交渉の心得

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交渉の心得 - (2017/09/23 (土) 13:15:29) の編集履歴(バックアップ)


作成者:忠信

部品構造


  • 大部品: 交渉の心得 RD:12 評価値:6
    • 部品: 交渉とは
    • 部品: 修得年数について
    • 部品: 交渉の相手との信頼関係の構築
    • 部品: こちらの主張をわかりやすく伝える
    • 部品: 相手に対する理解
    • 部品: 交渉目的・争点の明確化
    • 部品: 客観的に考える★
    • 部品: 基本はウィンウィンの関係
    • 部品: 行き詰ったら休憩を★
    • 部品: 粘り強く説得すること
    • 部品: 感謝の気持ちを忘れない
    • 部品: 時には退くことも大切



部品定義


部品: 交渉とは

交渉は利害関係が生じている中で得るために行われる対話、議論、取引である。その目標は相互が受け入れることができる諸条件を導き出し、それに合意することである。

部品: 修得年数について

人と人を話すだけなら誰でもすぐできるが、実際に交渉技術を習得するためには標準で3年はかかる。それは、言葉遣いなど対人関係の基本を習得する自分達に対する技術の取得と理解。また、種族や多様な価値観を知る相手に対しての理解が必要だからである。自分を知り、相手を知る。大切な事の一つである。

部品: 交渉の相手との信頼関係の構築

交渉は対人関係のコミュニケーションの一種であり、信頼関係の構築が大切である。相手に失礼のないように、言葉遣いや振る舞いに気を付けて行うのが基本である。

部品: こちらの主張をわかりやすく伝える

自分は何者かを名乗り、なぜこの交渉を行うことが必要か。なぜ相手(あなた)にお願いをしたか。それは世界に関わる事かもしれないし、相手にしかできない大切な事かもしれない。大事なことをきちんと伝えていく。

部品: 相手に対する理解

交渉する相手は、人間以外、すなわち人の言葉を理解できる生き物や存在すべてに可能性がある。交渉相手の種族の性格や価値観を知り、その相手の気持ちを考え対応する事が大切である。

部品: 交渉目的・争点の明確化

何のために交渉するか、交渉の合意までの間にはだかる問題や論点(争点)を意識しながら整理して明確にする必要がある。また交渉の話し合いによって解決した問題、新たに見つかった問題も整理して明確化していく。

部品: 客観的な視点を持つ★

交渉には自分と相手があるが、もう一人、公平中立な人物として第三者を頭の中に置き、その公平な第三者がこの交渉を見てどう思うかを考える。交渉の勝ち負けではなく、両者の公平性を客観的に考える。

部品: 基本はウィンウィンの関係

交渉の基本はウィンウィンだが、一見相手に利益が無い交渉も考えられる。そのため代替案の検討や提案を行い、最終的に相手にも利益が出るように、相互が受け入れられる交渉を目指す。

部品: 行き詰ったら休憩を★

交渉の解決の糸口が見つからない場合や新しい問題がたちはだかった時には、いったん休憩する事も必要だ。冷静になることで物事を整理できる。様々な可能性を考え直すことで別の視点での解決方法も見えてくるかもしれない。

部品: 粘り強く説得すること

相手に納得されにくい交渉内容もあるかもしれない、それでも自分たちの誠意や大切な思いを相手に伝える。粘り強く、あきらめずに。

部品: 感謝の気持ちを忘れない

交渉とは相手を言いくるめるのではなく、自分と相手、それぞれ相互が受け入れて合意することである。合意が成立した時に双方の握手や、お礼の言葉など、相手への感謝の気持ちを伝える。それが今後も友好な関係を維持する事に繋がっていく。

部品: 時には退くことも大切

会話が成立しない、話が平行線のまま続けても進展しないどころか悪化する事も考えられる。例えば突然襲われたり、武器を突き付けられたり。命の危険にさらされるかもしれない。無理をしてまで交渉を続けるのではなく、撤退や命を優先して逃げる事も選択の一つとして考える。