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「よく使うコマンド」(2015/05/27 (水) 13:35:54) の最新版変更点
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// zcat a.tar.gz | tar xvf - を書こうと思って作ったページ。
需要はあるのかな??
* 画面(コンソール)切り替え
CUI(黒い画面)の場合
Alt+F1、Alt+F2などで、画面を切り替えられます。
X-Windowの場合
Ctrl+Alt+F1、Ctrl+Alt+F2などで、画面を切り替えられます。
通常は、Ctrl+Alt+F7で、X-Windowの画面に戻れます。
Ctrl+Alt+BSを押すと、X-Windowが終了してしまうので、注意しましょう。※設定で無効化できます。
(※ランレベルの設定によっては、X-Windowを終了して、ログイン画面に戻るだけ・・の場合もあります)
Ctrl+Alt+BSで終了してしまって、再度X-Windowを開始したい時は、
startx
です。(他にも起動方法がありますが・・詳しくはman startxの一番下の方(SEE ALSO)を参照で。)
// init 4は説明省略
* 補完
Tabキーを押してみましょう。
* 履歴
上下の矢印キーを押してみましょう。
履歴を一覧で見たい時は
history
などが使えます。
* 現在のフォルダを知りたいとき
pwd
* 現在のフォルダに、どんなファイルがあるか知りたいとき
ls
※隠しファイル(.から始まるファイル名) は表示されません
ls -a
※隠しファイル(.から始まるファイル名) も表示されます
ls -l
※ファイルのサイズとか、アクセス権とかも表示します
* コマンドのヘルプを見たい時
man (コマンド名)
(コマンド名) -h
でも、簡単な説明が見られる場合があります。
※他の意味になるコマンドもあるので、要注意。
* コマンドがどこにあるか知りたい時
which (コマンド名)
* テキストファイルの中身を見たい時
途中で止まらない
cat (ファイル名)
ページごとに止まる
less (ファイル名)
more (ファイル名)
//もう一個あったよね??(使わないから忘れてる・・
※qキーを押すと終了します
※移動は矢印キーやページUp/Downキーなどで
※/キーなどの検索コマンドも使えます(検索結果はnキーなどでジャンプ) → vi(テキストエディタ)のショートカットキーで調べてみて下さい。
※実は、tarもテキストファイルとして扱えるので、中に何が入っているかみられます。
テキストファイルを圧縮してある場合
zcat (ファイル名).gz
xzcat (ファイル名).xz
zless (ファイル名).gz
xzless (ファイル名).xz
※zcatなどは、gz以外にも色々対応しています。
ここからが本命
シェルスクリプトっぽいんだけど、中身は何だったかな?(コマンド名は覚えているけど、場所が分からない時)
less `which (コマンド名)`
※この組み合わせで使う機会は、ほとんどありません。(しょっちゅう使っていたら、怖すぎます)
※最初に、which (コマンド名)とかで試して見た方がいいです。こつは、コマンド名の先頭何文字かを打つ>Tabキーで補完する>先頭にwhich を打つ です。
※うっかりバイナリファイルを開くと、画面がひどいことになるので、その時はCtrl+Cで止めましょう。
※ ""と''と``は、それぞれ意味が違います。` で囲むと、実行結果を、他のプログラムの引数として渡せます。
画面をクリアしたい時
clear
いつ使うかは・・・分かるよね?
* 一時停止と再開
一時停止 (つい押してしまうキー・・あせる)
Ctrl + s
再開 (うっかり、Ctrl+Sを押してしまった時用)
Ctrl + q
* システムの停止、再起動
システムを(すぐに)停止します
shutdown -h now
システムを(すぐに)再起動します
shutdown -r now
別のコマンド
reboot now
ショートカットキーを使う場合 ※設定で無効にできます
Ctrl+Alt+Del
* プロセスコントロール
実行中のプロセスを知りたい時
ps
※色々オプションがあるので、マニュアルを見ましょう。
プロセスをフォアグラウンドで実行したい時
(プロセス名)
プロセスをバックグラウンドで実行したい時
(プロセス名) &
フォアグラウンドで実行中のプロセスを停止したい時(再開不可)
Ctrl + c
フォアグラウンドで実行中のプロセスを停止したい時(再開不可)
kill (プロセスID)
※プロセスIDは、psコマンドなどで確認します。
※オプションに、-9(強制終了)、-15(正常終了(データはできるだけ保存したい時に使う))などがあります。
※オプションで、-9の代わりに、-HUPが使えます。詳しくはマニュアルで。
実行中の同名のプロセスを全て停止したい時(再開不可)
killall (プロセス名)
フォアグラウンドで実行中のプロセスを一時停止したい時
Ctrl + z
一時停止中あるいは、バックグラウンドで実行中のプロセスの一覧を見たい時
jobs
一時停止中あるいは、バックグラウンドで実行中のプロセスを再開したい時
fg
※ fg+、fg-、fg数字なども使えます
* ディスクの空き容量を見るには
df -h
などを利用しましょう。
フォルダの場合は
du -h
などで見られます。
* 時間
で、今何時?という時は
date
※UTCになっていたり、NTPと同期していなかったりで、時間がずれていることもあります。
* 圧縮、解凍
archive.tar.gz を解凍する時
zcat archive.tar.gz | tar xvf -
※ できれば、作業用にフォルダを作って、その中で作業をしましょう。
中身が散らばると、結構面倒です。特にファイル名が日本語とか、打てない文字のものが紛れ込んでいると・・
※ システムを構成するフォルダと同名の物が入っている場合は、特に注意しましょう。
解説:tarコマンドだけでも解凍できますが、オプションを間違えると元のファイルを壊してしまうので、zcatなどを使います。
ファイル名は見なくていいという時は、tarのvオプションを外します。
解凍できるか確かめるだけ(あるいはファイル名を見たい)時は、tarのx(解凍)オプションのかわりに、t(テスト)オプションを使います。
最近はパッケージが、tar.xzだったりします。その時は
xzcat archive.tar.gz | tar xvf -
で解凍できます。
フォルダごと圧縮して保存したい時。
cd (作業フォルダ)
tar -cvf archive.tar (圧縮したいフォルダ)
※パラメータの順番を間違えないように注意しましょう
さらに圧縮したい場合。
gzip archive.tar
archive.tarを圧縮して、archive.tar.gzを作ります。
※archive.tar自体は消えます
gzip -k archive.tar
archive.tarを圧縮して、archive.tar.gzを作ります。
※kオプションを付けると、archive.tarは残ります