・変数の宣言

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・変数の宣言 - (2010/12/09 (木) 23:00:53) のソース

変数は値を保管しておく場所の箱のようなものであることは前のページでご説明しました。では実際に変数をプログラムの中で使用するにはどのようにすればいいのかを確認します。 
変数を使用するには、まず最初に使用する変数を宣言しなくてはいけません。宣言は次のように行います。 
型名 変数名;
変数の宣言では、変数に格納される値のデータ型と変数を区別するための変数名を指定します。例えば次のようになります。 
 int count;
 double data;
1行目は「int」型の値を格納する変数名「count」という変数。2行目は「double」型の値を格納する変数名「data」という変数を宣言しています。 
Javaではこのようにプログラムの中で使用する変数は予め宣言しておくことが必要です。また変数は宣言する時にどんな値を格納するのかを決めておかなければなりません。なおデータ型と変数名の規則については次のページで解説します。 
同じデータ型を扱う複数の変数を宣言する方法
変数は同じプログラムの中で何個でも宣言することができますが同じデータ型の変数を宣言する場合は次のような記述も可能です。 
型名 変数名1, 変数名2, 変数名3, ...;
今まで変数名を記述していた箇所に、カンマで区切って変数を続けて記述していきます。 
例えば次のように記述していた場合で考えてみます。 
 int a;
 int b;
 int c;
このように同じデータ型の変数を宣言する場合は次のように記述することもできます。 
 int a, b, c;
記述方法が異なるだけでどちらで行っても構いません。