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*ハドケウリ銀河系

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**画像
#ref(http://www31.atwiki.jp/silverphilosopher?cmd=upload&act=open&pageid=223&file=glg_hdcr0%EF%BC%93.jpg)

**概要

 [[セクトレアム・ハドケウリ銀河団>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdlt/glo-gxs-sh.html]]の第二銀河にあたる直径9万5000光年あまりの棒渦巻銀河。
 最大の腕イローヤ腕(画像で中心部から左に伸びる腕)と二本の比較的小型の腕、シトロエラ腕(画像で中心部から右内側に伸びる腕)とプテット腕(画像で中心部から右外側に伸びる腕)が伸びている。
 麟族の有力な起源神の一柱、[[テブラミス]]の発生した銀河系として名高いが、テブラミスが放浪し銀河の平穏維持に力を入れていないこともあって、銀河内の情勢はかなり不穏である。

 最大勢力は[[バリクラット条約機構]]であり、歴史も長く監視者あるいは高位開発者勢力が多いのだが、近時退潮気味である。
 近時これに拮抗する力を蓄えているのがテブラミス麟族の[[グニパリル]]を中心とした[[ナグロスファ友邦軍]]である。
 この両勢力の仲は悪く、[[オリオン大戦>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdeh/gdeh-gwo.htm]]に匹敵する大戦争がはじまったとしてもおかしくない情勢である。[[ディガス>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdtt/gdt-cd1.htm]]も両勢力で取り合いが始まっており、最大勢力からできる限り距離を取ろうとしている。

 しかも、この両勢力で銀河全体の45%ほどしか統治できておらず、&bold(){残りは少数勢力が乱立している。}少数勢力は様々であり、孤高の独立を保つ勢力から最大2勢力の合間を縫ってトップにのし上がることを狙う覇権主義組織もあり、そうした勢力は離合集散をしたりときには戦争をするなどしており、治安も決して良いとは言い難い。

**主要星間連合体

|[[バリクラット条約機構]]|イローヤ腕に勢力を構える最大勢力だが、[[ナグロスファ友邦軍]]との戦争をめぐってごたごたが発生。基準時前後にかけて凋落の一途をたどる。現筆頭格は[[レイラモンディス]]で、ハドローヤ晶繊族が主導権を握るが、加盟勢力の幅は広い。|
|[[ナグロスファ友邦軍]]|シトロエラ腕中域で大勢力を構えるバリクラットの対抗勢力。軍の名を持つ軍事政権でありかつては非道で鳴らしていたが、統治自体は上手であり、[[グニパリル]]の監視者進化後、軍事政権ながらも穏やかな星間連合体に変化しつつある。シェトラップ麟族が多数派。|
|スティル同盟|イローヤ腕とシトロエラ腕の付け根部分で勢力を構えるハドローヤ晶繊族の同盟。バリクラットからの独立組織で、非戦中立。現筆頭格は[[モクスティルナ]]。|
|タマスチルド連邦|シトロエラ腕東部で勢力を持つ、トゥリオットによる惑星連合。魔導師が力を持つが、改造人間導入を巡って大規模内紛が巻き起こる。しかし、皮肉にもこの内紛の支援はシトロエラ腕・プテット腕の文明勢力を集めることとなった。|
|レイギロクス連合|プテット腕中域で力を持つ、[[リギロクス]]による惑星連合。技術力も歴史も決して低くはないが、ナグロスファなどには太刀打ちできず柔軟な体制に移行している。|
|ゴトロック|シトロエラ宙域のゴトロック超宙域を根城とする魔族、[[ゴトロックス]]の組織。と言っても、個体戦力に頼りがちなため目前の脅威とまでは認識されていない。|
|サーラン通商自治市|イローヤ腕先端部で勢力を構えた通商自治市で、もともとはベンチャー企業だった。セクトレアム銀河系との回廊の中継地に陣取る。経済力が高いが、バラマキ主義の傾向がある。|
|[[エラシュモック道教団]]|イローヤ腕中域で勢力を構える、宗教団体上がりの星間連合。しかし基準時から未来史にかけて、その統治に限界が見え始めている。|
|プルティトゥス連合|未来史において誕生。タマスチルド連邦支援を契機にブリンカムビ、レイギロクス連合等が一気に手を組んだもので、スティル同盟などと組んで大規模勢力にのし上がった。|

**ハドケウリ銀河系の歴史

***過去史
|32万年前|【グニパリル開発者進化】||
|22万年前|【ナグロスファ友邦勃興】|シトロエラ腕にグニパリルをトップとしたナグロスファ友邦勃興。当時から安定しなかった銀河情勢のため防衛力も重視され、強大な軍も作られているが、当初はさほど強硬でもなかった。|
|17万年前|【シトロエラ危機】|シトロエラ腕にモクスティルナから分かれたと言われる魔神ボワジルが侵攻、バリクラットが苦戦する中でナグロスファ友邦軍が撃退に追い込む。|
|15万年前|【ナグロスファ強硬化】|シトロエラ危機でバリクラットに先んじた戦果を出したことで、「自分達は銀河で通用する」と見るやナグロスファが強硬な振舞いに走り始め、勢力を拡大。バリクラットはほとんど手を打たず。|
|14万年前|【ナグロスファ友邦「軍」成立】|ナグロスファで軍事政権が成立(クーデターではなく、それ自体は結構平穏に行われている)して友邦→友邦軍に(現体制までつながっている)、非道な侵略軍であったが、文官は文官でしっかり重用され、傘下に来た惑星を手なずけることには優れていたことから期待されていた内部分裂はなかなか起こらなかった。|
|9万年前|【ナグロスファ友邦軍勢力拡大】|この頃までにはシトロエラ腕中域をナグロスファが制圧。しかしタマスチルド連邦以東には勢力が伸びず(楔のように打ちこまれたゴトロックがナグロスファを押し返したため、タマスチルドへの侵攻を事実上見送らざるを得ず、タマツチルドは幸運にも難を逃れる)。レイギロクス連合が統一行動を諦め、現状の柔軟な体制となったのもこの頃である。|
|7万8千年前|【ノモジムネコ危機】シトロエラ腕に楔のように打ちこまれたバリクラットの惑星ノモジムネコ等が甚大な被害を蒙る。これ以降局地的な戦禍が多数回、バリクラットとナグロスファで断続的に発生|
|7万5千年前|【ネフヤルギョク失脚】|紛争対処を巡ってバリクラットの先代の大ボスネフヤルギョク、何万年にもわたって軍事的対策をほとんど打とうとしなかったことから開発者勢力からの信用を失い失脚して事実上の公職追放。前№2、レイラモンディスをトップとする現体制の確立、しかしこれ以降バリクラットは緩やかながらも退潮の一途をたどる|
|6万5千年前|【シトロエラ戦争】|バリクラット条約機構とナグロスファ友邦軍との間に一大戦禍(シトロエラ大戦)発生、一時はイローヤ腕の深いところまで押し込まれる。ひとまずバリクラットが押し返し、イローヤ腕からナグロスファ勢力を放逐するも傘下惑星に甚大な被害発生|
|6万1千年前|【サーラン自治市成立】|シトロエラ大戦の特需で勢力を蓄えたサーラン通商自治市、事実上の独立連合化|
|5万5千年前|【ゴトロック危機】|ゴトロックとナグロスファ友邦軍との間で局地的な戦禍、勢力地図にさほどの変化は起こらなかったもののグニパリル価値観変容の契機に|
|3万5千年前|【グニパリル監視者認定】|リーヴァス宇宙連合、グニパリルを監視者認定、しかしバリクラット勢力らは基準時に至るまで反発、しかし過度な反発は逆にバリクラットの求心力を弱める結果に|
|3万年前|【スティル同盟成立】|メジスティルス、リセスティルル、モクスティルナの3種族がスティル同盟として独立を発表、バリクラットはひとまず受け入れるも不穏要素となる|

***現代~未来史
|基準時前後|【ノモジムネコ寝返り事件】|シトロエラ腕に残された数少ないバリクラット惑星ノモジムネコ、ナグロスファ友邦軍加盟を正式表明、バリクラット過激派のドロックホルカーム議員らが粛清説をぶちあげる(流石に多数派はこれを押しとどめる)等大騒動となる、バリクラットの求心力低下が表面化|
|2970年後|【ブリンカムビクローン事件】|プテット腕の惑星ブリンカムビでビオライネル・シュリビアのクローンが作られたことに端を発したディガスも関与する騒動、しかし何の成果もなくこのような事件があったことすらほとんど知られていない|
|3100年後|【タマスチルド連邦紛争】|シトロエラ腕東部のタマスチルド連邦でエルトゴット・ゲイリスらのクーデターに端を発する大規模内紛発生、アリエル帝国の関与、ナグロスファ友邦軍・レイギロクス連合・惑星ブリンカムビがタマスチルド連邦支援を契機に接近|
|3600年後|【プルティトゥス連合成立】|惑星ブリンカムビ、タマツチルド連邦、レイギロクス連合等プテット腕、シトロエラ腕のプルティトゥス人類が組んでプテット腕とシトロエラ腕東部に勢力を保つプルティトゥス連合成立。スティル同盟も中立を保ちつつもブリンカムビとの関係はそのまま続いている上にナグロスファ寄りの体制にバリクラットが危機感を強める|
|7000年後|【ゴトロック衝突】|ハドケウリ銀河系、ゴトロックで戦禍発生、ゴトロックス高位体ミノムルガン、シウ・ガルパロール大使と交戦の末敗退、投降|
|7500年後|【ゴトロック交渉】|ナグロスファ友邦軍、ジェネフィル銀河系のエンビカルやデル・ヴォスらの仲介を得てゴトロックとの和解に乗り出し始める、追い返されるがゴトロックスに動揺が走る|
|8000年後|【ドリプス暗殺事件】|エラシュモック道教団大法正後継者の一人ドリプス・フネットレア、セクトレアム銀河系に向かおうとした船が爆破、行方知れずとなる。|
|8300年後|【星間連合エラシュモック道教団解散】|惑星エラシュモックでクーデター発生、舞い戻ったドリプス・フネットレアがエルシエル・クロシェラ大法正を退位させて自身大法正即位、星間連合体としてのエラシュモックを解散させる|
|9500年後|【シウ・ガルパロール大使死去】||
|9900年後|【ドリプス・フネットレア、ディガス大使長就任】||
|10000年後|【クロイティス銀河大戦】イグザ・クロイティスで超大規模戦禍(クロイティス銀河大戦)||


>&bold(){デザイン・プロフィール}:[[テルミノ銀河系]]、[[シャルバロン銀河系]]に次ぐ大型銀河ロケとして、ちょうど銀河設定が一つもなかったリアルケンタウルス座銀河群の大銀河M83(南の回転花火銀河)をもらいうけて開発を始めたもので、2011年の中心開拓銀河である。名の由来はケンタウルス座の2つの一等星ハダルとアルファケンタウリである。テブラミスもケンタウルス種族の祖先なのでここを起源としてみた。
>他銀河と異なり、当初は目立った戦乱の歴史を設定していない(むしろこれまで設定し過ぎたので意図的に外した意味もある)が、段々と充実していった。
>また、個性的な銀河共同体もここに様々に設置しようかと考えており、今後深めたい銀河である。

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