oJY8WEFeO
335 名前:VIP村人e[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 00:38:18.73 ID:oJY8WEFeO
別に一色じゃなくてもいいよね。(長文失礼)
【女にとっての赤・黄・青】
男「だそうだが女にとっての色ってなんだだ?」
女「信号で赤は“止まれ”黄色は“注意”青は“進め”ですよね」
男「そうだな」
女「それと同じ様に私もいつまでも止まっていてはいけないと思うんです」
男「つまり今は赤の世界に居るということか」
女「少し違いますが……似たようなものです」
女「私はいつまでもこの関係に甘えていてはいけないといつも思うんです」
男「別に頼りにされる分には構わないが」
女「///……で、ですから、そろそろ私は進みたいんです」
男「赤の次は青だからな」
女「それで私は男に頼るだけではなく男が頼れるような女(ヒト)になりたいんです。
時には今まで以上に迷惑かけて困らせることもあるかと思います。
ですが男に支えられるんじゃなくて支え合いたいんです。
もっと支え合って、愛し合って、進みたいんです!」
男「……俺はもうお前に居てもらわなきゃ駄目なくらい愛している。
もう信号もない所まで俺たちは進んだんじゃないか?」
女「……もう私に信号は必要ありませんね」
男「だな」
女(プロポーズしたつもりなんだけど届いたのかな……)
慣れてないせいかこんな変な文を作るのでさえ時間がかかりすぎる、、
518 名前:VIP村人o[] 投稿日:2006/11/22(水) 10:09:46.85 ID:oJY8WEFeO
みなさんおはようございます。
自分も書いときます。携帯房なんでIDが途中で変わるかも……
前スレKJ+GJTNVO=Vh0nXim1O=oJY8WEFeO
554 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:29:06.44 ID:oJY8WEFeO
昨日のお題が完成したので投下します。
【雨の音】【頬をつうもの】
1/13
「私ね、男に話したい事があるんだ。信じてもらえないとは思うけど、聞いてくれるかな?」
「あんまり信用されてないな……どんな話でも信じるよ」
「ごめん、ありがとう。これはね、私が光を失うちょっと前のお話なんだけど――」
――――ある日、私は道端でヌイグルミを拾った。
小汚くて変な形のヌイグルミだったけど、気が付いたらヌイグルミの手を握っていた。
家に持ち帰ったらお母さんに「捨ててきなさい」って怒られた。
お父さんも「こんな小汚いものじゃなくてもっと綺麗な物を買ってやる」と言った。
けど、私はこのヌイグルミがいい。
最終的には私がぐずったらお母さんが根負けして、その日から私はヌイグルミと一緒に居た。
555 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:29:47.07 ID:oJY8WEFeO
2/13
私がヌイグルミを拾ってきてから大体二年ぐらいの時が過ぎた。
ヌイグルミは昔に比べたらボロボロになったけど、小汚さはもう薄れてた。
私はどこへ出かけるにもこのヌイグルミを持っていた。
思えばあの二年、ヌイグルミと一緒に過ごしてきた。
楽しかったこと
悲しかったこと
どんなにひどいことがあっても、このヌイグルミと一緒なら私は大丈夫だと思っていた。
あの時、こんなにひどい事が起きるとはこれっぽっちも思っていなかった。
ひどいことってこんなにも残酷なのかと知らなかった。
そして、私は光を無くした。
557 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:30:55.05 ID:oJY8WEFeO
3/13
――私の世界から光が消え、陰と共に総てを奪われた。
いや、ヌイグルミだけは居てくれた。
それが、唯一の救い。
やがて、ヌイグルミは私の世界の総てとなった。
私は光が見えないことに脅えていた。
光が消えた代わりに聞きたくないことまで聞こえるようになった。
同情 そして 哀れみ
そんなもの、いらない。
光が見える人になんてわかるわけないよ。
光を一度失ってみればいい。
世界に光なんていらない。
やがて、私は周りを信じることができなくなった。
ヌイグルミも私の世界から消えた。
私はただ独り。
昏い世界にただ独り。
558 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:31:38.78 ID:oJY8WEFeO
4/13
「……ここはどこだろう」
返ってくる言葉はなかった。
普通の人には聞こえない音だから仕方ないか。
最近では時間の感覚もわからなくなってきた。
肌に当たる日の光で大まかな時間を知ることしかできない。
――最近、日課ができた。
ずっと家にこもっていては気分も病むから、とお母さんが提案したことだ。
最初は散歩なんて嫌だったけど、最近ではいい気分転換になるのでほぼ毎日と言っていいほど散歩にくる。
そして私はいつも一言つぶやくのだった。
「……ここはどこだろう」
いつも決って答えは返ってこない。
それはわかってはいることだけど、やっぱり寂しい。
『………………』
何かがキこた。
どうせ子どもの遊び声だろう。
そう言い聞かせた。
どうせ、私には関係ない事だ、と。
そして私は家に帰った。
559 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:32:26.79 ID:oJY8WEFeO
5/13
今日は少し頑張って遠くまで歩いてきた。
肌をさす日差しが心地よい。
ひなたぼっこをするのにちょうどいい天気だ。
そんなことを考えていたら、いつの間にか公園に着いた。
足で芝生がここにあると知る。
私の記憶が正しければ多分ここならひなたぼっこをできるはずだ。
「この辺りでいいかな」
お日様の心地よい光が私を包む。
「……ここはどこだろう」
大地を背に、つぶやいた。
「今日は絶好のひなたぼっこ日和だね」
どうせ返事は返ってこない。
今日ぐらい独り言をつぶやいてもいいだろう。
『………………』
まただ。
またキこえる。
はっきりとはわからないけど、何かがキこえた。
「……誰か居るのですか?」
私は起き上がり、もう一度つぶやいた。
『…………ダヨ』
さっきよりはキこえるが、まだはっきりとはキき取れない。
「……どこに、居るのですか?」
返事はない。
やはり空耳だったんだ、と自分に言い聞かせる。
そろそろ帰ろう。
560 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:33:09.59 ID:oJY8WEFeO
6/13
そして、立ち上がったその時、
『……ダヨ』
また聞こえる。
どうせ空耳だ。
『ココダヨ』
…………空……耳、だ。
疲れてるんだ、きっと。
もう、帰ろう。
『ドコ行クノ?』
今度ははっきりとキこえた。
「家に帰ります」
無意識に私は言った。
『久シブリニ会ッタノニ、女チャンハ冷タイネ』
「あなた、誰?」
こんなぎこちない話し方をする人は私の知り合いには居ない。
『今カラ二年グライ前、ニ女チャンガ拾ッタヌイグルミダヨ』
あれは、私が燃やしたはずなのに……
『燃ヤサレタケド、ボクハ嬉シカッタ』
『今マデ女チャンハボクニ頼リッキリダッタ』
「…………」
そう。だから、私は燃やした。
これ以上あのヌイグルミに頼っている訳にはいかなかった。
あの時燃やさなければ私は今よりひどい状態だったと思う。
「だけど、私は自分のために燃やしたのよ? なのになんで嬉しいの?」
『ボクハ嬉シインダ。女チャンガ自分ノ足デ歩ンデイク意思ヲ持ッテクレテ』
561 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:33:50.89 ID:oJY8WEFeO
7/13
「足ならあなたにだって生えているじゃない」
『……ボクト違ッテ女チャンニハ確リトシタ足ガアル。ボクト違ッテ自由ニ動ケル。ダカラ、コノママジャイケナイ』
「……無いわよ、足なんて。今の私は宙を歩いている。それに、今は今で楽しんでいるわ」
『……ソウ。
ソウダ、ボクノ世界ヲ、光ヲミセテアゲル』
声がキこえた。
……知らない人の声だ。
キツイ言葉遣いだなぁ。
でも、とても優しい声。
あの人の周りは楽しそう。
『サァ、瞳ヲヒライテ。今ノアナタハ光ガ見レル』
――私は言われるままに瞳を開いた。
うそ、光が、光がみえる。
夢みたい。
もう二度と見ることは出来ないと思っていたのに。
……あれは誰だろう。
『アノ人ハ、キミヲ支エテクレルヒトダヨ』
――そんな人、居るのかしら。
笑い声がキこえる。
あ、さっきの人だ。
刺々しいけど優しい声。
私、あの人の側にいたいな。
562 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:35:24.32 ID:oJY8WEFeO
8/13
『キミナラ行ケルヨ。アノ人ナラキミヲ支エテクレル』
こんな私を支えてくれる人なんて居ないよ。
みんな、目の見えない私を勝手に同情して哀れんでるだけ。
気休めで私の側に居るだけ。
……でも、もし私を支えてくれる人が居るとしたら、よっぽどの変わり者だよ。
私を支えてくれる人って本当に居るのかな。
『大丈夫。アノ人ナラ、大丈夫』
――そう、かな。
『ソウ、ダヨ』
いつか、あの人と会えるといいな。
『キット会エルヨ。ソロソロボクハ行クネ』
待って。
『大丈夫。キミノ足ハモウ地ヲ踏ミシメテイル。ボクノ役目ハ終ワッタヨ』
まだ、もう少し居てよ。
『ゴメン……ソロソロ行カナイト、キミモボクモ消エテシマウ』
……そう。
なら、引き止めないわ。
でも、最後にこれだけは言わせて。
「あなたの世界を見せてくれてありがとう。あと、燃やしてごめんね」
『女チャン……ボクコソ、アノ日、拾ッテモラッテ嬉シカッタヨ。
ソロソロボクハ行クネ』
563 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:36:05.43 ID:oJY8WEFeO
9/13
――そして、二度とヌイグルミの声がキこえることはなかった。 そして、私の中の光が完全に消えた。
……ピタ、ピタ、ピタ
今までキこえなかった小さな音がまで、私の耳にキこえる。
……ポッツ ポツ……ッ……ポツ……ポツ……
雨、かな。
ポツ ポツ ポツ……ッ
雨、だよね。
サ――――――、サ――、サ――――……ッ
雨 だ。
サ――――、ッ
「ここはどこだろう」
サ――、サ――、ザ――、ッッ
恐い。ここがどこだかわからない。
ザ――、ザ――――……ッッ
まぁ、いいか。
雨に打たれながら消えるのもいいかもしれない。
ヌイグルミには悪いけど、光も消えたんだし、私も消えていいかな。
うん、消えよう。お父さんお母さんには悪いけど……
こんなバカな娘でごめんね。
ザ――――――、ッッッ
564 名前:VIP村人t[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 15:36:53.90 ID:oJY8WEFeO
10/13
決めた、私、消えるよ。
消えよう。 光と共に。
ザ―― ッツツ
さっきから、雨に混じって変な音もキこえる。
ツ ツ ツ
もう、雨に打たれ過ぎて耳がおかしくなっちゃったのかな。
ツツ ―――― スッ
――何かがオデコに触れた気がする。
なんだろう。
体もおかしくなっちゃったのかな。
┝┻╋┻┳┰┻(今の女には聞こえない)
何か、キこえる。
キこえるけど、聞こえない。
パシィィ……ッ
「っ、……痛い」
「やっと喋った一言がそれかよ」 いきなり、叩かれた。
この人、いつ来たんだろう。
刺々しい言葉遣いだなぁ。
でも、この声を私はキいたことがある。
キいてるだけで、不思議とあったかい気持ちになれる。
私、この人知っている。
567 名前:VIP村人u[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 16:08:19.37 ID:oJY8WEFeO
よくみたら12までしかなかったorz
11/12
「なぁ、聞いてるのか?」
「…………うん」
あっ、ヌイグルミが見せてくれたあの光だ。
光、か。
おかしいね、私の光は消えたはずなのに。
私の光は消えたのに、ここに光がある。
なんでだろう。
ヌイグルミの言ってた光ってこの人なのかな。
「キミが……」
「ぁ? 何だよ? はっきり言えよ」
違う。あの人より言葉遣いがひどい。
「……うん、なにか用?」
「……何でこんな雨なのにこんな所に居るんだよ。
風邪ひくぞ」
……前言撤回、この人だ。
この人が、私の光だ。
「そうだね。でも、私、動けないや」
「……そうか」
「うん。どうしよう」
「ウチに来るか? ホットミルクぐらいなら飲ませてやるぞ」
「ありがとう」
「……おんぶしてやる。手、出せ」
「……その前に、キミのその刺々しい言葉遣いがなんとかして」
「余計なお世話だ」
568 名前:VIP村人u[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 16:09:11.81 ID:oJY8WEFeO
12/12
「――――ということがあって、私はあなたと出会ったんだよ」
「……そうか」
「信じてくれる?」
「というか女と出会った時のこと忘れてた。随分昔の話だし。」
「あなたのなんかぶっきらぼうな言葉遣い、あの日から変わらないね」
「これでも随分よくなったぞ」
「うん、知ってる」
……ピタ……ピタ、 ッ――
「あ、雨、そろそろ降るわよ」
「女が降るって言ったら本当に降るよな」
「キこえるだけよ。
みんなより早く、雨の音がキこえるだけ……」
ポツ、ポツ、ッ――――
「あの日のこと話してたらのどかわいちゃった。
ウーロン茶でも買ってきてくれないかしら」
「……わかった」
「ごめんなさい、雨が降るってわかってるのにお使い頼んで」
「ついでに目薬も買ってくるから三十分ぐらい帰ってこないからな」
「……ありがと」
パタン……
と、男が出ていった時、目頭に溜っていたものが溢れた。
今まで男に隠してきた辛さ、苦しみ、そして哀しみ……その全てを含んだ一粒の光がすっとこぼれ落ちた。
頬にただ一筋の光がつたった。
――男がその光を見るのはまた別のお話。
to be continue...
592 名前:VIP村人w[] 投稿日:2006/11/22(水) 18:21:40.42 ID:oJY8WEFeO
【決め台詞】
女「よく脇役が『覚えてやがれ!』って言いますよね」
男「そうだな」
女「脇役といえばお姉さんが居ますよ」
男「……姉さん、出番欲しいの?」
姉「……覚えてやがれ!」
女「あのー、私の話は……」
645 名前:VIP村人XL[] 投稿日:2006/11/22(水) 22:53:29.99 ID:oJY8WEFeO
やっと追いついたorz
【義務と権利】
女「男は私の側にいる義務があります」
男「権利じゃないのか」
女「今はもう義務です」
男「///……じゃあ権利はなんだ」
女「私の家族を増やす権利です」
男「俺の嫁さんになったらな」
女(まだ早かったか)
649 名前:VIP村人XL[] 投稿日:2006/11/22(水) 22:58:22.36 ID:oJY8WEFeO
【手を取り……】
昼ドラ「この人痴漢です」
田代「チィィ……」
女「男もあれくらい度胸があればいいのですが……」
男「だが断る」
最終更新:2006年12月18日 13:47