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アルトゼル - (2012/01/05 (木) 03:37:09) のソース

*アルトゼル

**スペック

平均身長:2.7m(四足歩行時)
平均出力:Gex6.5
平均寿命:4000年
系統種族:[[テブラミス大系統>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdct/gdc-tbrms.html]]、[[シェトラップ系統麟属>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdct/gdc-shtlp.html]]
知性水準:監視者

**特徴

 [[ハドケウリ銀河系]]の惑星アルテセルに生まれたシェトラップ系統の監視者種族。
 しかしながら、後述の因縁から個体数は極めて少なく、基準時の生き残りが死んで絶滅したと見られていたが、基準時の9000年後に1体が見つかっている。

 ケンタウルス体型のトラといった風情のエイリアンだが暖色系の色をした長い髪を生やし、更に頭部に角状に変化した部分と腰まで伸びる髪状の部分を併せ持つ。
 通説ではグニパリルや[[ジーザ>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdxt/gdwcsd03b.html#zeza]]と五分のスペックを持っていたと考えられているが、伝説の中で誇張されていて両者をはるかに凌駕したなどとも伝わっている。ただし、原則として四足形態でグニパリルのような二足歩行は例外的であった。

 極めて高い運動能力と、恐るべき気高さと美麗さを持っていたとされ、プライドが高いことで有名なグニパリルも、アルトゼルを前にしては単に鼻っ柱が強い悪ガキ程度にしか見えなかったとされる。しかし、アルトゼルのこの誇り高さは、融通が効かないという側面もあった。それがまたとない隙となり、やがて[[ナグロスファ友邦軍]]が起こってしまったとされる。
 アルトゼルはナグロスファ友邦軍を相手にしても果敢に応戦したが、勇猛な戦神であった彼等もやがて抗しきれなくなって(プライドが高すぎて[[バリクラット条約機構]]等に援軍要請をしなかったことも一つの原因であるとされる)、遂には出身惑星アルテセルが破壊された。

 さらに、アルトゼルは個人レベルですらもナグロスファ友邦軍に投降する者はほとんどおらず(ナグロスファは非道ではあったが降伏した者を虐げることはなかった)、降伏する位なら最後まで戦って散ると言う発想の個体が多かった上、別銀河に逃亡することも誇り高い彼らの多くは拒絶した。このため、ナグロスファによる「アルトゼル狩り」は凄惨を極め、ナグロスファにさっさと降参して生き延びた第2神族[[ヤックディラ]]とは対照的な末路となっている。

 グニパリルの価値観にようやく変容が起こった後はすぐさま惑星破壊およびアルトゼル大量虐殺に対する謝罪が行われ、生き残ったアルトゼルの捜索が行われたが、時既に遅くいくら捜査してもアルトゼルの生き残りはほとんど見つからなかった。
 基準時においてはほんの数人ほどしか残っておらず、その僅かに見つかっていた個体が寿命を迎えるのと同時に絶滅したものと見られていた。
 しかし、基準時の9000年後、[[アリエル帝国>http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdw/gdtt/gdt-cae1.html]]が一体のアルトゼルを捕獲していたことが発覚し、保護されている。

**個体設定
|ラッヘン|♂|基準時の9000年後に発見された、アルトゼル最後の生き残り。誇り高い性格でアリエルには断固拒絶姿勢であった。二足で立ち上がれる強化を施されている。恐るべき格闘の実力者で[[ステア・オルヴィエル]]と[[ティオパール・ヴェクトレス]]の二人がかりをあしらう。(ネタ元:「ウルトラマンガイア」よりイザク(イザクプラチアード))|

>&bold(){デザイン・プロフィール}:イメージソースは[[NASA氏>ROZEN戦記]]の推薦によってウォッチした、「ウルトラマンガイア」に登場したイザクの原種にあたる絶滅獣アルテスタイガーである(系統種の問題でケンタウルス体形となっているが)。もとより個体が先行してできた種族であったが、うまくエピソードがまとまり、ハドケウリ銀河系の歴史を彩る名種族となった。