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ツルギスタン - (2010/05/29 (土) 19:35:57) の編集履歴(バックアップ)


ジェイミラン


スペック


平均身長:2.5m
平均出力:Gex5.0
平均寿命:580年
系統種族:アーティオレア系統亜種?
知性水準:中位開発者(能力5、知性4、文明6.5)

特徴


 アリオナス銀河系・惑星ジャミラス出身の開発者種族。

 一応人間型だが頭部は胴体に埋まったようであり、乾燥した肌を持つ。身長は大柄で、セリオネアンに匹敵する個体スペックを誇る。
 象ほどの腕力がある他、精神波動も用いることができる。高温に高い耐性を持つが、水にふれると皮膚組織が破壊されてしまう。


 惑星ジャミラスは元々海のある惑星だったが、ジェイミランの過開発による惑星変動により、元々あった海や湖は雨にもならないほど上空まで完全に干上がってしまい、惑星環境も砂漠ばかりの過酷なものになった。
 存続の危機に陥り、困り果てたジェイミランはアリオナス銀河系を仕切るアルティオス銀河同盟に救援を求めたのだが、「惑星内のこと」として銀河同盟は介入しようとしなかった。
 結局ジェイミラン原種の大半は、この時死亡するか脱出した。脱出組は数が少なかった上に混血できる他種族もいなかったため、既に絶滅したと見られている。

 しかし、ジェイミランは人口を1万分の1以下に落としたものの生きのび、更に高い技術を独力で開発していた。
 彼等はアーティオレア系統人類ではないものの、アーティオレアン「本種の親せき筋」の血をひいていた彼等(アルティランとはいとこのようなもの)は、元々相当耐性の強い種族であり、強度な乾燥の中を乾燥耐性を持った種族として生き延びた。

 生き残った彼等が取った行動は、自分たちを助けなかったアルティオス銀河同盟への復讐戦争だった。
 彼ら自身、アルティオス銀河同盟内でも労働力を供給し、アルティオスに貢献してきたというだけの自負は元々あった。それだけに、肝心な時に自分達を無視した銀河同盟に対しての怒りは頂点に達してしまった。
 アルティラン相手では「相手が悪い」ことくらいは彼等も分かっていたが、彼らの怒りはそんなものでは抑えきれなかったのだ。

 おりしも、当時はヴォーガンとアルティランの仲が悪く戦争の最中であり、ヴォーガン側に彼等が参戦し、戦況は激化した。
 しかし、ジェイミランのしつこすぎるまでの復讐主張はやがて味方のヴォーガンからも相手にされなくなり、結局一足先にヴォーガンはアルティランと和解、遂には惑星ジャミラスをヴォーガンの部隊が制圧(ハイブリッド化の進んでいるヴォーガンはジャミラスの過酷な環境に耐えられた)に至って完全に大勢は決し、ジェイミランの政府は降伏を余儀なくされた。
 しかし、今なお彼等はアルティオスにつかず、気炎をむき出しにしている不穏分子であるため、ジェイミランはヴォーガンを責任者としての監視体制下に置かれている。(ヴァーディーンも、彼らは使いきれないので誘い水をかけないらしい)
 なお、代替わりも進んでいるため、個体レベルでは、いつまでもこだわっていても仕方ないと判断し、ヴォーガンの上司や同僚を得てアルティオス同盟に参画する者も確実に増えている。その場合、個体進化を受け入れる価値観を持つことが多いため、ヴォーガンによるハイブリッド化の手術を受けて巨大化など高度な出力を得る者もいる。


個体設定

アスピーグ・ペルガミ ジェイミラン雄性で、アルティオス同盟の軍人。第3防衛艦隊所属の大佐でセイヴァン・クロスの腹心にあたる勇猛な指揮官。「忍者部隊」の異名を誇る神速・神出鬼没の一部隊を率いる存在で、独立行動を許されている。

デザイン・プロフィール:版権アレンジ版の種族で、元ネタは「ウルトラマン」に登場したジャミラである。本家ジャミラは人間の変異した怪獣だが、こちらは最初からジャミラの形態の種族であり、本家とのリンクも模索している。
元々Gma氏が不干渉をよしとする世界観ぽいので「捨てられた」経験を持つジャミラはむしろ世界観上現れてこなければおかしいイレギュラーではないかと思って種族化した。