「振動反応」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

振動反応 - (2008/11/20 (木) 11:18:16) の編集履歴(バックアップ)


 いろんな液ををいれると色が3つぐらいの色にループする様に変化する反応。だんだんとではなく突然変化するのが特徴。化学班勧誘用の定番実験。その動画をクラスの人に見せたところかなり引きは良かったので4月の班活動紹介でやったときはよくみえていなかったようである。
 2004年にこの研究をしていた様であるが、2009年度ではそれを引き継ぐことにした。今回は新兵器導電率形を使用し、イオンの状態を調べてみる計画。ちなみに色の変化が終わったあとの茶色の液体は大量の酸素や二酸化炭素が発生しコカコーラと称して飲ませることが可能。(自己責任でどうぞ)

問題点
色は透明→黄色→紺(黒)→透明なはずなのに黄色⇔紺にしか見えない。薬品の量が適当だからか?


簡単に反応の進み方について

振動反応(化学班では主にB-R反応)は、ヨウ素酸カリウム・過酸化水素・マロン酸、あと適当に触媒と指示薬(デンプン)を加えて、前者3つの酸化・還元反応の繰り返しによって指示薬の色が変わっていくというもの。最終的には還元剤(H2O2,HCOOH)が尽きて反応はヨウ素が酸化された状態で終了する。
何故、周期的に反応が進むのかについて、詳しいことは論文などを読んでもらいたいが、大まかには溶液の各成分の濃度の変化によって平衡が変化し、物理で言う加速度みたいなのが働いているからとイメージすれば納得がいくかも。
(酸化がグーンと進んでそれが弱まる頃に還元がグーンと進みだす。次第に加速度的なものは弱まり、よって色の変化の周期が短くなる) 

あくまで.sigure//の浅い理解なので、間違ってたらスマソ。