この世界の神は各国にとって国王のような存在、各国には宮殿が一つ存在している。
そこが神の本拠地であり、宗教活動、国の中心機関になっている。
「慈愛教」 国:和寇(わこう)
「己の国を愛し、己を愛しなさい。さらば幸福があたえられん。
自国を愛すれば、すなわちそれは自分の幸せにもつながる。
自分を大切に出来れば、相手も大切にできる。
まずは自分を愛しなさい。そして我が神を愛しなさい。」
実際は「我が祖国万歳!!」「私が一番!」な自愛馬鹿。
信者は多文化をあまり受け入れない習性がある。
「バティファル教」 国:エルグリット
「望めば誰にでも幸福が与えられん。
人は生まれながらに平等であり、尊い命である。
偏見や自愛はやめ、隣人を愛し。
大地のような広い心で物事を見定める。
そうすれば、幸福が訪れるだろう。」
実際は宗教に階級があり、差別があったり血統とかに厳しかったりする。
礼拝は絶対。神も絶対。
簡潔に言うと表では綺麗事を言っていて、裏では結構汚い事をしている。
それを知らずに入信する信者もいれば、知ってて「汚い事」に協力する信者もいる。
「我吃教(ウォチー教)」 国:リンシャン
「最高の幸福とは他人を愛す事。
そして最高の愛情表現は食すこと。
食べる、という事は生きる為だけではなく、
一種の愛情表現である。
愛する物を食べ、一つになる事が
最高の幸せであり究極の愛である。」
とにかく「食」を愛する宗教。毎日宴を行うくらい陽気。
神がカニバリズムであり、神のみカニバリズムが許されている。
が、神がカニバリズムである事を秘密にしている為に知っている信者はいない。
「ウジャト教」 国:アビニア
「現世は修行の場であり、本当の人生は死後の世界にある。
現世での試練や苦痛は魂を清らかにし、
清らかな魂は永遠に幸せな死後の世界に逝くことが出来る。
穢れた魂は地獄に落ちたのち、
また現世に生まれ死にを繰り返し永遠の苦しみを味わうことになる。」
傍から見るとただのドM宗教。
苦しめば苦しむほど魂は綺麗になり天国に行くことが出来るよという教え。
最終更新:2012年03月28日 02:30