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イオニアス - (2010/11/18 (木) 00:15:25) の編集履歴(バックアップ)


イオニアス


参考

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画像(G-ma氏描画)




スペック


平均体長:1.9m
平均寿命:500年
平均出力:Gex3.6
系統種族:メイフェロン大系統晶族
知性水準:中位開発者(能力4、知性5、文明7)

特徴


 アトラス銀河系、惑星ユピタンの衛星イオーネア出身の開発者種族。
 イオーネアは大型のガス惑星の周囲を回る、表面が厚い氷に覆われた海洋衛星で、イオニアスはそんな水中で進化した。
 普段は二足歩行して作業脚を二本持っている海老のような体格を持っているが、実は体を液状化させて自由自在に操ることが可能で、普段の体格は彼等が便利さゆえにとっているものである。口も持っておらず、食物は直接体表面から取り込んでしまう。高圧や真空にも強い。
 打撃などはほぼ無効化できるが、体表面に薄い膜があるのでそれを破られると大きなダメージを負う例が少なくない。またレーザーなどによる焼け焦げにも対処はしきれない。


 電磁力の扱いに優れており、コンピュータなどは相応に強力に防御しないとその電磁力で回路を狂わされることが少なくない。
 その一方でコンピュータの扱いには優れており、コンピュータを用いた比較的高度な管理社会を持っている。
 性別はなく、人格はほぼ全ての個体が男性的で、基本的には紳士的な個体が多い。

 彼らの繁殖は、一定の確率で現れる遺伝情報を預かる個体に各人の遺伝子を分け与え、それを混ぜ合わせることで行われる。
 この個体は種族のまとめ役としてリーダー格となることが多く、それに対応してGexも平均で5.0に達する高位個体となる(ただし高位個体でも5.5以上は現れない)。
 またこうした遺伝情報を預かる個体に対して、遺伝情報を預けている側は半ば本能も同然に守護をする傾向が強い。
 遺伝情報を預かる個体が死ぬと、残された個体は別のファミリーに引き取られるが、遺伝情報を残す術は事実上失われることとなる。

 宇宙進出をする場合にも、こうしたファミリーが一まとめとして出ることが多い。
 ただし、たまに遺伝情報保存に興味を持たない個体が宇宙に単独で進出することもある。また、高位個体なのに遺伝子保存能力を持たない例も現れ、それらは特に重宝されることが多い。身体を液状化させて隙間などに入っていく能力は捜査官などとして重宝される例が多い。

 彼らの名前には数字が使われるのも一つの特徴だ。数字は序列的なものを表す訳ではなく、あくまでも名前の一要素に過ぎない。


シャビィ32 繁殖力を持たない変種体で、アトラス捜査局の有能な潜入捜査官。やや独行的性格。
トロッケ63 カリオス連盟の議員で元警察官僚。汚職に厳しく、幾人もの議員を汚職絡みで政界から葬っている。
ドンネル58 40近い群れを率いる高位個体。組織犯罪を行っており、シャビィが追っている。


デザイン・プロフィール:モチーフ、と言うか事実上そのものだが、「ジーンダイバー」に登場するエウロパ人がモチーフである。有機物と無機物が混合したような生命体であるという設定であったが、こちらではケイ素的な生命体として晶族設定を採用。
最初、「エウロピオン」という種族名を考えていたが、そのまますぎやしないかという指摘を受けてエウロパと語源を同じくするイオニア海からイオニアスという名を付けた。1年半近く設定が宙に浮き気味だったが、今後活用したい種族である。