「蒼梧藩国の資源生産地(評価値13)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
大部品: 蒼梧藩国の資源生産地 RD:199 評価値:13 -部品: 概要 -大部品: 資源発見と採掘までの経緯 RD:8 評価値:5 --部品: 地熱の恵み --部品: 強酸性温泉 --部品: レアアース含有の発見 --部品: 生産に向けた研究 --部品: 紅藻類による吸収 --部品: 効率的回収へ --部品: その他のコストダウン --部品: 海底資源についての方針 -大部品: 高物理資源生産地(帝国汎用) RD:190 評価値:12 --大部品: 操業規則 RD:14 評価値:6 ---大部品: 総合規定 RD:4 評価値:3 ----部品: 藩王からの認可 ----部品: 法令の遵守 ----部品: 環境・人体への配慮 ----部品: 安全第一 ---大部品: 労務規定 RD:5 評価値:3 ----部品: 新人教育の徹底 ----部品: 労働環境の整備 ----部品: 情報管理の徹底 ----部品: マニュアルの作成 ----部品: 報告義務 ---大部品: 製造・管理 RD:4 評価値:3 ----部品: 徹底した品質チェック ----部品: ヒューマンエラーの防止 ----部品: 異物混入の防止 ----部品: 廃棄物の処理 ---部品: 流用実績(操業規則) --大部品: 資源生産・供給における制限 RD:4 評価値:3 ---部品: 資源供給制限 ---部品: 技術制限 ---部品: 環境制限 ---部品: 罰則規定 --大部品: 所属人員 RD:13 評価値:6 ---部品: 工場長 ---部品: 組長 ---部品: 人事 ---部品: 外務 ---部品: 法務 ---部品: 監査 ---部品: 専任技術者 ---部品: 会計 ---部品: 総務 ---部品: 生産管理 ---部品: 設計 ---部品: 営業 ---部品: 工員 --大部品: 場所に合わせた適応 RD:2 評価値:1 ---部品: 所属人員の名称と役割 ---部品: 操業規則の細かな読み替え --大部品: 主な高物理資源の用途と対応した資源 RD:7 評価値:4 ---部品: 電子材料 ---部品: 合金用 ---部品: 航空・宇宙材料用 ---部品: 自動車用 ---部品: エネルギー関連 ---部品: 原子力 ---部品: 医療・生体用 --大部品: 採掘場 RD:73 評価値:10 ---大部品: 採掘場における規則 RD:3 評価値:2 ----部品: 採掘場所の設定 ----部品: 採掘量の管理 ----部品: 採掘手段の制限 ---大部品: 採掘場の仕事 RD:61 評価値:10 ----大部品: 鉱山・鉱脈からの採掘 RD:34 評価値:8 -----部品: 坑道堀りの禁止 -----大部品: 露天鉱床 RD:30 評価値:8 ------部品: 露天鉱床とは ------部品: 資源採取の利便性 ------部品: 大きな埋蔵量 ------部品: 採掘される資源の品質 ------部品: 運搬コストの低減 ------大部品: 階段式採掘 RD:25 評価値:7 -------部品: 階段式採掘とは -------大部品: 採掘の手順 RD:6 評価値:4 --------部品: 採掘の手順とは --------部品: 表土除去 --------部品: 保全区域 --------部品: 転落石転落石防止施設の設置 --------部品: 濁水防止施設 --------部品: 採掘の範囲の決定 -------大部品: 採掘用機械 RD:18 評価値:7 --------大部品: バケットホイール・エクスカベーター RD:10 評価値:5 ---------部品: バケットホイール・エクスカベーターとは ---------部品: 作業形態 ---------部品: 大型の利点 ---------部品: カッティングホイール ---------部品: バケット ---------部品: カウンターウェイト付きブーム ---------部品: 走行部位 ---------部品: 搬送ブーム ---------部品: 動力 ---------部品: 生活設備 --------大部品: ブルル RD:8 評価値:5 ---------部品: ブルルとは ---------部品: 機関部 ---------部品: 移動装置 ---------部品: 整備の簡略化 ---------部品: 操縦の簡略化 ---------部品: 軽量化 ---------部品: 居住性の確保 ---------部品: アタッチメントによる多彩な作業が可能 -----大部品: 地金の輸送 RD:3 評価値:2 ------部品: 輸送用車両 ------部品: 輸送について ------部品: 工業区への移送 ----大部品: 海底資源の採掘 RD:27 評価値:8 -----大部品: 海底探索艇による調査と海上プラントによる採掘 RD:8 評価値:5 ------部品: 海底資源について ------部品: 探索艇による調査 ------部品: ガス噴出等の危険地帯の回避 ------部品: 海底の地形調査 ------部品: 堆積物や土壌の調査 ------部品: 地震波による構造調査 ------部品: 試料サンプリング ------部品: 海上プラントによる設置と採掘 -----大部品: ホースを利用した泥の吸い上げによる採取 RD:8 評価値:5 ------部品: 事前調査 ------部品: 資源回収船の配置 ------部品: 移送ホースの接続 ------部品: クローラー型収集機の投下 ------部品: 水の電気分解装置によるガス生成 ------部品: ガスの噴射による泥の回収 ------部品: タンクでのガス分離 ------部品: バージ船での分離 -----大部品: 熱水の噴出孔を利用した採取 RD:11 評価値:5 ------部品: 熱水噴出孔とは ------部品: 見られる場所 ------部品: チムニーの形成 ------部品: 人口熱水噴出孔の利用 ------部品: 場所の策定 ------部品: レーダーによる構造調査 ------部品: センサー類による地質調査 ------部品: 探査船による掘削 ------部品: 周囲の安全確保 ------部品: 回収装置による沈殿先の誘導 ------部品: チムニーからの回収 ---大部品: 作業員宿舎 RD:6 評価値:4 ----部品: 作業員宿舎とは ----部品: 用途上の注意事項 ----部品: 宿泊施設 ----部品: 温水浴場 ----部品: 食料・飲料の備蓄 ----部品: 簡易医療施設 ---大部品: 鉱山作業員 RD:3 評価値:2 ----部品: 作業員の待遇 ----部品: 鉱山作業用安全装備 ----部品: 限定特殊車両操縦許可 --大部品: 精製所 RD:70 評価値:10 ---大部品: 精製所での規則 RD:2 評価値:1 ----部品: 専門的な廃棄物処理 ----部品: 精製手段の環境への配慮 ---大部品: 精製所の業務 RD:18 評価値:7 ----部品: 精製業務の目的 ----大部品: 採鉱 RD:3 評価値:2 -----部品: 採鉱場から精製所へ -----部品: 鉱石の粉砕 -----部品: 鉱石の整粒 ----大部品: 選鉱 RD:3 評価値:2 -----部品: 比重選鉱 -----部品: 浮遊選鉱 -----部品: 磁力選鉱 ----大部品: 鉱石予備処理 RD:3 評価値:2 -----部品: 乾燥 -----部品: 焙焼 -----部品: 焼結 ----大部品: 金属精錬 RD:3 評価値:2 -----部品: 乾式精錬 -----部品: 湿式精錬 -----部品: 電解精錬 ----大部品: 精製による不純物排除 RD:2 評価値:1 -----部品: 高純化 -----部品: 分離 ----大部品: 金属創形 RD:3 評価値:2 -----部品: 成長 -----部品: 転写 -----部品: 除去 ---大部品: 精製所にある施設 RD:42 評価値:9 ----大部品: 基本施設(工場) RD:15 評価値:6 -----部品: 事務所 -----部品: 食堂 -----部品: 企画・設計室 -----部品: 資材貯蔵庫 -----大部品: 製造施設 RD:5 評価値:3 ------部品: 効率的な配置 ------部品: 排煙・排水処理 ------部品: 加工 ------部品: 組み立て ------部品: 検査 -----部品: 出荷施設 -----部品: 廃棄物処理施設 -----部品: 廃棄物保管所 -----部品: 福利厚生施設 -----部品: 社宅・寮 -----部品: 自家発電施設 ----大部品: 精製施設 RD:7 評価値:4 -----部品: 粉砕設備 -----部品: 選鉱設備 -----部品: 溶鉱炉 -----部品: 電気炉 -----部品: 製錬施設 -----部品: 精製用施設 -----部品: 最終処理施設 ----大部品: 管理・出荷施設 RD:5 評価値:3 -----部品: 物質の特性に配慮した管理 -----部品: 劣化を防ぐ保存状態 -----部品: 安全性を考慮した配置 -----部品: 出荷時の状態管理 -----部品: 出荷先の把握と管理 ----大部品: 専用廃棄物処理施設 RD:10 評価値:5 -----部品: 処理の方針 -----部品: 主な処理方法 -----部品: 物質の特性に合わせた処理 -----部品: 廃棄物の無害化 -----部品: 再利用できる部分の選別 -----部品: 最終的な処分先 -----部品: 環境への配慮 -----部品: 人員への配慮 -----部品: 煤煙対策 -----部品: 公害対策 ----大部品: 発電施設 RD:5 評価値:3 -----部品: 発電施設とは -----部品: 大型蓄電池 -----部品: 精錬時の排熱利用 -----部品: 坑廃水の水力利用 -----部品: 内燃機関発電機 ---大部品: 抗廃水対策 RD:8 評価値:5 ----部品: 抗廃水対策とは ----部品: 抗廃水の定義 ----部品: 処理場の設置 ----部品: 汚染対策部門の設置 ----部品: 恒常的な水質調査 ----部品: 酸度の管理 ----部品: 含有金属の管理 ----部品: 中和処理 --大部品: 緊急時の対処 RD:7 評価値:4 ---大部品: 警備体制 RD:4 評価値:3 ----部品: 検問による入場管理 ----部品: 周辺の警備体制 ----部品: 警備の連携 ----部品: 警備員の選別・入れ替え ---大部品: 事故発生時の対応 RD:3 評価値:2 ----部品: 薬品被害や火災用の対応設備 ----部品: 緊急連絡先の周知 ----部品: 事故発生時の連携 部品: 概要 蒼梧藩国においては主に燕陵温泉での熱水噴出孔を利用した採掘や、星鋼京からの技術交流で習得した露天鉱床での採掘を行っている。必要な機材に関しては蒼梧車両工場にて生産を行っている。 部品: 地熱の恵み 蒼梧藩国の九巍山麓は地下水に恵まれ、これが地熱の作用で温泉として湧出している箇所も多い。古来より、温泉は人々に利用されてきた。 部品: 強酸性温泉 蒼江の西、湯城の対岸にあたる燕陵(えんりょう)の地にも温泉が湧出していることが古くから知られていた。しかし、湧出している温泉の温度が13℃前後と低いこと、強酸性であることから、長らく利用されていなかった。 部品: レアアース含有の発見 近代以降も見過ごされてきた燕陵温泉だが、内戦終結後に行われた学術調査で、豊富なレアアースを含んでいることが発見された。 部品: 生産に向けた研究 レアアースは地上に豊富に埋蔵されているが、採掘コストの面で商業化が難しいことが知られる。燕陵温泉のレアアースについてもこの点が懸念され、採掘コストを抑えるための研究が藩国政府から拠出された資金によって行われた。 部品: 紅藻類による吸収 研究により、燕陵温泉に棲息する紅藻類が、効率的にレアアースを吸収することが明らかになった。しかし、これだけではまだコスト面での実用化は難しかった。 部品: 効率的回収へ 紅藻類を用いたレアアース採掘は挫折するかに思えた。しかし、紅藻類の生物活性が43℃付近で飛躍的に高くなることが発見され、これによって飛躍的に効率が高まることとなった。ここにおいて、ようやくレアアース生産が実用化へと向かうことになったのである。 部品: その他のコストダウン 紅藻類を用いたレアアース採掘は、環境負荷の極めて少ない方法でもある。そのため、他の方法では環境アセスメントのために必要となる予算を、大幅に縮減し、コストダウンにつなげることもできる。 部品: 海底資源についての方針 地上のレアアースだけでなく、海底資源についても存在が知られている。こちらは将来的な採掘に向け研究は行こなわわれているが、各藩国の共有資源でもあるため、将来の協定をにらみ、調査研究段階でとどまっている。 部品: 藩王からの認可 工場を設立・運営するためには法によって定められた手順に則って申請を出し、藩王から認可を受ける必要がある。なお無認可操業・違法操業が発覚した場合には、法に基づいて莫大な罰金と懲役が課されることになる。これは国家全体として工場の数とその影響をコントロールするためである。 部品: 法令の遵守 工場の設立・運営にあたっては環境系・労働系・製造責任系と多種多様な法令を遵守する必要がある。そのため、各工場には必ず法務が置かれ、法に基づいた就業規則・運営体制が整えられている。 部品: 環境・人体への配慮 操業にあたっては法律を守るのは守るのはもちろんのこと、各社が環境・人体に配慮した独自の基準を設定している。その実態に即した実施状況を民間に公開することによって企業アピールとしても用いられることが多い。 部品: 安全第一 工員の怪我の防止、事故の予防のために、規則と教育によって充分に安全への配慮がなされている。また、緊急時の対応も定められており、万が一にでも二次被害が起きないよう迅速に対応する。 部品: 新人教育の徹底 新人を教育する際、基本的にはまったく知識がない状態であることを前提として行う。そのため、習熟度合いによって担当させる仕事を変え、危険な仕事は充分な能力を得るまで就かせないようにした上で、必ず1人につき1人の教育係がつけるように設定される。教育係には、ベテランから教育方法についての研修が行われる。このような形式で個人ごとに、充分な能力を得たと判断されるまで教育が行われる。 部品: 労働環境の整備 労働時間の管理、トイレ、社員食堂、社員寮の設置、福利厚生の充実など従業員が快適に働ける環境づくりへの工夫がなされている。これは良い労働環境は従業員のパフォーマンスを向上させることを皆が把握しているからである。 部品: 情報管理の徹底 顧客情報の漏洩防止はもちろんのこと、業務上の機密事項など、重要な情報に対しては取り扱いの手順が定められ、アクセスできる人間も限られている。情報の漏洩は信用を失うことにつながり、操業が危うくなるため、特に注意されている。 部品: マニュアルの作成 作業の属人化が行われないように、ほとんどの作業においてマニュアルが作られており、新人教育にも利用されている。なお、閲覧権限には段階があり、機密事項に関しては国から認可された資格を持つ人間にしかアクセスできず、存在も知られていない。 部品: 報告義務 工場から国へ、操業状況の詳細な報告を定期的に行うことが義務付けられている。報告書の作成時には必ず監査が確認し、虚偽申告があった場合は違法操業として法で罰せられる。また問題発生時などの緊急時にも迅速な国への報告が必要であり、状況次第では国から対応部隊が編成される。なお報告・連絡・相談は社員間でも徹底されており、それが健全に活発になりやすい環境づくりが意識されている。 部品: 徹底した品質チェック 非破壊検査、抜き出し検査などにより外から見て分かる部分だけでなく、耐久性、安全性についても逐一チェックをされ市場に出しても問題ない品か確認される。この際不適合だと判断された品は問題が起きないように再調整がなされた上で、非正規品としてジャンクショップや中古販売店に納入される。それが難しいと判断された場合は工場内の廃棄施設で処理するか、廃棄物処理業者に委託される。 部品: ヒューマンエラーの防止 人間が関わる以上、1人の人間に任せた場合、まったくミスがないというのは難しい。そのため、機械の導入、チェックリストの作成、複数人による多重チェックなど、ミスをなくす工夫がなされている。 部品: 異物混入の防止 品質上の問題はもちろんのこと、テロなどの防止の意味も含め、製造・出荷過程に異物が入り込む余地がないよう厳重に考えられている。これは品質チェックの際にも重視して確認される項目である。 部品: 廃棄物の処理 廃棄物に関しては、簡単なものや、顧客情報、部外秘の特許申請技術などの機密情報については工場内の廃棄施設にて処理される。それ以外の、処理に手間のかかるもの、専門性の必要なものに関しては国に認可された処理業者に委託を行っている。 部品: 流用実績(操業規則) 星鋼京の【I=D工場】に流用されました 星鋼京の【星鋼京造船所】に流用されました 後ほねっこ男爵領のの【ほねっこ軍用工場】に流用されました 紅葉国の紅葉国民間造船所に流用されました 部品: 資源供給制限 探査・探鉱が進めば資源は増えるが、過度の採掘を行えば、急激な環境破壊や、大量の有害・廃棄物の発生も考えられる。また、供給過多による、需要と供給のバランスも崩れてしまう。計画した生産量を維持できるよう供給制限を行い、長期的な供給を目指す。 部品: 技術制限 採掘から製錬を行うにあたっては、効率良く、コストが低くなるように技術、また、有害物・廃棄物を減らすのが技術目標であるが、急激な技術開発を目指すのは危険が伴う。長期的な視点で技術向上を目指していく。 部品: 環境制限 採掘に伴う土壌流出や汚染等の環境問題、また製錬による廃液の排出や廃棄物の発生があるため、環境を維持する為に採掘時の環境配慮を行う、製錬時の有害物・廃棄物の不法投棄を制限する。 部品: 罰則規定 ここで定められている制限や規則を破ったものは、まず期間を特定し。その期間に利益を得ていた場合はその利益の1.2倍の課徴金。それ以外の場合は責任者に事情聴取を行い、それに応じた罰則を科す。 部品: 工場長 工場の最高責任者。工場設立・運営の認可に関しては工場長が行う。全従業員と工場内で行われる全てに対して責任があり、なるには長年の工場での勤務経験と、国家資格が必要となる。各工場に工場長は1人である。 部品: 組長 各部門におけるグループのリーダー、およそ10人につき1人の割合で置かれ、グループの取り纏めと監督を行う。原則勤務経験が5年以上あるベテランが就くことになる。 部品: 人事 新人の採用、教育、研修、その他従業員の労働状況の管理などを行う役職。工場長によって、特に人間性に優れた人物が選ばれる。各工場におよそ5人程度存在する。 部品: 外務 関係各所との連携を主な業務とする役職。各所への報告・交渉など高いコミュニケーション能力が求められるため、工場長と人事によって適正の高い人物が選ばれる。相手ごとに担当を決めており、各工場におよそ3人程度存在する。 部品: 法務 法律に基づいて就業規則・運用体制をつくり、運用する役職。法律問題が起きた場合の対処も行う。高い専門性と、難関な国家資格の取得を必要とする。各工場に必ず2人は存在する。 部品: 監査 国が運営する監査機関から派遣される外部の役職。常駐しているわけではなく、定期的・抜き打ち的に訪問し、会計や操業規則の遵守状況、機材の点検・更新状況などの監査を行い、国に報告する。なお、腐敗防止のため、定期的に担当が入れ替えられる。基本的に2名1組が就いている。 部品: 専任技術者 その製造物についての専門家であり、工場内において、技術指導・監督を行う役職。その製造物の取り扱いについての専門家であることを国に認められている人物が就ける。基本的に各工場に最低2人は存在する。 部品: 会計 工場の資金運用・管理を担当する役職。厳格さと会計業務に関する国家資格を必要とする。横領やミスなどを防止するため、工場長と人事によって指名され、必ず3人がこの役職についている。 部品: 総務 機材の管理・マニュアルの作成など工場に必要なことのうち上記の役職ではカバーできていない細々とした作業を行う役職。職務が多岐にわたるため、柔軟性と正確性の両方が求められる。工場長と人事によって適正の高い人物が選ばれる。各工場に5人程度存在する。 部品: 生産管理 要求される品質の製品を、要求される時期に、要求量だけを、効率的に生産することを目的に計画・管理をする役職。高い計画性と先見性を持った人物が工場長と人事によって指名される。各工場に5名程度存在する。 部品: 設計 製品の設計と、製造工程の設計・洗練を目的とした役職。特に高い製品への理解と、製図能力、設計能力を必要とする。高い専門性と国家資格の取得を必要とする。各工場に2人程度存在する。 部品: 営業 販売店への新商品の売り出しや、顧客からの意見を集めて工場内で新しい企画を考案する役職。企画を行うのは基本的にはベテランが行うため、新人営業は顧客の新規開拓や挨拶回りなど動き回る仕事が基本となる。 部品: 工員 上記の役職についていない一般作業員。とはいえそのことが原因で差別などが生まれることはなく、「それぞれが出来ることをやっている」という意識を皆が持っているため、それぞれが自信の職務に誇りを持って取り組んでいる。 部品: 所属人員の名称と役割 資源生産地は採掘地や精製施設、管理施設などが複合したものであるため、人員の基本構成は共通であるが、その業務内容や形態に合わせ、人員の名称や役割が適応して変化する。 部品: 操業規則の細かな読み替え 操業規則は工場を前提として作成したものが流用されているため、名称については一部読み替える必要がある。しかし、内容やその裏にある理念が変わるわけではない。 部品: 電子材料 ケイ素、ゲルマニウムなどの機械部品の半動体などに用いるものや、インジウム、タンタル、リチウムなど各種電子機器の材料に用いるものがある。 部品: 合金用 タングステン、コバルトなどの工具用特殊合金などに用いるものや、バナジウム、クロムなどといった鉄鋼添加に用いられるものがある。 部品: 航空・宇宙材料用 金属の中で空に関連するもので、チタンの希少金属やニッケルを基調とした合金やアルミニウム合金を材料として用いる事がある。 部品: 自動車用 バナジウム、チタンなどの合金添加として用いられたり、ネオジム、コバルトなどの磁石材料、リチウム、ニッケルなどの電池材料として用いられる事がある。 部品: エネルギー関連 ケイ素やルテニウムといった金属は太陽光発電用の材料として用いられる事もある。またエネルギーの発電、変換、送電、蓄電、制御用装置に希少金属が使われる事がある。 部品: 原子力 ウランや、プラセオジムといったものは核燃料として用いられる。またジルコニウムやハフニウムなどは原子炉用の材料として用いられる事があるが、基本的に制限されていることが多い。 部品: 医療・生体用 チタンやタンタルなどは生体材料として用いられる。生体材料は人工関節や人工骨などに用いられる。また、ごく微量なもので医薬品や健康食品に用いられる事がある。医療、生体用の活用は医療分野によって限定的に制限されていることが多い。 部品: 採掘場所の設定 候補地の地層や地形を測定し、有望な場所から試掘によりサンプルを採取する。サンプルを分析しどのような資源がとれるか等を確認する。その上で再度電磁波等で埋蔵量を調査する。 最後に、埋蔵量と、人件費、採掘、精製、廃棄物処理などの諸経費を比較し採算性がある場所を採掘場所とする。国で採掘禁止区域を定めている場合があるので、そのときはそこを避ける必要がある。 部品: 採掘量の管理 資源の乱獲は、価格破壊や、廃棄物の処理・浄化能力を越えることによる環境汚染、人体への影響などの安全面のリスクを発生させるため、採掘量は必要量、精製可能量、廃棄物の浄化・処理可能量を加味して算定し、制限する。 部品: 採掘手段の制限 基本は重作業機械(重機)を用いて、鉱山の地表や山肌を削りながら行う露天掘りを原則とする。作業は監督者の管理の元に行い、薬剤や器具、保護具は所定の用量・用法を守って行う。また抜き打ちでチェックを行う。 部品: 坑道堀りの禁止 坑道は採掘中であれ、廃坑後であれ、天井の崩落や、発生するガスや粉じんによる健康被害や環境汚染など、危険性が高い。その為、原則禁止とする。 部品: 露天鉱床とは 鉱脈が一帯に渡って、床のような地面として拡がっている形態。鉱脈として規模が大きい結果、この形態になるケースが多い。 部品: 資源採取の利便性 採掘目標である資源含有物が地表面に表出している事から、掘り出した物がそのまま採掘目標となる為、山岳を穿ち抜く形態より利便性が高い。 部品: 大きな埋蔵量 山体表面へ析出する程の埋蔵量から、想定される資源埋蔵量が大きい。長期間同じ鉱山から資源を安定的に供給出来る事を意味する。 部品: 採掘される資源の品質 資源含有量が多い事から、精錬に際して排出される不純物の量が少ないという事になり、結果として良質な資源を供給出来るという事になる。 部品: 運搬コストの低減 坑道を必要とする鉱山に対し、露天鉱床は掘り出した岩塊をそのまま大型車両へ積み込み搬出が出来る。運搬に掛かる手間の低減はコストの低減に直結する。 部品: 階段式採掘とは 鉱床を階段状に採掘する極めて原始的な方式。しかし、大型機械の導入などで安全に高効率で採掘が可能となった。 部品: 採掘の手順とは 資源を採掘する上で、周辺地形への影響や災害防止などを含めて必要事項を政府が各法律で指定したものである。 部品: 表土除去 岩石の採掘に先行して表土及び風化物等を除去することで、除去に当たっては、機械などを運用するにあたって安全な傾斜に保持し、その範囲は、採掘中にあっては採掘箇所から地形や水質などを考慮して十分な範囲に行う。 部品: 保全区域 周辺地形の崩壊を防止するため採掘箇所と周辺地形の境界から一定の幅の表土を除去しない区域を設けることが義務付けられている。また表土の崩壊が進行しないよう必要に応じて整地や締め固め、植栽などの保護工、土留工を施されている。 部品: 転落石転落石防止施設の設置 起砕岩石、表土等が隣地に崩落するおそれのある箇所には、金網、土えん堤、石垣、コンクリートよう壁等、十分に効果のある転落石防止施設を設けること。 また、採掘箇所の周辺部で、転落石が生じるおそれがある箇所を採掘する場合には、転落石防止施設を設置するほか、大型機械ではなく採掘用ブルルなどを使用し転落石が生じない採掘を行っている。 部品: 濁水防止施設 採掘準備のための表土除去及び採掘範囲の拡大等に伴い、降雨時の場内水の流出量の増大が見込まれる場合には、濁水防止のための沈砂地を適切に設置している。 部品: 採掘の範囲の決定 岩石の採取による土地の崩壊等の災害を防止するため、山頂、稜線を含め採掘できる範囲となるよう、土地を確保している。 部品: バケットホイール・エクスカベーターとは 自走型作業機械として、最も大型の部類に属する掘削機械。増加する採掘需要に合わせる形で開発されたもので、星鋼京の資源生産を支える象徴的機械と言える。 部品: 作業形態 作業の流れを説明すると、山肌を削り岩塊を受け取る、受け取った岩塊を掘削部位と反対側のコンベアへと搬送、岩塊を受取手へと送るという構成になっている。 部品: 大型の利点 山肌を丸ごと削り取る出力と、削り取った岩塊をそのまま運び出せるだけの容量による効率性にある。逆説的には、これが存在する鉱山は、その威力を活かせるだけの圧倒的資源量を誇るという証明でもある。 部品: カッティングホイール この作業機械の主機能のうち、掘削を行う部位。車輪状の部位を山肌に当て、回転させる事で連続的に削り取る。 部品: バケット カッティングホイールに併設された掘削した岩塊を受け取る部位。ホイール1つに18個搭載され、日算20万tを越える採掘を可能とする。 部品: カウンターウェイト付きブーム 上部構造物。ホイールの取り付けられたブームを支える重りであり、これによってホイールの位置を調整する役割を担う。 部品: 走行部位 12本もの大型無限軌道が連なる巨大な移動用機械。あまりに巨大な機械である為、移動速度は分速10m程度である。 部品: 搬送ブーム ホイール部位の下側、反対側へ向かって伸びる構造物。内部にコンベアを搭載する事で、バケットから受け取った岩塊をスムーズに送り出す。 部品: 動力 電気を使用する。定常運転で中規模集落1日分程度の電力を使用するという事もあり気軽な機械とは到底言えないが、藩国の生産力を支える重要な意味があった。 部品: 生活設備 あまりに巨大であるが故に、一旦稼働させると搭乗員5名が掛かり切りとなる。この為、5名の搭乗員用にトイレや台所と言った生活設備が内蔵されている。 部品: ブルルとは ブルドッグを原型として大規模に改修、民生機として生まれ変わった機体。I=Dとしての特性は完全に撤廃され、民需品として必要な機能へ殆ど取り替えられており、大型で燃料を要する機械である事を除けば人を選ばず使用出来る仕上がりとなっている。 部品: 機関部 炭素燃料型内燃機関…石油系揮発燃料(ブルルは軽油)を機関内で燃焼させる事による圧力を駆動力に変換する形態のエンジン。大型なので分解整備も手間さえ掛けられるなら民間の工場レベルで可能なのが最大のメリット。 部品: 移動装置 民需用として改造された、キャタピラーとも言う無限軌道。不整地を踏みしめて進む機能に大差は無いが、履帯を柔らかく、軽くする事で地面を不必要に踏み潰す事が無く道路舗装等にも使える。部品が増える為整備に手間が掛かり、無闇に増やしてもエネルギー効率が下がる一方という欠点もある。 部品: 整備の簡略化 戦闘を目的としていない為、戦闘に必要とされた武装を扱う為の機能はことごとく撤廃されている。エンジン同様、大型機械である点を除けば民生用として十分運用可能な装備となっている。 部品: 操縦の簡略化 前進、後退に必要なギアチェンジや進行方向の転進は手元のハンドルとシフトレバーで、加減速は足下のフットペダルでそれぞれ行えるよう、操縦が簡略化されている。各種アタッチメントも操縦室内のボタン一つでオンオフ出来る仕組みとなっている。 部品: 軽量化 原型機と比較して、出力は大きく低下しているが、それでも十分に運用出来るよう装甲等の戦闘に必要とされた物は極力撤廃する事で、重量が低下している。 部品: 居住性の確保 各種戦術コンピューター等、戦闘に用いられた物を撤廃する事でスペースに大きな余剰が得られ、運用にも搭乗員一人で対応出来るようになった事から、搭乗に掛かる負荷は大きく低減された。 部品: アタッチメントによる多彩な作業が可能 多数のアタッチメントを備えており、用途によって付け替える事が可能である。これにより、農業をはじめ、採掘や港湾など多様な作業現場で運用することが可能となる。 部品: 輸送用車両 大量の岩塊を数トン単位で一度に運搬出来る大型の車両。一般道路への乗り入れが難しい為、採掘地内での運搬が基本となる。 部品: 輸送について 露天鉱床という事もあり、採取した鉱石を素早く精錬所へ送り、簡易精錬を経て港湾方面へ素早く輸送する体制が整っている。 部品: 工業区への移送 精製所での精製工程を経て完成した精製物は地金なっている事で、工業区への移送がより楽に行えるようになっている。 部品: 海底資源について 偶然陸地に流れ着いた物質に資源となる金属類が含まれており、浅瀬の土壌を調べたところ、資源活用できる物質が発見された。その後の研究で、海底には天然の資源がある事が明らかになった。その事実を元に海底資源の活用が考案された。 部品: 探索艇による調査 海底資源の調査を行う際には、現地の状況を確認するために探索艇による現地調査が行われた。直接の調査によるデータ収集が目的である。 部品: ガス噴出等の危険地帯の回避 調査前には地質学に詳しい専門家等により、ガス噴出地帯などの危険地帯をあらかじめ検討し、その情報を共有する。そのうえで調査地域や移動ルートを決定する。 部品: 海底の地形調査 調査方法として、レーダーを使用して海底の構造を調べる。海上の船からレーダーから音波を出し、その音波が帰ってくるまでの時間で深さを調査して、海上の地形地図を作製する。また、海底でソナーを使い、細かい地形を補完する。作成した地図は漁場関係各所との情報共有を行う。 部品: 堆積物や土壌の調査 海底の土壌には希少金属を含む鉱物資源が広範囲にあるといわれている。海底の表層の土壌や堆積物を探索艇により回収を行い、調査を行う事で研究をする。 部品: 地震波による構造調査 海上プラントといっても海上に浮いているわけではなく、海底に柱を立て土台を作ったうえで海上プラントが設置されている。エアガン等により人工的に地震波を作成して発生から受信機が地震波を受信するまでの時間を測定、地殻構造を推測する方法である。それにより、プラント設置場所を検討する。 部品: 試料サンプリング 堆積物や土壌などにサンプリング調査を行う事で希少金属等の含有率を元に、有効的な活用方法を分析、研究をおこなったうえで、海底資源の有効利用を行っていく。 部品: 海上プラントによる設置と採掘 海底の資源を採掘するために海上に建てられたプラント設備の設備が検討された。プラント設備には採掘を行う工業設備や生産設備がある。 部品: 事前調査 事前に海底の泥の試料をサンプリング装置にて採取、その調査や研究、周辺環境の配慮など様々な問題をクリアしたうえで、採掘が行われる。 部品: 資源回収船の配置 資源回収船を採取位置に配置。その際に採掘した泥や海水を蓄えるパージ船をすぐ近くに横付けする。また、装置や設備の安全点検、最終確認も行う。 部品: 移送ホースの接続 資源回収船から繋がれた2本の移送ホースをクローラ型収集機と接続する。クローラ型収集機内には水の電気分解装置、ガス噴射装置が搭載されており、その2つの装置と接続する。 部品: クローラー型収集機の投下 周辺の安全を確認したうえで、回収船から海底に真っ直ぐゆっくり降ろす。なお、収集機には錨がついており、底で固定できるようになっている。 部品: 水の電気分解装置によるガス生成 資源回収船から供給される電力を使い、水の電気分解装置で水素ガスと酸素ガスを生成する。精製されたガスは移送ホースを通じて収集機に送られる。 部品: ガスの噴射による泥の回収 回収船から送られたガスは収集機に送り込む。その噴射エネルギーを利用して、もう1本の移送ホースを通じて希少金属を含む泥を海水とともに浮上させる。 部品: タンクでのガス分離 泥を含む海水を資源回収船のタンクに集め、水素ガスと酸素ガスを分離して回収する。回収した水素ガスと酸素ガスは発電に再利用する。 部品: バージ船での分離 希少金属を含む泥と海水をバージ船のセパレータに送る。セパレータ内に泥を沈殿させ、分離タンク上部の海水は海に戻す。 部品: 熱水噴出孔とは 熱水噴出孔は地熱で熱せられた水が噴出する割れ目である。数百度の熱水は、金属や硫化水素等を多く含んだ熱水が含まれる。 部品: 見られる場所 熱水噴出孔がよく見られる場所は、火山活動が活発なところ、発散的プレート境界、海盆、ホットスポットである。特に海洋プレートの境界部、火山島周辺の海底ではチムニーというものが観察される。 部品: チムニーの形成 噴出孔により、噴出した熱水には、金属や硫化水素等を多く含んだ黒い熱水が含まれる。その金属などが時間をかけ、析出・沈殿してできた構造物をチムニーと呼ぶ。噴出孔周辺にできる。 部品: 人口熱水噴出孔の利用 海底に人工的に穴を掘って人工熱水噴出孔を作成する。それにより、熱水に含まれる金属類やチムニーに含まれる金属類を資源として採取する。人工熱水噴出孔はうまくいけば自然の形成過程より早い年月で形成される事がわかっている。 部品: 場所の策定 場所の策定は、地質学の専門家、研究員により、海底鉱物が眠っている場所を選定、そのうえで探索船による現地調査を行い決定される。また、自国内での開発可能な水域に限定、漁業等海洋経済活動に影響を与えない水域、噴出孔も数か所と限定する。漁場関係各所との情報共有を行い調整作業も行う。 部品: レーダーによる構造調査 探査船での調査方法の一つ。レーダーを使用して海底の構造を調べる。レーダーから音波を出し、その帰ってくるまでの時間で深さがわかり、海底の地形構造を把握する。 部品: センサー類による地質調査 現地調査で対象の地質の一部を持ち帰り、サンプリング調査を行う。センサー等による検査を行い、地質に含まれる金属類の含有比率等から噴出孔に期待できる効果を専門家が分析する。 部品: 探査船による掘削 専門家の討論や現地調査など行い細部の計画を詰めたうえで採掘場所と採掘深度を決定する。そののちに、いよいよ探査船による採掘である。あらかじめ計画で決められた場所や深度通りに、周囲の安全確保を十分行い、慎重に採掘作業を行う。 部品: 周囲の安全確保 採掘時には熱水噴出が伴う為、作業員の安全に配慮して行う。採掘時の事故を回避するために、事前に周囲を保護して、関係者以外立ち入り禁止、または魚の入り込み回避を行う。また、チムニーが育つために網などを設置して周囲の確保を行う。 部品: 回収装置による沈殿先の誘導 噴出孔より噴出された熱水を海底の回収装置に導いて回収を行う。熱水は装置内で水と、沈殿した金属類に分かれる。ろ過を行い、金属類の資源を採取する。 部品: チムニーからの回収 海底から柱状に突きだした構造物(チムニー)自体にも金属類が多く蓄積されている。その構造物を回収することでも資源採取を行う事ができる。回収は周囲環境を維持できる程度の採取にとどめる。 部品: 作業員宿舎とは 鉱山で働く者が、休憩目的等で待機出来る施設。鉱山と街区への移動路が寸断された際などは避難所としても使用出来る目的を含めて建設されている。 部品: 用途上の注意事項 居住性は十分に確保されているが、継続的に作業員を居住させ作業効率を高める目的での使用は、作業員の不当拘束に繋がるものとして原則禁止とする。 部品: 宿泊施設 鉱山での作業している者を全員宿泊させて余剰がある程度の居住性を有する。安全装備の格納スペース等も併設されている。 部品: 温水浴場 安全が確認された坑廃水や精製所の冷却水を一部環流させて温水を確保した浴場。作業員が身体の汚れを洗い流す場として用意された。 部品: 食料・飲料の備蓄 完全な寸断を想定して、常に全作業員が十分に利用出来る食料3日分と飲料水7日分、更に非常用保存糧食を合わせて備蓄している。 部品: 簡易医療施設 最悪の想定として、移送出来ない急患が作業員内から発生した場合、医師を招聘しての医療行為が行える程度の簡易医療施設が併設されている。軽い怪我程度であれば十分に治療可能。 部品: 作業員の待遇 藩国、ひいては帝國の主要な原動力となる事から、行政従事者の一員としての身分保証が与えられる。作業員証を忘れず携帯の事。 部品: 鉱山作業用安全装備 軽量で着脱が簡単ながら安定して装着出来る安全ヘルメットを始め、各員の足にピッタリと装着出来る安全靴、防塵作業用マスク等が貸与される。作業に応じて装着を忘れないよう、作業開始前の確認点呼が慣例とされる。 部品: 限定特殊車両操縦許可 上位者が一定以上の修練を経たと認める場合、採掘地内での作業に限り、輸送車両や鉱山用ブルルの操縦が特例として許可される。 部品: 専門的な廃棄物処理 生成過程で発生する廃棄物は一般の廃棄物処理業者では処理しきれないものがあるため、工場内の専用施設で処理しなければならない 部品: 精製手段の環境への配慮 精製手段の策定においてはコスト面の問題よりも重視して、環境面の問題について考え、選ばなければならない。ただし、資源はなければなりたたないものであるため、採算が取れるように上手くいいバランスを見つけて操業を行う必要がある。 部品: 精製業務の目的 取得した鉱物資源に様々な手を加え、良質かつ多種多様な機能に対応する材料を製造する事を目的としています。 部品: 採鉱場から精製所へ 採鉱は鉱山などから鉱石を採取する作業です。鉱床の規模や形状、深度、鉱石の種類と品位、コストなどによって決定されます。作業者の安全性も重要視されます。ここまでを採鉱場で行った後、精製所まで運び込まれます。 部品: 鉱石の粉砕 物質を砕いて粉体を造るための工程です。手順として原料に衝撃や圧縮などの外力を加えて砕製物を製造します。 部品: 鉱石の整粒 細かくなった粒子を定められたサイズに調整します。これは入手したい目的物と不要な物と分ける為に重要なものです。 部品: 比重選鉱 比重が同程度のものに外から力を作用させると互いに異なる運動をして別々の場所に移るという原理を応用したものです。主に水力や風力を利用します。 部品: 浮遊選鉱 水に起泡剤や油性類をを加えて攪拌すると浮くものと沈むものに分かれます。疎水性を利用した分離方式の一つです。 部品: 磁力選鉱 磁性の強さの差を利用して行う方式です。磁石を用いて行いますが、吸い付かない物質も分ける事が可能です。 部品: 乾燥 熱を加えるなどして、目的のものから水分を除去し、乾いた状態にします。これは水分子自体を吸収させる働きの事をさします。 部品: 焙焼 融点以下の高温度に加熱することにより、物質を酸化や気化させて化学的・物理的な変化を引き起こさせます。 部品: 焼結 粉末を加圧し成形した後に溶融点前後の温度で加熱させると焼き締まり、ある程度の強度をもつ固体に変化させます。 部品: 乾式精錬 高温における反応を利用する方式で溶液を用いずに行います。蒸留法、水素や卑金属による還元法も可能です。 部品: 湿式精錬 湿式冶金とも言われます。その材質に適した溶剤にとかしたものから成分を採取する手段です。イオン交換樹脂で分別して採取する方式もあります。 部品: 電解精錬 電気分解を利用することによる方式です。マイナス極側に純粋な物質を析出させます。プラス側に集まったものも活用する事が可能です 部品: 高純化 そのものの濃度を高めるために不要な元素や介在物を取り除きます。これにより、高品位な状態へ変化させます。 部品: 分離 取り出した目的物質に未だ若干含まれている、不純物を取り除く場合や純度をさらに上げる場合に用いられます。 部品: 成長 原形質の量の増加や自身が合成する物質量を増加させることを目的に行います。有機金属やガスを用いて結晶化させます。 部品: 転写 テラヘルツ波(100ギガヘルツから100テラヘルツの振動数を有する電磁波)を照射し乱れた結晶構造が規則正しくものへ変化させて本来の主たる物性が増幅されます。 部品: 除去 各種工程によっても含まれてしまう異物をその物質毎に合わせた特殊な手順と方法を用いて、取り除きを行います。 部品: 事務所 事務作業や卓上作業を行う場所になります。主に総務部、営業部や工場規模によっては人事部などの細分化した部署があったり、逆にまとめる形で企画・設計部なども同じ場所にあることがあります。書類・帳簿作成・処理が行われ、各種記録などが保管されています。 部品: 食堂 従業員達の福利厚生のためにある施設です。工場外に出ての食事のわざわざ外出しなければいけないという億劫さや面倒さから解放されるため人気です。弁当持参者もこちらで食べる姿が見られます。お茶とかセルフであるから便利なんです。 部品: 企画・設計室 企画・設計・開発を行う場所です。設計機材スペースや会議室や設計・開発の資料などの保管庫等があります。機密性の高い情報を扱うため、基本的に許可された人員以外の立ち入りは許可されません。情報媒体の出入りにも制限が掛けられています。 部品: 資材貯蔵庫 原材料や部品、中間製品等を保管する施設。工場の片隅やバックヤードがこれにあたる場合もあります。資材や原材料によっては専門の取り扱いや劣化や腐食防止のため専用保管設備が用意されます。露天など野外に保管する場合は、保護カバー等で汚損しないように注意を払います。 部品: 効率的な配置 製造過程に合わせ効率的な配置がなされています。ライン・セル・機能形式などがあり、作業工程毎に間仕切りや視覚的にわかりやすく、安全にも配慮された形になっています。場合により加工・組立・検査はおなじ施設内で行われていることもあります。 部品: 排煙・排水処理 製造過程で出る廃材や排煙・排水などを汚水の外部流出、地下水汚染、などを防止するため施設内で管理されています。排煙に関してはフィルタ処理など排水に関しては貯蔵し廃棄物保管所に送ります。 部品: 加工 原材料を加工し、製品または部品に加工する施設です。業種により、加工過程により間仕切りなどで異物の混入などを避ける仕組みを作るなどがあります。原材料によってはこちらでの一時保存を禁止します。 部品: 組み立て 部品を組み立てて製品にする、または製品をパッケージングし完成させる施設です。業種により、組立作業前に検査があるものもあります。 部品: 検査 加工された部品や組み立てられた製品を検査し、不具合がないか、製品基準値を満たしているかを確認する施設です。加工された部品と製品検査場所を分け検査効率をあげることもあります。 部品: 出荷施設 トラック、輸送船等輸送手段や輸送機材への積み込みを行う施設。積み込み設備を備え、完成品倉庫を兼ねる場合もあります。搬入口がピット化していたり、輸送手段が直接施設内に入り積み込みが行えるなど形式様々。輸送手段が待機できる場所を備えている場合もあります。 部品: 廃棄物処理施設 工場で発生した廃棄物や汚水を処理する施設。廃棄物中の有害物質を自然から隔離するために、処分場内への雨水流入防止を目的として、覆い(屋根等)や雨水排除施設(開渠) などを備え環境汚染しない処理を行っています。 部品: 廃棄物保管所 廃棄物処理施設で処理される前の廃棄物を一時保管する場所。廃棄物の管理規格に合わせ、分けて保存される。外部流出、地下水汚染、廃棄物の飛散・流出、ガス発生、そ(鼠)族昆虫の発生等を防止し。火災や災害時に工場本体に影響が出ないように離れた場所に設置されます。 部品: 福利厚生施設 福利厚生の一環として会社が用意する施設。外部施設・内部施設の二種があり、外部の保養施設との契約や内部に医務室や休憩室を備えるなど。施設の利用は社員であれば誰でも利用できるようになっています。 部品: 社宅・寮 従業員向けの社宅と寮があり、社宅は世帯向けで社有住宅と借り上げ住宅。寮は独身寮と単身赴任寮がそれぞれの従業員に合わせてあります。 部品: 自家発電施設 非常時は防災設備に加え、保安設備(一般照明、警備用機器等)も対象に電力の安定供給をします。これは発電所としての機能も有しており、燃料は数種類のものが使用可能です。初期の貯蓄量では長期間工場を稼働させるには至りませんが、機器を安全に停止させる事は出来ます。 部品: 粉砕設備 鉱石など硬質な物質の粗粉砕に最適なジョークラッシャなどの適した機械を用いて、粉砕・整粒を行う。機械を用いることが出来ない場合は職人の手作業によることになるが、こちらは今ではあまり行われていない。 部品: 選鉱設備 比重選鉱・浮遊選鉱・磁力選鉱をそれぞれ専門の設備を用いて行う。機械が使用できない場合は人間の手によって行われる。 部品: 溶鉱炉 高熱によって、鉱石を処理して、必要な資源を取り出すための炉。鉱石から銑鉄を取りだす高炉、その銑鉄を鋼鉄に処理する転炉、生産された鉄を圧延や連続鋳造で製品加工する設備などが存在している。 部品: 電気炉 電気エネルギーを熱エネルギーに変換して金属材料を加熱または溶解する炉。ジュール熱を利用する電気抵抗炉,電磁誘導電流を利用する低周波誘導炉,渦電流を利用する高周波誘導炉,弧光の高熱を利用するアーク炉などがある。 部品: 製錬施設 乾式精錬・湿式精錬・電解精錬などを行う施設。それぞれ専門家によって監修された専用の設備が存在し、それを用いて安全に効率よく精錬を行うことが出来る。 部品: 精製用施設 金属ごとの特質に合わせて、高純化・分離などの特殊精錬を行う施設。それぞれの物質に合わせた処理方法が確立され、個別に処理されている。 部品: 最終処理施設 金属創形などの最終的な処理を行い、素材として出荷して使える状態に持って行く設備がある施設。機械によってチェックを多重に行い、品質を保っている。 部品: 物質の特性に配慮した管理 物質にはいろいろあり、その物質に適した環境は変わってくる。例えば温度にしても、常温が良いのか、冷温の状態が良いのか変わってくる。それぞれの特性に配慮した管理が大切である。 部品: 劣化を防ぐ保存状態 基本的に密封した容器にて保存。物質の特性によっては真空に近い状態や容器内の温度を調節して維持を行う。保管部屋は冷暗状態で、乾燥しないよう適度な湿度が基本、物質の特性に応じて対応する。 部品: 安全性を考慮した配置 保管部屋は厳重に管理する。関係者以外立ち入り禁止、室内は火気厳禁。物質同士の万が一の反応で変化を起こさないよう別の種類の物質は部屋を変えるなど配慮する。管理の際容器が倒れないよう転倒防止策も講じる。また容器に封をすることで混入を防止する。 部品: 出荷時の状態管理 容器には、保管時にあらかじめラベルを貼って管理しておく。また出荷前には容器に封がされたままか、容器の変質(温度、形状)が無いか必ず確認を行う。出荷の際の運搬時も物質の特性に配慮して、劣化を防ぐ保存や安全性を考慮を行う。 部品: 出荷先の把握と管理 出荷日時、出荷先、出荷量などの出荷状況はデータベースとして厳重に保管されている。企業秘密などあるので漏洩の無いように管理されている。 部品: 処理の方針 事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理を行う処理責任を元に活動を行う。また、生じた廃棄物に再生利用等を行うことによりその減量に努める。 部品: 主な処理方法 一般の廃棄物では紙くず、木くず、繊維くずや動物の糞尿があり、それらの場合は焼却されることが多い。逆に工業品は金属くず、鉱さい、がれき類があり、細かく粉砕する事がある。 部品: 物質の特性に合わせた処理 特に危険性のある物質、例えば爆発性、毒性、感染症のある廃棄物は特別管理産業廃棄物として扱われる。厳重に密封して隔離され最終処分まで持っていかれる。 部品: 廃棄物の無害化 物質によっては、薬剤を散布することにより有害性をある程度抑える事ができることがある。他にも無害化に近づけるようなものであれば安全性や環境を第一に考え、有効活用していく。 部品: 再利用できる部分の選別 金属を含む廃棄物は非鉄金属の製錬もしくは製錬において再利用が可能なことがある。他にも様々な特性により再利用が可能。選別により、廃棄物削減に努める。 部品: 最終的な処分先 廃棄物の最終的な処分場、最終処分場は、環境保全の観点から汚水の外部流出、地下水汚染、廃棄物の飛散・流出、ガス発生、等の発生を防止しながら、所要量の廃棄物を安全に埋め立て処分できる構造物である。定期的にモニタリングを行い、上記の発生の防止に努めている。 部品: 環境への配慮 廃棄物処理施設付近には公園など設置を行い、人の住む場所から離れるよう配慮を行う。環境のモニタリングを、処理場外部と、施設内部でも行い、環境維持に努める。 部品: 人員への配慮 処理施設に努める人間にも配慮を行う。作業時の防護、衛生管理を重点的に行い、心理面でのカウンセリング、定期的な健康診断を行う。 部品: 煤煙対策 煤煙により周囲の住人に被害が及ばないようろ過装置やフィルターを用いて無害化をしている。また、管理の及ぶ範囲で人が住んでいない地域を選んで建てられる 部品: 公害対策 公害を防ぐために必要な心がけや対策を国がマニュアル化して、それを守るように徹底されている。実施状況は定期的、また抜き打ちで監査がはいる。 部品: 発電施設とは 電気精錬なども含めて、電力需要が存在する鉱山にあって、発電施設から全量を賄うのは効率が悪い事から、幾分かでも排出される熱量などを回収して使用する為に設置された施設。 部品: 大型蓄電池 各所で発電した電池を蓄電する為の装置。施設の一部として設置出来る事から、小さめの倉庫程度の体積を持つ大型の物で蓄電容量を確保出来る。 部品: 精錬時の排熱利用 砕いた岩塊を溶解させる際に発生する熱量を利用し、ボイラーの湯を蒸気にし、その蒸気圧によってタービン発電機を回転させる事で発電する。ボイラーの湯は別途に冷まして利用可能。 部品: 坑廃水の水力利用 採水を行う施設に、水門と併設する形で水流を受けて水車型発電機を回転させ発電を行う。坑廃水の管理と並行して発電管理を行う。 部品: 内燃機関発電機 非常用。燃料によって内燃機関を稼働させ、それによってタービンエンジン型発電機を回転させ、発電を行う。燃料を消費する弱点がある事から、非常事態に用いる物とされる。 部品: 抗廃水対策とは 鉱床が存在する山岳地帯が雪渓という事もあり、雪解け水による地下水が鉱毒等で万が一にも汚染されないよう、汚染対策には多重の管理及びチェック体勢が敷かれている。 部品: 抗廃水の定義 掘削地において湧出する水と、雨や雪等が鉱山周辺を流れる事で出る水を総称して坑廃水と呼ぶ。金属が溶け込む事で毒性を有する。 部品: 処理場の設置 鉱山周辺流域へ水が流れ込む場所に、坑廃水処理場を設置する。ここで坑廃水に含有される金属等を除去し、酸度を中性に近づける事で放流している。 部品: 汚染対策部門の設置 汚染対策という業務について専従で当たれる部署を策定し、作業員同様の待遇と共に、複数職員による交代制を基礎とした常勤体勢を敷く事で、汚染を未然に防ぐ。 部品: 恒常的な水質調査 鉱山周辺の採水とモニタリングを毎日行う。管理項目の数値が平常と異なる場合は即時報告を行う。この際、緊急に作業停止を作業員に対し通達出来る。 部品: 酸度の管理 水質調査項目の一つ。酸度が高いと有害な金属を溶かし込みやすくなるだけでなく、それ自体が生体にとって有害となる事からも重点管理が必要な項目である。 部品: 含有金属の管理 水分中に一定濃度以上含まれると有害とされる金属を量るもの。微量でも、水源からの恒常的な摂取は長期的に危険とされる金属もある為、基準値は厳しく設定されている。 部品: 中和処理 坑廃水を安全な中和水へ化学反応によって変成させる処理。中和剤を投入して酸度を中性に近づけ金属イオンを凝集させる中和段階と、安全な水と凝集して固体となった金属等の不純物を沈降させる固液分離段階の2段階を経て行う。 部品: 検問による入場管理 採掘資源が、密輸やテロなどによって、脅かされないよう、採掘場の出入り口には検問を設置し、入退出記録をとって管理する。終業後に入退出記録に齟齬があれば、確認を行う。 部品: 周辺の警備体制 採掘場の入口だけでなく、周囲にも警備員による巡回や監視カメラにより、非正規なルートからの入退出を防ぐ。 部品: 警備の連携 不法な入退出者については、その危険度に応じて、警察や軍へのホットラインで通報し対処する。 例:不審者、密輸違法採掘者は警察へ、武装したテロリストや犯罪者は軍へ連絡する。 部品: 警備員の選別・入れ替え 警備員の腐敗を防ぐため、人員は国が面接や試験などを課して選別し、身辺調査を行って信頼できる人物に依頼する。また、定期的に人員や配置の入れ替えを行い、スパイ行為などを防ぐ。 部品: 薬品被害や火災用の対応設備 薬品が漏れ出した場合には、吸着剤や土嚢により外部への流出を防ぐ。火災発生時は消火剤により初期消火を行う。 部品: 緊急連絡先の周知 消防署のホットラインは作業現場、監督者デスク、警備員室に設置。警察へのホットラインは、監督者デスクと警備員室に設置。軍へのホットラインは、警備員室に設置する。それぞれ混線を避ける為、単独専用線とする。 部品: 事故発生時の連携 火災や怪我などの事故発生時、初期対応は、採掘場内に設けた消火設備と、内部で専任した自治消防担当者で対応する。初期対応と平行して、消防署や警察、軍へ報告し、本格的な対処を依頼する。