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547 名前:VIP足軽v [] 投稿日:2006/11/20(月) 18:56:17.78 ID:/yOEaUTZ0
女「わわわっ!」
男「ん、どうした?」
女「いえ、そこで何かを踏んでしまったような感触がしまして」
男「空き缶か、誰かがポイ捨てしたんだな」
女「ふぅ……びっくりしたぁ……」
男「そういうちょっとしたゴミでも、お前には立派な障害物になるんだな」
女「はい、いつもの道にいつもはないものがあると、いつもの道なのかどうか分からなくなって……」
男「……なぁ」
女「はい、なんでしょう?」
男「腕、組んで歩くか?」
女「へ?」
男「いや、そうしたら何か変なもの踏んでも多少は怖さが和らぐかな、と」
女「そんな……いいんですか?」
男「まぁ、たまには誰かに頼ってもいいんじゃない?」
女「では、お言葉に甘えさせてもらっちゃいます」
男「おう」

女「……こうしてると、なんだか恋人みたいですね……」
男「ん、何か言ったか?」
女「いいえ、なんでもないです」

587 名前:VIP足軽wwwww [] 投稿日:2006/11/20(月) 19:24:31.77 ID:/yOEaUTZ0
お題とか関係なく垂れ流しちゃうと怒られちゃうかしら。

女「あの、男さん、これ……」
男「映画のチケット二人分……なんでこんなものを?」
女「いえ、あの、母から男さんに渡すように、と言われまして」
男「女と見るようにってことなのかな」
女「そうなのでしょうか……」
男「しかし何だって映画……目が見えないのに見てもしょうがないような」
女「……男さん、映画なら音がありますよね」
男「それはそうだな」
女「私、実生活の中でも、音を拾うことでいろいろ想像するんです」
男「ほう」
女「行動範囲は広くないけど、それでもいろんな音からいろんなものを想像して楽しんでいます」
男「その話、確か前にも聞いたことあったっけな」
女「ですから、画面は見えなくても、音から想像して楽しむことは出来ると思ってます」
男「あぁ……なるほど、それもありかもな」
女「男さんが映画を見たくないなら、無理にとまでは言えませんが、もしよろしければ」
男「そうだな、じゃあ昼ご飯を食べたら行こうか」
女「……はいっ」

678 名前:VIP足軽x [] 投稿日:2006/11/20(月) 20:23:04.72 ID:/yOEaUTZ0
なんか俺の発言が原因で少し荒れちゃったようですね、激しく申し訳ない。


女「……男さん」
男「ん、何?」
女「男さんは私と居て、楽しいですか?」
男「どういう意味だよ」
女「その……私、他の女の子みたいに可愛くないし、それに目も……」
男「引け目を感じてるのか?」
女「……」
男「俺は、お前の目のことは必要最低限気遣ったつもりだけど、それを重荷とは思ってない」
女「……」
男「なんたって、お前のことが好きだからな」
女「――っ!」
男「それに、俺は女だから一緒に居たんだけどなぁ」
女「……そんなこと言われちゃうと、私、早とちりしちゃいますよ……?」
男「早とちりしたままでいいよ、その方が都合もいいしな」
女「もう、男さんっ……」
男「なぁ」
女「はい?」
男「キス、しよっか」
女「……はい」


【盲目だからこそわかってしまうこと】

女「あれ、いつもと違う匂い……」
男「あぁ、昨日はシャンプー切れてたから、石鹸使ったんだよ」
女「それだけですか?」
男「それ以外に何かあるか?」
女「……男さんってあたたかいですよね」
男「体温は低めのはずなんだけどな」
女「いえ、心が、です」
男「……そういうことを素面で言うなよ」
女「えへへ、ごめんなさい」



最終更新:2006年11月22日 14:27