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【種別】 [[宝具]] 【初出】 VIII巻 【解説】 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]が所有していた、『将軍』“千変”[[シュドナイ]]専用の剛槍型宝具。 シュドナイの長身を二周り上回るほどの長さと、長大な穂先を持つ鈍色の剛槍で、普段は『[[星黎殿]]』に置かれた大竈型宝具『[[ゲーヒンノム]]』に、他の『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』専用の宝具と共に突き立てられており、[[ヘカテー]]の『[[トライゴン]]』や[[ベルペオル]]の『[[タルタロス]]』同様、『[[大命]]』の遂行時においてのみ、その使用が許されていた。 他の『三柱臣』の宝具と同様に“[[祭礼の蛇]]”による特別製の宝具であり、シュドナイが望まない限り折れも曲がりもしなかった。 使い手の体形変化に応じて、大きさや形を変える能力を持つ。一度変形・巨大化させれば、手を離しても形状は維持された。 その性質上、身体を望むまま自在に変化させる能力を持つシュドナイが使ってこそ真価を発揮する宝具であり、シュドナイが望めば、城の尖塔ほどの大きさに巨大化したり、穂先や本体自体が数千に分裂する。更に、槍に炎を纏わせることで、破壊力をより高めることができた。 ただでさえ強大な“[[王>紅世の王]]”であるシュドナイの戦闘力を劇的に引きあげる宝具で、マージョリーに討滅されるまで『神鉄如意』を手にしたシュドナイは無敗を誇った(それすらも、「そのつもりだった」とあえて討滅されていた)。 中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』においては、初代『[[極光の射手]]』[[カール・ベルワルド]]を、城の尖塔ほどにも巨大化させた『神鉄如意』の一撃で“[[ゾリャー]]”のオーロラの翼を軽く吹き散らして撃墜し、駄目押しの追撃として放った、再度巨大化させた上にその穂先を数十に分裂させ[[炎]]を纏わせた一撃で殺害した。 [[ドレル・パーティー]]襲撃の際には、目標とした[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の施設を、中で臨戦状態にあった複数の[[フレイムヘイズ]]([[パウラ・クレツキー]]たち)ごと一撃で貫き爆砕した上、単身かろうじて脱出して抗戦した『愁夢の吹き手』[[ドレル・クーベリック]]を真っ二つにして殺害した。 上海会戦終盤での大将同士の一騎打ちでは、敵将『剣花の薙ぎ手』[[虞軒]]を、数千本に分身させた『神鉄如意』による全周囲からの同時一斉攻撃で葬った。 XVII巻序盤にて“祭礼の蛇”[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]が降臨した際は、「ひゅるり」と大蛇のように曲がりくねった祭壇のような形に変化した。 XXI巻では、[[カムシン]]が[[瓦礫の巨人]]を構成する為に『[[真宰社>宰祝の社壇]]』の建材を使用したことで倒壊の危機に陥った際に、シュドナイが『神鉄如意』を巨大化・伸長化させて芯柱とすることで『真宰社』の倒壊を防いだ。 [[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦最終盤でシュドナイが[[マージョリー・ドー]]に討滅(半ば自殺)された後には、『神鉄如意』も濁った紫色の炎となって散り果て消失した。 ちなみにゲーム版で使っていた『神鉄如意』は、彼の言によると紛い物であるようだ。 【元ネタ・由来】 「神鉄」=「如意棒」の元となった巨大な鉄柱「神珍鉄」からだと思われる。 「如意」=『西遊記』に登場する斉天大聖(孫悟空)が自分にふさわしい武器を求め龍宮に行ったときに手に入れた「如意棒」であると思われる。 上記二つから、『神鉄如意』の元ネタは、『西遊記』において斉天大聖が武器として愛用した、大きさを意のままに伸縮できる鉄柱「如意棒」こと「如意金箍棒」であると思われる。 【コメント】 ☆[[アニメ第2期]]から登場・使用されていた。 ☆この宝具だけ中国風の名前なのは、シュドナイがかつて昔の通称で呼ばれていた時代に製作されたからと思う。 ☆でもそうすると、ヘカテーが沙悟浄でベルペオルが猪八戒かな!! ☆中国時代の通称は蚩尤だって出てるじゃん。他二人は、ギリシアとか中東で活動してたんじゃないか? ☆カール、ドレル(というか[[ドレル・パーティー]])、虞軒、『[[大地の四神]]』の一人[[センターヒル]]といった強敵撃破の全てに使用されていた。確かにシュドナイ自身強さはかなりのものだが、これだけの功績を果たせたのは『神鉄如意』によるところも大きかった。 ☆無敗って言うけど盟主を守れなかったのは敗北じゃないのか?“祭礼の蛇”製なら放逐の前に作られたんだろうし『[[大縛鎖]]』の創造も大命だろ。 ☆どうもシュドナイの護衛の優先順位はヘカテー>“祭礼の蛇”な模様。なので儀式中で動けないヘカテーを集中砲火されて“祭礼の蛇”まで守る余裕が無かったのだろう。シュドナイ自身が討滅されたわけでもないし、第一護衛対象のヘカテーも守りきってるので敗北ではないんじゃない? ☆↑×2というか無敗っていうのは普通に個人としての戦闘での話だろう。例えば柔道や剣道でも、普通チームが負けても本人が負けてなければ個人の戦績では敗北とはカウントされない。フレイムヘイズはキレたシュドナイとヘカテーにとんでもない逆襲を受けて逃げ帰ったんだから、シュドナイ個人に勝ったなんてとても言えないだろ。 ☆他の『三柱臣』の宝具もそうだけど、“祭礼の蛇”が作っているのに大命遂行時のみ使用できるって矛盾してないか?大命は“祭礼の蛇”の復活と新世界『無何有鏡』の創造という計画を指すんだから、“祭礼の蛇”は既に放逐されているってことになるわけだし。放逐後に定められたルールなのか、あるいは『[[大縛鎖]]』創造の時点で既に新世界『無何有鏡』創造という大命が存在したとかじゃない限りつじつまが合わない。 ☆↑今回の大命がそうだったってだけで、大命はいつも同じわけじゃないと思うぞ。『大縛鎖』作るときもやはりそのための大命があったはずだ。 ☆槍といえば[[季重>季重(きちょう)]]の『[[建木]]』も槍型の[[神器]]だったな。 ☆[[ノースエア]]相手にも使用してほしかったな。
【種別】 [[宝具]] 【初出】 VIII巻 【解説】 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]が所有していた、『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』将軍“千変”[[シュドナイ]]専用の剛槍型宝具。 シュドナイの長身を二周り上回るほどの長さと、長大な穂先を持つ鈍色の剛槍で、普段は『[[星黎殿]]』に置かれた大竈型宝具『[[ゲーヒンノム]]』に、他の『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』専用の宝具と共に突き立てられており、[[ヘカテー]]の『[[トライゴン]]』や[[ベルペオル]]の『[[タルタロス]]』同様、『[[大命]]』の遂行時においてのみ、その使用が許されていた。 他の『三柱臣』の宝具と同様に“[[祭礼の蛇]]”による特別製の宝具であり、シュドナイが望まない限り折れも曲がりもしなかった。 使い手の体形変化に応じて、大きさや形を変える能力を持つ。一度変形・巨大化させれば、手を離しても形状は維持された。 その性質上、身体を望むまま自在に変化させる能力を持つシュドナイが使ってこそ真価を発揮する宝具であり、シュドナイが望めば、城の尖塔ほどの大きさに巨大化したり、穂先や本体自体が数千に分裂する。更に、槍に炎を纏わせることで、破壊力をより高めることができた。 ただでさえ強大な“[[王>紅世の王]]”であるシュドナイの戦闘力を劇的に引きあげる宝具で、マージョリーに討滅されるまで『神鉄如意』を手にしたシュドナイは無敗を誇った(それすらも、「そのつもりだった」とあえて討滅されていた)。 中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』においては、初代『[[極光の射手]]』[[カール・ベルワルド]]を、城の尖塔ほどにも巨大化させた『神鉄如意』の一撃で“[[ゾリャー]]”のオーロラの翼を軽く吹き散らして撃墜し、駄目押しの追撃として放った、再度巨大化させた上にその穂先を数十に分裂させ[[炎]]を纏わせた一撃で殺害した。 [[ドレル・パーティー]]襲撃の際には、目標とした[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の施設を、中で臨戦状態にあった複数の[[フレイムヘイズ]]([[パウラ・クレツキー]]たち)ごと一撃で貫き爆砕した上、単身かろうじて脱出して抗戦した『愁夢の吹き手』[[ドレル・クーベリック]]を真っ二つにして殺害した。 上海会戦終盤での大将同士の一騎打ちでは、敵将『剣花の薙ぎ手』[[虞軒]]を、数千本に分身させた『神鉄如意』による全周囲からの同時一斉攻撃で葬った。 XVII巻序盤にて“祭礼の蛇”[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]が降臨した際は、「ひゅるり」と大蛇のように曲がりくねった祭壇のような形に変化した。 XXI巻では、[[カムシン]]が[[瓦礫の巨人]]を構成する為に『[[真宰社>宰祝の社壇]]』の建材を使用したことで倒壊の危機に陥った際に、シュドナイが『神鉄如意』を巨大化・伸長化させて芯柱とすることで『真宰社』の倒壊を防いだ。 [[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦最終盤でシュドナイが[[マージョリー・ドー]]に討滅(半ば自殺)された後には、『神鉄如意』も濁った紫色の炎となって散り果て消失した。 ちなみにゲーム版で使っていた『神鉄如意』は、彼の言によると紛い物であるようだ。 【元ネタ・由来】 「神鉄」=「如意棒」の元となった巨大な鉄柱「神珍鉄」からだと思われる。 「如意」=『西遊記』に登場する斉天大聖(孫悟空)が自分にふさわしい武器を求め龍宮に行ったときに手に入れた「如意棒」であると思われる。 上記二つから、『神鉄如意』の元ネタは、『西遊記』において斉天大聖が武器として愛用した、大きさを意のままに伸縮できる鉄柱「如意棒」こと「如意金箍棒」であると思われる。 【コメント】 ☆[[アニメ第2期]]から登場・使用されていた。 ☆この宝具だけ中国風の名前なのは、シュドナイがかつて昔の通称で呼ばれていた時代に製作されたからと思う。 ☆でもそうすると、ヘカテーが沙悟浄でベルペオルが猪八戒かな!! ☆中国時代の通称は蚩尤だって出てるじゃん。他二人は、ギリシアとか中東で活動してたんじゃないか? ☆カール、ドレル(というか[[ドレル・パーティー]])、虞軒、『[[大地の四神]]』の一人[[センターヒル]]といった強敵撃破の全てに使用されていた。確かにシュドナイ自身強さはかなりのものだが、これだけの功績を果たせたのは『神鉄如意』によるところも大きかった。 ☆無敗って言うけど盟主を守れなかったのは敗北じゃないのか?“祭礼の蛇”製なら放逐の前に作られたんだろうし『[[大縛鎖]]』の創造も大命だろ。 ☆どうもシュドナイの護衛の優先順位はヘカテー>“祭礼の蛇”な模様。なので儀式中で動けないヘカテーを集中砲火されて“祭礼の蛇”まで守る余裕が無かったのだろう。シュドナイ自身が討滅されたわけでもないし、第一護衛対象のヘカテーも守りきってるので敗北ではないんじゃない? ☆↑×2というか無敗っていうのは普通に個人としての戦闘での話だろう。例えば柔道や剣道でも、普通チームが負けても本人が負けてなければ個人の戦績では敗北とはカウントされない。フレイムヘイズはキレたシュドナイとヘカテーにとんでもない逆襲を受けて逃げ帰ったんだから、シュドナイ個人に勝ったなんてとても言えないだろ。 ☆他の『三柱臣』の宝具もそうだけど、“祭礼の蛇”が作っているのに大命遂行時のみ使用できるって矛盾してないか?大命は“祭礼の蛇”の復活と新世界『無何有鏡』の創造という計画を指すんだから、“祭礼の蛇”は既に放逐されているってことになるわけだし。放逐後に定められたルールなのか、あるいは『[[大縛鎖]]』創造の時点で既に新世界『無何有鏡』創造という大命が存在したとかじゃない限りつじつまが合わない。 ☆↑今回の大命がそうだったってだけで、大命はいつも同じわけじゃないと思うぞ。『大縛鎖』作るときもやはりそのための大命があったはずだ。 ☆槍といえば[[季重>季重(きちょう)]]の『[[建木]]』も槍型の[[神器]]だったな。 ☆[[ノースエア]]や[[ティス]]相手にも使用してほしかったな。

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