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164 名前:VIP兎n[] 投稿日:2006/11/21(火) 17:15:12.38 ID:dT4G0SiU0
【弁当】

女「私のバッグからお弁当を取ってください」
男「ん、りょーかい……取ったぞ」
女「そしたら男さんが食べてください」
男「ん? いいのか。女の弁当だろ?」
女「私が作ったんです。男さんに食べてもらいたくて」
男「女……お前、目が見えないんじゃなかったのか?」
見ると、指におびただしい絆創膏の数。
女「えへへ……やっぱり目が見えないと難しいですね。でも、男さんのためなら……」
男「女……」

前スレの最後の方で誰かが言ってたが、確かに『盲目』という設定が吹き飛んでるのが結構あるな


231 名前:VIP兎n[] 投稿日:2006/11/21(火) 21:19:45.79 ID:dT4G0SiU0
【雲】

男「俺、小さい頃は雲に乗って空を飛んでみたいなんて思ってたんだよ」
女「今でもそう思ってるんじゃないですか?」
男「そりゃ思うさ、でも、今ではできることとできないことの区別ができるようになっちまったからなぁ」
女「私も、小さい頃は男さんと同じようなことを考えていました」
男「だよなぁ……、やっぱこういうことって誰でも考えるのか」
女「それは思いますよ。でも、今では私は男さんと一緒に雲に乗って空を飛んでみたいです」
男「それは俺も考えたさ」


238 名前:VIP兎n[] 投稿日:2006/11/21(火) 21:30:21.17 ID:dT4G0SiU0
【喧嘩】
男「いつもいつも、目が見えないからって……俺にばっか頼ってくんなよな。うざいんだよ!」
女「た、だって……私には男さんしか頼れる人がいなくて……」
男「とにかく、もう俺ばっかに頼るんじゃねえ!」
女「ま、待ってください男さん! 待ってよ……」
女「男さん、どこですか……見えないんです、一人は嫌なんです……男さん……男さん……」
「……」
女「た、助けて……このままじゃ私……お、男さぁん……っひぐ」

男「……呼んだか?」

女「……え?」
男「……さっきは……なんていうか、つい口が滑ったっていうか……」
女「男……さん」
男「ごめん」
女「男……さん……ふぁああああああああああん! 怖かったよおおおおおぉぉぉ!」
男「ごめんな……ほんと、ごめん」


長いよ


254 名前:VIP兎n[] 投稿日:2006/11/21(火) 21:55:56.19 ID:dT4G0SiU0
【天国と地獄】
女「私は天国に行きたいですね」
男「んぁ? いきなり何を言い出す」
女「だから、私は天国に行きたいのです」
男「そりゃあ、天国地獄選べって言われて自ら地獄を選ぶような奴がいるとも思えないんだが」
女「その通りです。だから私は天国に行きたいのです」
男「はぁ……そうなんですか。じゃあ俺は地獄に行こうかな」
女「だ、駄目です! あなたは私と一緒に天国に行かなければ駄目なのです!」
男「……そうだな、天の国っていうくらいだから、女の視力も回復させてくれるかもしれないな」
女「じゃあ、地獄になんか行きませんよね?」
男「当たり前だろ。そんな怖そうなとこ行くわけないだろ。それに……もし女の視力が戻るんなら、俺の顔を見て欲しいしな」
女「はい、天国で視力が治ったら、最初に見るものは男さんの顔です」
男「約束だからな」
女「はい、約束です」


272 名前:VIP兎n[] 投稿日:2006/11/21(火) 22:19:38.35 ID:dT4G0SiU0
【ちっちゃなイタズラ】
男「だーれだ」
女「男さん……私は目が見えないのですからそんなことしても無意味ですよ」
男「すまん……一度やってみたかったんだ」



最終更新:2006年12月18日 13:40