喜怒哀楽を捨てて、 
鬼になる 

  
  

自分の身が焼かれても、 
いくら苦しくても、 
涙が止まらなくても、 
俺はアナタの幸せを望む 

  
  

そのためには夢の残骸の俺は邪魔だ 
消えた方がいい 
それが最善 
これが俺の愛の形 

  
  

わかってくれなくていい 
許さなくていい 
出来れば忘れてくれ 
裏切り者のことなど 

  
  

彼氏以外の心の拠り所なんて必要ない 
俺に安心してはいけない 
何故ならそれは彼氏に求めるものだから 
一番の理解者は彼氏か同性の友人であるべき 
フリーの俺はふさわしくない 

  

優しくないよ 
彼氏に足りないものを俺の中に見つけないで 
俺の腕の中には戻らないのに、 
可愛い声で囁かないで 
奪いたくなるから 
もう我慢できない 
俺が壊れる 

  



禁句は言わなかった 
約束したから 
もう二度と言わないと 


  
  

どうか幸せになって 
おねがい 
俺はその姿を見ることはかなわないけど 
幸せになってくれ 
幸せにしてやれなくてすまない 
でもこれで俺もアナタも前をみて歩けるから 
優しさってこういうことだよ? 
胸が痛い 
涙が止まらない 
ごめん、 
ごめんなさい、 
この涙はアナタのものだから 
アナタを愛した分流れてる 
大好き 
愛してる 
心のそこから 
返事はいらない 
今から沈める想いだ 

  


すまない 
こんなありきたりの方法しか思い付かなくて 
大事な人を失いたくないけど、 
お互いのためになんないから 
今度こそぶったぎる 

  

もうアナタのためには泣いてやらない、 
アナタに忘れてきたものはそれでいい、 
新しく作る 
だから今夜は失ったものの大きさにただ泣く 
もういい、 
この方がいい 
俺に勘違いさせるな、 
俺をもてあそぶな、 
俺を一喜一憂させないでくれ 
もういいから 
俺の女にはならないってわかっているから 

  











苦しさと痛みと悲しさを捨てるかわりに、 
喜びと心地よさと楽しさも捨てる 



俺はひとり 
隣には誰もいない 
涙がとまらない
最終更新:2008年08月12日 23:30