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ID:nC/GREJdO


175 名前:VIP毒蛇 [] 投稿日:2006/11/20(月) 04:36:04.78 ID:nC/GREJdO
空気読まずに投下

女「何だか寂しいので今日は家に来て下さい」
男「…はい」

男「なあ」
女「何ですか?」
男「電気、つけねーのか」
女「え?…ああ、すみません。私には、意味が無いですから…」
男「…あ、やっぱいい」
女「ん?どうしてですか?」
男「いや、なんとなく…」
女「無理しないで下さいね」
男「いや、その…ゴニョゴニョ」


262 名前:門番の娘 [] 投稿日:2006/11/20(月) 11:45:11.64 ID:nC/GREJdO
女「喉が渇きました」
男「あー、今切らしててな…買ってくるよ」
女「え…」
男「何が良い?」
女「私も、行きます」
男「いや、外危ないだろ。待ってろって」
女「君が一緒なら大丈夫、です」ギュッ
男「…じゃ、じゃあ行くか」


【雨上がり】から連想

男「じゃあ帰るわ。明日また迎えに来るから」ガチャ
女「あ、男君」
男「どした?」
女「雨の匂いがします」
男「え?でも今月見えてるし…」
女「念のため、です」
男「あ、ああ…」
女「気をつけてね。また明日」

男「傘とか持たされてもねー」
ポツ
男「お?」
ポツポツ
男「おおお?」

ザー
男「…という訳で濡れずにすんだ」
姉「なーんだ、折角水風呂用意しといたのに」
男「てめぇ…」
姉「女ちゃんに感謝する事ね」


【邪気眼】

男「…なあ」
女「何でしょう?」
男「見えないからって瞼閉じっ放しってしんどくないか?」
女「少し辛いですが…どこを見ても焦点が合いませんから。見られる方は不愉快でしょうし」
男「そうかな」
女「それに、目を開けると力が抑え切れなくて」
男「!?」
女「戦う時だけ開けてます」
男「それなんてケルビナ」



【盲導犬】
男「じゃー行ってくるわー」
姉「おう、行ってこいポチ」
男「なんだよそれ…」
姉「いや、犬の方が偉いかもな。女ちゃん相手に発情しないし」
男「……」
姉「ほれ、さっさと行ってきな」シッシッ

妹「姉、独り身だからって僻みは醜いです…」コソコソ
姉「そこ!聞こえてるわよ!」


498 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2006/11/20(月) 18:33:05.85 ID:nC/GREJdO
後「最近先輩来ないっすね」
友「あー、なんでも女ができたらしいぞ」
後「へえ!?…あの、言っちゃあなんですが…先輩は猫も寄り付かねえ様なコワモテですぜ…」
友「ああ…頭も女は諦めてた筈なんだが」

男「ようお前ら」
後「あ、先輩!チューッス!!」


528 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2006/11/20(月) 18:45:19.13 ID:nC/GREJdO
姉「自慢じゃないけど、うちの妹は可愛いわ」
妹「自慢ではないですが、姉はかっこよくて美人です」
母「で、真ん中のあんたは何で無駄に怖い顔で産まれてくるのよ」
男「しらねーよ!!うわああぁぁぁん!!」
姉「隣町を歩けば他校の生徒に絡まれ…」
妹「手は出さずに睨みだけで切り抜けてます」
姉「この小心者が」
男「もう何とでも言え」


575 名前:ただの戦士 [] 投稿日:2006/11/20(月) 19:09:19.31 ID:nC/GREJdO
ガチャ
姉「おう男」
男「あん?なんだよ」
姉「女ちゃんの事、好きか」
男「突然何を」
姉「真面目な話だ」
スタスタ
男「…ほれ、座布団」
姉「うむ」ストン
男「あのな。俺は真剣に女を」
姉「女ちゃんは目が見えない。眼の人だ」
男「…ああ」
姉「正直女ちゃんは運が良い。世の中には、ほとんど一人で生活してる眼の人が沢山居る。知ってるか」
男「…らしいな」
姉「盲導犬もそう数がある訳じゃない…ヘルパーだってピンキリだし、総合的に考えて女ちゃんはかなり幸運だ」
男「…何が言いたい」
姉「今の女ちゃんの幸せは、お前あっての事だ。お前がいつも一緒だから、女ちゃんは精神的にも特に負担も無く暮らしてるんだよ」
男「…」
姉「お前、一生ついていてやれんのか。投げ出したりしないだろうな」
男「…」

592 名前:ただの戦士 [] 投稿日:2006/11/20(月) 19:27:06.43 ID:nC/GREJdO
・>>575続き

姉「…女ちゃんは良い子だから、お前も負担には感じて無いかもしれない。今はまだな」
男「おい、それって俺が」スクッ
姉「聞け。私だってお前達が一緒に居るのを見るのは好きだし、お前達の関係がずっと続いて欲しいと思う。だがな」
男「…」
姉「お前よりほんの少し長く人生を経験してる私から言わせてもらうとだ。人との関係が変わらないなんて事は、まず無いんだ」

パタン

男「…いつか俺が、女を嫌いになると?」
姉「あくまで可能性の話だ。お前にとっちゃな」
男「…どういう意味だよ」
姉「その可能性は、女ちゃんからすればあっちゃならないものなんだ」
男「…」
姉「…分かるか?お前にとっちゃあ単なる別れだ」
男「おい」ガッ
姉「客観的な話だ。落ち着け…さてそのお前にとっての単なる別れ、生きてる中でいつでも起こり得るありふれた経験は、女ちゃんにとっては死刑宣告だ」
男「…」
姉「…お前はちゃんとそれを理解してるか?」



661 名前:VIP勇者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 20:09:11.34 ID:nC/GREJdO
ただいま
・>>592続き

男「……」
姉「…」
男「…俺は」
姉「生半可な返事は許さん」
男「…」

ピンポーン
女「はいー、どちら様ですか?」
妹「お、女さん、なんか大変な事に…」
女「妹さん?」


流れ速いなあ
新ジャンルとは思えんね

669 名前:VIP勇者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 20:15:06.78 ID:nC/GREJdO
・>>661続き

コチ コチ…
男「……」
姉「…」

姉「…答えは今すぐには要らん」スクッ
男「…姉」
姉「忘れるなよ。お前の体はもうお前だけのものじゃない」

バタン

男「…畜生。なんで何も喋れねえ…」


まだちょっと借りるよ

686 名前:VIP勇者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 20:34:20.38 ID:nC/GREJdO
・>>669続き
こういう続き物、ウザいの分かるんだけどな…ごめんな


姉「ふー…まだ早かったか…」トン トン トン
姉「でもいずれはっきりさせなきゃならないんだ…いつまでも仲良し感覚で居られちゃあ…後々しんどいのは、あいつらだ」トン トン…
姉「少し期待はしてたんだがな…まだ無理か。残念だな」

ガチャガチャ!ガチャ!

姉「ああん?玄関か…どちら様?」
妹「ただいまっ」ガチャ
姉「あれ?コンビニでも行ってたのか、お前…?」

女「あの、夜分遅くに済みません…男君は居ますか?」
姉「…はあ?女ちゃん?」

男「…騒がしいな。考えまとまんねーよ…ふう」ガチャ


もうちょい

700 名前:VIP勇者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 20:48:00.89 ID:nC/GREJdO
・>>686続き

姉「妹ぉぉぉぉぉ!あんたは!女ちゃんをこんな遅くに!何やってんだあぁぁぁ!!」
妹「お、お姉…」フルフル
ゴゴゴゴゴゴ…
姉「…女ちゃん、来てすぐで悪いけど、私が送ってくわ」
女「え、あの、男さんは…」
姉「何?」
女「大変な事になっていると…男君、どうかしたんですか?」
姉「…男は今外出中でな」
女「嘘です」
姉「バイトが長引いていると連絡があった」
女「嘘です」
姉「……」ヒクッ
女「どうして嘘吐くんですか。お邪魔します」スッ
姉「お、女ちゃん…?」ヒクヒクッ

トン トン トン トン …

姉「…はぁ…やれやれ」
男「姉貴、騒がしいけど何かあったのか…」
女「男君?」
男「……女…」


あと少し



800 名前:VIP賢者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 21:47:41.45 ID:nC/GREJdO
・>>700続き

俺は今、言葉が出ない
まず状況が飲み込めない
青筋立てた姉貴。蒼白な妹
そして何故かこんな時間に居る、女
さらに俺は、まだ答えを見つけられないでいる
俺は今、言葉が出ない
出せない

畜生

女「そこに居るの…?」
男「…え、あ、ああ。居る…」
女「どこ…?」スッ




801 名前:VIP賢者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 21:49:01.68 ID:nC/GREJdO
・>>800続き

男「……」
妹「…?兄さん…?」
男「… …」
妹「…?」
姉「…フゥ」
女「男君?どうしたんですか?」
男「あ…いや…」
男「…ど、どうしてここに?」

俺は、俺を探す細い手から、ひとまず逃げた
逃げてしまった
姉貴が落胆するのが分かる…
女は手を止め、俺に向き直った
眼は、丁度俺の胸を見ている

女「いえ、その…妹さんから、男君がなんだか大変な事になってると聞きまして…」

女「…ん?あれ?……あの、それだけ、なんですけど」

女は照れたように笑った

825 名前:VIP魔法使い [] 投稿日:2006/11/20(月) 22:07:05.34 ID:nC/GREJdO
・>>801続き。終わりです

姉「…」
男「…」
女「…?どうしたんですか?男君、何とも無いんですか?」
姉「…こいつはピンピンしてるよ」
女「本当?男君…?」スッ

…ギュッ

男「姉貴。姉貴の言う事はもっともだ。正直、半端な覚悟しか無かったし、今も半端なままだ」
姉「じゃあ何故手を取った」
女「???」
男「女が好きだからとしか言い様が無い」
姉「お前…ん?」

俺の手は、震えている
でもしっかりと、女の手を握った
今はまだ分からない。かといって分からないままでいて良い話じゃない
でも今は、ただ好きだから、愛しいから
俺を心配して来てくれた眼の人と居たいから

男「…送ってくる」
姉「……うむ」
女「お邪魔しました…?ねえ男君?」

男「ありがと」
女「?」

よく分からないオチに…自己嫌悪('A`)


【焼肉】
女「焼肉は良いですね」ジュー
男「女も肉好きなんだな」ジュウー
女「匂いも音も味も楽しめますから」パチン
男「じゃあ女の分は俺が取るから。危ないし」
女「ありがとうございます」姉「ニヤリ」


男「畜生姉め…俺の分…」



最終更新:2006年11月22日 14:33