疑問点の検証(経歴編)

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* 東大工学部建築学科教員 アニリール・セルカン博士の経歴・業績に関わる疑惑の検証 ~注意!~ 以下の記述はWeb上の公開情報を元に客観的に比較検証を行った結果であり、特定思想や人種・宗教等に由来する一方的な中傷ではありません。もちろんそれらの偏見を助長するものでもありません。 ** &bold(){【2:疑問点と、それらの外部ソースに基づく検証】} ** 【2-0 問題提起】 >- 2009年9月8日の東大工学部内におけるセルカン氏の紹介ページ(ウェブ魚拓) >-- http://s01.megalodon.jp/2009-0908-2234-16/www.buildcon.arch.t.u-tokyo.ac.jp/01about_us/anilir_serkan.htm >- 現在の当該ページ >-- http://www.buildcon.arch.t.u-tokyo.ac.jp/01about_us/anilir_serkan.htm ⇒経歴・業績リストが消されている。東京大学によってオーソライズされていた筈の経歴・業績リストをどのような理由で消したのか? **【2-A 疑問点と、それらの外部ソースに基づくそれらの検証・経歴編】 ** 【2-A-1 セルカン氏の主要な研究歴・職歴について】 >・1997年9月  プリンストン大学数学部講師 ⇒プリンストン大学数学科の1996年11月からのサイトアーカイブ http://web.archive.org/web/*/http://www.math.princeton.edu/ では、1997年にセルカン氏が講師を勤めたとの記述は無い。 ⇒一方、http://www.spacearchitect.org/members/member.htm では、セルカン氏の紹介として以下の記述がある。 "1997 Intern at European Space Agency, 1999 Associative Architect at Kajima Corporation, 2000 Research Associate at Shimizu Corporation, 2001-2003 Muses-C Mission Design Group Member, 12 international awards in international competitions including Mediapark Cologne and Auerbach Airport Design in Germany. Research Interest in High-tech architecture, technology transfer between terrestrial and space architecture, hyperspace." ここでは、1997年時点ではセルカン氏はEuropean Space Agency(欧州宇宙機関:ESA)にインターンとして勤務していたとされており、米国のプリンストン大学講師と兼務であったとは考え難い。 >・2003年4月 日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)講師 ⇒JAXAの外部公開資料によると、2003年の人員編成は以下↓のとおり。 http://www.isas.jaxa.jp/publications/annalreport/2003/2-2-i.pdf 『宇宙航空プロジェクト研究員アニリール・セルカン』と記されており、少なくとも常勤の講師ではない。 >・2004年に トルコ人初宇宙飛行士候補 (現在、訓練中) ⇒2004年の宇宙飛行士候補生のリスト↓ http://www.jsc.nasa.gov/Bios/04class.html には、セルカン氏の名前は無い。 また、2001年にNASAの訓練プログラム終了とされているが、NASAにおいて選抜が行われたのは2000年と1998年であり、どちらも2年間の訓練期間と合わない。 また、2000年と1998年のリストにもセルカン氏の名前はない。 http://www.jsc.nasa.gov/Bios/00class.html http://www.jsc.nasa.gov/Bios/98ascans.html さらに以前の選抜は1996年であるが、NASAの宇宙飛行士になるには学士の資格に加えて、 3年の実務経験が必要とされている。セルカン氏の大学卒業は1995年とされているので、 1996年のテストによって候補生に選抜されたとは考え難い。 また、NASAの宇宙飛行士のリスト http://www.jsc.nasa.gov/Bios/astrobio.html (米国人) http://www.jsc.nasa.gov/Bios/astrobio_international.html  (非米国人) および現在の宇宙飛行士候補者リスト http://www.jsc.nasa.gov/Bios/ascanbio.html には、セルカン氏の名前は無い。 ** 【2-A-2 セルカン氏の表彰歴について】 >・2005年 ケンブリッジ大学物理学部 特別科学賞 受賞 ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。 >・2005年 America Medal of Honor(アメリカ名誉賞)受賞 ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。そもそも、アメリカで"Medal of Honor"は軍人に授与される最高位の勲章である。 ( [[Wikipedia:名誉勲章>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E5%8B%B2%E7%AB%A0]] http://www.history.army.mil/moh.html ) >・(時期不明) U.S.Technology Award受賞(AMAZONの著者紹介による) ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。 ** 【2-A-3 セルカン氏の客員教授等の履歴について】 >・2009年3月 モントリオール大学 客員教授 ⇒http://www.arc.umontreal.ca/international/index.html を見ると、セルカン氏はワークショップのゲストであり、客員教授ではない。
* 東大工学部建築学科教員 アニリール・セルカン博士の経歴・業績に関わる疑惑の検証 ~注意!~ 以下の記述はWeb上の公開情報を元に客観的に比較検証を行った結果であり、特定思想や人種・宗教等に由来する一方的な中傷ではありません。もちろんそれらの偏見を助長するものでもありません。 ** &bold(){【2:疑問点と、それらの外部ソースに基づく検証】} ** 【2-0 問題提起】 >- 2009年9月8日の東大工学部内におけるセルカン氏の紹介ページ(ウェブ魚拓) >-- http://s01.megalodon.jp/2009-0908-2234-16/www.buildcon.arch.t.u-tokyo.ac.jp/01about_us/anilir_serkan.htm >- 現在の当該ページ >-- http://www.buildcon.arch.t.u-tokyo.ac.jp/01about_us/anilir_serkan.htm ⇒経歴・業績リストが消されている。東京大学によってオーソライズされていた筈の経歴・業績リストをどのような理由で消したのか? **【2-A 疑問点と、それらの外部ソースに基づくそれらの検証・経歴編】 ** 【2-A-1 セルカン氏の主要な研究歴・職歴について】 >・1997年9月  プリンストン大学数学部講師 ⇒プリンストン大学数学科の1996年11月からのサイトアーカイブ http://web.archive.org/web/*/http://www.math.princeton.edu/ では、1997年にセルカン氏が講師を勤めたとの記述は無い。 ⇒一方、http://www.spacearchitect.org/members/member.htm では、セルカン氏の紹介として以下の記述がある。 "1997 Intern at European Space Agency, 1999 Associative Architect at Kajima Corporation, 2000 Research Associate at Shimizu Corporation, 2001-2003 Muses-C Mission Design Group Member, 12 international awards in international competitions including Mediapark Cologne and Auerbach Airport Design in Germany. Research Interest in High-tech architecture, technology transfer between terrestrial and space architecture, hyperspace." ここでは、1997年時点ではセルカン氏はEuropean Space Agency(欧州宇宙機関:ESA)にインターンとして勤務していたとされており、米国のプリンストン大学講師と兼務であったとは考え難い。 >・2003年4月 日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)講師 ⇒JAXAの外部公開資料によると、2003年の人員編成は以下↓のとおり。 http://www.isas.jaxa.jp/publications/annalreport/2003/2-2-i.pdf 『宇宙航空プロジェクト研究員アニリール・セルカン』と記されており、少なくとも常勤の講師ではない。 >・2004年に トルコ人初宇宙飛行士候補 (現在、訓練中) ⇒2004年の宇宙飛行士候補生のリスト↓ http://www.jsc.nasa.gov/Bios/04class.html には、セルカン氏の名前は無い。 また、2001年にNASAの訓練プログラム終了とされているが、NASAにおいて選抜が行われたのは2000年と1998年であり、どちらも2年間の訓練期間と合わない。 また、2000年と1998年のリストにもセルカン氏の名前はない。 http://www.jsc.nasa.gov/Bios/00class.html http://www.jsc.nasa.gov/Bios/98ascans.html さらに以前の選抜は1996年であるが、NASAの宇宙飛行士になるには学士の資格に加えて、 3年の実務経験が必要とされている。セルカン氏の大学卒業は1995年とされているので、 1996年のテストによって候補生に選抜されたとは考え難い。 また、NASAの宇宙飛行士のリスト http://www.jsc.nasa.gov/Bios/astrobio.html (米国人) http://www.jsc.nasa.gov/Bios/astrobio_international.html  (非米国人) および現在の宇宙飛行士候補者リスト http://www.jsc.nasa.gov/Bios/ascanbio.html には、セルカン氏の名前は無い。 セルカン氏の著書「ポケットの中の宇宙」p.55に氏が宇宙服を着た写真が掲載されている。 同書での説明は、「2004年12月、宇宙飛行士候補に選ばれたとき、マスコミに発表された写真」 しかし、この写真には以下のようにいくつかの矛盾点があり、1992年に撮影された別人の写真を加工した捏造である疑いが強い。 詳しくは[[研究者の経歴詐称、捏造を追求するblog>http://blog.goo.ne.jp/11jigen/]]を参照。 ・NASAのロゴが古い このロゴが使われていたのは1992年まで http://www.hq.nasa.gov/office/pao/insignia/text/insignia.html ・宇宙服が古い。現在のものは腕と肩が一体になっている http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/station/crew-18/html/jsc2007e19404.html ・胸に付けられたミッションパッチは、1992年に打ち上げられたSTS-49のもの http://science.ksc.nasa.gov/shuttle/missions/sts-49/mission-sts-49.html ** 【2-A-2 セルカン氏の表彰歴について】 >・2005年 ケンブリッジ大学物理学部 特別科学賞 受賞 ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。 >・2005年 America Medal of Honor(アメリカ名誉賞)受賞 ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。そもそも、アメリカで"Medal of Honor"は軍人に授与される最高位の勲章である。 ( [[Wikipedia:名誉勲章>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E5%8B%B2%E7%AB%A0]] http://www.history.army.mil/moh.html ) >・(時期不明) U.S.Technology Award受賞(AMAZONの著者紹介による) ⇒セルカン氏による当受賞記録はWeb上に存在しない。 ** 【2-A-3 セルカン氏の客員教授等の履歴について】 >・2009年3月 モントリオール大学 客員教授 ⇒http://www.arc.umontreal.ca/international/index.html を見ると、セルカン氏はワークショップのゲストであり、客員教授ではない。

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