ブックリスト2: 楽しく元気に

※「これまでに登録された本の内容から再構成しました。適宜登録に応じて更新していきます。



タイトル(書名): よかったね ネッドくん 改訂版英文付


著者名:チャーリップ文絵 やぎたよしこ訳

出版社名:偕成社

出版年:2003

ISBN:4-03-201430-2

推薦理由(自由記述):お話し会の導入に。幸運と災難とが交互に降りかかり「よかった!」「でも たいへん!」のくりかえしがリズミカル。この部分をみんなで声にだすとなお楽しい。繰返し読みたくなるので、2度目にはこの部分だけを英語で言ってみてもおもしろい。

対象年齢: 幼児から

記入者(Twitterアカウント等でも結構です):高桑弥須子



タイトル(書名): カミナリこぞうがふってきた


著者名:シゲリ カツヒコ

出版社名: ポプラ社

出版年:2010年

ISBN:

推薦理由(自由記述):学校の帰り道、黒い雲がだんだん近づいてきた。と、ドーン!!目の前にでっかい赤ん坊が落ちてきた。なんと、頭に角が一本、そして、とら模様のパンツ。これは、「カミナリこぞう?」カミナリこぞうの案内で雲の上までいき、太鼓をたたいてみると雷がゴロゴロ、ピカッ!! 絵もお話もおもしろくて楽しい本です。家族と友達と、みんなで大笑いして、少しでも元気を取り戻してほしいと思います。

対象年齢: 5才くらいから(もちろん大人まで)

記入者(Twitterアカウント等でも結構です): AkikoIkehasu




タイトル(書名):中国の民話 王さまと九人のきょうだい


著者名:君島久子訳 赤羽末吉絵

出版社名:岩波書店

出版年:1969年

ISBN:4-00-110557-8

推薦理由(自由記述):「くいしんぼう」「ぶってくれ」など特徴をもった九人のきょうだいが、王さまにたちむかいます。明るく、たくましく、愉快なお話です。九人のきょうだいの楽しい名前に思わず笑ってほしいと思います。

対象年齢:小学校中学年~

記入者: 読書の学校LIBRO 河合久美子



タイトル(書名): 「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」


著者名:かがくいひろし

出版社名:ブロンズ新社

出版年:2009年

ISBN:978-4-89309-481-0 C8771(3冊セット入り)

推薦理由(自由記述):だるまさんのユーモラスな動きや豊かな表情に、子どもも大人も「うふっ」と笑ってしまいます。ついつい、だるまさんのまねをしてしまいそうです。疲れた心がほっと和むひとときをプレゼントしたいと思います。

対象年齢:赤ちゃんから(もちろん大人まで)

記入者(Twitterアカウント等でも結構です):AkikoIkehasu



タイトル(書名):ゆきのひのおくりもの


著者名:ポール・フランソワ/作、ゲルダ・ミューラー/絵、ふしみみさを/訳

出版社名:パロル舎

出版年:2003年

ISBN:4-89419-281-0

推薦理由(自由記述):いわゆる「ぐるぐるばなし」で、にんじんを拾ったうさぎが「こう さむくって、ゆきも ふってちゃ、こうまくんは たべるものがなくて、こまっているに ちがいない」と、こうまの家ににんじんを届ける。うさぎ→こうま→ひつじ→こじか→と、自分のことより他者を思いやる優しい心でにんじんの持ち主がぐるぐると代わり、最後にうさぎのもとに戻ってくる。教訓的なお話ではあるが、「ぐるぐるばなし」がおもしろくて楽しい。類書に村山知義の『しんせつなともだち』福音館書店、木村由利子の『くりすますのおくりもの』至光社がある。

対象年齢:幼児から小学校低学年

記入者(Twitterアカウント等でも結構です):狩野香苗



タイトル(書名): いいからいいから


著者名:長谷川義史

出版社名:絵本館

出版年:2006年

ISBN:978-4-87110-161-5

推薦理由(自由記述):おじいちゃんの口癖は「いいからいいから」。何があっても誰が来ても「いいからいいから」。「いいからいいから」と唱えてみると、心がやすらいでくると思います。

対象年齢:5才くらいから(もちろん大人まで)

記入者(Twitterアカウント等でも結構です):AkikoIkehasu



タイトル(書名):声にだすことばえほん『おっと合点承知之助』


著者名:斎藤 孝/著、つちだ のぶこ/イラスト

出版社名:ほるぷ出版

出版年:2003年

ISBN:978-4593560455

{推薦理由(自由記述):友人から教えてもらった「声にだすことばえほん」シリーズの17冊を紹介します。黙読だけでなく、自ら声に出すことによってエネルギーを発散させ、元気になれます。付け足し言葉や四文字熟語、日本の古典から落語や歌舞伎の名セリフなどもあり、子どもと大人が一緒になって楽しめます。『奥の細道』や福島県出身の草野心平の詩など、被災地にゆかりのある作品もあります。
その他のタイトルは、『えんにち奇想天外(四字熟語)』『知らざあ言って聞かせやしょう(歌舞伎「白波五人男」より)』『寿限無(落語)』『がまの油(物売り口上)』『春はあけぼの(枕草子)』『吾輩は猫である(夏目漱石の小説『吾輩は猫である』より)』『馬の耳に念仏(ことわざ)』『生麦生米生卵(早口ことば)』『ごびらっふの独白(草野心平の詩「ごびらっふの独白」より)』『祇園精舎(『平家物語』より)』『ゆく河の流れは絶えずして(鴨長明『方丈記』より)』『おくのほそ道(松尾芭蕉『おくのほそ道』より)』『サーカス(中原中也の詩「サーカス」より)』『外郎売(早口ことば・物売り口上)』『走れメロス(太宰治の小説『走れメロス』より)』『初恋(島崎藤村の詩『初恋』より)。

対象年齢:小学生から大人まで

記入者: 狩野香苗

元情報源(代行記入の場合):奥富美子