魔獣アラクネ
[解説]
習性は通常の蜘蛛とさほど変わりはなく、金属ワイヤー並の頑丈さとしなやかな伸縮性を持つ糸を体内から分泌し、罠となる巣を作る。
獲物が巣に引っ掛かるや、素早く獲物に取り付いて噛みつき、麻痺性の神経毒を打ち込んで獲物を無力化する。
その後は糸で獲物をぐるぐる巻きにして保存し、腹が減ったら体液を啜るのである。
獲物が巣に引っ掛かるや、素早く獲物に取り付いて噛みつき、麻痺性の神経毒を打ち込んで獲物を無力化する。
その後は糸で獲物をぐるぐる巻きにして保存し、腹が減ったら体液を啜るのである。
暗がりに潜んでいる事が多く、滅多に動き回るような事は無い。
また強い光に弱く、閃光弾を使えば目を回して気絶してしまう。
また強い光に弱く、閃光弾を使えば目を回して気絶してしまう。
アラクネの分泌する糸はその丈夫さから機兵用の弓の弦に最適で、『アラクネの糸』としてカナド商人の交易品の中でも特に高価な品物となっている。
その為、カナド地方の各部族ではアラクネは殺さず、寧ろ小型魔獣をアラクネの巣へと追い立てて、アラクネが餓死しないようにしているほどだ。
その為、カナド地方の各部族ではアラクネは殺さず、寧ろ小型魔獣をアラクネの巣へと追い立てて、アラクネが餓死しないようにしているほどだ。
採取を行う場合、閃光弾を用いてアラクネを気絶させ、その隙に巣を根こそぎ奪い取る方法が取られている。
アラクネは死ななければすぐに巣を作り直すので、ある程度は安定して糸の採取を行う事が可能である。
アラクネは死ななければすぐに巣を作り直すので、ある程度は安定して糸の採取を行う事が可能である。