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動詞文の基本 - (2012/05/31 (木) 02:04:35) の編集履歴(バックアップ)
- 動詞文は、「動詞+主語(必要に応じて)+目的語など」という形になる。
- 動詞の人称変化によって主語が推測できるため、主語は省く場合が多い。
私は行く。
gesa;動詞ge(行く)の一人称単数A形
<解説>
一人称単数というのは「私」という意味なので、主語は私しかありえない。
また、A形(=女性形)なので、私というのは女性であることが分かる。
私は学校へ行く。
sheliis;名詞sheli(学校)の対格単数C形
私は彼女に花をあげる。
domeso;動詞dome(与える)の一人称単数B形
jersas;名詞jers(あれ)の与格単数A形
<解説>
直接目的語(~を)は対格で、間接目的語(~に)は与格で示す。
また、彼・彼女は、「あれ」という意味の"jers"をA形とB形にして表す。
尚、英語の"I give the flower to her"のような書き換えは不可能。
私は学生になる。
kesa;動詞ke(なる)の一人称単数A形
ni;前置詞ni 主語と補語が同一である文において、補語の前に置かれる前置詞
<解説>
この文章には、主語と補語が存在します。つまり、私=学生なのです。
これは、補語が主語を修飾する場合(たとえば、主語=花、補語=赤い)でも成り立ちます。
この場合は、補語を前置格して、前に"ni"を置いて表現します。