・インクリメント・ディクリメント演算子

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演算の中でも数値を1つだけ増加することと1つだけ減少させる処理は比較的多く使用されます。「+」演算子や「-」演算子を使って記述すると次のようになります。 int num = 7; num = num + 1; 変数「num」に代入されている値と1を加算し、その結果を改めて変数「num」に格納しています。1つだけ減らす場合も「-」演算子を使って同じように記述することができます。 このように1だけ増加する、又は1だけ減算するために用意された演算子がインクリメント演算子(++)とデクリメント演算子(--)です。 演算子 使用例 意味 ++ a++ 又は ++a aの値を1増加する -- a-- 又は --a aの値を1減らす 例えば先ほどの例は次のように書き換えることができます。 int num = 7; num++; 同じように変数の値を1つだけ減らす場合には次のように記述することができます。 int num = 7; num--; 「++」演算子や「--」演算子は対象となる変数の値を変化させますので、演算結果を変数に代入する必要はありません。 なお「a++」と記述する代わりに「++a」と記述することもできますが、結果が異なる場合があります。詳しくは次のページの「前置と後置」で解説します。

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