作品紹介

機動戦士ガンダム
1979年に放送された、「1stガンダム」と呼ばれるガンダムシリーズの原点。
国同士の戦争を舞台としたところや、キャラクターや世界観の奥行きの深さなど、当時のアニメにはなかった斬新な演出で、それ以降のアニメに大きく影響を与えた作品。
地球連邦とジオン公国との、のちに「一年戦争」と呼ばれる泥沼の戦争、に民間人である「アムロ・レイ」が巻き込まれ、そのさなかに連邦の新型MS「ガンダム」を偶然にも発見し、それに乗り込み初陣で敵MSザクを2機撃破し物語が始まっていく。ガンダムのパイロットとなったアムロは、宇宙、地上をめぐり、「赤い彗星のシャア」や「青い巨星ランバラル」、「黒い三連星」といった強敵達との激戦を越え、成長していく物語。
新ギレンの野望の中心となる作品。3部作となっている劇場版があるので、それだけでもみるとギレンの野望の世界観がより一層楽しめる。というより、1stガンダムの話が全く分からないと、話の流れがいまいち分からないかも。
時間があったらテレビ版も見ておこう。また、このゲームをやったあと1stガンダムを視聴すると、「あ、このキャラはここで出てきたんだ」という発見があるくらいこのゲームはマニアックなキャラも登場している。
また、本編とは設定と展開が異なる小説版の要素も一部盛り込まれている。

機動戦士Zガンダム
1985年に放送された機動戦士ガンダムの世界から7年後を舞台としたガンダムシリーズの2作目。
前作とは違い、連邦対ジオンから、地球連邦軍のアースノイド(地球人)主義の部隊「ティターンズ」対それに反発するスペースノイド(宇宙移民者)を中心とした反ティターンズ組織「エゥーゴ」の戦い「グリプス戦役」となり、序盤から中盤は地球連邦軍内の内部争いといった内容になっており、終盤からは、ザビ家復興を狙うジオン残党「アクシズ」が戦闘に参加し、三つ巴の戦いとなっていく。
1stガンダムの続編であることや、複雑な内容、濃いキャラクターなどのおかげで、ガンダムシリーズでも上位にくる人気であり、20年の時を経て、一部新規作画になり劇場版が三部作で制作された。
今作ではゲスト扱いであり、MSはZガンダム、リックディアス、アッシマー、ジ・Oなど、キャラクターは主人公の「カミーユビダン」、敵キャラである「パプテマス・シロッコ」、「ハマーン・カーン」が、歴史介入ポイントを使用することで、本編で使うことが出来るようになっている。また、1年戦争に参加していたであろうアポリー、ロベルトなどはジオン軍に、ブレックスやヘンケン、ジャミトフ、バスクは連邦軍で使用可能になっている。
ギレンの野望シリーズではジオンの系譜からお馴染みの作品で、ジオンの系譜やアクシズの脅威の連邦編第2部では、エゥーゴかティターンズのどちらかに協力することで、使用キャラや開発MSが変わるようになっていた。
また、カミーユとララァ、ハマーンとシャア(0079)などキャラクター同士の夢の掛け合いを、みることができる。(前作みることが出来たが、今作は歴史加入したもので見れない何個か会話がありました)

機動戦士ガンダムZZ
1986年に放送された機動戦士Zガンダムの続編で、ガンダムシリーズの第3作目。
Zガンダムのエンディングからすぐの物語であり、前作では複雑過ぎたストーリーや、暗い世界観を払拭し子供をターゲットにした為、勢力は連邦(エゥーゴ)対ネオジオンといったわかりやすい構図になり、作品の雰囲気も明るくコミカルなものに変わった。主人公も明るく、前向きな少年「ジュドー」が大人に反抗しながらも生まれもっての生命力で第一次ネオジオン抗争(ハマーン戦争)を戦い抜いていく物語。しかし、中盤からはZガンダムのような暗い話も多くなり、戦いも壮絶なものとなっていくため、序盤と終盤で雰囲気が結構違う。ギレンシリーズではどちらの雰囲気も取り入れてるため、キャラの台詞などがやけに明るかったり、やけに荒々しかったりする。
ギレンシリーズの参戦には中々恵まれず、ジオンの系譜には一部アクシズのパイロットとMSが参戦していたが、アクシズの脅威でやっと、ストーリーとキャラクター、MSが大幅に追加された。ただ、時期が微妙なためか連邦のシナリオではZZのシナリオとキャラクターはカットされ、エゥーゴ編も中盤からの途中参戦となっている。アクシズ勢力は、アクシズ編とアクシズ・グレミー編がある為、存分に使うことが出来る。
今作ではZ同様ゲスト参戦だが、0093序盤のシナリオでは、ジオン残党の戦力として、イリアパゾムやジャムルフィン3Dなどのキャラクターや、一部のMSが旧式機体として登場する。ダウンロードコードを使用することで、主人公の「ジョドー」や「ルー・ルカ」、「エルピー・プル」、「プルツー」が歴史介入ポイントを使うことで、使用可能になる。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
1988年に公開されたアムロとシャアの決着を描いた、完全新作の劇場版作品。
大人になったアムロを主人公とし、ネオジオンを率いて、地球に対して隕石落としを狙うシャアと、それを阻止するアムロの第二次ネオジオン抗争を舞台にした最終決戦を描いた作品であり、アムロとシャアを中心とした作品では最後のものとなる。
新ギレンの野望のもうひとつメインシナリオで、1年戦争に比べ力が入っており、ゲーム内での再現率もかなり高い。また新規ボイスやイラスト、エンディングは、多く用意されている。ただ、元の映画自体が2時間の作品なので、シャア編以外のパイロット編などは、以外とあっさり終わってしまう。シャア編も、ドズル編以上ギレン編以下といった感じの長さ。アクシズ落としを完全に成功させた場合、アムロ編(0093)と同じくらいだと思う。
前々作のアクシズの脅威から参戦し、ラスボスとして格勢力最後の敵としてネオジオンが登場し、プレイヤーも使用出来たものの特にイベントがないシナリオであったが、今作からはメインのシナリオとなったので、シナリオの濃度も大幅に増した。また、ジオン三部からの参戦だった大人アムロも、アムロ(0095)ととして、メインのシナリオとなったので、前作、前々作でアムロが使いたくて悶々としていた人には嬉しいだろう。
エンディングや機体などには「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカチルドレン」のものがあるので、よかったらこちらも読んでみるといいだろう。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦場
ガンダム初の全6話構成のOVA作品。
一年戦争の終盤のひとつの中立コロニーが部隊であり、11歳の主人公「アルフレッド・イズルハ(アル)」の視点で、友達となったジオンの新兵「バーナード・ワイズマン(バーニィ)」と、幼なじみである連邦のテストパイロット「クリスティーナ・マッケンジー(クリス)」の小さな戦いを描いた物語である。
機動戦士ガンダム本編終盤の世界観でありながら、アムロ、シャアなどのいままでのガンダムシリーズに登場したキャラクターが一切登場しないため、事前の知識がなくても見やすい作品。ただ1stガンダムを見ておくと、リンクするシーンなども何カ所かある。
ギレンの野望ではキャラクター、MSともに常連で、今作でもケンプファーは専用機なしエースパイロットの御用達機体である。
キャラやMSはお世話になるものの、イベントは非常に短く、さらにジオン編では90Tにルビコン作戦提案のため、非常に影の薄いイベント。
ちなみにバーニィの参戦条件はルビコン作戦提案で、生存ルートを選ぶと使用出来るようになる。ただジオン編90T目なので、それまでにクリアしてしまっていることもある。ドズル編、キシリア編では早々に使用出来るのでこのシナリオでエースパイロットになるまで鍛えて上げよう。ちなみにバーニィーを含めたサイクロップス隊は歴史加入に登録されないので、バーニィは使えるシナリオがかなり限られている。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
全13話構成のOVA作品。
機動戦士ガンダムと機動戦士Zガンダムの中間にあたる宇宙世紀0083を舞台にした物語。ジオン軍残党「デラーズフリート」や、腐敗した連邦政府上層部や、裏で暗躍するのちのティターンズ総帥であるジャミトフを映しながらも、強奪されたガンダムを追う、連邦の士官「コウ・ウラキ」と、ジオンのエースパイロットで「ソロモンの悪夢」の異名をもつ「アナベルト・ガトー」の戦いを描いていく。
「主人公の組織=正義」ではないことを強く協調している作品で、一年戦争後の連邦軍上層部の派閥抗争と、のちにティターンズ決起に至るまでの流れを終盤にかけて描いている。
ジャミトフ、バスクなどの他作品のキャラがキーマンとして登場するほか、ハマーンがゲストとしてちょっとだけ登場する。
ギレンの野望には、この作品から大量にキャラクターとMSが参戦している。しかし新ギレンの野望では連邦、ジオン共に一年戦争でストーリーが終了するため、イベントはカットされていて、前作では第2部からの参戦であったコウやチャックは、今回の連邦編では使用出来ない模様。ちなみにデラーズとガトーの愉快な仲間達(ビリィ、カリウス、ケリィ)は、キシリア編、ドズル編では、逆賊となったギレンにイグルーメンバーと一緒についていってしまう。ガトーはドズルの旗下だったような気がしますが、系譜のムービーでもデラーズと一緒に行動していたのでギレンの野望の中ではデラーズの部下なのでしょう。キシリア編、ドズル編では彼らは育てられないので諦めよう。

機動戦士ガンダム第08MS小隊
全11話構成のOVA作品。
一年戦争の東南アジアの地上戦を中心とした、リアルな戦闘描写やミリタリー要素が強めな作品。主人公「シロー・アマダ」の第08MS小隊と地上ジオン軍との戦いを中心に、シローとMA「アプサラス」のパイロット「アイナ・サハリン」の恋模様や、軍属としてのシローの苦悩を描いていく。シローとアイナは何回か会話イベントがあるので、機会があったらシローでアイナにちょっかいを出してみよう。
また、1stの序盤にあたる時期からこの作品ではMSが存在する点など、他作品との設定の食い違いがあるようにも受け取れる箇所が何カ所かある。
ギレンの野望では起死回生の手段として大活躍の陸戦型ガンダムと陸戦型ジムが活躍する作品。また地上エース御用達のグフカスタムも大活躍します。
新ギレンの野望では開発の進行具合によりますが中盤辺りにイベントが発生し、本編と同じような展開が進み、最後まで進めてしまうと連邦ではシローがアイナを連れて逃亡。ジオンではノリス、ギニアスが死亡し、アイナは行方不明になり、申し訳程度にアプサラスⅢの開発プランが提示されます。優秀なキャラクターなので出来るだけ殺さないように、選択肢には気をつけよう。
ちなみに08小隊のメンバーは耐久と格闘が高い。やはり本編の泥臭さのせいか。

MS IGLOO
全6話構成のOVA作品。
MSからキャラクターまでがCGであり、さらに初のジオン目線で物語が展開していくかなり異色な作品。ジオン軍の技術試験隊が、渋いテストパイロットを乗せたジオンの「面白ビックリ兵器」を実戦テストし、パイロットを犠牲にしながらも戦果を残すが、結局は正式採用されはせず…とうのを繰り返す内容。ザクがガンガン戦果を稼ぐ中こちらは大砲を虫の息で撃っていたり、ジムと鬼ごっこの末勝利した後爆散したり、ボールとドラム缶が殴り合いしたり…いろいろ予想出来ない凄い作品だと思います。なかなか通好みな作品かと思いますが、最近はゲームに良く参戦するので、人気や知名度は上がっている(?)模様。
新ギレンの野望では本編通りに試験運用の許可を出すとパイロットが死にますが、せめてもの救いに開発プランが出るので死んでいったパイロット達も浮かばれるでしょう。ヒルドルブとゼーゴッグは結構使えますし、ヅダ指揮官機は限界も高く移動力がダンチです。ただ、パイロットは能力が偏ってますが使えるキャラクターばかりなので、よく考えて選択しましょう。
ビグラング&オッゴの試験運用は、許可しても誰も死なないのでご安心を。

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最終更新:2013年11月06日 09:13