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**田舎にて
明治二十六年 夏 青田
夏の夕暮れ。田園に涼しげな青の稲穂が風に揺れている。そのさまがねじれて見えることよ。
と解釈しました。その景色を思い浮かべただけで胸が懐かしさでいっぱいになります。
*田舎にて
明治二十六年 夏 青田
**さらさらと竹に音あり夜の雪
明治二十五年 はじめの冬
白鷺の片足あげる氷哉
明治二十六年 冬
散ると見てあつまる風の千鳥哉
明治二十六年 冬
かけ橋や今日の日和を散る紅葉
明治二十六年 冬
年の暮月の暮日のくれにけり
明治二十五年 終りの冬
初雪の瓦屋よりも蕎麦屋哉
明治二十五年 終りの冬 石手寺
裏表きらりきらりとちる紅葉
明治二十五年 終りの冬
縁側になくや吹雪のむら雀
明治二十六年 はじめの冬