張参

張参 ちょうさん

727-779
中唐の官人。国子司業。張景の子。天宝七年(748)明経科に及第。大暦年間(766-779)に優れた儒者として鄭絪蒋乂楊綰常袞と並んで重んじられた。李勉辟署されてその幕府に仕えた。韓滉に嫌われ、俸給を下げられたという。大暦十一年(776)『五経文字』三巻を著し、他に『歴代記』三巻、『吉凶事例』、『十道新志』、『江左記』三卷がある。文宗時代に五経を校訂した書家の張参とは別人。

志・列伝・史料

『新唐書』巻五十七 志第四十七 芸文一 甲部経録 小学類
『新唐書』巻一百五十 列伝第七十五 常袞
『旧唐書』巻一百五十九 列伝第一百九 鄭絪
『宋史』巻二百四 志第一百五十七 芸文三 史類二 地理類
「唐国子司業張参墓志」
『五経文字』序

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年10月15日 11:24
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。