各レーベルごとの枠の取り方の傾向
アニプレックス
ソニーミュージック(ソニー)系列である。
関西での放送局はほとんどMBSとなっていたが、最近は他の局で放送することが増えてきている。
また、MXの土曜23時から24時半までのE!TV枠は固定枠。
独立局を使うときは、首都圏トライアングル(CTC・TVS・tvkの3局)で放送しないケースが増加してきている。
北海道・福岡においても放送する作品が多い。
担当P 岩上敦宏 清水博之 鳥羽洋典 横山朱子 斎藤俊輔 柏田真一郎 足立和紀 井上貴允
ポニーキャニオン
フジサンケイグループのレコード会社。しかし近年ではフジテレビ製作作品に関わる事はまったく無い。
深夜アニメ分野ではTBSと緊密。
代理店はテレビ東京で放送する場合、創通を選ぶことが多い。
定期的に独立局・地方局を使うこともあるが、その場合は少々歪な放送体系を取ることがある。
担当P 中村伸一 高取昌史 高畑裕一郎 石黒達也 川原陽子 大島靖 石原良一 木下哲哉
キングレコード
スターチャイルドと称した専門レーベルを持つほか、メインレーベルでもMM制作部がアニメ制作を担当している。
基本的にそれぞれ独立して担当しているが、稀にこの2部門が合同でアニメ制作に関与する場合がある。
2010年ごろまではテレビ東京と親密であったが、規制問題で決裂し、最近はMBSと親密(深夜ドラマでは緊密)、TBSともそこそこ関係がある。
CTC日曜23時半といえばこのレーベル。
時々地方局で放送することもある。BSは基本的にはBS11を使う。
担当P(スターチャイルド) 中西豪 宿利剛 宮本純乃介 林玄規 山中隆弘
メディアファクトリー
角川グループ傘下に入ったものの、基本的な路線に変化はない。
MF文庫原作作品はTBS木曜深夜に放送される事も多い。
CTC日曜24時半といえばここ。東海はテレビ愛知、関西はSUNのみのパターンが多い。
電通、博報堂DYと組むとテレビ東京、クオラスと組むと独立局になる確率が高い。
地方局で放送するケースは少なかったが、最近はBS11を使うことが急増した。
担当P 田中信作 吉沼忍 伊藤誠 河本紗知
角川書店
CTC日曜24時といえばここ。関東地方でキー局をとる場合はNHKもしくはテレビ東京になることがほとんどで、関西地方では広域局をとることはほとんど無い。
作品にもよるが、全般的に規制の緩い放送局を選んでおり、ここ最近東海地方においてはテレビ愛知の規制の問題からか三重テレビ、ぎふちゃんでの放送が多い。
また、テレビ北海道での放送も減少している。逆にTVQ九州放送においては毎クール必ず1本以上は放送している。
使用代理店はクオラスと角川メディアハウス。
地方局において放送する作品が殆どであり、作品によってはかなり多数の放送局を取ることもある。
一方で、ネット配信に精力的なためかBSでの放送は少なく、R-15の放送が見送られてからはBSでの放送は殆ど無くなっていたが、2012年4月期からBS11を、2013年1月期からtwellvを活用するようになっている。
担当P 伊藤敦 今本尚志 五味健次郎 松木あい 倉兼千晶 田村淳一郎
NBCユニバーサル(ジェネオンユニバーサル)
関東キー局をとる場合は殆どTBS、テレビ東京である。テレビ東京の場合は小学館原作になることが多い。
関西ではMBSかSUN＋KBSであることが多い。
テレビ東京系での放送を除けば地方局で放送することは少ないが、最近はBS11での放送も始めている。
担当P 上田耕行 小倉充俊 松田章男 服部健太郎 福良啓
ワーナーホームビデオ
担当Pはジェネオンからの転籍者が多い。そのため、枠の取り方の傾向はジェネオンと同一。
担当P 川瀬浩平 中山信宏 大森啓幸
vap
日本テレビの子会社である。日本テレビの深夜枠は基本的にこのレーベルが関与しないと放送できない。
かつてはテレビ東京など他局放送作品も比較的多く制作していた。
バンダイビジュアル
一昔前まではテレビ東京と親密であった。関西ではMBSを主に使用するが、ytv製作も増えてきている。
BSを使う場合はで旧作であることが多かったが、新作の放送も増えてきている。
flying DOG
CBCとの関係が比較的深い。
担当P 尾留川宏之 吉田博 南健
エイベックス
CSはAT-Xを選び、BSでは放送しない場合が多い。関西では広域局を取ることが多い。
担当P 後藤政則 大胡寛二 田中宏幸
東宝
ノイタミナ第1部をアスミック撤退により担当していた。ytv製作のケースも多かった。
2013年よりアニメ製作に本格参入。阪急グループだからなのか、関西では広域局志向で最速放送となることも多い一方、中京地区では基本的には放送しない。
