#image(sasan.jpg,title=sasan.jpg) 3人用ボードゲームです。 上図は盤面を上から見たものです、盤面には上図の通り丸と線が絵で描かれています。 丸の上に円盤を置いて円盤を丸の上から丸の上へ移動させて遊びます。 盤面の丸の上に赤、黄色、緑の円盤各11枚を丸の上に置いて遊びます、円盤は全部で33枚です。 始めに各人自分の色を赤青緑から決めます。 赤の人が一人、緑の人が一人、黄色の人が一人です。 最初、盤面に円盤をセットします。 赤の人は緑の円盤を好きな丸の上に一つずつ置いてきます。 緑の人は黄色の円盤を好きな丸の上に一つずつ置いてきます。 黄色の人は赤の円盤を好きな丸の上に一つずつ置いてきます。 このとき最初は皆が好き勝手においてよいとし円盤の上に円盤を積み重ねられます。 ただし一つのまるの上に重ねられる円盤は5枚までとします。 33枚の円盤全部をボード上に置いたらゲーム開始です。 ゲームはターン性で赤、緑、黄色の人で一ターンで その後も 赤、緑、黄色、 赤、緑、黄色、 、、、 の人と順繰りに進みます。 自分の番では丸につみあがってる円盤を上から数個つかみ上げ、線でつながった隣の丸へ積み上げなおすことができます。 つまり円盤を隣の丸へ移動させるだけの話です。 一つの丸につめる円盤は最初のルール通り最大5個までです。 3人が順繰りにこの作業を終えたら一ターンと数えます。 何ターンかでゲームが終わります。 ゲーム終了時、自分の色の3箇所の丸に自分の色の円盤があれば3点、自分の色のマスに自分の色以外があれば0点と計算し集計します。 最も得点の高かった人が勝者となります。 ただし最後の人が有利になるのを防ぐために、一番最後のターンの黄色だけ2枚以上移動できないとします。 このアイディアはアイディアのポテンシャルを活かし切れてない状態です。 一人用パズルとしての遊び方の開発。 盤面をもうひとサイズ増やし、丸の色を入り組んだ形にするなどいろいろ発展の余地はあると思います。 連絡先 sinapusu2002@yahoo.co.jpまで アイディア2 本命 基本は上と同じですが、数個つかみ上げて円盤を移動させる時に、線でつながった丸を一つずつたどりながら、丸を一つ移動するたびに掴んでいる円盤の一番下の円盤をその丸の円盤の上に一つずつおいていきます。 このアイディアのほうが面白くなる可能性が高く、アイディア2を本命とします。 この場合、丸の上への最大積み上げ可能枚数は6枚としたほうが面白くなるでしょう。 このルールの問題は移動中6枚ルールで移動できなくなった時の巻き戻しが面倒だという点です。 *このゲームに関する解説。 このゲームは、手札を人のものと自分のものを入れ替えていく手札交換ゲームの変形です。 それが空間上の円盤の位置をルールに従い入れ替えていくいう形で具体化されています。 この交換ゲームは3人というのが大事です、それ以外のルールはおまけみたいなものかもしれません。 三人の重要性の理由は二つ。 理由1 二人のプレーヤが千日手になった場合、三人目のプレーヤが漁夫の利で自分の得点を挙げていくために、どの2プレーヤ間でも千日手が自然に禁じられます。 理由2 少子化して三人家族というのが増えています、三人家族をターゲットにしたゲームは市場に適合している気がします。 一番大事なのは理由1です。 可逆的な操作が可能な手札交換ゲームでは理由1が成立しないとゲームになりません。 もちろん非可逆的な操作の連鎖でゲームが進むという可能性も検討したくはあります。 非可逆(もしくはそれに近い)のほうがユーザーが戦略を思考しやすいという点はあるので、 ササンを改良する試行錯誤ののちそちらになるかもしれません。 入れ替え問題を数学的観点から考察する必要もあるような気がしています。 考察すべきは。 考察1 どのような交換(数学的視点からみたもの)を許すか。 考察2 交換で自分に有利な状況を作り上げていくという興奮を盛り上げるため。 どのような空間的配置、品、ルールで手札交換ゲームの面白さを視覚化するか。 の二つに思えます。