制約について
制約とは
- 「制約」とは、特殊能力のデメリットとなる要素です
- 制約を付けて能力の勝手を悪くすることで発動率を上げることができます
- 各制約には制約値と呼ばれる値があり、能力の幅を狭めるものほど高く設定されています
- 一覧に無い新しい制約を作っても構いません。ただし、非消費制約の場合、最低倍率を下回ることは基本的にありません
制約の種類
- 制約には消費制約と非消費制約の2つがあります
◆ 消費制約
- 能力の使用に何らかのコストが必要となる制約です
- 1つの特殊能力につき1つだけ付けられます
- 制約値は発動率に対して減算となります
- コスト支払いの手順
- 1.特殊能力の使用:消費制約を持つ能力を使用し、発動判定を行います
- 2.支払いが確定:発動判定に成功した瞬間に支払いが確定します(支払う内容も決まります)
- 3.実際に支払う:発動処理の終了後にコストを支払います
- 支払いのルール
- コストは能力を使用したキャラクターの操作権がある陣営の資源(術者自身を含むキャラクターやDP等)から支払われます
- 支払った資源は永久に失われます
- 発動時点で支払うべきものが無い(足りない)場合、発動判定はキャンセルされます
- 発動してから能力の効果が現れるまでに支払うべきものが無くなった(足りなくなった)場合、効果が現れません(能力休みにはなります。また、他に支払うものがある場合は可能な限り支払う必要があります)
◆ 非消費制約
- 対象を制限したり、使える状況を限定するなど、消費無しで能力を弱体化させるものです
- 1つの能力内で3種類まで付けられます(複数の効果を持つ能力で、別の効果に同じ非消費制約を付ける場合は1種類として数えます)
- 制約値は発動率に対して乗算(精神攻撃のみ減算)となります
- また、スタイルをカウンターにする場合、非消費制約の枠をひとつ使用します
- 対象制約
- 「男のみにしか効かない」などの効果の対象を制限する制約です
- 複数の対象制約を組み合わせた場合の倍率は、組み合わせたものの中で最も低い倍率か0.49倍のどちらか低いほうになります
- 例)0.2倍と0.8倍→0.2倍
- 例)0.5倍と0.8倍→0.49倍
- オリジナルの対象制約を作る場合、最低倍率は0.1倍までです
- 場所制約
- 発動可能な場所を制限する制約です
- 複数の場所制約を組み合わせた場合の倍率は、組み合わせたものの中で最も低い倍率か0.7倍のどちらか低いほうになります
- オリジナル制約を作る場合、最低倍率は0.7倍までです
- 機会制約
- 発動可能な機会を制限する制約です
- 複数の場所制約を組み合わせた場合の倍率は、組み合わせたものの中で最も低い倍率か0.7倍のどちらか低いほうになります
- オリジナル制約を作る場合、最低倍率は0.7倍までです
- 機能制約
- 効果自体を弱体化する制約です
- 最低倍率は決まっていません
- 精神攻撃
- 非消費制約の中でも特殊な扱いをする制約です
- この制約をつけると能力の成功率が相手の精神力に依存するようになります
- 非消費制約枠を使用しますが、発動率計算では消費制約と足し合わせます
- 複数の効果を持つ能力に付ける場合、すべての効果が精神攻撃の制約を受けます。ひとつの効果だけ選ぶことはできません
制約のルール
- 二重取りの禁止
- 制限が重なるような制約を同時に取得することは出来ません
- 例)「自分死亡」+「自分永続行動不能」
- 制約の持続時間
- 制約は特殊能力の持続時間とは無関係です
- 制約を無意味にする設計の禁止
- 複数の効果を持つ能力などで、ひとつの効果で他の効果に付けた制約を満たしてしまうような設計は禁止です
- 例)効果1「性別変更(女→男)」効果2「体力ダメージ(男のみ)」