【グレイ】


■種族キャスト/男

■使用クラス:FoTe以外。最近はRa

■身長:190cm

■誕生日:9月10日

■血液型:O型

出展:オリジナル

とあるスレンダーな女性の彼氏(ヒューマン)がアークス的な作業中に殉職。
悲しみに暮れた彼女が求めた先は愛玩キャストだった。当然彼に似せてオーダーメイドされるキャスト。
性格も彼に似た豪快な性格になるよう山盛りのプログラムもインストール。
が、彼女を待ち受けていたのは何故かかしずく恋人の面影そのままのキャストであった。
「おう、そんな泣かれるとまいっちまうんだがなぁ?」
違う。かけて欲しいのはそんな言葉じゃない。
「なんでも命令してくれよ。俺はアンタの下僕なんだからよ」
違う。アイツはそんなことを絶対言わない。
「さぁマスター。いっちょまず名前をつけてくれねぇかい?」
違う。こんなのと一緒に暮らしたくない。いやだ。いやだ。

「Greyだ。その名を名乗ることは赦す。貴様の待遇に関しての相談には応じる。それ以外で二度と私に話しかけるな、二度とだ」


グレイ、と名のつけられたキャストにはいつしか二つの望みが芽生えた。
一つ。キャストではなくヒューマンとして生活し、ヒューマンとして散っていきたい。
一つ。敵の鼓動が聞こえるほどに肉薄し、クロスレンジで命の駆け引きをしたい。
後者は比較的容易に主人に認められた。だが問題は前者であった。
キャストのヘッドパーツを外すことを認める交換条件は次の通りだ。

・脱げ。イヤーアクセも忘れるな。さもなくばこの手で解体する。


そして、ロールアウトから二年が経過した愛玩キャストグレイの取った道は「逃走」ただひとつ。
対症療法として主人の目が見えそうな時にのみ脱ぐという手段をとって。
彼の運命やいかに――。

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最終更新:2013年06月16日 05:28