第二次スパロボバトルロワイアル@wiki内検索 / 「メニュー」で検索した結果

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  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキ...
  • オーガニックな機体とニュータイプの邂逅
    オーガニックな機体とニュータイプの邂逅 ◆9NAb4urvjA 俺達は当初の予定通りにH-2に留まり他の参加者が接近するのを待っていた。 「なあアムロ」 この横にいる核ミサイルに乗った男はシャア・アズナブル。自分の生涯のライバルであり、敵から 味方へ、味方から敵へ、敵から味方へと変わり身の早い油断のならない男だ。 「どうしたシャア」 「暇だ」 「……索敵すらしない役立たずはもう助けてやらんぞ」 「冗談だ。ところで、もしここが奴らの言っていた禁止エリアになったらどうする?」 たしかに、奴らが監視等をしているとすれば自分達が動かないことに業を煮やして移動させようと するだろう。だが、そこまで考え俺は自惚れていると気付く。 この状況では単独で行動したとしても奴らを出し抜くどころか勝ち抜くことすらできやしない。まして 足手まといを抱えている状況では...
  • moving go on(3)
    シャギアは、複雑な目で空の光景を見ていた。 これが、ニュータイプか。 目の当たりにしたニュータイプの能力。 あれほどの脅威を、協力があったとはいえ、一息に跳ね返すだけの力。 到底、ただの人間では及び付かない戦闘力。 オルバの仇をこの手で打つことができないばかりか、結局はニュータイプ一人の独壇場。 見せつけられた力の差。ただの無能力者とニュータイプ。たったそれだけでこれだけ差があるのか。 ニュータイプは幻想だと、あのニュータイプは言った。傲慢だ。 自分自身が異能そのものの力を振るっていながら、幻想と嘯くのか。 ニュータイプは幻想ではないと否応なしに認識させられるシャギア。 この連中とはともにはいられない。 ここはナデシコとは違う、自分の居場所などないのだ。 甲児も、よくオルバの代わりに自分を助けてくれた。 一人でフォルテギガスを動かしていては...
  • life goes on(1)
    life goes on ◆XrXin1oFz6 Jアークの小さな医務室のベッドで、シャギア・フロストは2時間ほど前に流れた放送を思い返していた。 放送と同時に配布された名簿を見て、彼は小さく息を吐く。 分かっていた。分かっていたことだが、その分かっていたことがとても重い。 オルバ、比瑪、ガロード――死したものが読み上げられる以上、放送名前が呼ばれるのも、この名簿に名がないのも当然だ。 だが、あのどこまでも自分たちの策謀を打ち砕き立ち塞がった少年、ガロード・ランならと小さく思ってしまったのも事実。 随分と弱気になったものだと自嘲する。 この世界に来る前ならば、おそらくこんなことを考えることもなかっただろう。 医務室から覗く窓の外では、機動兵器たちが落ちたパーツを回収している。 この二時間で、事態は大きく変わりつつあった。 話に聞くと、 騎士凰牙の腕は修繕でき...
  • プロトガーランド
    プロトガーランド 機体名 プロトガーランド 全長 人型形態:3.85mバイク状態:3.96m 全幅1.35m 全高0.94m 主武装 レーザーオーブガン ― 格闘 ― 特殊装備 変型 バイク⇔人型 センサーリダクション センサーを欺くシステム 移動可能な地形 バイク 空 × 陸 ○ 海 ○(ホバー) 地 ×人型  空 ○ 陸 ○ 海 △ 地 × 備考 メガゾーン23内の軍隊が開発した新型兵器、その改修型。メガゾーンのメインコンピュータ・バハムート(時祭イヴ)と連結しており、本機からバハムートへのアクセスが可能。だが、ロワ世界においてはバハムートの存在が確認されてないため意味を為さない。他の機動兵器と比べ、超小型。(テッカマンと同じくらいか?)瞬発力と機動性は他の追随を許さず、少し離れた相手にも格闘を仕掛けられる(射程1~3程度?)ビームガンは腕部に格納されている。遠距離に仕...
  • moving go on(1)
    moving go on ◆XrXin1oFz6 緊張だけが大空を支配する。 アクシズ落としの三十年後に生まれたニュータイプ専用マシン、F-91。 アルクトス王家に代々受け継がれ残されていた黒い守護神、騎士GEAR凰牙。 無限心臓レース・アルカーナを内蔵し、限界を知らぬ力を巨躯に秘めるフォルテギガス。 ダブル・リバイバルを経て成長したオーガニック・マシン、ネリーブレン。 ここまで生き残ったことは伊達でも酔狂でもなく、一騎当千とまでいかずとも強力な武力をもつ者である証明。 その四人が共闘するという形をとっているのに、そのパイロットたちの誰からも黒い闇がぬぐわれることはない。 それもそうだろう。 今から向かう先にあるのは、この殺し合いの諸悪の根源。 ノイ・レジセイアそのものなのだから。 「シャギアさん、大丈夫なのか?」 「ああ、心配をかけたようだ。今...
  • プラグイン
    @wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
  • 判り合える心も 判り合えない心も
    判り合える心も 判り合えない心も ◆7vhi1CrLM6 細長いスティック状の包装紙が破かれて、クリーム色の粉末がマグカップの底に降り積もった。 そこにこぽこぽと柔らかい水音を立てて、ポットからお湯が注がれていく。 200mlほどだろうか? 規定の量まで溜まったお湯を覗き込むと栗毛の少女はスプーンでゆっくりとかきまぜる。 途端に鼻先をくすぐる優しい匂いが湯気と共に立ち昇り、狭い医務室の中に満ちて行った。 男は背もたれのない丸い椅子に座ったまま、ぼんやりとそれを眺めていた。 混ざり具合を確かめて「よし」と小さく呟く声が耳に届く。 カリッと香ばしく揚がったフライドオニオンの顆粒がそこに加えられ、琥珀色の澄んだスープに小麦色が浮かび上がる。 コンソメ風味のオニオンスープ。彼女は出来上がったそれを差し出してきた。 「はい、どうぞ」 両の手で受け取る。「熱いから...
  • 人の意思(2)
    ◇  ◆  ◇ (くっ……まだ、メインシステムは死んでいない) コンクリートへ激突する寸前に無理やり体勢を整え、運よく気絶を避けたアムロがF91の状態をチェックする。 爆風に煽られた事により多少の装甲の融解、それ以外は衝撃によるへこみを除けば特に問題はない。 再びモニターに目をやり、マスターガンダムの様子を探る。 先程、ダメージをやった腰を少し抑えるようなそぶりは見せているが、此方よりも状況は良い。 更に、此方は先程の戦闘でかなりエネルギーを使ってしまった。 やはりヴェスバーはエネルギーを喰う。 このまま長期戦を続けては此方が不利な事は間違いない。 一旦体勢を整え、再び戦闘を行うか。敵はガウルンだけでなく、あのアルフィミィという少女達も居る。 此処で無理をする必要はない――筈だった。 (しかし……ガウルン、お前を此処で逃すわけにはいかない……!) ...
  • それぞれの思惑
    それぞれの思惑 ◆C0vluWr0so 「……ジョナサン?」 「なんだ、クインシィ」 「……私の言いたいことは分かるだろう」 「……ああ、すまない。やはり時間が経ちすぎていたようだな……」 黒い機体との戦闘から離脱した真ゲッターは、Jアークが待機しているはずのポイントへと到着した。 しかし、暗い森の中の何処にもJアークの巨大すぎる影は無い。 キラと別れた場所から補給ポイントまで何度往復しても結果は同じ。 キラとソロバンはJアークごと何処かへ行ってしまったのだと気づき、舌打ちをするジョナサン。 「だが、お前はこう言った。  『もしかしたら俺を捜しに行ったのかもしれないな。ここで待ってみるのも一つの手だろう』  その言葉を信じた私が馬鹿だったようだ。呆れたよ、ジョナサン=グレーン」 「確かにこの何時間かを無為に過ごしたことは謝罪に値する。謝らせてもらう。...
  • 冥王計画
    冥王計画 61 この機体に選ばれた者は幸運であっただろうと思う。 このゲームの目的である生き残る事を容易にする事が出来るのだから… ただし、身体だけは… 「美久!返事をしろ!」 「確か…ジュドー君だったかしら?流石、ニュータイプね。機体に乗っただけで全部分かるなんて」 「何を言っている?…この身体はジュドーと言うのか? 成る程。例え、洗脳されても俺自身の記憶と人格を再生するように組んだ再生プログラムが、 本来は、俺以外のパイロットを受け付けないというプログラムとの矛盾を解消するにはこうするしかなかったか。」 「ジュドー君!何を言ってるの?」 「俺は、ジュドーではない!マサキだ!命令する。状況を話せ!」 なかなか面白い。 レジセイア…もしかしたら、システムの更なる改良が見込める存在だ。 そして、レジセイアに会うには… 「美久!まずは、ここが冥府の始ま...
  • 見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌!
    見よ人の心の光! 輝き唸る神の掌! ◆ZqUTZ8BqI6 戦うための力――人はそれを、『ガンダム』と言った。 「シャアアアアアアアアッ!!!」 獣にも似た鋭い雄叫びをあげ、メタルビースト・シャイニングがVF-22Sに飛びかかる。 紙一重でカミーユは操縦を間に合わせ、回避する。しかし、続いて虚空を蹴り上げ、でたらめな軌道で空を走るメタルビースト・シャイニング。 圧倒的な脚力で空を蹴り飛ばし、形容しがたい言語を全身から嘯きながら、 VF-22Sに追走する。 「なんだこのざらついた感じ……!?」 回避をくり返しながらも、F-91から受け取ったガンポッドを牽制がわりに打ち込む。 メタルビースト・シャニングの背面からの攻撃――しかし、腕や装甲の隙間から覗く黄色い瞳が一斉に動き、VF-22Sへ向けられた。 ガンダムとしての顔は前を向いたま...
  • 戦いの矢(ver.IF)(1)
    戦いの矢 ◆ZqUTZ8BqI6 「ガロード、どっちに行くんだ。近道はこっちだぞ」 「え? アムロさん、C-8に行くなら、ここから南にまっすぐ……」 「それは違うんだ。この空間は、壁を抜けると反対側に出られるようになっているんだ」 進み始めたガロードの言葉に割り込んでストレーガの指が北をさす。 そこには、白系の色を中心に、虹色の光を放つどこまでも続く壁があった。 アムロの言葉を聞いて、F-91は、急旋回。慌ててストレーガのそばまで戻ってくる。 「悪い悪い、アムロさん。俺、そんなこと知らなくて」 「いや、それも無理はないさ。俺も、逃げる時、咄嗟に光の壁に突っ込んだから知ってるんだ」 そう言ったあと、小さくアムロは歯噛みする。 過去に捕らわれていても仕方がない、と頭では割り切れるほど年は積み重ねているが、 感情まで抑えきれるほど、アムロも老成し冷め...
  • 戦いの矢(1)
    戦いの矢 ◆ZqUTZ8BqI6 「ガロード、どっちに行くんだ。近道はこっちだぞ」 「え? アムロさん、C-8に行くなら、ここから南にまっすぐ……」 「それは違うんだ。この壁を抜けると反対側に出られるようになっているんだ。 ここは、上と下がつながっていると言っていたろう?」 「ああ、そう言えば……そうか、つながってるってそういうことか」 進み始めたガロードの言葉に割り込んでストレーガの指が北をさす。 そこには、白系の色を中心に、虹色の光を放つどこまでも続く壁があった。 アムロの言葉を聞いて、F-91は、急旋回。慌ててストレーガのそばまで戻ってくる。 「悪い悪い、アムロさん。俺、まさか、この壁に突っ込むのがそれなんて知らなくて」 「いや、それも無理はないさ。俺も逃げる時、半信半疑だったが光の壁に突っ込んだから知ってるんだ」 そう言ったあと、小さくア...
  • 戦いの矢(ver.IF)(2)
    ―    ―    ―     ― 「……ガロード、少し先に行っていてくれないか」 「また、急に何を言い出すんだよ、アムロさん!?」 「急なバイオ・コンピュータの負荷で、少しオーバーロードを起こしたようだ。  すぐに追いつくから、先に行っていてくれ」 光の線の直下へ向けて進軍していたアムロがF-91の不調を訴える。 「この急ぎにどうしたっていうんだよ、急がなきゃお姉さんたちが手遅れになっちまう!」 「だからこそだ。治るのを待てば、そうなるかもしれない。 ガロードが向こうに今すぐ合流する。俺は直ったらすぐに追いつく」 焦るガロードに対して、とにかく冷静なアムロ。 小さくいらだつ調子でガロードはほんの数秒考えると、早口にしゃべりだした。 「わかった! でも、無理と思ったら動かないでくれよ、迎えに来るからさ!」 「……ああ、必ずまた合流しよう...
  • 戦いの矢(2)
    ―    ―    ―     ― 「……ガロード、少し先に行っていてくれないか」 「また、急に何を言い出すんだよ、アムロさん!?」 「急なバイオ・コンピュータの負荷で、少しオーバーロードを起こしたようだ。  すぐに追いつくから、先に行っていてくれ」 光の線の直下へ向けて進軍していたアムロがF-91の不調を訴える。 「この急ぎにどうしたっていうんだよ、急がなきゃお姉さんたちが手遅れになっちまう!」 「だからこそだ。治るのを待てば、そうなるかもしれない。 ガロードが向こうに今すぐ合流する。俺は直ったらすぐに追いつく」 焦るガロードに対して、とにかく冷静なアムロ。 小さくいらだつ調子でガロードはほんの数秒考えると、早口にしゃべりだした。 「わかった! でも、無理と思ったら動かないでくれよ、迎えに来るからさ!」 「……ああ、必ずまた合流しよう...
  • 金色の輝き
    金色の輝き ◆ah5xuG5D4E 闇を引き裂く白、F-91は迫る黒、マスターガンダムにビームライフルを三発連続で制射する。が、光条は虚しく避けられてしまい次の瞬間には逆にヒートアクスを振るわれ、赤熱の刃がその肩を掠めた。 「クッ!中々やるっ!」 敵機、マスターガンダムの予想以上の奇抜な動きと戦闘能力にアムロは呻く。 ガンダムタイプ…いや、MSの機動ではない、人間的でより自然な動きから繰り出される攻撃は最高のニュータイプ、連邦の白い悪魔の異名を持ったアムロですら易々と見切れるモノではなかった。 そして、ブゥン!と早朝の清々しい空気を裂き迫るヒートアクスをギリギリの所で見切り、F-91はフルブースト。 マスターガンダムの右側に回り込み、ライフルと頭部バルカンを撃ち込む。 そしてコレ又敵機は無茶苦茶な機動…振り向きながら身を捩り軽く横跳び、右手でアスファルトを鷲...
  • 人の意思(1)
    人の意思 ◆Qi1eK.TiFc 朝日が昇り、煌きめく光が周囲に広がる。 南部に設置された市街地全域に朝日が差し込む。 その光は市街地内の高層ビルに備えられた窓ガラスにも降り注ぐ。 枚数は数えられないほどに多いが、厚みは薄くあまり目立たない。 しかし、日光の反射により、自分の存在をこれでもかといわんばかりにその存在を周囲にアピールする。 そう。まるで、盛んに動き回っている彼らのように。 大地を蹴り飛ばし、宙を舞い、爆音を響かせながら一つのステージで踊り狂う彼らを鑑賞するように。 窓ガラスは彼らを、二体の機械仕掛けの人形が織り成す舞台を眺めていた。 「ガンダムF91か……俺向きの機体だな」 白と青で彩られ、四本の黄色いアンテナを備えた複眼のモビルスーツ。 ガンダムF91のコクピット内のシートでアムロ・レイが呟く。 進化した人間、新人類ともいうべきニュ...
  • RX-78-2ガンダム
    RX-78-2ガンダム 機体名 RX-78-2ガンダム 全長 18.0m 主武装 ビームライフル MSの武装では宇宙世紀において最も古いビーム兵器。エネルギーCAPとやらを内臓し、撃ち尽くしたらチャージが必要なため、かなり燃費が悪い。だが威力は高い。 ビームサーベル×2 ガンダムの接近戦武装といえばこれだろう。刃渡りは10m前後。またパイロットの技量次第だがビームも切り払うことが可能。 60mmバルカン砲×2 ガンダムおなじみの普通の頭部バルカン。なんでも宇宙世紀の頭部バルカンは60mmと決まってるらしい。毎回書いてるがミサイル迎撃や目くらましにどうぞ。 ハイパーハンマー 当ロワ救済措置。ガンダムハンマーの発展系でバーニアが搭載されている。ちなみに原作ではゴッグに受け止められた。さすがゴッグだ、(ry 特殊装備 シールド 銃眼付きのシールド。強度はソコソコ。 コア・ブロック...
  • 煮えきらぬ者
    煮えきらぬ者 ◆960Brut/Mw 会場全体に幼い少女の声が残酷な結果を告げていた。 そんな中、G-6基地の一角――格納庫に一つの機体が収められ、整備を続ける一つの影があった。 その影――バーナード・ワイズマンは全ての名前が流れていき禁止エリアが告げられたとき、はじめて手を休め、手元のメモに禁止エリアを書きなぐった。 そして、一息つく。 「・・・・・・10人か」 俺は運がよかったんだろうな・・・。 改めて自身を振り返り、自分が11人目になっていても何の不思議もなかったことを思い出す。 少年も・・・少女もいたな・・・。 最初に集められた会場。 そこには老人こそいなかったもののまだジュニアハイスクールに通うような年頃の子もいたような気がした。 心が痛んだ。 ぼんやりと格納庫の天井を眺める。 やめよう―― ...
  • 獅子は勇者と共に
    獅子は勇者と共に ◆ZbL7QonnV. 「ひゃーっはっはっはは! 死ねぇ! 死ね、死ね、死ね、死ねぇぇぇぇいっ!」  その巨大な豪腕を振り回し、スターガオガイガーはバルキリーに殴り掛かる。  技も、駆け引きも、何も無い、力と勢い任せの殴打。  だが、ウルテクエンジンのパワーで振り回される巨大な腕は、それだけで巨大な脅威となってアムロの身に襲い掛かっていた。 「くっ……!」  紙一重の所で攻撃を避けながら、アムロは現状の打開策について考え続ける。  状況は最悪とまでは言わないが、かなり劣悪な事に変わりは無い。  バルキリーの火力では、スターガオガイガーの強靭な装甲を撃ち抜く事が出来ない。まして、弾数には限りがある。  それに対して、スターガオガイガーの攻撃はバルキリーにとって一撃で致命打となりかねない。  つまり、このままズルズルと持久戦に持ち込まれるようなことに...
  • 赤と流星、白と勇者王
    赤と流星、白と勇者王 ◆C0vluWr0so 「……それでさきほどは取り乱していたわけか。すまない、不注意に近づきすぎたな」 「いえ……それより、その放送……本当なの?」 「ここで嘘をついても私たちに何の得がある? 内容が真実かどうかは別だが『放送された』。これは紛れもない真実だ」  ……場が沈黙で満ちる。シャア・アズナブルとアイビス・ダグラスは穴を掘っていた。  ざく……ざく……  ここに埋められる人間……彼女、アイビスがここに来て初めて出会ったのがジョシュア・ラドクリフだった。  ざく……ざく……  彼は優しかった。……優しすぎた、このゲームで生き残るには。  ざく……ざく……ざく……ざく……  もしアイビスをかばって戦闘をしなければ、死ぬことは無かったはずだ。  ざく……ざく……ざく……ざく……  自分の未熟さ...
  • 殺し合い
    殺し合い ◆T0SWefbzRc 「殺す、か…」  コックピット内部の灯りの下、地図を眺めていた少年は思い出したように呟いた。 「とにかくここからは動かないとな…」  少年、紫雲統夜が乗っている機体、ヴァイサーガは現在周囲に何も無い草地にいる。 視界が開けている日中ならば、支給された機体の体長、機動力を考慮すればそこそこ良い陣取りと言えるかもしれない。 しかし、今は第一回目の放送も終わり、空も暗くなってきている。 レーダーでも目視でもろくに索敵出来ない状態で、しかもこの巨体だ。 ぼんやり突立っていようものなら夜を狙って動くような輩にはカモネギだろう。 「コイツじゃ大きすぎて森に向かっても隠れるなんて不可能だな。と、なると市街地か…基地ならガレージなんかもあるかもしれない」  誰にでもなく、統夜は自分の考えを述べる。 この世界に来る以前に乗ってい...
  • 人とコンピューター
    人とコンピューター ◆IcNDxBraWs 「おい、コンピューター!この機体についての説明は今ので終わりだな?」 「ああ、そうだ。そして私の名前はコンピューターではない。トモロ0117だ。」 「は!そんなことはどうでもいいんだよ。」 B-3の上空を飛行する機体、いや戦艦と呼ぶべきか。 白き箱舟Jアークの艦内で金髪の青年、ジョナサン=グレーンは喋っていた。 彼と会話しているのはJアークの制御コンピューター・トモロ0117。 「ク、クフハハ!どうやら俺は当たりを引いたようだな!バロンズゥをも上回る力!!フハハハハハ!!」 ジョナサンはトモロからこの機体の武装、出力そしてキングジェイダーへの変形の説明を聞き、その内容に歓喜した。 「おい、コンピューター!そのキングジェイダーとやらにはどうやってなるんだ?え?」 今だこの機体を引いた幸運に酔いながらジョナサンは尋ねる。 だ...
  • 獣の時間(1)
    獣の時間 ◆VvWRRU0SzU 三重連太陽系を構成する星のひとつ、赤の星の遺産――Jアーク。 本来の主なき白亜の艦の格納庫に、カタカタとキーを叩く音が反響する。 「これでよし……っと。アムロさん、ガンダムの調整、終わりました」 ガンダムF91から、歳の割に幼さの抜けない顔の少年――キラが顔を出す。 呼びかけた相手は、床に横たわる青いアンチボディ――ネリー・ブレン――の上に立つ青年。 かつて連邦の白き流星と呼ばれた伝説的なパイロット、アムロ・レイ。 「ああ、こっちも終わった。と言ってもブレンは多少の傷なら勝手に治るそうだから、俺がやったのは装甲を磨いたことだけだがな」 アムロは雑巾代わりの布切れを片手にネリー・ブレンから降りた。 「埃を落とした程度だが、喜んでる……無邪気さを感じる。このブレンはまだ子どものようだ」 「アンチボディ……...
  • お姉さんと一緒
    お姉さんと一緒 ◆T6.9oUERyk 目覚めた場所はどうやら自分がマジンガーZを隠していたような大型ガレージの中らしい。 最もマジンガーZの倍以上ある赤い機体を楽々と収容できるなんて、唯のガレージとしてはいささか広すぎる気もするが。 「お目覚めかい?」 その声を聞き恐る恐る顔を上げると、やたら尊大な態度で見下ろしてくる一人の少女が。 「ふん、意識ははっきりしているようだな。安心しろ、殺しはしない。何せ…」 そこでいったん台詞を止め、彼女は“にやり”と唇を歪める。 「色々と聞きたいこともあるからな。」 ガロードの頭の中では物凄い音量で警戒警報が鳴り響いていた。 「とりあえず自己紹介しておこうか。私はクインシィ、クインシィ・イッサーだ。お前は?」 (逆らっちゃダメだ!) ガロードの生存本能が警告を発する。 「オレはガロード、ガロード・ラン。ところで...
  • ふりまわされる人、ふりまわす人
    ふりまわされる人、ふりまわす人 ◆ZimMbzaYEY 「このゲーム?私はジョシュアを探してるだけだ」 心底不思議そうな女性の声が通信機から流れてきた。 歳の頃はちょっと分からない。 その様子から察するにゲームにのっている輩ではないのだろう。そう思い、クルツは通信機に向き合う。 「ジョシュア?男かい?」 「男だ。知っているのか?」 「いや、知らねえな」 『何だ。こぶつきか・・・』と若干肩を落としながら返す。 「そうか……。邪魔をした」 そんなクルツに構わずにブレンはあっさりと背を向け、西へと足を踏み出した。 「ああ、道中お気をつけて……って、おい!」 「何だ?」 そのあまりのそっけなさについうっかり見送りかけたクルツは慌てて引き止める。 「用がないのなら、私は行く」 「待てって!」 ちょっと考えるうちにも背を向けようとするラキを再...
  • 爆熱! ゴッド晩ごはん!!
    爆熱! ゴッド晩ごはん!! ◆ZbL7QonnV. 「くっ……くくっ、はぁーっはっはっはぁ!  よもや、黒歴史に名高い伝説のニュータイプ、アムロ・レイと一戦交える機会を与えられようとは……!  いや、それだけではない! 小生と互角に渡り合ったアイビス・ブレン!  先程の獅子に、巨大化する赤い虫! そして紫雲統夜にクインシィ・イッサー!  黒歴史に名を刻まぬ未知の兵どもに、モビルスーツならざる未知の機体!  心が震える! 血が煮え滾る! 小生の闘志が真っ赤に燃えるぅぅぅぅぅぅぅッッ!」  歓喜。いや、それとも感動と言うべきだろうか。  ともあれギム・ギンガナムは溢れ出る激しい興奮を抑えようともせず、叫ぶような哄笑を上げ続けていた。 「アムロ・レイもいたのだ。もしかしたら、ドモン・カッシュやマスターアジアも、この戦に招待されておるのやもしれん!  もしそうで...
  • 疾風、そして白き流星のごとく
    疾風、そして白き流星のごとく ◆VvWRRU0SzU 「マサキ・アンドー……サイバスター、お前の主は散ってしまったか」  時刻は6:00.二回目の放送が響き渡る。  ブンドルが駆る空貫く白銀の翼、サイバスター。  その正当たる操者の名が、幼い少女の声にて読み上げられた。彼だけではなく、数時間前に言葉を交わした者も。 「そしてゼクス・マーキス、カズイ・バスカーク……彼らもまた。カミーユ・ビダンは生き残ったか」  一回目の放送で呼ばれたラクス=クライン、リリーナ=ドーリアンの知己。  有力な集団と思われていた彼らが瓦解したことはかなりの痛手だ。  更に放送にはギム・ギンガナムの名も含まれていたが、これにはさほど驚きはしない。  粗暴かつ好戦的な男ではあったが、その戦闘力、そして黒歴史の知識は有用なものだった。  共にいた時間は長くはないがそれでも一度...
  • ミュージックスタート
    ミュージックスタート! ◆T6.9oUERyk 「いい天気だぜ、絶好のライブ日和だ・・・」 巨人の肩に乗った青年は、立ち並ぶ木々の梢を見下ろしながらギターをかき鳴らす。 激しく、情熱的な歌声が周囲に木霊し、静寂な森は一転して生命の息吹に彩られた。 熱唱すること数分。 肩の上で一曲歌い終えた青年は、ふと隣にある巨人の頭部を見つめる。 「うん・・・?お前もオレの歌が気に入ったか?」 しばし見つめ・・・やがて青年は破顔。 「そうかそうか、やっぱり観客がいると歌い甲斐があるな。」 何やら満足げに何度もウンウンと頷いている。 傍目から見ると、かなり危ない光景である。 やがて青年は巨人の肩で仰向けに寝転がり、 「まったく、こんなに天気がいいのに・・・ツマンネエこと考えやがってッ!」 瞬く間に不機嫌そうに顔をしかめる。 「殺し合い・・・たぁ」 ...
  • 貫く意地(ver.IF)
    貫く、意地 ◆a1WpzCXC9g 木々をなぎ倒しがら森を駆け抜ける黒い竜巻の姿があった。 その名はブラックゲッター、幾多ものゲッター線の可能性の中から生まれた攻撃力に特化した機体である。 その能力は1対1の戦いならこのロワイアルの中でも五指に入るだろう。 無論、パイロットが使いこなしていればの話だが。 そしてそのパイロット、バーナード・ワイズマンは酷く焦っていた。 先程攻撃を仕掛けたガンダムがあれほどまでの攻撃力を有していたことは計算違いだった。 端から新兵同然の自分にあのガンダムが倒せるとは思ってはいなかったが、手傷一つ負わせることすらできないとは。 それどころか防御の要であるマントを失ってしっぽを巻いて逃げる始末だ。 きっとあのガンダムはすぐに自分を追ってくるだろう。 何をしに。勿論、とどめを刺しに、だ。 未だブラックゲッターを使いこなせていない今、...
  • 生き残る罪
    生き残る罪 ◆7vhi1CrLM6 ロジャー=スミスとの接触からおよそ三十分。 オルバとテニアの二人組は、今G-6エリアを目前にしていた。 支給された地図。機体に予めインプットされていた地理データ。 それらを見ればそこは、緑の森林に囲まれた高台に位置していたはずだった。 だが現実はどうだ? どこにもそんなものはない。 囲む木々のある所は焼け落ちて黒い炭となり、またある所は地盤が捲れ上がり普段人目に触れることのない根が上を向いている。 その光景を抜けたその先の高台もその一部は崖崩れを起こし土砂が堆積している。 そして肝心の基地は、見当たらなかった。 高台の上に存在するはずの、50キロ四方にも及ぶ一ブロックの大部分を占めるはずの広大な基地は、そこに存在しなかった。 あるのは瓦礫の山。瓦礫の荒野。僅かな建物が崩壊を免れているものの、それだけだった。 機体を進める。半ば崩...
  • 51~100
    投下順に読む Opening~50? 51~100 101~150? 時系列順に読む 第一回放送まで 第二回放送まで 参加者ごとに読む No. タイトル 登場キャラ 登場機体 場所 時刻 作者 51 核ミサイルより強い武器 テニアムサシ ベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム F-8 初日15 00 ◆w4z2Zc6V4Mさん 52 東北東に進路を取れ ジョナサンキラ JアークガンダムF-91 B-4 初日12 55 ◆eK/Y5OG4jwさん 53 死活問題 シンヤロジャーリリーナ テッカマンエビル騎士鳳牙ヴァルハラ D-7 初日15 30 ◆Nr7qwL8XuUさん 54 淡い記憶と、現実 統夜 ヴァイサーガ A-1 初日15 30 ◆w4z2Zc6V4Mさん 55 迷いの行く先 アスランヒイロ ファルゲン・マッフレイダーガンダム F-6 初日15 50 ◆vQm...
  • Alter code Fire
    Alter code Fire ◆VvWRRU0SzU 見渡す限りの空が血のような朱に染まっている。 夕暮れ時でもないのに不思議なものだと嘆息した。 無人の荒野を、灰色の巨人が飛んで往く。 不意打ちを警戒する必要はなかった。 芽生えた新たな力はエリア一つを覆うほどに広がっていて、自分以外の命がいないことを告げている。 今、ここにいるのは自分一人だけ。音の無い世界が否応なくその事実を突き付けてくる。 一人。 思えば、ここに来てから――否、生まれて初めて。シャギア・フロストはたった一人で行動している。 ずっと弟と一緒だった。 生まれてからずっと、片時も離れたことはない。 たとえ傍にいなくても繋がっていた。どこにいてもシャギアは弟を感じ取ることができ、弟もまた兄を見失うことはなかった。 カテゴリーFと名付けられた力。距離を超越し感応する魂。 もう一人の自分...
  • The 5th Vanguard
    The 5th Vanguard ◆VvWRRU0SzU 『……ラ、おき……、キラ』 「う、うう……」 震動と、トモロの声で目が覚めた。 ゼストと、反応弾を自爆させて僕は死んだんじゃないのか――と朧な意識で考えた。 『キラ、早く起きるんだ。戦いはまだ終わっていない』 「……え?」 段々とはっきりしてきた意識。視界いっぱいに広がる、星のない緋色の宇宙。 キラは身体を起こす。とたん全身に激痛が走り、息が詰まる。 メガフュージョンの代償。今やキラの身体はまるで戦場を生身で潜り抜けたかのように傷だらけだ。 意志の力で痛みを押し隠し、トモロへと状況を尋ねる。 『済まんが治療している時間はない。見ろ、主催者の本拠地だ』 トモロが示す先、モニターに映ったのは白く巨大な機械の星だ。 逆方向には木星のようなもの。トモロはあれこそが先程までいた殺し合...
  • 青い翼、白い羽根
    青い翼、白い羽根  ◆vBGK6VSBWM 未だ殺し合いを知らない純白の機体が夕暮れの空を進む。 そのパイロット、カテジナ・ルースは狂気を含むような笑みを見せていた。 「どうやら、うまく逃げられたようだね。」 純白の機体―ラーゼフォン―は本来、熱気バサラに支給された機体。 カテジナに支給されたガーランドやともに行動していたコスモやギャリソンの機体とは 明らかに格が違うことは、ラーゼフォンが発するプレッシャーから想像できうることだった。 だからこそ、あの歌で殺し合いを止めると馬鹿げたことを言っている男よりも 自分が扱うに足りる機体だとカテジナは感じ、隙を突いて奪った。 そしてラーゼフォンはカテジナの期待にその機動性能で答えた。 見るからに鈍そうなジガンスクード、入り組んだ森林では性能が発揮できないガーランド。 相手の分が悪すぎるとはいえ、この二機からの追跡を十分もか...
  • 世界を止めて(2)
         □ 何が起こったのかわからなかった。 今、たしかにこの手は奴を切り裂いた。それは間違いない。 しかしこの手ごたえのなさは何だ? 歌声が響く中、共犯者が他の敵を引きつけようやくにして一対一の戦いに持ち込めた。 だが突如湧いて出た異形の化け物どもに邪魔をされ、決闘は水を差された。 執拗に自機を狙ってくる奴らには手を焼かされたものの、それは交戦していた敵手にも等しく襲いかかった。おかげで逃がさずに済んでいたのだが。 そして異形どもをあらかた片付け、本命を追撃しようとしたとき、奴は無防備な状態で佇んでいた。 奴にしては迂闊――そうは思ったが千載一遇のチャンスには違いなかった。 だからこそ全力を持ってその機体を破壊したのだ。 なのに、この胸の締まりの悪さは…… 薬の時間はもうすぐ切れる。禁断症状が訪れる前に、確認しなくてはならない。 彼は腰...
  • life goes on(2)
    「ク…………」 「ククク……ハハハハハハハハハハハハハハ!!  フフフハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!! 」 廃墟のビルの静寂を引き裂き、夜気を切り裂き、条理を噛み裂く、蒼い鋼鉄の孤狼。 戦闘時から平時へ意識が切り替わったことによる弛緩。 緊張が解け、疲れから注意が散漫になるその間隙。 一流の戦士なら剃刀一枚も通るか通らないか程度しかない時を突き、疾走する蒼い奔流。 ブンドルも、カミーユも気付かなかった。いや、気付けなかった。 理由なく、突然膨張した殺意がその場に現したのだ。 空を駆けるサイバスターに対し、地を走る狂獣。 そのスピードは、サイバスターのトップスピードに匹敵する――! カミーユの回避は、間に合わない。 ブンドルだけが、対応できた。 先ほどのカウンターのため拳に溜めていたエネルギーを反射...
  • DARK NIGHT
    DARK KNIGHT ◆T0SWefbzRc 「…なんなんだよ」 薄く明るい、計器の立ち並ぶコックピットの中で、少年はポツリと漏らした。 「またかよ」 ボソボソとした声で、言葉を続ける。突然に立たされた舞台。巻き込まれた自分。 「戦争の次は殺し合いかよ」 少年は過去に似た経験をしていた。落ちてきたロボット、出会った少女達。崩れた日常。学園生活。 「でも、同じ事だ。あの時と」 ただ、流されるままにロボットに乗り、流されるままに戦った。そう、ただ流されるままだった。 自分の力が及ばない、運命という流れの下に自分は戦わされている。 「そうだ、あいつら」 ふ、と自分を巻き込んだ、三人の少女の事を頭に浮かべる。 「あの、怒ってた奴。テニアだよな。他の二人も居た…」 訳の分からない実験のために、素性の知れない組織に監禁されていた少女達。 自分と同じ、ただ訳も分からない...
  • moving go on(4)
    (怯えているのだ……この私が怯えている!? この謂われのない感情を喚起するものは何だ!?  こ、これは生理反応でしかない。理性で克服できるはずだ! こんな……こんな不条理な感情!) アムロに言ったはずの言葉をもう一度己に言い聞かせる。 それでも、悪寒は消えない。振り切れない恐怖が、苛み続ける。 「う、う、うわぁぁーーっ!!」 その叫びとともに、瓦礫の中ロジャーの意識は再び戻った。 目の前にあるのは、ビッグオー……ではなく凰牙のコクピット。 光はメインカメラからも側面モニターからも確認できない。 僅かに映る黒いものの輪郭から、ロジャーは今自分が瓦礫にいることを理解した。 荒い息を必死に整えようとするが、おさまらない。 いつか見た地下の悪夢が、頭にフラッシュバックする。 「外は……あの主催者はどうなっている!?」 凰牙を動かそうとする...
  • Opening~100
    投下順に読む Opening~100 101~200 時系列順に読む 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 参加者ごとに読む キャラ別追跡表 No. タイトル 登場キャラ 登場機体 場所 時刻 作者 0 Opening ノイ・レジセイアアルフィミィキララクスキョウスケエクセレンロジャーテニアメルアコスモユーゼス なし 不明 初日12 00 131さん 1 恋と呪い アキトユリカ YF-21ダイ D-7 初日12 40 ◆ZbL7QonnV.さん 2 DARK KNIGHT 統夜 ヴァイサーガ A-8 初日12 45 ◆T0SWefbzRcさん 3 純真なる抗体、真紅の悪鬼 クインシィラキエイジクルツ 真ゲッターネリーブレンフォルテギガスラーズアングリフ B-1???B-2 初日12 30 ◆9cdcQ8fLVYさん 4 天駆ける少女 比瑪 ペガス ...
  • moving go on(2)
    機体がビルの側面に叩きつけられるのをすんでのところでアムロは回避する。 スラスターを、オーバーヒートを起こさんばかりに放出し、どうにかF-91を破壊から遠ざける。 「これが……ノイ・レジセイアの力だというのか……!?」 圧倒的なほどの強さだった。 今、アムロ達は五機がかりでレジセイアに立ち向かっている。 だというのに、『戦っている』という実感すらなかった。 獣のような読めない動きと異常なまでの俊敏性。そして異常過ぎるスラスターの出力。 直撃を当てることはおろか、小技がかすることさえまれ。 だというのに、当たっても通じない。 しかも、再生機能までついている。 「ハハハ……それが……完全の欠片か……」 「言っている意味が分からないな!」 「分かる必要もない……」 蒼い孤狼のスラスターの横の姿勢安定用ウィングが展開。 鈍重に見える外見からは想像...
  • 休息
    休息 ◆960Brut/Mw 幼い少女の声が過ぎ去ったとき、テンカワ=アキトは安堵のため息を大きく吐いた。 あのとき、赤いマフラーが印象的な機体は自分が遠ざけた。だが、不安はあった。 あの場には少なくとももう一機危険な機体がいたはずだったのだが、そちらの対応にあたったネゴシエイターが上手くやったのだろう。 ユリカはあの修羅場を無事に乗り切れた。アキトにはそれだけで充分であった。 その他のあげられた名前はただの名前。 今まで復讐のために巻き込んできた罪のない者たち以上に彼にとっては意味のない名前にすぎなかった。 しかし、ただ一人の少女の名前だけは少し違っていた。 リリーナ=ドーリアン――完全平和主義を信念にこの殺し合いの平和的解決を図った少女。 本懐を遂げることなくその少女の名が放送に連なったときにだけ、彼は軽い落胆を覚えた。 少女が名を連ねたという...
  • 黄金の精神
    黄金の精神 ◆VvWRRU0SzU 「こちらはJアーク、キラ・ヤマト。もしこの声が聞こえていたら、応答願います。こちらはキラ・ヤマト、戦う気はありません」 補給を済ませ、休息を取っていたアイビスの耳に届いたのは少年の声だった。 食べかけのパンを放り出し、慌てて物陰に伏せさせていたネリー・ブレンのもとへ戻る。 発信源を探すまでもなかった。声の主は巨大な戦艦で、なんら警戒もせずに街の中央に陣取っている。 あの位置からならクルツの機体が引き起こした爆発の痕跡を見てとれるだろう。 声の主はここで大規模な戦闘があったと推測し、生存者がいないか呼びかけているのだ。 呼びかけに応じるかどうか、逡巡する。 見たところあの機体、いや戦艦は100mはあろうかという威容で、大してこちらのネリー・ブレンはせいぜい10mといったところ。 機動性はさすがに勝っているだろうが、そこかしこに...
  • 第二回放送まで
    投下順に読む Opening~100 101~200 時系列順に読む 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 参加者ごとに読む キャラ別追跡表 時刻 タイトル 登場人物 登場機体 場所 作者 18 00 第一回放送 アルフィミィ なし 不明 ◆9NAb4urvjAさん 18 05 テニア日誌 テニアムサシ ベルゲルミル(ウルズ機)RX-78-2ガンダム D-6岩山麓 ◆Nr7qwL8XuUさん 18 05 依頼主死すとも依頼は死なず ロジャー 騎士鳳牙 D-8北部市街地 ◆pqQ1ngVOkgさん 18 10 任務……了解 アスランヒイロ九鬼 ファルゲン・マッフレイダーガンダムドラグナー2型カスタム F-4G-6 ◆RmVnSh2jvgさん 18 10 煮えきらぬ者 バーニィ ブラックゲッター G-6基地格納庫 ◆960Brut/Mwさん 18 10...
  • 仮面の奥で静かに嗤う
    仮面の奥で静かに嗤う ◆VvWRRU0SzU 「フ、フフ……フハハハハハハハハハハハハッ!」 ブラックゲッターのコックピットに、通信機から漏れた哄笑が響き渡る。 敵を前にして頭がイカれたのか……アキトがそう思うのも無理はないほどの大笑だった。 泥の中でもがくような時間が過ぎ、ようやっと本調子に――アキトに取っては、だが――戻り、移動を再開しようとしたところで、いきなりこの機体は現れた。 白銀の光沢、力強さを感じさせる翼。空を斬り裂いて舞い降りたのは機械仕掛けの大鳥―――魔装機神サイバスター。 本調子ではないとはいえ、アキトに油断していたつもりはなかった。 だがこの機体は、レーダーが捕らえたと思えばまさしく瞬きする間に目視できる距離に到達してきた。 凄まじいスピード。アキトが迎撃の姿勢を取ろうとした瞬間、だがそいつは前方で停止し、一瞬にして人型……戦闘用と思しき形...
  • 一応スゴい人達
    一応スゴい人達 ◆30UKBYJFE. 見渡す限りの一面に広がる緑の平原。吹き抜ける風、そよぐ草花。抜けるような青空の下。 その風景にはあまりにも似つかわしくない、ド派手な色をした一機の戦闘機と一基のミサイルが停まっている。 そして、その間で二人の人間が話し合いをしていた。 「全く、ヘルメット(とパイロットスーツ)が無ければ即死だった」 憔悴しきり、青い顔でぼやいたのはしっかりとしたパイロットスーツに身を包み、珍妙なヘルメットを付けた男、シャア・アズナブル。 何度も書かれるが一応ネオジオンの総帥である。 「それは、お前が姑息な真似ををするから!……自業自得だろう」 あのまま放っておけば離れられたものを、怒りに任せて―― そうちょっと後悔しながら返すのは、アムロ・レイ。 連邦軍髄一のMSの操縦技術を持つエースパイロットだ。 「全く、何もこんな場所で休む事はあるまい」...
  • 偽名
    偽名 ◆T0SWefbzRc 「ほう…」 懐から出した手鏡を覗き、男は思わず嘆息した。 「これは…」 額の、三日月型の飾りに指を這わす。 「ふむ。良いではないか。目元の造形が少し因縁深い感じだが、またそれもいいだろう」  地上にそびえる、肩に二本のドリルを白い巨大なロボット。 「あれは…」 アムロ・レイはその巨体を、何も無い平原という位置取り故にレーダーの範囲外から目視で確認した。 「どうしたものか…」 自らの機体、トーラスの変形を解き離れた場所に止める。 「あれ程の大型機だ。味方に引き込めればいいが…」 遠くからの目視だ。比較対象になる物体も無く、正確な大きさは計ることが出来ない。しかし、 ざっと見でもアムロの機体の倍の大きさはあると思われた。 「ここでこうしていても始まらない」 言いながら、操縦系に手を掛ける。 「いざとなったら変形を使って逃げられ...
  • 紫雲 統夜
    紫雲 統夜 氏名 紫雲 統夜 性別 男 出典 スーパーロボット大戦J 人称 一人称:俺 二人称:あんた お前 三人称:あいつ 特殊技能 サイトロンを動力とする機体を扱える。サイトロンによる情報取得。 性格 積極的になれない臆病な面を持っているが、まっすぐで人並みに正義感もある。最終話の頃には騎士として成長する。 備考 高校の校庭にいた時に突然空からロボットが降ってきて、無理やりパイロットをやらされる事になった、結構王道的な主人公。年齢は17歳。ゲーム序盤ではかなりのヘタレっぷりを披露。第1話で、協力を求めるカティアたちに「お前たちの事情なんて知ったことじゃない」と言い切ったりもした。渋々戦闘に参加し、とにかく生きて帰ることを前提に戦っていた。しかし仲間達に感化されて、中盤からは自分の意思で戦い始め、そして戦いの中で自分の父がフューリーであることを知る。また、後継機に...
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