自由都市同盟都市同盟軍機甲師団
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[解説]
自由都市同盟は都市同盟軍の誇る、主力艦隊。
機甲師団と言うと、旧世紀の人間からすれば戦車部隊を考えてしまうが、さにあらず。
都市同盟軍の機甲師団は、陸上艦による艦隊を指して言うのである。発足は第三次聖帝戦争勃発直後の聖華暦611年。
このときアルカディア帝国とカーライル王朝・聖王国は、戦費の足しにするために、旧型の履帯式陸上戦艦を多数同盟に売りつけたのである。
初期の機甲師団は、この履帯式陸上戦艦による艦隊であった。
機甲師団と言うと、旧世紀の人間からすれば戦車部隊を考えてしまうが、さにあらず。
都市同盟軍の機甲師団は、陸上艦による艦隊を指して言うのである。発足は第三次聖帝戦争勃発直後の聖華暦611年。
このときアルカディア帝国とカーライル王朝・聖王国は、戦費の足しにするために、旧型の履帯式陸上戦艦を多数同盟に売りつけたのである。
初期の機甲師団は、この履帯式陸上戦艦による艦隊であった。
もっとも同盟側としては、時代遅れになって的にしかならない骨董品を黙って売りつけられたりはしなかった。
帝国に対しては、可能な限り値切りに値切って安値で買い叩いた。そして聖王国からは、旧式艦の処分をしてやるんだからと恩に着せ、ルウアンの戦いで価値を落としていた聖王国製ホバー艦を2隻入手していたのである。
これにより同盟は、特に聖王国から入手した2隻のホバー艦からホバー駆動の技術を手に入れたのだ。
帝国に対しては、可能な限り値切りに値切って安値で買い叩いた。そして聖王国からは、旧式艦の処分をしてやるんだからと恩に着せ、ルウアンの戦いで価値を落としていた聖王国製ホバー艦を2隻入手していたのである。
これにより同盟は、特に聖王国から入手した2隻のホバー艦からホバー駆動の技術を手に入れたのだ。
なお同盟では、この時代遅れの履帯式陸上戦艦を徹底的に使い倒した事が記録に残っている。
帝国や聖王国相手では無力であっても、魔獣相手には使えなくもなかったのだ。
更に言えば同盟では、元々帝国や聖王国では手動装填の上で職人芸な手動照準で砲撃していた物を改装し、歯車式計算機による精密照準と自動装填機構を搭載したのである。
科学アレルギーの薄い同盟ならでは、だろう。
これにより同盟艦は、圧倒的な射撃精度と連射速度を得たのである。
帝国や聖王国相手では無力であっても、魔獣相手には使えなくもなかったのだ。
更に言えば同盟では、元々帝国や聖王国では手動装填の上で職人芸な手動照準で砲撃していた物を改装し、歯車式計算機による精密照準と自動装填機構を搭載したのである。
科学アレルギーの薄い同盟ならでは、だろう。
これにより同盟艦は、圧倒的な射撃精度と連射速度を得たのである。
聖華暦830年代の都市同盟軍では、機甲師団はとっくの昔に全艦を更新し終わり、全艦艇がホバー艦となっている。
同盟艦の特色として、帝国や聖王国の艦に比して艦砲射撃の精度や連射速度が格段に高いと言う事が挙げられる。
これは前述した計算機や自動装填機構の技術による物だ。特に弾道計算をする計算機は、主力艦には近年開発された魔導計算機が搭載されているとも聞く。
また噂話でしかないのだが、科学技術による電子計算機が搭載されている艦艇も何隻か存在すると言う話もある。
あくまで噂だ。
同盟艦の特色として、帝国や聖王国の艦に比して艦砲射撃の精度や連射速度が格段に高いと言う事が挙げられる。
これは前述した計算機や自動装填機構の技術による物だ。特に弾道計算をする計算機は、主力艦には近年開発された魔導計算機が搭載されているとも聞く。
また噂話でしかないのだが、科学技術による電子計算機が搭載されている艦艇も何隻か存在すると言う話もある。
あくまで噂だ。
だがしかし、都市同盟軍には砲戦艦艇は実は数少ない。
同盟はそれよりも、他の2国よりも進んでいる機兵母艦の研究と開発、そして実際の運用に力を入れているからだ。
自由都市同盟の主力は、あくまで機兵母艦である。
機兵母艦1隻に搭載される機装兵数の平均は、帝国や聖王国では30機程度であるのに対し、同盟の機兵母艦では40機を大きく超える艦も存在している。
この圧倒的な機装兵運用能力による立体機動戦術こそが、同盟機甲師団の真骨頂なのだ。
同盟はそれよりも、他の2国よりも進んでいる機兵母艦の研究と開発、そして実際の運用に力を入れているからだ。
自由都市同盟の主力は、あくまで機兵母艦である。
機兵母艦1隻に搭載される機装兵数の平均は、帝国や聖王国では30機程度であるのに対し、同盟の機兵母艦では40機を大きく超える艦も存在している。
この圧倒的な機装兵運用能力による立体機動戦術こそが、同盟機甲師団の真骨頂なのだ。
現在のところ、同盟の機甲師団には編制上8つの師団が存在している。
これら8つの師団は、それぞれが提督と呼ばれる艦隊司令の下、独自の戦術ドクトリンで動いている。
機甲師団全体では同盟の全機装兵の26.67%である4000機ほどを擁しているが、固定基地の守備隊などを除いてだいたい1つの師団には400機前後の機装兵が配備されている。
もっとも、各師団で戦術ドクトリンが異なる以上、その部隊規模も1つ1つでかなり異なる事になるのだが。
これら8つの師団は、それぞれが提督と呼ばれる艦隊司令の下、独自の戦術ドクトリンで動いている。
機甲師団全体では同盟の全機装兵の26.67%である4000機ほどを擁しているが、固定基地の守備隊などを除いてだいたい1つの師団には400機前後の機装兵が配備されている。
もっとも、各師団で戦術ドクトリンが異なる以上、その部隊規模も1つ1つでかなり異なる事になるのだが。
以下に、第一師団リベリオンの編制を例として挙げる。
- 陸上戦艦×1(旗艦):機装兵15機搭載
- 大型機兵母艦×1:機装兵51機搭載
- 正規機兵母艦×2:1隻あたり機装兵42機搭載
- 軽機兵母艦×3:1隻あたり機装兵30機搭載
- 重陸上巡航艦×2:1隻あたり機装兵6機搭載
- 軽陸上巡航艦×10:1隻あたり機装兵3機搭載
- 強襲揚陸艦×2:1隻あたり機装兵26機搭載
- 陸上駆逐艦×30:機兵搭載能力なし
- 陸上輸送艦×4:1隻あたり運用機装兵2機搭載(貨物として予備機を1隻あたり20機積載)
- 大型機動揚陸艇×2:1隻あたり機装兵15機搭載
- 小型機動揚陸艇×26(陸上戦艦、陸上巡航艦にマウント):1隻あたり機装兵2機搭載
- 総運用機装兵数:424機
都市同盟軍はこれほどまでに強力な戦力を擁していたのだが、しかし聖華暦833~834年にかけてのバフォメット事変により、第三師団フラタニル、第四師団クレッセン、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンが壊滅状態に陥る。
生き残りを集めて新規に第三師団フラタニルとして現在再編中なのだが、南部諸国連合軍や中央軍の損害とも合わせて、都市同盟軍全体の損害は目を覆わんばかりである。
生き残りを集めて新規に第三師団フラタニルとして現在再編中なのだが、南部諸国連合軍や中央軍の損害とも合わせて、都市同盟軍全体の損害は目を覆わんばかりである。