sailing


海よ お前は 気付いているだろうか
最後の一言 血を流してでも聞いてくれ

海よ もう一度 答えをくれないか
季節変われば 空が見えるだろう

さあ帆を立てろ 舵を取れ
視界を遮る カモメの踊り

地平線の向こうに 行こうじゃないか
僕らを呼ぶ風は 明日へと続いている
期待された分だけ 素晴らしい世界がある
心に映る夕陽を眺めながら

船よ 僕らを 運ぶ意味 知っているか
波は 煌き 星が降る

今宵は宴だ 乗員全員呼んじまえ
目を開ければ前にしか進めないぜ

真夏の太陽に 雄叫びを上げろ
僕らを呼ぶ声が 波を立たせて
まだ未熟な精神が 不思議な世界だ
夢に映る恋心を 想いながら

永久に祈りを 空に願いを 海に誓いを 風使いの旅路で

溢れ出す波に 僕らを乗せていけ
果ての未来を 楽しみに待ってるさ
僕らは どんな風(かぜ)に 吹かれているのだろう
静かな思いを 海に投げ捨てろ
新しい季節よ 待っていろ 海よ



最終更新:2009年05月05日 13:15