eスポーツの賞金は10万円以上だしてはいけないという法律があるらしい。 賞金額を上げる方法を考えてみる。 蛇の道は蛇、裁判官に考えてもらえばいいのだ。 どういうことかは後で解説しよう。 まず最古参のプロゲーマーといえば囲碁将棋である。 彼らが高給取りなのに対しEスポーツは日本では成立しない。 なぜだろう? 囲碁将棋が奥深くEスポーツは底が浅いからだろうか? それはおかしい。 ゲームの奥深さが高ければ、賞金額を上げてもいいということを保証する条文は存在しない。 よってこれは理由にならない。 それにもし囲碁将棋以上の奥深さをもつEスポーツが出たらそれだけ特別扱いして賞金を上げるのもおかしいだろう。 では伝統があるかだろうか。 伝統があろうとも、法律が変わった結果囲碁将棋の報酬体系が違法状態になっているなら、囲碁将棋が改めるべきだろう。 囲碁将棋は特定企業のものではないが、Eスポーツは特定企業の商品であるから賞金額等の上限に差が生まれる。 これについては私は判断できない。 そこで専門家に考えたもらうのである。 囲碁将棋の報酬体系の合法性とEスポーツの賞金額を上げる合法性をセットにして裁判をおこすのである。 1 囲碁将棋が合法でEスポーツの高額賞金も合法とでたら問題はない。 2 囲碁将棋が合法でEスポーツの高額賞金が違法なら、裁判官が合法とした理屈を研究してEスポーツの賞金額上昇の理屈を探ればよい 3 囲碁将棋が違法だと判決が出たら、これは関連団体や裁判官が何とか回避しようとするだろう、彼らが編み出した理屈をEスポーツにも適用できると主張すればよい つまり裁判官に囲碁将棋の正当化をしてもらうことはEスポーツ賞金額増加の理屈に転用できるということ。 関係ないナンセンス詩 陽光とともに溶け去る夢を見た 夢は質量のない砂糖菓子のよう 懐かしいセピア色の夢 木々から舞い落ちる光 海の予感をはらみつつそよぎわたる風 まぶしい太陽が僕の瞼を焼いたとき 夢はどこか彼方へ飛んで行ってしまった