ガンダムF91の登場人物

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ガンダムF91の登場人物 - (2009/05/27 (水) 11:34:03) の編集履歴(バックアップ)



・地球連邦軍、反C.V.レジスタンス

・シーブック=アノー
愛称:シーブック
CV:辻谷耕史
フロンティアIVにある総合学園工業科に通う十七歳の高校生。
ごく普通の民間人であったのだが、クロスボーン・バンガードの侵攻に際して
命からがら逃げ延びたその先で、母が開発に携わっていた最新鋭のモビルスーツ、
「ガンダムF91」を操る事になりクロスボーン・バンガードとの戦いにその身を投じる事に。
名前の由来は「主人公の見本→海本→SeaBook」となっており、名は体を示すと言わんばかりに
家族思いで友情に厚く、その行動原理は常に誰かを救い、そして守るため。
そのためには自分自身を犠牲にする事さえなんら躊躇しない。
さらにいざという時の勇気や行動力、自分勝手な軍人たちに義憤を抱くなど実に優等生的な性格の持ち主。
ただし何から何まで品行方正というわけではなく、学園祭のミスコンのトトカルチョに手を出したり
戦いの中で頼りにされて増長したり、セシリーの存在を感じる事が上手にできずパニックに陥ったりと、
あくまで等身大な少年の部分も持ち合わせていた。
感受性が豊かで、物事の本質を的確に捉える事が出来るニュータイプ的な素養を秘めていて、
度重なる戦いの中でその才能を開花させていく。
短い映画作品ながらも、彼の富野センスあふれる数々の台詞が強く心に焼き付いているファンも多い。
主な乗機はガンタンクR-44、ガンダムF91。

・セシリー=フェアチャイルド(ベラ=ロナ)
愛称:セシリー
CV:冬馬由美
シーブックと同じ高校の普通科に通う、美しい容姿を持った少女。
気丈で心優しいが、冗談の通じにくい生真面目な性格で、
自らを賭けの対象にしていた事を知ると怒りを顕わにシーブックに反発していた。
実はブッホ・コンツェルン総帥であるマイッツァー=ロナの孫娘であったのだが、
貴族主義に反発した母ナディアとともに家を出、幼い頃からパン屋の娘として育てられた。
しかし欲に目のくらんだ義父、シオ=フェアチャイルドの手によってフロンティアIVを制圧した
クロスボーン・バンガードに差し出され、コスモ・バビロニアの象徴的存在として担ぎあげられる事に。
友人であるシーブックが死んだと思いこみ、やけになる形で祖父の意向に従っていたが
その貴族主義を心の底から支持しているなどという事はなかった。
前線の先頭に立ち、味方の士気を上げるべく専用MSビギナ・ギナを与えられる。
MSの操縦に関しては素人同然であったが、その操縦センスはエリート軍人であるザビーネも感心するほど。
やがてシーブックが生きている事を知り、戦場で相対するに至り、C.V.を出奔する事を決意する。
当初はシーブックを友人の一人としてしか認識していなかったが、
戦場での様々な経験を経てその仲はどんどん親密になっていった。

・レズリー=アノー
愛称:レズリー
CV:寺島幹夫
シーブックとリィズの父親で、家族と共に過ごすため現在は溶接工を営んでいるが、
かつては金属工学の権威であった過去を持つ。
無愛想だと思われがちだが、不器用なだけで妻や子供たちを他の何よりも愛していた。
セシリーを救うため、単身敵地に乗り込んだシーブックをかばってその命を落とす。

・モニカ=アノー
愛称:モニカ
CV:荘司美代子
シーブックとリィズの母親で、サナリィのバイオ・コンピュータ開発責任者。
夫とは対照的に自らの夢を追う事を選び、家を出て研究に没頭する。
ただしその技術が軍事利用される事に関しては不満を抱いていた。
シーブックら兄妹はそんな母親にわだかまりを抱いていたが
リィズはバイオ・コンピュータの基礎概念が母の教えてくれたあやとりの組み方を
基にしていたものであると知る事で、シーブックはセシリーを見失い混乱する自分を
母親として理性的になだめ、手助けした事から二人はその本心を知る事になる。
彼女もまた、自分の家族を深く愛する一人の母親であったのだという事を。

・リィズ=アノー
愛称:リィズ
CV:池本小百合
シーブックの妹で、十歳の元気な少女。
幼いながらも母親不在の家庭に育ったせいか見た目よりはるかに気丈であり、
同じく逃げ延びた同年代の、そしてもっと幼い子供たちを支え続けていた。
特技は母から教えてもらったあやとりで、その事がガンダムF91の真の性能を引き出す鍵となった。

・ビルギット=ピリヨ
愛称:ビルギット
CV:塩屋翼
地球連邦軍のMSパイロット候補生で、階級は少尉。
候補生の身ではあるが量産型モビルスーツのヘビーガンを操ってクロスボーンと戦う事に。
皮肉屋でいつも斜に構えているが、常に他人への気配りを忘れない一面を併せ持っており、
自分よりシーブックの技量が優れていることを認めると、自らを囮に活躍を彼に譲る柔軟さも見せる、
シーブック達にとっては頼りになる兄貴分的存在であった。
量にも質にも勝るクロスボーンのMS相手に互角に渡り合うほどの素養の持ち主であったが、
鉄仮面が住民虐殺の為に放った「バグ」の犠牲となり、その命を散らす。

・レアリー=アドベリ
愛称:レアリー
CV:横尾まり
地球連邦軍の中尉で、艦長を失った宇宙練習艦「スペース・アーク」の艦長代理を務める。
横暴な上司と不平を漏らす避難民との板挟みにあいながらも、
見事に艦を操り、多くの難民を月まで避難させることに成功した。
女性ではあるがその姿はかつてのホワイトベース艦長、ブライト=ノアを彷彿とさせる。


・クロスボーン・バンガード

カロッゾ=ロナ
愛称:カロッゾ(鉄仮面)
CV:前田昌明(劇場版・各種ゲーム媒体)/柴田秀勝(完全版)
クロスボーン・バンガードの軍事総指揮官。
セシリーの実の父親で、ロナ家には婿養子として入っている。
マイッツァーの熱心な信者であったが、妻のナディアに逃げられてからはその心の傷を覆い隠すように
常に素顔を鉄仮面の下に隠し、心身ともに強化手術を受け、現在に至る。
自らエゴを強化したと語るように、その精神は強化の影響で暴走気味に破綻をきたしている様子。
その具体的な例としてラフレシア・プロジェクトを極秘に推進し、躊躇なく罪もない人々を虐殺する異常さを見せつけた。
精神のみならず肉体の強化もそれなり以上に施されていて、真空中でも平然と活動でき、
素手でモビルスーツのコクピットをこじ開けるなど、もはや人間呼ばわりする事は難しくなっている。
没設定として、鉄仮面のトサカの部分は暗器となっており、まるでアイ○ラッガーのように投擲できたという。

マイッツァー=ロナ
愛称:マイッツァー
CV:高杉哲平

ザビーネ=シャル
愛称:ザビーネ
CV:梁田清之

ドレル=ロナ
愛称:ドレル
CV:草尾毅

アンナマリー=ブルージュ
愛称:アンナマリー
CV:神代知衣

ジレ=クリューガー
愛称:ジレ
CV:小林清志