Mind Bomb / 精神爆弾 (青)
ソーサリー
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各プレイヤーは、カードを3枚まで捨ててもよい。精神爆弾は各プレイヤーに、3からそのプレイヤーがこれにより捨てたカードの枚数を引いた数に等しい点数のダメージを与える。
ザ・ダークに収録されたマジックを変えたカードの1つ。ザ・ダークの開発陣はこのカードで原因で更迭され、現在はバルデュヴィアで木を数える仕事に従事している。

一目で書いてあることがおかしいことが分かるが、あえて挙げると、
上記のどのモードでも非常に効率的な動きをする。
さらに自分にも効果を及ぼすことを利用してリアニメイトで巨大クリーチャー墓地へ送り込むことも可能。まさに万能兵器であり、発売当初から今に至るまでトーナメントシーンを席巻している。
  • もともとアルファ5ブーンサイクルのカードになる予定だったが、このようにマジックにおける1マナ呪文のバランスをことごとく無視したカードではあるため、デザインされただけで、お蔵入りとなっていた。その後、アラビアンナイトに山が収録される騒動があった際に、誤ってザ・ダークに収録されてしまい、今日に至る。
    • この事件と、精神爆弾が誤ったデザインであることををWotCは否定していたため、4版・5版まで採録するという異常事態が発生した。
    • その煽りを食って、当時のスタンダードではHypnotic Specter/惑乱の死霊精神錯乱/Mind Twistなどの精神爆弾ハンデスのキーカードが禁止となり、精神爆弾を中心に据えたデッキが組めなくなってしまった。
  • 第4版以前の頃は、いわゆる4枚制限ルールに従ってデッキを構築するのはトーナメントだけと言うカジュアル志向のプレイヤーが多かったため、島と精神爆弾だけのデッキというのもあった。
  • なんと制作段階においては、ダメージは3点ではなく4点に、「カードを3枚まで捨ててもよい」を、「カードを無造作に3枚捨ててもよい」という能力にしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない。
  • スタンダードでの不遇の時代を終え、現在ではレガシーMBW精神爆弾バーンデッキの中核として、またSoldevi Diggerと組み合わせ、クロックパーミッションやロックデッキのフィニッシャーとして活躍している。>精神爆弾BtBエンプティ・ハンド・マインド・ボム(EHMB)
  • 黒っぽい能力なのは初出はザ・ダークなのも影響しているのだろうか。
  • イラストから、「エビフライ」や「お寿司」と呼ばれることがある。



最終更新:2009年08月14日 00:54