ガンダムF91の登場メカニック

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ガンダムF91の登場メカニック - (2009/06/03 (水) 15:03:54) の編集履歴(バックアップ)



  • ガンダムF91
サナリィによって開発された地球連邦軍の試作モビルスーツ。
形式番号、正式名称ともにF91。
「ガンダム」の愛称は、フェイス部分から与えられる印象によって現場で名づけられたものである。

サナリィが「現時点における究極のモビルスーツ」をコンセプトに、
金属分子レベルでコンピュータチップが封入され、人間の意思を受信し、
物理的な力に変換する奇跡さえ可能とする高効率サイコミュ機器サイコフレームと、
その技術を利用した電装システム内蔵構造材MCA(Multiple Construction Armor)の装甲を身に纏い、
パイロットのアルゴリズムに応じてその機能を最適化するバイオ・コンピュータによる高度な機体制御を実現、
さらに圧縮されたミノフスキー粒子による盾、ビームシールドを左腕に搭載し、
出力や弾速を調整して打ち分けることのでき、また内部に高出力コンデンサーを搭載して持ち運びも可能、
さらにジェネレータに直結して凄まじい破壊力を叩きだす事が可能なビーム兵器、
ヴェスバー(V.S.B.R. Variable Speed Beam Rifle)という最強の矛を持たされている。
最大稼働時には機体の放熱のため、フェイスガードと肩部放熱フィンが開放、展開され、
またその際には機体表面の塗装が剥離するMEPE(Metal Peal-off Effect)現象を引き起こす。
それはカメラ越しに見ると機体が残像となって映り、なおかつレーダーにも反応してしまうため、
この現象は俗に「質量をもった残像」として呼ばれる。

このように、次々と新機軸の機能を取り入れたはいいが、そのあまりのオーバースペックのために
ニュータイプとしての素養を持つ人間でなければ、とてもまともに扱えるような代物ではなくなっていた。
さらに開発段階にあったバイオ・コンピュータはエラーも多く引き起こし、
またそのメンテナンス解説VTRもスタッフには理解できない部分が多く、
当初は一回の出撃ごとにオーバーホールが必要な有様であったが、
バイオ・コンピュータ開発者モニカ=アノーの長女、リィズによってその謎も解明され、
後にモニカ当人の参加によって常に万全の性能を引き出せるようになるに至った。
パイロットは「開発者の息子なら相性もいいだろう」という理由だけでシーブックが選ばれる。