永興坊

永興里

長安の坊名。西に皇城が位置する坊で、北は永昌坊来庭坊、南は崇仁坊、東は安興坊が位置し、北西の隅は延喜門が、南西の隅は景風門が位置した。魏徴宅、戴休顔宅があった。また李筠の兵営があり、乾寧二年(895)七月に李茂貞の将閻圭が攻撃してくると、昭宗を親王・公主・宦官らとともにこの兵営で匿って防衛を果たした。

参考文献

愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

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最終更新:2025年02月12日 01:15
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