創作について思うこと

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創作について思うこと - (2016/12/09 (金) 03:32:44) のソース

創作。
創作とは成長である。
例えば書こうとする題材を深く考えることで人生に新たな視点を取り入れること。
取材したり資料を調べたり実体験したり活動したりして自分の中になかった世界の多様性を自己に取り込み作品と人間性、両方の深みと有り方の多様性をます行為。
それが創作といえる。

答えのない体験をしたときのやるせなさや心の煩悶、心を豊かにしてくれる楽しい体験なども創作の原動力といえる。
どんな問題や話題をとるにしろ創作を通して人を大きく成長させるものがなくては創作をする意味はない。

人生が創作になり、創作のために成長し創作のために人生がある。
作家を目指すなら一時はこういう修練の時が必要だと思う。


創作とは成長であり成長とは人生といえるのではないでしょうか。

創作をする過程で深く考える、そして人生(=創作)に新たな視点を導入する、視点により創作物が多様で豊かになる。

創作のために
資料を探したり取材をしたり体験したりする、すると自分の中に今までなかった新しい自分がそこに生まれる。
出来ないことができるようになったり、やってみたら想像してもなかった境地や知恵や現実や人の心の複雑さを知ることとなり、書くものの奥深さや読者を引き込む魅力が生まれる。

創作のために
色々な活動をしたり自己実現に挑戦する。
その過程で世の中や自然の複雑さを知り、創作物に自然と深みが生まれる。

創作のために
言葉を探す、概念を学ぶ 内省をする
言葉を知ることで自己の世界が広がる。
言葉を探すことで自己の心を整理し、心のなかでの他者理解を整理し、明瞭に効果的に読者に訴えかけ読者の心を操縦することができる。
概念を学び学問を尊重することで、創作の背骨や舞台がしっかり芯の通ったものとなる。


創作のために
世の答えのない問題に悩んだり煩悶としたりする。
深く悩み人と話し合い行動したすえに到達した作者の考えは人を成長させ創作を豊かにする。

創作とは成長なのだと思います。
成長なき創作はその場足踏みに似ている。
どこへも前進しない。

資料集めも取材も活動も人間観察も何もせず、世の中の多様性を自己のうちに取り入れることもせず、妄想をフルスロットルでかき回して誰も思いつかなかった斬新な組み合わせの文章を編み上げました。
そんなところに人間性があるといえるか。
ないね。
人間性のないものは人をひきつけない。
そんなものは子供騙しの遊園地に過ぎない。

だから作家を目指すなら成長しなくてはいけない。
成長こそが創作なのだから。

これをお読みの読者様、貴方の作品は成長を裏側に持っていますか?