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ヤックディラ - (2011/05/05 (木) 18:24:31) の編集履歴(バックアップ)


ヤックディラ


スペック

平均身長:1.7m(四足歩行時)
平均出力:Gex5.5
平均寿命:4000年
系統種族:テブラミス大系統シェトラップ系統麟族
知性水準:監視者

特徴


 ハドケウリ銀河系、シトロエラ腕のヒマラヤ山脈のごとき高山が支配する惑星ヤクマラヤ出身の種族。
 現状はナグロスファ友邦軍所属。
 体中に青みがかった灰色の毛が生え、頭部には大きな湾曲した角が生えているケンタウルス体格で、シェトラップ麟族としては小柄。2足で立ちあがることはあまりないが、立ち上がらない割には中脚も比較的器用で、座っているときなどは補助作業脚としての機能を果たすことができる(立体的な山岳住まいなので、姿勢を保つために中央脚も相応に器用になったと見られている)。
 ゴトロックス同様、体毛にはエネルギーを貯めることが可能で、宇宙空間でも長時間でなければ生存可能である。


 同じくシトロエラ腕の魔族、ゴトロックス神魔双極の可能性も指摘されているが、角の形や毛の生え方(上半身は毛のない部分も多いゴトロックスだが、ヤックディラは体中毛むくじゃらである)など、違いが比較的大きいことから「同系統ではあるが別種族である」という説の方がむしろ有力で、一部では「バリクラット条約機構の過激派が、ヤックディラがナグロスファ友邦軍についた仕返しにばらまいた説ではないか」とも言われている。

 シトロエラ腕中域に構えており、歴史はグニパリルよりもかなり古い。
 ザイオノイドと言うにはやや足りないほどのスペックながら、シェトラップ系統ではグニパリルと双璧をなす。
 険しい山岳性であるため体躯もかなり逞しいのだが、生態系自体は過酷でないせいか、戦士のように体を鍛える個体は惑星の内部にはほとんどおらず、惑星外に出た場合にその高いスペックが着目される傾向があるようだ。

 スペック的には監視者水準であるが、あまり監視者となることに乗り気ではなかったようである。
 彼らは気が長すぎて、銀河社会で監視者としての地位をもつのになじまないと判断していたようで、監視者となった後もどこに所属するでも連合を立ち上げるでもなく、目立った形で表に立たないで過ごしてきたようだ。
 星間連合などで実務をとるというよりもむしろ精神的な側面から、文字通り「崇められる」のがヤックディラであり、実務にあまり立たない割に種族的な信望の度合いはかなり高いようだ。

 ナグロスファ友邦軍が現状支配している宙域にヤクマラヤは存在しているが、強硬かつ非道で知られる当時のナグロスファですら、その信望を恐れるあまりヤックディラには外交を行ったという話があるほどだ。基本的に無欲なヤックディラはあっさりナグロスファの支配下に入ったので戦火は避けられ、同時にナグロスファの勢力拡大の一因ともなっている。

個体設定


ガウロン・ゴルデュート 高い身体能力と剣術をもったブリガンディゲード団員。装備するアストラルアームズは斬馬刀型のフィアースクラッシャー。
(飛石武氏提案キャラ、ネタ元「牙狼」より魔戒騎士牙狼)
ドリプス・フネットレア 基準時の6800年後に生まれた高位体で、エラシュモック道教団の大法正(信仰のトップ)。後にハドケウリ銀河系のディガス大使長。左半身の毛を剃り、ゼクティアンの魔法陣を彫り込んでいる。

デザイン・プロフィール:チベットで家畜として飼われている毛の長いウシ科の動物、ヤクをモチーフにした山岳性で仙人のような神族は実は元々腹があったが、「カモシカ神族」ゴルトナンや「バイソン神族」ヴァルザントとの区別化に悩んでいた所、ハドケウリのケンタウルス族と混ぜることを思いついて現在の形となった。
実は設定を先に思いついたのはドリプスで、半身だけが彫り込んであると言う設定を生かすことを思いついたもの。