読むんだ。 上手に読めたら、君もここの仲間だね。 疲れている様子だから、少しゆっくりし...
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  • 白雪姫乃介
    ナレ「時は1555年弘治元年    凸国藩主白雪清兵衛乃介殿がご精を奮われていた時代でございます」 (ちゃんばらごっこ) 子供1「たあっ!たあっ!」 子供2「ははは!なんのこれしきっ! 白雪軍はこんなぬるい剣じゃ倒せんぞ!」 子供1「たわけ!我らには西方の忍者隊がついておるわ! せいっ!」 子供2「いてっ …投げものは卑怯ぞ!」 子供1「勝てば官軍!」 白雪姫「お前たち、何をしておるのです!!」 子供1「げっ」 子供2「うわっ」 白雪姫「ここは政事を司る場であって、剣闘ごっこをしていい場所ではありません。     日太郎、太衛門。あなたたちが見とがめられないのは、     その行為が許されているからではなく、     自分の家筋がそういうものであることをよく肝に銘じなさい。     あなたがたはいずれこの城を率いていく人間になのですよ...
  • 春は眠い
    春は眠い 作者:変態 ◆9lpMgcDCvw BGM 春っぽい物  春、窓際、心地よい陽の光、少々肌寒い風といえば、昼寝である  昼下がり  雲が少し出ているものの快晴と呼べる天気だ  太陽の光がとても心地よい日  俗に言う、洗濯日和だ  そんな天気の中、二人の子供が縁側で眠っていた  いつも喧嘩しながらも、手を繋いで眠る二人の姿は見ていて微笑ましくなるような光景である  二人はいったいどんな夢を見ているのだろうか?  とても幸せそうな顔をしている  起きている時はあんなにも仲が悪いというのに  心の底ではいつでも仲良く居たいのだろう  ……まったく正直でない子達だ  しかし、腹を出して眠るのはいただけない  いくら天気が良いとは言え、未だ風は冷たい  このままでは風邪を引いてしまう  ……さて、どうしたものか  布団を掛...
  • 何というか、……何だかな!
    『何というか、……何だかな!』  学生の頃、彼女に「パンツ頂戴」って言ったらさ、彼女、あんかけにしてきたんだよ。  大皿に色とりどりのパンツを山盛りにして、その上からアツアツのあんをトローリ。仕上げに 粉チーズをパラリと。それにラップを掛けて、新聞紙に包(くる)んで、スーパーのビニール袋に 入れて持たせてくれたんだ。  「温かいうちに食べてね」「冷ましたら怒るよ?」「どうしてもって時は、せめて電子レンジ で温めてね」なんて言ってさ。  そうじゃないんだ!  もうね、何が何だか、全くもって何なのか、正直、心を読まれたのかと思わなくもなかったけ どさ、だけどコレじゃないんだよ!俺が期待していたのは!もっと、こう、何だかな!  たまらず聞いたね。「何であんかけ?」って。そうしたらさ、彼女、言ったんだ。  「季節の変わり目は身体を壊しやすいからね」っ...
  • おいでませ桃源郷
    おいでませ桃源郷 えーらっしゃい! あ、そこの社長さん! どうです? かわいい子揃ってますよー は、興味がおありになる! そりゃ結構! ささ、どうぞどうぞ。こちらです。 え? 悪徳商法じゃないだろうって? いやだな、お客さん。安心してくださいよ。 きっちり厚労省から許可を受けたお・み・せ! 現大臣のハンコとサイン入り証書だって揃ってますよ、後でお見せしたって構いません。 さあて、ここです。え? 高そう? もう、やだな、モダンでクラシックな外装にしてあるんです。 大丈夫大丈夫、そりゃ、もちろん高い子だっていますよ。 でもね、お客さん。人には身の丈ってものがあります。ああ、いえね、決してバカにしてるわけじゃないんですよ。 ただね、長ーく可愛がってあげるには、手が出せないような高い子よりも 気楽で手軽な子のほうがオススメってだけです。ね? 道理でしょ? ...
  • toletta
    toletta 作者:Elika ◆ZV4ztNUKTw そろそろ来るころだと思っていたよ。 なぜわかるかって?野暮なことを聞くもんじゃないよ。何年一緒にいると思っている。 朝には大きな祝福を、夜には小さな挨拶を、君はいつもくれたじゃないか。 いままでも、これからも。私は逃げたりしない。隠れもしない。 私が強く必要とされるときがあることを、これでも理解しているつもりだ。 ただこうして、君が来るのをずっと待ち続けているよ。 過去のことは水に流して、な。 ふふ、思えば恋人に振られて、しこたま酔って帰ってきたときにはひどい有様だったな。 私が出来ることは限られているから、君の嘆きを一晩中受け止めて… 後にも先にも、君が私と共に夜を過ごしたのはあれきりだな。 たまには、一緒に過ごしてもいいと思うのだが…それは無理だろうな。 私のキャラではないよ。 ...
  • 自殺併願者の希望
    自殺併願者の希望 製作者:ちゃま ◆A3zAmH5eqc (またまた屋上ですが今回は配役が違います。便宜上Cとして彼は高校生です) A「ん~、寒いとは言え、此処はやっぱり気持ちいいなぁ。ってあれ?」 C「あ、どうも。此処のビルの方ですか?」 A「そうだけど……その制服、T高でしょ?」 C「ええ、良くご存知ですね」 A「私も卒業生だからねぇ~。で、今日学校なんじゃないの?」 C「いえ、僕は三年なんで授業は無いんですよ」 A「でもこんな時間から制服でうろうろしてたら、補導されちゃうよ? 早く家に帰った方がいいよ?」 C「いえ、此処のビルの中でこの格好になりましたから大丈夫ですよ。それに、家に帰るのは嫌なんです」 A「なんで? 分かった! ご両親と喧嘩したんでしょ~? ダメだよ~。肝心なのは謝ることだよ!」 C「そうじゃないんです」 A「じゃあどうして?」...
  • 神様や!
    神様や! 店長♂:「女装shop 神様屋」の店長さん ダンディに天使 新人♀:神様屋の新人バイト フレッシュ!亡き者! 店長01「よーし、じゃあもう一度練習がてらに言ってみようか」 新人01「アイアイサッ!」 店長02「せーのっ」 店長03「『お客様は』」 新人02「『神様屋で!』」 新人03「……うん、このお店の挨拶いいですねっ! 魂の奥底から『根性!』って滾るカンジです! もう魂しかないんですけど!」 店長04「あっはっは、最初から張りきりすぎると後から大変だぞ、バイト君!     なにせ、この『神様屋』のお客様は『神様』なんだからなっ!」 新人04「はぁいっ、店長!」 店長05「む? ふふ……バイト君、もう一回言って」 新人05「え? はい、店長?」 店長06「っかぁー……! いいねえいいねえ、痺れるねえ! くーっ、たまらんち会長...
  • 王子ニ点ヲ
    王子ニ点ヲ お帰りなさいませ、ご主人様。ああ、お客様引かない引かない。ちょっとした冗談でございますよ。 いらっしゃいませ、ようこそ私の店へ。ここは……ま、見ての通りのお店でございますよ。 さあ、ここへ何をお求めにいらっしゃったのです? ――何? 興味本位で入っただけ? 結構結構! 時は金なりと申しますが、その有益なる暇潰しをこの店に捧げてくださった。 なんと馬鹿らしい、いえ素晴らしい事なのでございましょう。 さて、お客様は見ての所、こういった店には馴染みのないようでいらっしゃる。 では私が品定めのお手伝いをしてさしあげましょう。いいえ、遠慮する事などございません。 気に入りの物がないかもしれない? たしかにそうでございますね、普通のお店ならばそうでございましょう。 しかしこの店では。そういったお言葉を次に聞くことがないよう勤めてございますので。どうかご安心下...
  • お姉様へ…
    男[07] 妹[09] 兄[11] ナレ[02] 妹01「は、離してください!!」 男01「いいじゃねえかよ、一緒に遊ぼうぜ?」 妹02「嫌っ!!だ、誰か助けて!」 男02「ヘヘ、誰も助けに来やしねえよ」 妹03「い、嫌…。助けて…………助けて、お兄ちゃーーーーん!!」  [登場のBGM] 男03「……な、なんだ、この変な音は…」  ビルの上に人影 兄01「この世に悪のある限り 正義の鉄槌下る定め…」 妹04「お兄ちゃん!」 男04「何ぃ?」 兄02「トゥッ!!」(飛ぶ)  (スタッ) 兄03「美少女ソルジャー・セーラー★プリティ★ムーン参上!月に代わって…お仕置きの時間だっちゃ★」 男05「う…うわああああ!!変態だーーー!!!」 兄04「逃がすか!ムーンパワー…空気投げ!!!」 妹05「(すごい…これが月の力なん...
  • 交換条件でしょう
    【交換条件でしょう】 王子:茶目っ気たっぷり。補佐とそっくり。 補佐:真面目だが王子には弱い。王子にそっくりらしい。 補佐01「失礼します、王子。       じきに会合のお時間ですが御支度の方はいかがでしょう」 王子01「やぁ、ちょうど良いところに。ちょっとこの眼鏡をかけてみてくれないか」 補佐02「は? 眼鏡ですか?」 王子02「そうだ。早くかけて。んー……あと、そのガチガチに固めた髪も崩して」 補佐03「髪も、ですか? それはちょっと」 王子04「僕の言う事が聞けないのかい?」 補佐04「いえ、そんなつもりは。王子の仰せのままに」 王子05「おぉ。やはりそうか!」 補佐05「……なんでしょう?」 王子06「やはりお前は僕に似ている。いつも冴えない格好しているから全然分からないけれど。   声質も背格好もそっくりだし、違うと言えば筋肉...
  • 交換条件ですよ
    【交換条件ですよ】 姫様:茶目っ気たっぷり。補佐とそっくり。 補佐:真面目だが姫には弱い。お洒落は苦手。整えれば姫にそっくりらしい。 補佐01「失礼します、姫様。      じきに会合のお時間ですが御支度の方はいかがでしょう」 姫様01「あら、ちょうど良いところに。貴女、その眼鏡を外してみて」 補佐02「え? 眼鏡ですか?」 姫様02「そうです。早く外しなさい。んー……あと、その野暮ったく結った髪も解いて」 補佐03「髪も、ですか? それはちょっと」 姫様04「私の言う事が聞けないと仰るの?」 補佐04「いえっ、そんなつもりはございません! 姫様の仰せのままに」 姫様05「あら。あらあらあら! やはりそうだわ!」 補佐05「……なんでしょう?」 姫様06「やはり貴女は私に似てますわ。いつも冴えない格好しているから全然分からないけれど。   ...
  • 駄菓子屋前の青春
    駄菓子屋前の青春 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 恵:中学生女子。 彩:中学生女子。 弘:高校生男子。死ねよリア充。 恵01「子供の頃、正義の味方に憧れていた。    なんとかレンジャーとか、なんとかライダーとか。    あたしは近所の友達と一緒になって、日が暮れるまでごっこ遊びに興じていた。    ある時、あたしはレッドで、グリーンで、ライダーで。    またある時は怪人で、戦闘員で、大首領で。    望めばなんにでもなれると思っていた。    けれど、今は――――」 SE:蝉 恵02「やー、今年もあっついねぇ、彩ちん」 彩01「だねー。あ、恵。アイス垂れてるよ」 恵03「うわっとと!(音を立てる)」(アドリブ可、むしろ推奨) 彩02「こらこら、女の子がそんな音を立てるんじゃありません」 恵04「だって垂れたらもった...
  • love is contacco
    love is contacco 『コンタクトレンズ』――その単語を聴いて、『あれー、コンタクトどこー?』 などと、下を向きながら捜す様を想像するなど、時代錯誤も甚だしい。 今のコンタクトレンズはワンデーワンウィークに代表されるように、一日、一週間単位で新しいものに取り替えるのが普通だ それだけコンタクトレンズの清潔さに関心をもたれているという点から見て、 地に落ちたコンタクトレンズを捜して見つけてそれを装着する、などという行為は滅多に起こりえるものではない。 しかし私はそんな想像をついしてしまう輩を冒涜はしない。 メガネをはずし、初めてコンタクトにした女の子。 しかし、慣れずにふとした拍子にほろり、と外れてしまう。 彼女は必死の思いで捜すのだが、おぼつかない視力では見つけられず、途方に暮れてしまう そんな時、都合よく自分が廊下に通りかかり、そっと彼女の手助けを...
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    ※wiki編集:下部[ログイン]をクリック→このページを編集or新しいページを作成 wikiへの台本の登録 台本のタグについて(任意) wikiへの台本の登録 投下台本まとめは基本的にシナリオ製作者本人が編集しています 台本の登録 1.「作者別台本」に作者名(自分の名前+トリップ)と台本のタイトルを記載 (※1)  名無しの場合は名無しの作品の項目に記載 2.「投下台本まとめ」→「あいうえお順台本」の該当行に台本タイトルを記載 3.台本のリンクを踏む→新規ページを~と出るので編集モードを選び台本本文をペーストして「台本ページ」を作成 (※1)現在100本以上の台本製作者は、「投下台本まとめ」ではなく、個別の作者ページを作成してシナリオを格納しております 個別作者ページ作成手順 (※自作台本が100本以上ある作者のみ) 1.新しいページ...
  • 電柱でござる
    [電柱でござる] わたくしは、とるにたらない電信柱でございます 生まれた時は、はて、たしかに杉の木でありまして、森の中でも一番の若造で、一番のチビ助だったものですが 気づけば、この町の一番高いところで、こうして見下ろしていることになっておりました はてさて、縁とは異のもの、不思議なるものでございます さて、今ほども性質の悪い子犬と性質の悪い飼い主が、わたくしめの足元にションベン引っ掛けて立ち去っていったわけでございますが 物言わぬ体とは、いやはや、不便なるものでございます わたくしめとて、そんなチンケなことに構っている気はございませんが、一角の人間、一角の犬君と生まれてきたならば、 いっぱしのマナーくらいは守っていただきたいものでございます はて、話が逸れました まあ、今日び、いや明日とて、わたしめが出来ることなどこうしてぼうっとすずめを肩ほど… も...
  • 夏祭り
    夏祭り 作者:ちゃま ◆A3zAmH5eqc 女性パート  夏祭りって本当に大好き。浴衣なんて日常的に着られるものじゃないし、大勢の人が同じような楽しさを感じているなんて素敵で、知らず知らずのうちに顔がほころんじゃう。  金魚掬いの金魚はみんな可愛いし、ちょっとベタベタする焼きソバなんてまさに夏って感じがしちゃう。リンゴ飴、綿菓子、焼き玉蜀黍。彼はボッタクリなんてぼやいているけど私は全部好き。  くじ引きだって本当に楽しい。外れたら少し残念だけど、欲しい物が当たった時なんか震えちゃうほど嬉しい。そういえば昔、たまごっちを当てた事があったなぁ。あの時は品薄で整理券貰わないと買えなかったくらいなのに、たった300円で手に入れられたときは涙が出ちゃったっけ。  私は楽しいのに、隣りを歩く彼は文句ばっかり。やれ歩くのがしんどい、だとか、花火なんて一々見なくてもいいだと...
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