ゲーム日記 テイルズ オブ イノセンス

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ゲーム日記 テイルズ オブ イノセンス - (2016/08/03 (水) 15:04:20) のソース

中古屋で480円で購入。

印象
Romカートリッジの容量不足に起因するボリューム不足を何とかしようとした作品。
これに尽きる。

エンカウントを増加し、ギルドで受けられるクエストを水増しすることでボリューム不足を何とかしようとした努力の跡はわかる。

ランダム生成されるダンジョンにクエストをしにいくのだが。
特定の敵を倒す。
特定の回数戦う。
ダンジョンにいる特定の人を探してアイテムを渡したりする。
特定のアイテムを探してくる。
などダンジョンの単純さもあわせて水増し間満載のクエストばかりである。

本編のほうは単純に敵Popを増やして戦闘回数を増加させることでボリューム不足をごまかしプレイ時間を伸ばしている。
しかし戦闘自体は楽しいほうなのでクソゲーではない。
だが傑作や良ゲーというには疑問符。
秀作と凡作の中間という感じ。

ボリューム不足なので本編も同じところをうろちょろすることになり広大な世界を旅している感はない。
狭い所を往復している感じ。

DSなのでローポリのモブキャラ造形や街並みに魅力がない。
街並みの3Dモデルの配置、街並みの作りはもうすこし工夫できたのではと思う。
王都の港が狭くて田舎の港みたいだと思ったり、カメラ角度が斜め見下ろし固定でカメラを動かせないので3Dの意味が半減しているなどマップ造形などに色々問題がある。
建物単体や室内の造形は中々良く出来ているので、カメラを回せないのはなおさら残念。
画面内のモブキャラが増えると処理速度が落ちるようなので、モブキャラはできるだけ閑散と配置されており街中なのに人が少なく寂しい感じを受ける。
主人公達の造形はローポリとしてはかなり頑張ってる、悪くない、むしろローポリとしては秀逸なほう。

会話が不親切。
〇○へ行こう。
という展開なのに〇○がどこにあるのか主人公達も町の人も教えてくれないので、マップをうろうろ探索することになる。
本編にかかわるダンジョンでは敵のポップが多すぎてすこしあわただしい、バトルが楽しくない人には完全にクソゲー要素。

フィールドマップの造形はDSにしては頑張ってるほう、移動する範囲は狭いが旅している感は結構出ている。

物語がおまけで戦闘を楽しむための暇つぶしゲームと思えば納得の値段。
実際ボス戦などは結構シビアなのでやりごたえがある。