ハカイザー

「機械のパワー、ハカイザー!」

【名前】 ハカイザー
【読み方】 はかいざー
【声】 川岡大次郎
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
Vシネクスト 暴太郎戦隊ドンブラザーズVS機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第30カイ「隣のキカイはカキ食うハカイ?!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 機械戦士
【世界】 キカイトピア
【一口メモ】 不明
【モチーフ】 火忍キャプター7
【名前の由来】 破壊、ジュリアス・シーザー

【詳細】

ワルド怪人を守るボディーガードとしてイジルデが作った機械戦士。

クダック等のイジルデ製キカイノイドとは異なる姿を持ち、背中にV字型のその名も「ブイメラン」、両腕のハカイザーショットから「ハカイフィニッシュバスター」という何処かで聞いたような必殺技で邪魔者を全力で破壊する。

イジルデは「1から作り上げた機械の兵士」とその成果を誇っていたが、トジルギアギアトジンガーと並び、実は五色田介人の両親の研究データを盗用したもの。
元々はゼンカイザーのスーツデザインのボツ案であったとされ、設計図には「プロトタイプゼンカイザー」とあったことから介人が変身するゼンカイザースーツの装備案の一つを拾ってイジルデが完成させたものと思われる。

デザイン自体も大きな変更はされておらず、ゲゲからは訝しげな視線を向けられていたものの、もとからイジルデは他者の案を盗み取ることをなんとも思っていないため特に気にしては居なかった。

ワルドのボディーガードということで、作戦遂行中のワルドを倒すためにゼンカイジャー達が駆けつけてくれば追い返すためにハカイザーは現れる。
まるでトジテンド側のヒーローのような立ち位置であるが、その言動はやや大げさで棒読み気味の喋り方は緊張感を削ぎ、どこかとぼけたような印象を与える。

しかしながら仕事自体はきっちりと行うので、ワルドを妨害するものは徹底的に破壊するため襲いかかってくる。
最初は全力破壊銃というこれまた五十嵐夫妻の研究データを盗用した装備を持ち、これによってレジェンド戦隊を複数人実体化させて戦わせていたが、介人が奪いとったため以後使わなくなった。

カキワルド/ホシガキワルドの護衛として初登場する。

【余談】

デザイン担当はボッコワウス等も担当している篠原保氏。
モチーフは1976年代に放送された「忍者キャプター」より、火忍キャプター7。
額から伸びる角がまっすぐに伸びず、炎のように揺らいで見えるあたりに面影が見られる。

デザインした段階ではまだ「ゼンカイザーのプロトタイプ」という設定は無かったため、それを知っていれば別のアプローチがあったとコメントされている。

最終更新:2023年05月08日 01:28