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拡張セット「物語と伝説」 - (2011/02/24 (木) 03:53:01) の編集履歴(バックアップ)


物語と伝説

拡張セット「物語と伝説」のイベントカードによって、
ゲーム性がどのように変化するかを考える。
遊ぶ際の参考用に。

カードの効果については日本語版のテキストをもとに、なるべく1つの解釈しかできないように書き直しています。
まぎらわしいテキストの解釈については理由を書いています。
しかし誤解し、間違っている可能性があります。
お気をつけください。

6つのテーマがあり、1テーマにつき9枚。
ゲームへの影響力別にレベル1~3のランクがつけられている。

次のターンに何が起きるかはオープン情報なので、それを加味して動いていく。
また、カードをオープンにせずに次のイベントが分からないようにする「サプライズ」という遊び方もある。

コイサンマン

  • 戦争って素敵
Lv1:支配地域それぞれにつき追加で1点。
支配地域の数の差による影響が大きくなる。
単純な拡大路線が恩恵を受ける。
種族能力・特殊パワーの+1ボーナス等を重視した集中支配をしていると単純拡大に差をつけられてしまう。
  • 微震
Lv1:全ての征服は、トークン1枚が追加で必要となる。
征服にやや抑止がかかる。防衛を利する。
1、2番手なら衰退するにはいいタイミングか。
  • 呪いの言葉
Lv1:このターンの開始時、各プレイヤーは自分のアクティブな種族が支配する地域1つを放棄する。
   自分が放棄した地域はこのターンには征服できない。
   このターンに衰退させるプレイヤーや、支配が衰退種族のみのプレイヤーには効果はない。
 ターン自体の開始時なのか、それとも各プレイヤーの手番という意味なのか。
 前者だと手番が早いプレイヤーが征服の面で有利だが、
 衰退させるプレイヤーに効果が及ばないという記述からおそらく後者(衰退の宣言は手番時)。
 支配が衰退種族のみの状況は、前のターンに衰退したりアクティブが全部侵略されたり。
種族1ターン目は効果なし。
種族2ターン目は征服への余力があるのでデメリットは少ないかもしれないが面倒。
次のターンに征服してもいいが、次で衰退するつもりなら他プレイヤーへの侵略優先も考慮する。
種族3ターン目以降は余力が減っているのにあったはずの1点を失うのが面倒。
種族衰退のターンは効果なし。
長めに種族を使いたい時にめんどくさい。
デメリットは無理に回避するほどではないので、衰退時期とかみ合えばラッキー。
  • 空の贈り物
Lv1:このターン開始時、各プレイヤーは地域1つを選んで1点を配置。
   この後のゲームでは、その地域を支配するプレイヤーは、自分のターン終了時にその地域で追加の1点を得る。
 上記の「呪いの言葉」と違い、こちらはおそらくターン自体の開始時。
 そうでないと1番手は1点しか配置されず後手番ほど配置されたボーナスが増えるので公平ではない。
 またその場合、先手の配置した隣に後出しで配置して侵略できてしまうのでやはり公平でない。
配置された地域はゲーム終了まで追加で1点を生むようになる!
(「このターン」ではなくわざわざ「この後のゲームでは」と書いてあります)
しかし最初は自分の囲い込んだ地域に置くのは明白。差が生まれるのは後の展開だろう。
衰退後も維持したいので、アクティブが支配している・このターンに征服するつもりの山岳が有力。
「森の」「丘の」「沼地の」「航海の」「ヒューマン」と合わせてもよい。
後手番の配置したボーナスの隣に置いて種族全回収→新しい征服、ということもありえるが
配置自体は同時であるので回避できる。いざとなったらせーので指差すなりなんなり。
イラストに5点の勝利コインが描いてあるのは底上げした分のトータルなのだろう。
  • 白の女王
Lv2:ターン開始時オークション。落札者の衰退種族は、このターンすべての征服や能力を免れる。
先手番ほど有益。
1番手だと2ターン分衰退種族が確実に稼いでくれることになる。後手番は次のターンで食い破られる展開だとやや利益が薄い。
いくら払えるかは落札時の利益、今後の展開、衰退種族を守りたいか、他のプレイヤーにとられると困らないか、自分と周りのポイント差などを考慮。
  • 大殺界
Lv2:すべての特殊パワー(衰退した物も含む)はこのターン適用されない。種族能力は通常通り適用される。
かなり影響が大きい。
影響されないのは使用済みの「富裕な」と衰退時くらいか。
あと、効果の解釈が悩ましい。
「野営する」の野営地は取り除くか、「要塞を設ける」は取り除くか・その際次のターンは1から設置しなおすのか、「航海する」の効果で海・湖にいた種族は撤退するのか、「霊体の」の効果で衰退種族が2種いた場合古い1種を即座に取り除くのか。
  • 洪水だ!
Lv2:海と湖と沼地を征服できない。
沼地は限られている、前のターンでの行動が重要。
海と湖は「航海の」を持たなければ関係ない。
  • コボルドの神
Lv3:アクティブ種族はこのターン勝利コインを得られない(特殊パワーによる勝利コインも含む)。
アクティブ種族による獲得の一切が無効。
衰退できればデメリットを回避できる。
「空の贈り物」とのバッティングの解決は不明。
①獲得は無効だが支配はしているので「空の贈り物」のボーナスはもらえる
②アクティブ種族の支配に起因する獲得の一切が無効
通常支配、種族パワー、特殊パワーのいずれも無効。このとき支配している扱いなのかどうかで変わるんだが。
悩む時間がもったいないから、適当にどっちかを適用すればいいや。
  • 罪深き賄賂
Lv3:ターン開始時、各プレイヤーは3点を返上するか、アクティブ種族トークン2枚を返上するかのどちらかをしなければならない。
このターン新たに場に出る種族は通常より2枚少ないトークン数で開始する。
これまた衰退でデメリットをほぼ回避できそうである(全部1枚支配とかでなければ)。
「新たに場に出る」が「最初の征服を行う」という意味だとすると、トークン全回収からの民族大移動には大きなデメリットとなる。
・・・このテキスト、やばくない?
相変わらずターン自体か手番時なのか分からないが、それより。
普通に考えれば、1文目の後半はすでにいるアクティブ種族のことであり、2文目は前のターン衰退しターン開始時にまだアクティブ種族がいないプレイヤーが新たなアクティブを得た時、という意味だと信じたいが・・・。
もしそうでない場合、前のターンに衰退したプレイヤーはアクティブトークン2枚を払えないので3点払った挙句通常より2枚少ない新たな種族をゲットするハメになる。
さすがにそれはちょっと・・・どうなの?
あ、ひょっとして見えてる前提で前のターンの衰退抑止・このターンでの衰退促進なのか?
それならこのテキストもあり得る。サプライズでの使用しか考えてなかった。

世紀の一線

  • ド派手な生活
Lv1:ターン開始時、各プレイヤーは自分の現在の得点を全員へ知らせる。
ターン自体でも手番でも同じかな。
中盤から後半に出るとアツイ。
  • 恋する夏の日
Lv1:このターンにどの地域も征服していないプレイヤーは、追加で3点を獲得する。
能力・パワーのボーナス維持や引きこもりプレイ中などと、衰退時にうれしい。
  • ベビーブーム
ターン開始時、各プレイヤーは(可能であれば)収納トレイから自分のアクティブ種族トークン1枚を受け取る。
ターン自体の開始時だと1番手のみほんの少し有利(2番手以降の増えたトークンは1番手の再配備時にやっと配備される)。
手番時だと後手番が不利(自分より前のプレイヤーだけトークンが増えている)。
公平性を考えればターン自体の開始時がよさそう。


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